2018-06-20 01:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
毎年6月になると高校生セイラーにとって重要な分岐点となるインターハイ予選。皆さんはインターハイ出場を目標に一生懸命練習に励んできたことだろう。

各地で熱戦が展開され、第59回全国高等学校ヨット選手権大会(8/12~16・和歌山セーリングセンター)の出場校が決定した。まずは出場校をご覧頂くことにする。

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【昨年58回大会熱戦の様子】 ※WSCより



※【第59回和歌山インターハイ出場校一覧】
第59回和歌山インターハイ

※昨年は52校出場だったが、今年はなんと68校と大幅に増加。これは今年から開催される個人種目であるレーザーラジアル級が導入された影響なのは言うまでもない。では各水域予選はどうだったのか?今年からはほとんどの水域がインターハイ本番のレギュレーション(各校420・レーザー2艇ずつエントリー)に準じているが、その点を含めて解説していきたいと思う。

※今年からのインターハイについては昨年書いておりますので、以下のリンクをご覧頂きたいと思います。
http://namachan70.blog.fc2.com/blog-entry-366.html



※【北海道予選】(6/1~3・江差港マリーナ)

※【進出校】
北海道

毎年最初に決定する北海道予選は、例年通り江差港マリーナで開催。ダブルハンドはFJ級も開催され、全6レースで決着。男子420級は2艇エントリーのみで小樽水産と函館水産がそのまま決定した。函館水産は4年ぶりの出場、女子420級は残念ながら4年ぶりにエントリーなしの状況となってしまった。一方、FJ級ではエントリー数が多かった所をみると420の普及が進んでいない事を意味するのではないだろうか?

暗い話となってしまったが、男子レーザーラジアル級では工藤海翔(立命館慶祥・1年)が初進出となる。彼は小樽ヨット少年団出身、5月の唐津JOCでもゴールドフリートに残り、北海道勢にとって期待の新星なのではないのか?彼の父は北海道大OBであり、近年まで470級で出場していた雅昭氏である。まだ1年生であることから是非とも期待したい。



※【東北予選】 (6/15~17・山形・鼠ヶ関マリーナ)

※宮古商業が3種目制覇!
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【女子420級熱戦の様子】

※【進出校】
東北

東北予選は山形・鼠ヶ関マリーナで開催。420級は男女別のスタート、レーザーラジアル級は男女同時スタート、全6レースの予定だったが風に恵まれず、420は3レース・レーザーは2レースで決着した。

近年の勢力図は岩手勢が圧倒的に抜けており、昨年も女子420級で宮古が3位、女子FJ級で宮古商業が準優勝と存在感を示している。

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【男子420級優勝の山根/木村ペア(宮古商業)】

男子420級は宮古商業2艇の優勝争いとなり、山根元気/木村奉智・越田匠哉/村上真海の順で決着。以下、塩釜-宮古-本荘は4年ぶり-青森工業がそれぞれインターハイ進出を決めた。

女子420級でも宮古商業2艇の優勝争い、長屋敷美彩/大下亜梨沙が優勝、盛合汀紗/高橋知華が準優勝と女子でもワンツー達成。以下、宮古-本荘-塩釜がそれぞれインターハイ進出。

男子レーザーラジアル級では、昨年愛媛国体出場の小濱暖士(大湊)が優勝。以下宮古-塩釜-青森工業-宮古商業がそれぞれインターハイ進出。

女子レーザーラジアル級では、昨年愛媛国体に出場した2艇の優勝争いとなり、伊東瑞季(宮古商業)が麦沢 瞳(大湊)が同点だったが、伊東に軍配が上がった。そして塩釜までインターハイ進出となった。

※男女共に宮古商業が圧倒したのが印象的であり、コンバインドの上位を狙えることだろう。塩釜は1艇ずつながら全種目通過と躍進。そして宮古を含め、今年も東北勢は注目である。



※【関東予選】 (6/9~10・山梨・山中湖村ヨットハーバー)

※標高1000mでの激戦!
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【のどかな高原でのレースだが、非常に難しい山中湖】

※【進出校】
関東


高体連の大会で最も古いのは関東である。第70回の記念大会となった関東予選は山梨・山中湖村ヨットハーバーで開催。全6レース制・男女同時スタート・軽~順風域のコンディションで決着した。

この3年間の関東勢インターハイ戦線は霞ヶ浦が5回の優勝回数を積み上げ、東のリーダーであることは間違いないところである。またシングルが導入されたことから新規参入校が8校と記念大会に相応しいシリーズとなった。しかし山中湖は風の振れ・強弱ともに激しい。上位選手でも苦戦するほど難易度が極めて高く、どうなるのかに注目だった。

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【稲毛勢初栄冠!谷/宮内ペア(稲毛)】

男子420級では昨年も1年生で3位、その後も数々の大会で大活躍、今年のユースワールド29er級代表の大石駿水/吉井稀世輝(霞ヶ浦)が大本命。しかしライバルの奮闘により苦戦してしまう。1年次からインターハイ出場している谷 望/宮内克哉(稲毛)が3回のトップフィニッシュが決め手となり、同校初優勝を飾る。大石/吉井は準優勝、そして稲毛ウィーク優勝の国見 有/金光宏志が3位と今年の関東三強が順当に進出した。

しかし残りの5枠は順位がめまぐるしく変動する大混戦。磯辺2艇・特にBチームの小池尚樹/田中 亮(4位)が躍進したのもあったが、逗子開成はBチームが大苦戦、途中からレギュラー落ちした沖本/大久保に交代し、見事期待に応え2艇進出。以下磯辺-霞ヶ浦-そしてここ数年関東勢の中心だった慶應義塾も全滅の危機だったが、意地のトップフィニッシュしたこともあり、ギリギリで進出した。

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【大金星!女子420級優勝の岩崎/和田ペア(磯辺)】

女子420級では、JOCでも圧倒・両チームともにユースワールド代表、昨年最後のFJ級優勝・蓮 千鶴/坂巻美桜と昨年1年生で関東優勝の青山瑞希/福田桃奈の霞ヶ浦勢が圧倒するかと思われたが、こちらも大苦戦。磯辺の岩崎祐奈/和田 萌が3連続トップを飾る大健闘、霞ヶ浦の2トップを破り、優勝を果たした。

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【1年生が関東初代チャンピオン!桔川翔太朗(逗子開成)】

そして注目のレーザーラジアルである。優勝争いは愛媛国体3位・ラジアルユースワールド代表の桐井航汰(明星学園)と4.7ユースワールド代表の桔川翔太朗(逗子開成)や、神奈川ユース勢もおり、5枠を巡って大激戦。

しかし優勝争いは桔川と昨年関東選抜優勝の岡田大治(藤沢総合)との一騎打ちとなる。最終レースで桔川が2位フィニッシュとなり決着。2位は岡田、3位桐井までは安泰だったが、420同様に4~7位が熾烈な争いとなる。初日5レース終了時点で、深沢-早稲田実業-土浦工業-土浦日大の順。しかし最終レースで小林栄翔(土浦日大)がトップフィニッシュしたことにより4位通過、そして白石誉輝(深沢)までがインターハイ進出となった。この中で印象的だったのはやはり岡田と白石だろう。岡田はOP時代から選考会で敗れてきた苦労人。そして白石の父親は偉大なセイラー潤一郎氏(全日本スナイプ5勝)だが、意外にもまだ始めて2年足らず。強者揃いの中でのインターハイ進出は見事であった。

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【女子初代チャンピオンは2年生の大村杏奈(東海大相模)】

女子レーザーラジアル級では江の島ジュニア出身の大村杏奈(東海大相模)が男子と対等なレースをし、見事優勝となる。大村も始めてから2年足らずであり、これからの努力次第で大きな可能性を秘めている選手であると私は感じた。尚、神奈川勢女子のインターハイ進出は実に45年ぶり。そして2位の土屋茉奈花(稲毛)は、同校女子初のインターハイ進出となった。

※実に興味深いレースとなった関東大会、インターハイで上位を狙えそうなのは霞ヶ浦と言いたい所だが、男子420の大石/吉井は同日程のアメリカ420ワールドに出場することが決定しており、残念ながらインターハイには出場しない。従って期待したいのがやはり逗子開成と女子の霞ヶ浦である。この2校はコンバインドの上位が十分に狙える。また男子ラジアルでも桔川・岡田・桐井を始め上位を狙える布陣であり、是非とも期待したい。



※【北信越予選】 (6/16~17・福井・三国ヨットハーバー)

※新勢力台頭!
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【北信越大会の様子】 ※風の旅人様より

※【進出校】
北信越

北信越大会は福井・三国ヨットハーバーで開催。420・レーザーラジアル級はもちろん、FJ・シーホッパーSR級も開催され、なるべく多くの選手にレース参加させる方針なのである。レースはダブルハンド・シングルハンド別、男女同時スタート、全7レースを消化し決着。

北信越では21世紀に入り羽咋工業の独壇場であるが、昨年も述べたとおり、今年国体開催県の福井勢やシングルハンドで本戦出場を狙う富山勢新参校がどこまで羽咋に迫れるか?がポイントだった。

男子420級では、2014年からこの大会に初参戦した日本航空石川の田中大聖/徳力七海がトップ4回と圧倒し、見事インターハイ初出場を優勝で決めた。同校は羽咋と一緒に活動しており、参戦4年目で初出場をダブルハンドで決めたことは関係者も嬉しかったに違いない。

残り2枠を巡って若狭2艇と羽咋1艇の熾烈な争いとなる。先行する若狭2艇が羽咋の追い上げを振り切り、こちらもインターハイ初出場を決め、しかも2艇は素晴らしいとしか言いようがない結果であった。

男子レーザーラジアル級は2枠に対し出場は11チームと全国をみても最も厳しい戦いとなる。後半戦に調子を上げてきた木村蓮太朗(羽咋工業)が優勝。2位は昨年中学生で国体出場し、新勢力の明野一瑳(高岡南)が1年生で初出場を決めた。

女子420級では昨年もインターハイに出場した笹木彩那/本堂優香(三国)が羽咋2艇に対し圧勝。2位にはこちらも昨年の国体に出場した和泉美紀/網江七海(羽咋工業)が入った。

女子レーザーラジアル級も男子同様に富山勢が台頭、明野と同様の中学生で国体出場した有澤可絵良(呉羽)が初出場を決め、2位には三国の岡原くるみが入った。

※特に福井勢が台頭したこともあったが、羽咋がインターハイ進出できたのはわずか2艇は私も正直驚いた。独占時代が終焉したことは間違いなく、来年以降も激戦になること必至である。



※【東海予選】 (6/16~17・愛知・海陽ヨットハーバー)

※半田女子爆走!
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※【進出校】
東海

今年の東海大会は愛知・海陽ヨットハーバーで開催。ダブル・シングル別男女同時スタート、6レース・軽・順風域で決着。今年の東海は春から各種大会で目立っているチームがあり、ここでもどのような走りをみせるかに注目だった。

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【男子420級優勝の山田/石川ペア(碧南)】

男子420級では、びわこウィークで優勝した舘 優真/森 隆仁(津工業)と浜名湖で優勝した山田大夢/石川魁人(碧南)の一騎打ちとなり、山田/石川に軍配が上がる。以下碧南工業-津工業-海津明誠計5艇がインターハイ進出を決めた。

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【男子レーザーラジアル級優勝の福田 廉(津工業)】

男子レーザーラジアル級では、昨年国体出場の松原穂岳(日進西)と蒲郡ウィークで高校生最上位だった榊原茂樹(碧南工業)との優勝争いに思われた。しかしこの2艇を上回ったのが福田 廉(津工業)だった。4回のトップフィニッシュを飾り、快勝した。

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【半田女子2艇が男子を抑えワンツー】

そして注目は女子420級だった。春から会心のレースをみせていた半田勢、この重要な場面でも力を発揮。男子を上回る走りで山本 茜/和田桃佳と篠倉なつみ/井口七海2トップが快勝。3位にはこちらも期待の2年生スキッパー岩月愛望/大須賀梨歩(碧南)が入り、最後の席には津工業が女子はインターハイ初進出となった。

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【女子レーザーラジアル級優勝の三浦凪沙(湖西)】

最後は女子レーザーラジアル級である。こちらも注目のユースワールド代表の三浦凪沙(湖西)が参戦。オールトップと力の違いをみせつけ快勝、2位の碧南までが進出となった。

※インターハイへ向け期待したいのはやはり半田女子だろう。女子420級で上位を狙えるチームが2艇とは要注目だ。台風の目になるのは間違いないところである。大いに期待したい。そして昨年東海大会で初優勝した津工業の躍進も目についた。今年は女子も初出場となったほか、男子はコンバインドで上位を狙える布陣であることは間違いないだろう。そして女子レーザーの三浦は間違いなく優勝候補であり、期待したい。



※【近畿予選】 (6/8~10・和歌山・和歌山セーリングセンター)

※ユース代表が大活躍!
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【良い風に恵まれた近畿予選】

※【進出校】
近畿
※男子420級と女子レーザーラジアル級は開催県が通過しなかった為、規定により和歌山工業が推薦予定である。


インターハイが和歌山固定開催となってから近畿予選は本番さながらに和歌山セーリングセンターで開催されている。ダブル・シングル共に男女同時スタート、7レース制、風にも恵まれ絶好のコンディションで決着した。

ここ数年を振り返ると男子は清風が一昨年420級優勝、昨年はFJ級準優勝と特に活躍したが、西村宗至朗と藤原達人が卒業した今年はどうなるのか?に注目であった。

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【男子420級優勝の小澤/南野ペア(膳所)】

男子420級では清風2艇が優位かと思われたが、それを上回ったのが小澤諒真/南野 仁(膳所)であった。そして2位には福田新之介/金丸隼也(芦屋)が入り、以下清風-膳所-清風となり、膳所と清風が2艇ずつの進出となった。

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【昨年の国体では準優勝!ラジアルユースワールド代表の西尾拓大(桐蔭)】

男子レーザーラジアル級ではラジアルユースワールド代表2名が参加、西尾拓大(桐蔭)・水田隆文(清風)両者のマッチレースとなり西尾に軍配が上がる。以下、星林-膳所までがインターハイ進出となった。

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【4年ぶりに宮津女子復活!小林/白數ペア(宮津)】

女子420級では今年も芦屋2艇が中心かと思われたが、小林 奏/白數奈津見(宮津)の2年生ペアが快勝し、同校女子は4年ぶりの進出。小林はOP時代ヨーロッパ選手権に出場した実力派である。以下、芦屋-星林-星林が続いた。

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【こちらは4.7ユースワールド代表の優勝した須田英実子(膳所)】

女子レーザーラジアル級では4.7ユースワールド代表の須田英実子(膳所)がオールトップで快勝、力の違いを見せつけた。須田は昨年は420級のクルーで出場、国体はラジアルで出場し見事3位入賞と、優勝候補の一角であることは間違いあるまい。そして残りの2枠は芦屋2艇がインターハイ進出を決めた。

※膳所が2種目優勝と充実しているが、インターハイで注目なのはやはり男女ラジアルではないのか?男子は後述する王者を破るとしたら西尾・水田となるだろう。そしてコンバインドでは膳所・清風・女子の星林に期待したい。



※【中国予選】 (6/15~17・山口・光スポーツ交流村ヨットハーバー)

※光男子が完全優勝!
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【軽風域での中国予選】

※【進出校】
中国


今年の中国大会は山口・光スポーツ交流村ヨットハーバーで開催。風が吹かず苦しいコンディションだったものの、全7レース消化し決着。
男女同時スタートではあるが、成績のつけ方が男女別ではなく、トータル方式となっているのが特徴である。従って点数に差が付きやすい傾向もあるのではないだろうか?

ここ数年の中国の傾向としては山口勢が中心である。昨年光男子が両クラス共に入賞と活躍、今年はレーザーラジアルにおいてもあのスーパースターが参戦したことから大きな話題となった。

男子420級では今年の光ツートップ・玉山義規/中田侑成と河村 諒/高菅 峻がワンツーフィニッシュ。以下、邑久-邑久-聖光の5艇がインターハイ進出を決めた。

男子レーザーラジアル級では前述の通り、国体三連覇中・ユースワールド代表の鈴木義弘(光)がインターハイ戦線では初登場。苦しいコンディションでも男女通じてオールトップと圧倒的な強さで快勝した。以下境港総合技術は4年ぶり-邑久までがインターハイ進出となった。

女子420級では3枠を4艇による大激戦。池田未奈/奥山由菜(邑久)・石井小百合/足立果乃(境)が同点で池田に軍配、一点差の3位には昨年優勝の小林愛実/黒瀬南海(倉敷鷲羽)が2年連続のインターハイ出場を決めた。

女子レーザーラジアル級では昨年国体に出場した選手が上位を占める。中学生で420級で出場した小菅 楓(広島国奉寺)が1年生ながらみごと制覇。2位には近藤佑香(聖光)、3位には国体入賞経験ある松尾 華(広島修道大附鈴峯女子)がアテネ五輪女子470級代表・吉迫由香以来の出場を果たした。

※今年の中国男子も光が中心だろう。コンバインドを狙っていくなら何といっても鈴木義弘の存在は大きい。上位校の存在なのは間違いあるまい。また女子では両クラス共に上位を狙える実力があるのは間違いなく非常に楽しみである。




※【四国予選】(6/16~17・香川・高松市立ヨット競技場) 

※高松商業が全種目完全制覇!
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【四国大会熱戦の様子】 ※陶山氏より

※【進出校】
四国

今年の四国予選もクラブハウスが新装となった高松市立ヨット競技場で開催。全種目別のスタート・6レース制・軽風域ながらも全レースを消化し決着。

ここ数年の四国勢は一昨年は女子FJ級で高松が、昨年は女子420級において高松商業が圧倒的な強さを見せ優勝したのは記憶に新しいだろう。この優勝した長岡叶子/森 七海ペアは某人気女優とCMで共演、反響が大きく、部員数も大幅に増加したとのことである。

今年のポイントは昨年地元国体を経験した愛媛勢がインターハイ初出場となるのか?であった。

男子420級では石川和歩/白坂京輔(高松商業)と小松郁吹/鈴木 虹(高松工芸)による接戦となり石川/白坂が勝利。3位には昨年のインターハイ1年生で出場した長谷川真大/藤村龍也(高松商業)が入り、高商が2艇進出となる。

男子レーザーラジアル級では3枠を4艇で争う大混戦。カットが入ると大きく順位が入れ替わる局面で苦しい展開だった奈良拓海(高松商業)が優勝。2位には近藤潤一郎(新居浜東)が入り、愛媛勢初のインターハイ進出を決める。3位の富永祐大(高松商業)は高松第一との接戦を制しインターハイ進出となった。今年の同一校4艇出場は男子高商と後述する中村三陽のみである。

女子420級は高商同士の優勝争いとなり、林 千華/多田晴香が優勝、銭谷明莉/宮本 和が2位とワンツー達成。最後の一枠は昨年の愛媛国体8位入賞した政岡愛優/鴻上ひかる(新居浜東)がインターハイ初出場を決めた。

女子レーザーラジアル級では昨年の国体に出場した石田穂乃香(高松商業)と大槻多恵美(済美平成)が順当にインターハイ出場を決めた。

※愛媛勢2校がインターハイ初出場を決めたことは喜ばしいことだが、それでも高商は全種目制覇・男子4艇出場と全く揺らぐことはなかった。男女共にコンバインドの上位を狙える布陣であることは間違いないだろう。



※【九州予選】 (6/15~17・宮崎・大堂津ヨットハーバー)

※中村三陽男子完全制覇!
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【九州大会スタートシーン】 ※九州記事の写真は大分県高体連様より

※【進出校】
九州

最後は注目の九州大会。宮崎・大堂津ヨットハーバーで開催され、インターハイ種目+FJ級も開催。台風6号の影響で最終日は実施されなかったが、オールラウンドの風域で6レース決着となる。

九州男子といえばやはり中村学園三陽だろう。昨年も最後のFJ級で優勝し、インターハイ最多優勝記録に並んだことは記憶に新しい。女子でも長崎工業が両クラス共に4位と復活、そして唐津西の中山由菜が420級で国体優勝と九州王国が復活しそうな雰囲気だったがどうだったのか?

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【男子420優勝の倉橋/河津ペア(中村学園三陽)】

男子420級では中村三陽の独壇場。ユースワールド代表となった倉橋直暉/河津優理が優勝、小柳倫太郎/池田隼太が2位と他を引き離し圧倒した。この2チームは420ヨーロッパ選手権にも出場予定である。
あまりの圧倒さに語ることがなくなってしまうほどだが、通過校は上記表の通りである。

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【堅く攻める優勝した御厩夏颯※手前(中村学園三陽)】

男子レーザーラジアル級でも三陽勢が圧倒、御厩夏颯が安定したスコアで優勝、2位は強風域で3連続トップとなった川口晃季(別府翔青)、3位も中山健太となり、三陽は規定数最大の4艇通過を果たした。以下鹿児島実業-長崎東の新参校が通過し、最後の席には唐津工業が11年ぶりの進出となった。

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【レース毎に成長!女子420級優勝の桑野/中堀ペア(別府翔青)】

女子420級も前述した長崎工業2艇が好調な滑り出しを見せたものの、強風域で桑野 遥/中堀こなみ(別府翔青)が3連続トップで逆転し優勝。2位には九州選抜優勝の藤尾万唯華/山添花音、3位には今村紗栄/米田真尋の長崎工業2トップ、そして4位には中山由菜/西分美里(唐津西)が入り、実力あるチームが上位を占め、以下、別府翔青-西南学院-福岡がそれぞれインターハイ進出を決めた。別府翔青は2艇通過、福岡の出場は2002年土浦大会以来16年ぶりである。

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【圧勝!女子レーザーラジアル級優勝の鈴木杏依子(日南振徳)】

女子レーザーラジアル級では九州選抜上位の選手が占める結果となる。昨年は420級で出場した鈴木杏依子(日南振徳)が圧倒、2位には鈴木萌風(唐津西)、3位には新参校である五嶋杏莉(松陽)が初出場を決め、以下福岡第一-西南学院が続いた。


※今年の九州男子もやはり中村三陽だろう。仮にソロで優勝できなかったとしてもコンバインドは圧倒的有利であり、インターハイ単独最多優勝は濃厚なのではないだろうか?

女子では長崎工業が有力。藤尾・今村両スキッパーは昨年もインターハイ出場しており、コンバインドの上位候補になることだろう。また別府翔青も2番艇次第で期待できる布陣になるのではないだろうか?




以上、どこまで伝わったかは自信ないが、注目チームはお判り頂けたのではないのだろうか?今回感じたことは初出場が17校となったように、インターハイにシングルハンドを導入したことは正解だったのではないか?と私は思っている。ヨット部に属していなくても出場できるのはもちろん、部員の少ないチームにも効果はあったのかもしれない。(※人がいないからダブルハンドでは出場できないなど)今後少子化が進めばよりシングルハンドが重要になるのではないだろうか?

新生インターハイは盛り上がることは間違いない。あと2ヶ月弱ではあるが、出場選手はより練習に打ち込み、それぞれの目標を達成できるよう頑張って欲しい。


以上









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2018-05-06 21:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
毎年ゴールデンウイーク期間は、各地でユースセイラー対象のレースが開催されている。主にインターハイ予選の前哨戦でもあるが、ユースワールド出場権を懸けるレースもあり様々だ。

しかし今年は春の嵐に見まわれ、鳥取全国選抜がレース不成立となってしまったのは残念であった。従って他3大会順を追って振り返るとしよう。



※【稲毛ウィーク】(5/3~5・千葉・稲毛ヨットハーバー)
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【最大レースではなかったが、内容も抜群だった稲毛ウィーク】

※【420級】 (36艇)

※順当にワンツー!

①国見 有 /金光 浩志  (逗子開成)   5点(2-1-1-1-(UFD))
②谷   望 /宮内 克哉   (稲毛)    11点(4-2-2-(5)-3)
③磯村 麟之介/佐藤 亮真 (逗子開成)  13点(3-6-(10)-3-1)
④沖本 航太朗/大久保 拓海(逗子開成)  17点((UFD)-3-3-9-2)
⑤久米 裕太/松下 監土  (磯辺)    19点((14)-5-5-4-5)
⑥森  涼太/大野 達也  (逗子開成)  22点(6-4-(12)-6-6) 


※【レーザーラジアル級】(13艇)

※神奈川ユース勢躍進!

①山口 留委   (神奈川ユース)   6点(3-1-1-1)
②中島 優輝   (磯子工業)     7点(1-2-2-2)
③飯田 義人   (土浦第一)    11点(2-3-3-3)

※FJ級・シーホッパーSRも開催されたが、艇数が少ないため省略させて頂いた。

このシリーズは例年主に関東勢が集結するシリーズとなっており、関東大会の前哨戦としての性格が強い。普段3月に開催される関東選抜が11月に終了しているため、昨年とどう変化しているのか?に注目だった。しかし初日・2日目はノーレースだったが、最終日に絶好のコンディションの中、ダブルハンド5レース・シングル4レースを消化し、決着した。

今年も関東勢は霞ヶ浦が筆頭とみられるが、唐津JOC出場の為、優勝争いは選抜2位の谷/宮内(稲毛)と同3位の国見/金光(逗子開成)が中心と見られていた。スピードが抜群の国見/金光が圧勝、谷/宮内が準優勝と力の違いを見せつけ順当な結果だったのではないのか?特に目立ったのは逗子開成勢であり、6艇中4艇が6位以内と関東大会ではコンバインド初制覇に向けてアピールしたのではないのか?

シングルでは神奈川ユース勢がワンツーと昨年の関東選抜とメンバーが違うが、山口(横浜創学館)が優勝、中島(磯子工業)が2位とこのようなユース選手達が参戦したことは喜ばしい限りである。昨年選抜優勝の岡田や白石を含め、関東大会も激戦の様相である。

しかし残念だったのは女子に目立ったチームがなかったことか?そんなことを感じたシリーズであった。



※【2018 Kaiyo Sailing Days】(5/3~5・愛知・海陽ヨットハーバー)
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【強風下のレースで満足の8レース消化!中部選手権】 ※愛知県ヨット連盟より


※【420級】 (22艇)

※女子ペア大活躍!

①山本 茜 /和田 桃佳  (半田)   12点(1-2-1-(4)-2-2-3-1)
②山田 大夢/石川 魁人  (碧南)   20点(6-4-3-1-1-1-(7)-4)
③篠倉 なつみ/井口 七海 (半田)   26点(2-3-4-(8)-3-5-4-5)
④澤井 寛人/梶川 璃久  (碧南工業) 27点(3-5-5-5-4-3-(6)-2)
⑤岩月 愛望/大須賀 梨歩 (碧南)   32点(4-1-2-2-(15)-9-1-3)
⑥高田 陽介/片山 昇真  (熱海)   44点(10-6-6-(16)-7-7-5-3)

※【レーザーラジアル級】 (20艇)

※トップセイラーに迫る!

②榊原 茂樹   (碧南工業)   13点((DNS)-1-2-4-2-2-1-1)
③伴 俊弥    (津工業)    30点(2-5-(8)-2-3-4-8-6)
⑤西口 将司   (津工業)    36点(1-8-(10)-3-4-9-3-8)

※FJ級は省略させて頂いた。

こちらは主に東海インターハイ予選の前哨戦となった大会であり、岐阜勢以外のチームがほぼ集結。強風域の中、全8レースを消化し決着。

420級ではびわこウィークでも上位となった半田女子2艇が大活躍。山本/和田が圧勝、びわこ最上位の篠倉/井口が3位、そして浜名湖で2位だった岩月/大須賀(碧南)が5位と女子が目立つシリーズとなった。強風下でのレースであったことから、実力は十分にあるとみていいだろう。インターハイ戦線も注目である。

レーザーラジアル級ではトップセイラーの杉浦博之選手(豊田自動織機)が参戦したこともあり、高校生がどこまで迫れるか?に注目だったが、榊原茂樹(碧南工業)が3点差の2位と健闘、高校生最上位となった。



※【JOCジュニアオリンピックカップ】(5/4~6・佐賀県ヨットハーバー)
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【ユースワールド選考も兼ねる最高峰レース!JOCジュニアオリンピックカップ】※JOCの写真は大分高体連様より


※【420級】 (78艇)

※2校が圧倒!
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【オーストラリアから参戦!優勝したOtto Henry/Rome Featherstoneペア】

①Otto Henry/Rome Featherstone(AUS)10点((2)-1-2-2-1-1-1-1-1)
②大石 駿水/吉井 稀世輝  (霞ヶ浦)   13点(1-3-1-1-2-2-1-(5)-2)
③倉橋 直暉/河津 優理   (中村学園三陽)19点(3-2-3-3-(4)-1-2-2-3)
④小栁 倫太郎/池田 隼太  (中村学園三陽)30点(1-4-1-1-6-2-2-13-(DNF))
⑤蓮 千鶴 /坂巻 美桜   (霞ヶ浦)   52点(11-8-2-8-2-5-8-8-(DNF))
⑥青山 瑞希/福田 桃奈   (霞ヶ浦)   60点(4-2-7-12-5-16-(UFD)-9-5)


※【レーザーラジアル級】(71艇)

※エースが奮闘!
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【圧倒したオーストラリアのZac Littewood選手】

①Zac Littewood  (AUS)       6点(1-1-1-(3)-1-1-1)
②鈴木 義弘    (光)      10点((2)-2-2-1-1-2-2)
③水田 隆文    (清風)     18点(1-(3)-2-3-3-5-4)
④廣瀬 翔大    (YMFS葉山)   21点(3-3-(4)-2-2-6-5)
⑤西尾 拓大    (桐蔭)     23点(4-(5)-1-5-2-4-7)
⑥Madeline O'shea (AUS)      26点(3-2-6-4-(7)-8-3)※女子最高位
--------------------------------------------------
⑬三浦 凪砂    (湖西)     53点 ※日本勢ユース女子最高位


※【レーザー4.7級】  (21艇)

※同点決着!

①桔川 翔太郎  (江の島ジュニア)   11点(1-1-1-(3)-2-3-2-1)
②黒田 浩渡   (レーザー津フリート) 11点((14)-2-2-2-1-1-1-2)
③前田 海陽   (広島セーリング)   17点(2-3-3-1-3-2-(4)-3)
④元尾 帆斗   (時津海洋クラブ)   30点((6)-4-4-4-4-6-3-5)
⑤上園田 心太浪 (別府海洋クラブ)   40点(3-5-8-(10)-7-8-5-4)
⑥須田 英実子  (膳所)        45点(4-(8)-6-7-6-7-8-7)


※以前よりユースワールドなどの選考を兼ねていた大会だったが、3年前にインターハイで420級が採用されたことにより参加数が大きく増加、国内では事実上ユースセイラー最高峰のレースである。420・レーザーラジアル男女最上位にはユースセイラーのオリンピックであるユースワールド日本代表の権利がかかる。

420級ではオーストラリア勢に敗れたものの、日本勢は中村三陽勢と霞ヶ浦のレベルが抜けており、熾烈な戦いとなる。昨年の420全日本準優勝の大石/吉井(霞ヶ浦)が最上位、倉橋/河津・小柳/池田の三陽勢が3~4位と続いた。そして驚くべきは、昨年のインターハイFJ級チャンピオン蓮/坂巻(霞ヶ浦)が5位と女子最上位、6位にも霞ヶ浦の青山/福田が入り、三陽男子と霞ヶ浦女子は、インターハイコンバインド(団体)の初代優勝候補として名乗りを挙げたことは間違いないだろう。

レーザーラジアル級では、国体少年3連覇中の鈴木義弘が登場。こちらもオーストラリア勢に敗れはしたものの、日本勢最上位とレベルの違いを見せつけた。

女子では中学生セイラーの三浦帆香(千葉ヨットビルダーズジュニア)が大健闘、しかし経験に勝る三浦凪砂(湖西高)が逆転し、男子は鈴木、女子は三浦凪砂がユースワールドの代表権利を獲得した。

4.7クラスでは桔川翔太郎(江の島ジュニア)が同点ながらも見事優勝。彼は逗子開成高所属でもあることから、インターハイ戦線にも顔を出してくることだろう。

女子では須田英実子(膳所高)が最上位であり、インターハイも狙ってくるのではないだろうか?


※簡単ではあったが3大会を振り返ってみた。特に今年はレーザーラジアルがインターハイで導入されることから、私は特に注視していたが、3月のびわこウィーク・そしてこのJOCと大盛況であり、インターハイ予選も熾烈になると思わせる盛況ぶりだ。

そしていよいよ1ヵ月後には各地でインターハイ予選が始まる。是非とも本戦出場を目指し頑張ってほしいと思う。


以上




※【各水域インターハイ予選の日程と開催場所】
水域予選


2018-04-07 18:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
最後は主に中・四国勢が集結した光ウィーク(3/24~26・山口県スポーツ交流村ヨットハーバー)と、ヤマハ発動機主催のジュニア世代総合イベントであるセーリング・チャレンジカップ IN 浜名湖(3/23~25・三ケ日青年の家)の結果を見ていくとしよう。
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【420級熱戦の様子】 ※大会HPより



※【光ウィーク】


※【420級】 (35艇)

①石川 和歩/白坂 京輔  (高松商業)   7点(3-(UFD)-1-1-4)
②小林 愛実/黒瀬 南海  (倉敷鷲羽)  13点(3-3-(5)-5-2) ※女子最高位
③玉山 義規/山地 海心  (光)     18点((19)-4-7-4-3)
④夛田 晴香/林 千華   (高松商業)  21点(2-7-3-(10)-9)
⑤鈴木 虹 /小松 郁吹  (高松工芸)  21点(5-5-(16)-3-8)
⑥飯田 太陽/藤田 泰河  (高松)    22点(13-6-2-(18)-1)

※軽風域の争い。昨年末の西日本420で3位となった玉山/山地(光)が中心になるかと思われたが、3位に終わる。これを上回ったのは、石川/白坂(高松商業)が優勝。昨年久しぶりにインターハイ出場となった女子ペアの小林/黒瀬(倉敷鷲羽)が2位と健闘し、自信になったことだろう。

中・四国勢だけで35艇ということは、420自体の普及が進んでいることを認識させられたシリーズであったのか?


※【シングルハンド級】 (11艇)

①近藤 潤一郎  (新居浜東)   5点(1-1-1-(4)-2)
②西尾 将輝   (鳥取県連)   7点(2-2-2-1-(4))
③近藤 佑香   (聖光)    13点(5-(UFD)-3-3-3)※女子最高位

※昨年愛媛国体に出場した近藤と西尾両者の首位争い。三度のトップとなった近藤に軍配が上がる。近藤にとってこの優勝は、愛媛勢初のインターハイ出場へ向け、明るい話題となったのではないだろうか?



※【YMFSチャレンジカップ】

※この大会ではオリンピアンによるセーリングクリニックや気象予報士でもあり、インカレ団体四連覇経験者の杉山武靖氏による「セーリングと気象予報」の勉強会を開催。かなり重要なファクターでありながら、あまりこのような機会はなかったのではないだろうか?素晴らしい企画であった。(※HPに資料が掲載されております)

※YMFSチャレンジカップHP

※【420級】  (15艇)

①澤井 寛人/梶川 璃久  (碧南SC)   12点((4)-3-4-1-2-1-1)
②岩月 愛望/大須賀 梨歩 (碧南SC)   12点((5)-2-1-DPI3-1-3-2)
③山田 大夢/石川 魁人  (碧南SC)   13点(1-1-(8)-4-3-4-3)

※碧南勢が1~3位独占!本来なら優勝は女子ペアの岩月/大須賀だったのだが、申告ミスの影響により逃してしまう。しかしながら強風域で男子を上回ったということは今後に大きく期待が持てそうだ。


※【レーザーラジアル級】(29艇)

①水田 隆文   (清風)      12点(2-1-(10)-2-1-4-2)
②西尾 拓大   (桐蔭)      13点(4-2-(6)-1-2-1-3)
③桐井 航汰   (江の島ジュニア) 17点(1-3-1-(5)-5-3-4)
④廣瀬 翔太   (YMFS葉山)  17点(3-4-4-3-(15)-2-1)
⑤松原 穂岳   (神奈川ユース)  32点((10)-5-2-6-7-5-6)
⑥川戸 洋平   (三重県連ユース) 40点(8-9-7-(10)-3-6-7)

⑪三浦 帆香   (千葉ヨットビルダーズクラブジュニア)※女子最高位

※上位陣をみると昨年愛媛国体出場した選手ばかり。水田、西尾による首位争いとなり水田が優勝となる。今回どの大会にも出場していなかったが、国内の最高峰には鈴木義弘(光・国体少年3連覇中)が存在する。今後の大会で迫れる選手が出てくるのか?も今年の見所である。


※【レーザー4.7級】  (32艇)

①元尾 帆斗   (B&G時津)   15点(2-4-2-1-2-(5)-4)
②黒田 浩渡   (レーザー津F)  17点(1-3-6-3-(20)-3-1)
③前田 海陽   (広島SS)    25点(3-2-(15)-5-11-1-3)
④須田 英実子  (滋賀県連)    29点((7)-5-5-4-7-2-6)※女子最高位
⑤桔川 翔太郎  (江の島Jr)   30点(4-1-17-2-4-(22)-2)
⑥山崎 彩加   (清水YS少年団) 42点(11-9-(14)-7-6-4-5)

※OPを卒業後のクラスといえばこのクラス。国内上位選手が集まり元尾、黒田の争いとなり、元尾が勝利。女子優勝はユースワールド経験者の須田が最上位となる。今後の大会予定としては、ラジアル・4.7共にまずは唐津JOCで代表権をかけて争うことになる。


※次回はGW期間にJOCジュニアオリンピックカップを始め、稲毛ウィーク・海陽セーリングカップ・鳥取選抜と例年通り開催の予定である。参加諸君は是非とも頑張ってほしい。


以上



2018-04-05 18:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※大盛況のびわこウィーク

九州選抜に続き、びわこウィークを引き続きご覧頂くとしよう。(3/24~26・柳ヶ崎ヨットハーバー)

この大会は、近畿・北信越勢が多く参加し、ある意味近畿インターハイ予選の前哨戦である。昨年から420級に於いては「近畿・北信越選手権」も兼ねる重要大会に成長した。さらに今年はインターハイ・インカレで活躍した山口祥世氏(長崎工業-早稲田大OG)によるセーリングクリニックも実施され、非常に高校生にとって意義のある大会ではなかったのか?

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【420級スタートのシーン】※福井県連より



※【420級】(兼近畿北信越420選手権)(41艇)

※混戦を制す!

①舘 優真 /森 隆仁   (津工業) 26点(3-5-3-8-4-(UFD)-3)
②佐々木M星和/江夏 憲亨 (清風)  36点(7-1-2-2-2-(UFD)-22)
③蔵田 翔也/後藤 滉介  (清風)  36点(1-3-(23)-3-5-19-5)
④篠倉 なつみ/井口 七海 (半田)  37点(2-(18)-7-1-12-14-1)
※女子ペア最高位
⑤福田 新之介/金丸 隼也 (芦屋)  40点(6-2-4-7-(17)-7-4)
⑥松岡 慧人/小椋 支温  (芦屋)  48点(8-6-11-6-(13)-8-9)

※序盤、清風勢がリードしていたものの、最終レースが勝負の分かれ目となった。津工業の舘/森が優勝、2位・3位は清風勢となる。女子ペアでは半田2艇が健闘。篠倉/井口が2度のトップで4位、山本/和田が9位と今後も注目である。

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※【FJ級】 (16艇)

※女子ペアが完勝!

①渕上 桃羽/岩松 青委  (芦屋)   6点(1-1-1-1-1-1-(4))※女子ペア
②古田 陸 /齊藤 夏輝  (芦屋)  16点(2-3-2-4-3-2-(6))
③川上 昂輝/中野 隼斗  (津工業) 20点(6-2-3-2-(8)-5-2)
④大谷 康太/藤井 葵   (宮津)  26点(3-5-(10)-8-2-3-5)
⑤木村 颯太/宮原 京介  (津工業) 29点(4-6-6-3-6-4-(STP))
⑥河崎 姫弓/後石原 優奈 (羽咋工業)33点(5-8-9-6-4-(13)-1)※女子ペア

※女子ペアが大活躍!渕上/岩松(芦屋)がカットを除きオールトップで快勝!唯一トップを逃した最終レースは河崎/後石原がトップフィニッシュを獲得し、女子ペアコンプリートと驚きの結果であった。

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※【シングルハンド級】 (43艇)

※4艇による争い!

①西口 将司    (津工業)   17点(1-4-4-3-3-2-(16))
②箕西 研晃    (星林)    18点(2-6-1-1-1-(10)-7)
③小林 奏     (宮津)    21点(3-9-(12)-2-4-1-2)※女子最高位
④東郷 郁也    (芦屋)    24点(5-3-2-6-7-(22)-1)
⑤森下 晟凪    (津工業)   42点(6-1-(RET)-5-2-13-15)
⑥岡崎 竜也    (膳所)    44点(4-10-5-8-6-(11)-11)

※西口、箕西による争いであったが、箕西が後半失速し、西口に軍配が上がる。3位の小林は女子最高位と健闘した。しかし43艇となったシングルハンドクラスとなったが、高校ヨット界の明るい未来を予感させるシリーズとなったことは間違いあるまい。

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以上



2018-04-03 21:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
昨年末から随分ごぶさたしてしまったが、春爛漫となり、いよいよ2018年シーズンも到来!今年度も宜しくお願い申し上げます。

さて今年に入り、話題となったスポーツが目白押しであったが、印象に残ったことを述べてみたいと思う。

①箱根駅伝で青山学院大が総合4連覇達成
②平昌冬季五輪・スピードスケート女子団体パシュート金メダル
③同五輪・女子カーリング団体銅メダル

それぞれ絶対的な実力があったことも事実だが、コミュニケーション能力の高さが目立ったのも共通点なのではないだろうか?

青学の原監督は、話せる人物を重要視してるし、パシュートは年間300日の合宿でチームワークを醸成、カーリングは常に情報を共有しショット率の悪さをカバーしていたのも事実であり、話すことの重要性を教えてくれたのではないだろうか?

わが競技においてもダブルハンドやインカレ団体戦でも重要なのは改めて言うまでもない。このことも重視しながら目標に向かって今年も頑張って頂きたいと思う。

前書きはここまでにし、春休み期間には例年通り高校生のレースが目白押しであった。今年はインターハイでも競技方式が変更されるが、この冬はより一層の練習に励んできたことだろう。早速レース結果を(数回に分けて)ご覧頂きたいと思います。



①【第29回全九州高校選抜】(3/23~25・鹿児島県平川ヨットハーバー)
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【2020年の国体は鹿児島開催!平川ヨットハーバーで開催された九州選抜】※大分高体連様より


※【男子420級】 (24艇)

※オールトップ!

①倉橋 直睴/河津 優理 (中村学園三陽)  6点((1)-1-1-1-1-1-1)
②東 璃矩 /深田 光  (鹿児島商業)  23点(2-2-7-(OCS)-3-3-6)
③福吉 達也/池田 風人 (錦江湾)    23点(4-3-3-4-(6)-4-5)
④前川 倫寛/川久保 華人(鹿児島商業)  25点(3-5-2-2-5-8-(17))
⑤今西 智滉/中島 大智 (宇土)     32点(6-8-6-6-(12)-2-4)
⑥黒木 唯斗/中村 航  (日南振徳)   42点(5-4-5-(OCS)-11-9-8)

※一年次から活躍している倉橋/河津(中村学園三陽)がオールトップで完勝と実力の違いを魅せつけた。今年のインターハイ戦線上位は堅い三陽のエースである。地元鹿児島勢は2~4位と健闘、インターハイ予選も要注目だろう。

※【女子420級】 (9艇)

※圧勝!

①藤尾 万唯華/米田 真尋 (長崎工業)   7点(1-1-1-(4)-1-1-2)
②桑野 遥 /中堀 こなみ (別府翔青)  10点(2-2-2-1-2-(3)-1)
③山内 日和/平山 里夏  (西南学院)  24点(3-3-5-3-3-(7)-7)

※昨年のインターハイでは420・FJ級共に4位入賞となった長崎工業だったが、エース藤尾/米田が実力通りの優勝となった。九州大会では長崎VS今大会は不出場だったが、昨年の愛媛国体で優勝した中山由菜(唐津西)との対決が今から楽しみである。

※【男子FJ級】 (9艇)

※混戦!

①濱崎 洋佑/前田 一石  (西南学院)  16点(3-(5)-2-3-1-4-3)
②甲斐 滉貴/松尾 一旦  (別府翔青)  16点(2-2-3-5-(PRP)-2-2)
③玉城 雄晨/原口 大希  (宇土)    17点(1-(DSQ)-DNC-1-3-1-1)

※【女子FJ級】 (8艇)

※快勝!

①向 真衣 /武本 花菜  (別府翔青)   6点((1)-1-1-1-1-1-1)
②相場 瑤子/杉本 理紗  (西南学院)  12点(2-2-2-2-2-2-(3))
③吉岢 琴美/篁 真明   (別府翔青)  18点(3-4-3-3-3-(6)-2)

※昨年を最後にインターハイ種目から外れたFJ級だが、女子で向/武本(別府翔青)がオールトップとなる。部員が多い別府勢とあってFJに回ったと思われるが、420に乗ったらどうなるのか?も興味深い。

※【男子シングルハンダー級】 (32艇)

①木田 拳太郎  (鹿児島実業)   21点(1-4-(8)-8-2-5-1)
②御厩 夏颯   (中村学園三陽)  26点((OCS)-7-4-3-4-6-2)
③石原 大地   (鹿児島南)    31点(2-9-2-4-11-(13)-3)
④川口 晃季   (別府翔青)    38点(7-1-10-9-(13)-4-7)
⑤小柳 倫太郎  (中村学園三陽)  40点((OCS)-3-1-1-1-1-RET)
⑥渡口 龍吾   (知念)      42点(15-5-7-(21)-3-8-4)

※以前から九州はシングルハンドを導入していたのもあり、参加32艇と大盛況。注目は420級でも活躍する小柳倫太郎と御厩夏颯の三陽勢がシングルで参戦したことであった。しかし小柳は4度のトップと実力上位だったが2度のOCSで脱落、御厩もOCSの影響もあり、2位に終わる。優勝したのは2度のトップを含む、安定したスコアでまとめた木田拳太郎(鹿児島実業)であった。3位には石原大地(鹿児島南)が入り、鹿実・鹿南とある意味新参校が上位入賞したのは興味深かった。

※【女子シングルハンダー級】 (7艇)

①鈴木 杏依子  (日南振徳)  10点(2-1-2-(4)-3-1-1)
②五嶋 杏莉   (松陽)    12点(1-2-(3)-1-2-3-3)
③鈴木 萌風   (唐津西)   20点((OCS)-3-1-5-1-2-OCS)

※男子420級とシングルハンダー級以外は艇数が少なかった為、3位までの掲載とさせて頂いた。

※尚、今年の九州大会(インターハイ予選)は宮崎開催である。果たしてどうなるのか?


以上