2018-05-06 21:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
毎年ゴールデンウイーク期間は、各地でユースセイラー対象のレースが開催されている。主にインターハイ予選の前哨戦でもあるが、ユースワールド出場権を懸けるレースもあり様々だ。

しかし今年は春の嵐に見まわれ、鳥取全国選抜がレース不成立となってしまったのは残念であった。従って他3大会順を追って振り返るとしよう。



※【稲毛ウィーク】(5/3~5・千葉・稲毛ヨットハーバー)
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【最大レースではなかったが、内容も抜群だった稲毛ウィーク】

※【420級】 (36艇)

※順当にワンツー!

①国見 有 /金光 浩志  (逗子開成)   5点(2-1-1-1-(UFD))
②谷   望 /宮内 克哉   (稲毛)    11点(4-2-2-(5)-3)
③磯村 麟之介/佐藤 亮真 (逗子開成)  13点(3-6-(10)-3-1)
④沖本 航太朗/大久保 拓海(逗子開成)  17点((UFD)-3-3-9-2)
⑤久米 裕太/松下 監土  (磯辺)    19点((14)-5-5-4-5)
⑥森  涼太/大野 達也  (逗子開成)  22点(6-4-(12)-6-6) 


※【レーザーラジアル級】(13艇)

※神奈川ユース勢躍進!

①山口 留委   (神奈川ユース)   6点(3-1-1-1)
②中島 優輝   (磯子工業)     7点(1-2-2-2)
③飯田 義人   (土浦第一)    11点(2-3-3-3)

※FJ級・シーホッパーSRも開催されたが、艇数が少ないため省略させて頂いた。

このシリーズは例年主に関東勢が集結するシリーズとなっており、関東大会の前哨戦としての性格が強い。普段3月に開催される関東選抜が11月に終了しているため、昨年とどう変化しているのか?に注目だった。しかし初日・2日目はノーレースだったが、最終日に絶好のコンディションの中、ダブルハンド5レース・シングル4レースを消化し、決着した。

今年も関東勢は霞ヶ浦が筆頭とみられるが、唐津JOC出場の為、優勝争いは選抜2位の谷/宮内(稲毛)と同3位の国見/金光(逗子開成)が中心と見られていた。スピードが抜群の国見/金光が圧勝、谷/宮内が準優勝と力の違いを見せつけ順当な結果だったのではないのか?特に目立ったのは逗子開成勢であり、6艇中4艇が6位以内と関東大会ではコンバインド初制覇に向けてアピールしたのではないのか?

シングルでは神奈川ユース勢がワンツーと昨年の関東選抜とメンバーが違うが、山口(横浜創学館)が優勝、中島(磯子工業)が2位とこのようなユース選手達が参戦したことは喜ばしい限りである。昨年選抜優勝の岡田や白石を含め、関東大会も激戦の様相である。

しかし残念だったのは女子に目立ったチームがなかったことか?そんなことを感じたシリーズであった。



※【2018 Kaiyo Sailing Days】(5/3~5・愛知・海陽ヨットハーバー)
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【強風下のレースで満足の8レース消化!中部選手権】 ※愛知県ヨット連盟より


※【420級】 (22艇)

※女子ペア大活躍!

①山本 茜 /和田 桃佳  (半田)   12点(1-2-1-(4)-2-2-3-1)
②山田 大夢/石川 魁人  (碧南)   20点(6-4-3-1-1-1-(7)-4)
③篠倉 なつみ/井口 七海 (半田)   26点(2-3-4-(8)-3-5-4-5)
④澤井 寛人/梶川 璃久  (碧南工業) 27点(3-5-5-5-4-3-(6)-2)
⑤岩月 愛望/大須賀 梨歩 (碧南)   32点(4-1-2-2-(15)-9-1-3)
⑥高田 陽介/片山 昇真  (熱海)   44点(10-6-6-(16)-7-7-5-3)

※【レーザーラジアル級】 (20艇)

※トップセイラーに迫る!

②榊原 茂樹   (碧南工業)   13点((DNS)-1-2-4-2-2-1-1)
③伴 俊弥    (津工業)    30点(2-5-(8)-2-3-4-8-6)
⑤西口 将司   (津工業)    36点(1-8-(10)-3-4-9-3-8)

※FJ級は省略させて頂いた。

こちらは主に東海インターハイ予選の前哨戦となった大会であり、岐阜勢以外のチームがほぼ集結。強風域の中、全8レースを消化し決着。

420級ではびわこウィークでも上位となった半田女子2艇が大活躍。山本/和田が圧勝、びわこ最上位の篠倉/井口が3位、そして浜名湖で2位だった岩月/大須賀(碧南)が5位と女子が目立つシリーズとなった。強風下でのレースであったことから、実力は十分にあるとみていいだろう。インターハイ戦線も注目である。

レーザーラジアル級ではトップセイラーの杉浦博之選手(豊田自動織機)が参戦したこともあり、高校生がどこまで迫れるか?に注目だったが、榊原茂樹(碧南工業)が3点差の2位と健闘、高校生最上位となった。



※【JOCジュニアオリンピックカップ】(5/4~6・佐賀県ヨットハーバー)
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【ユースワールド選考も兼ねる最高峰レース!JOCジュニアオリンピックカップ】※JOCの写真は大分高体連様より


※【420級】 (78艇)

※2校が圧倒!
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【オーストラリアから参戦!優勝したOtto Henry/Rome Featherstoneペア】

①Otto Henry/Rome Featherstone(AUS)10点((2)-1-2-2-1-1-1-1-1)
②大石 駿水/吉井 稀世輝  (霞ヶ浦)   13点(1-3-1-1-2-2-1-(5)-2)
③倉橋 直暉/河津 優理   (中村学園三陽)19点(3-2-3-3-(4)-1-2-2-3)
④小栁 倫太郎/池田 隼太  (中村学園三陽)30点(1-4-1-1-6-2-2-13-(DNF))
⑤蓮 千鶴 /坂巻 美桜   (霞ヶ浦)   52点(11-8-2-8-2-5-8-8-(DNF))
⑥青山 瑞希/福田 桃奈   (霞ヶ浦)   60点(4-2-7-12-5-16-(UFD)-9-5)


※【レーザーラジアル級】(71艇)

※エースが奮闘!
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【圧倒したオーストラリアのZac Littewood選手】

①Zac Littewood  (AUS)       6点(1-1-1-(3)-1-1-1)
②鈴木 義弘    (光)      10点((2)-2-2-1-1-2-2)
③水田 隆文    (清風)     18点(1-(3)-2-3-3-5-4)
④廣瀬 翔大    (YMFS葉山)   21点(3-3-(4)-2-2-6-5)
⑤西尾 拓大    (桐蔭)     23点(4-(5)-1-5-2-4-7)
⑥Madeline O'shea (AUS)      26点(3-2-6-4-(7)-8-3)※女子最高位
--------------------------------------------------
⑬三浦 凪砂    (湖西)     53点 ※日本勢ユース女子最高位


※【レーザー4.7級】  (21艇)

※同点決着!

①桔川 翔太郎  (江の島ジュニア)   11点(1-1-1-(3)-2-3-2-1)
②黒田 浩渡   (レーザー津フリート) 11点((14)-2-2-2-1-1-1-2)
③前田 海陽   (広島セーリング)   17点(2-3-3-1-3-2-(4)-3)
④元尾 帆斗   (時津海洋クラブ)   30点((6)-4-4-4-4-6-3-5)
⑤上園田 心太浪 (別府海洋クラブ)   40点(3-5-8-(10)-7-8-5-4)
⑥須田 英実子  (膳所)        45点(4-(8)-6-7-6-7-8-7)


※以前よりユースワールドなどの選考を兼ねていた大会だったが、3年前にインターハイで420級が採用されたことにより参加数が大きく増加、国内では事実上ユースセイラー最高峰のレースである。420・レーザーラジアル男女最上位にはユースセイラーのオリンピックであるユースワールド日本代表の権利がかかる。

420級ではオーストラリア勢に敗れたものの、日本勢は中村三陽勢と霞ヶ浦のレベルが抜けており、熾烈な戦いとなる。昨年の420全日本準優勝の大石/吉井(霞ヶ浦)が最上位、倉橋/河津・小柳/池田の三陽勢が3~4位と続いた。そして驚くべきは、昨年のインターハイFJ級チャンピオン蓮/坂巻(霞ヶ浦)が5位と女子最上位、6位にも霞ヶ浦の青山/福田が入り、三陽男子と霞ヶ浦女子は、インターハイコンバインド(団体)の初代優勝候補として名乗りを挙げたことは間違いないだろう。

レーザーラジアル級では、国体少年3連覇中の鈴木義弘が登場。こちらもオーストラリア勢に敗れはしたものの、日本勢最上位とレベルの違いを見せつけた。

女子では中学生セイラーの三浦帆香(千葉ヨットビルダーズジュニア)が大健闘、しかし経験に勝る三浦凪砂(湖西高)が逆転し、男子は鈴木、女子は三浦凪砂がユースワールドの代表権利を獲得した。

4.7クラスでは桔川翔太郎(江の島ジュニア)が同点ながらも見事優勝。彼は逗子開成高所属でもあることから、インターハイ戦線にも顔を出してくることだろう。

女子では須田英実子(膳所高)が最上位であり、インターハイも狙ってくるのではないだろうか?


※簡単ではあったが3大会を振り返ってみた。特に今年はレーザーラジアルがインターハイで導入されることから、私は特に注視していたが、3月のびわこウィーク・そしてこのJOCと大盛況であり、インターハイ予選も熾烈になると思わせる盛況ぶりだ。

そしていよいよ1ヵ月後には各地でインターハイ予選が始まる。是非とも本戦出場を目指し頑張ってほしいと思う。


以上




※【各水域インターハイ予選の日程と開催場所】
水域予選


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2018-04-07 18:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
最後は主に中・四国勢が集結した光ウィーク(3/24~26・山口県スポーツ交流村ヨットハーバー)と、ヤマハ発動機主催のジュニア世代総合イベントであるセーリング・チャレンジカップ IN 浜名湖(3/23~25・三ケ日青年の家)の結果を見ていくとしよう。
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【420級熱戦の様子】 ※大会HPより



※【光ウィーク】


※【420級】 (35艇)

①石川 和歩/白坂 京輔  (高松商業)   7点(3-(UFD)-1-1-4)
②小林 愛実/黒瀬 南海  (倉敷鷲羽)  13点(3-3-(5)-5-2) ※女子最高位
③玉山 義規/山地 海心  (光)     18点((19)-4-7-4-3)
④夛田 晴香/林 千華   (高松商業)  21点(2-7-3-(10)-9)
⑤鈴木 虹 /小松 郁吹  (高松工芸)  21点(5-5-(16)-3-8)
⑥飯田 太陽/藤田 泰河  (高松)    22点(13-6-2-(18)-1)

※軽風域の争い。昨年末の西日本420で3位となった玉山/山地(光)が中心になるかと思われたが、3位に終わる。これを上回ったのは、石川/白坂(高松商業)が優勝。昨年久しぶりにインターハイ出場となった女子ペアの小林/黒瀬(倉敷鷲羽)が2位と健闘し、自信になったことだろう。

中・四国勢だけで35艇ということは、420自体の普及が進んでいることを認識させられたシリーズであったのか?


※【シングルハンド級】 (11艇)

①近藤 潤一郎  (新居浜東)   5点(1-1-1-(4)-2)
②西尾 将輝   (鳥取県連)   7点(2-2-2-1-(4))
③近藤 佑香   (聖光)    13点(5-(UFD)-3-3-3)※女子最高位

※昨年愛媛国体に出場した近藤と西尾両者の首位争い。三度のトップとなった近藤に軍配が上がる。近藤にとってこの優勝は、愛媛勢初のインターハイ出場へ向け、明るい話題となったのではないだろうか?



※【YMFSチャレンジカップ】

※この大会ではオリンピアンによるセーリングクリニックや気象予報士でもあり、インカレ団体四連覇経験者の杉山武靖氏による「セーリングと気象予報」の勉強会を開催。かなり重要なファクターでありながら、あまりこのような機会はなかったのではないだろうか?素晴らしい企画であった。(※HPに資料が掲載されております)

※YMFSチャレンジカップHP

※【420級】  (15艇)

①澤井 寛人/梶川 璃久  (碧南SC)   12点((4)-3-4-1-2-1-1)
②岩月 愛望/大須賀 梨歩 (碧南SC)   12点((5)-2-1-DPI3-1-3-2)
③山田 大夢/石川 魁人  (碧南SC)   13点(1-1-(8)-4-3-4-3)

※碧南勢が1~3位独占!本来なら優勝は女子ペアの岩月/大須賀だったのだが、申告ミスの影響により逃してしまう。しかしながら強風域で男子を上回ったということは今後に大きく期待が持てそうだ。


※【レーザーラジアル級】(29艇)

①水田 隆文   (清風)      12点(2-1-(10)-2-1-4-2)
②西尾 拓大   (桐蔭)      13点(4-2-(6)-1-2-1-3)
③桐井 航汰   (江の島ジュニア) 17点(1-3-1-(5)-5-3-4)
④廣瀬 翔太   (YMFS葉山)  17点(3-4-4-3-(15)-2-1)
⑤松原 穂岳   (神奈川ユース)  32点((10)-5-2-6-7-5-6)
⑥川戸 洋平   (三重県連ユース) 40点(8-9-7-(10)-3-6-7)

⑪三浦 帆香   (千葉ヨットビルダーズクラブジュニア)※女子最高位

※上位陣をみると昨年愛媛国体出場した選手ばかり。水田、西尾による首位争いとなり水田が優勝となる。今回どの大会にも出場していなかったが、国内の最高峰には鈴木義弘(光・国体少年3連覇中)が存在する。今後の大会で迫れる選手が出てくるのか?も今年の見所である。


※【レーザー4.7級】  (32艇)

①元尾 帆斗   (B&G時津)   15点(2-4-2-1-2-(5)-4)
②黒田 浩渡   (レーザー津F)  17点(1-3-6-3-(20)-3-1)
③前田 海陽   (広島SS)    25点(3-2-(15)-5-11-1-3)
④須田 英実子  (滋賀県連)    29点((7)-5-5-4-7-2-6)※女子最高位
⑤桔川 翔太郎  (江の島Jr)   30点(4-1-17-2-4-(22)-2)
⑥山崎 彩加   (清水YS少年団) 42点(11-9-(14)-7-6-4-5)

※OPを卒業後のクラスといえばこのクラス。国内上位選手が集まり元尾、黒田の争いとなり、元尾が勝利。女子優勝はユースワールド経験者の須田が最上位となる。今後の大会予定としては、ラジアル・4.7共にまずは唐津JOCで代表権をかけて争うことになる。


※次回はGW期間にJOCジュニアオリンピックカップを始め、稲毛ウィーク・海陽セーリングカップ・鳥取選抜と例年通り開催の予定である。参加諸君は是非とも頑張ってほしい。


以上



2018-04-05 18:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※大盛況のびわこウィーク

九州選抜に続き、びわこウィークを引き続きご覧頂くとしよう。(3/24~26・柳ヶ崎ヨットハーバー)

この大会は、近畿・北信越勢が多く参加し、ある意味近畿インターハイ予選の前哨戦である。昨年から420級に於いては「近畿・北信越選手権」も兼ねる重要大会に成長した。さらに今年はインターハイ・インカレで活躍した山口祥世氏(長崎工業-早稲田大OG)によるセーリングクリニックも実施され、非常に高校生にとって意義のある大会ではなかったのか?

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【420級スタートのシーン】※福井県連より



※【420級】(兼近畿北信越420選手権)(41艇)

※混戦を制す!

①舘 優真 /森 隆仁   (津工業) 26点(3-5-3-8-4-(UFD)-3)
②佐々木M星和/江夏 憲亨 (清風)  36点(7-1-2-2-2-(UFD)-22)
③蔵田 翔也/後藤 滉介  (清風)  36点(1-3-(23)-3-5-19-5)
④篠倉 なつみ/井口 七海 (半田)  37点(2-(18)-7-1-12-14-1)
※女子ペア最高位
⑤福田 新之介/金丸 隼也 (芦屋)  40点(6-2-4-7-(17)-7-4)
⑥松岡 慧人/小椋 支温  (芦屋)  48点(8-6-11-6-(13)-8-9)

※序盤、清風勢がリードしていたものの、最終レースが勝負の分かれ目となった。津工業の舘/森が優勝、2位・3位は清風勢となる。女子ペアでは半田2艇が健闘。篠倉/井口が2度のトップで4位、山本/和田が9位と今後も注目である。

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※【FJ級】 (16艇)

※女子ペアが完勝!

①渕上 桃羽/岩松 青委  (芦屋)   6点(1-1-1-1-1-1-(4))※女子ペア
②古田 陸 /齊藤 夏輝  (芦屋)  16点(2-3-2-4-3-2-(6))
③川上 昂輝/中野 隼斗  (津工業) 20点(6-2-3-2-(8)-5-2)
④大谷 康太/藤井 葵   (宮津)  26点(3-5-(10)-8-2-3-5)
⑤木村 颯太/宮原 京介  (津工業) 29点(4-6-6-3-6-4-(STP))
⑥河崎 姫弓/後石原 優奈 (羽咋工業)33点(5-8-9-6-4-(13)-1)※女子ペア

※女子ペアが大活躍!渕上/岩松(芦屋)がカットを除きオールトップで快勝!唯一トップを逃した最終レースは河崎/後石原がトップフィニッシュを獲得し、女子ペアコンプリートと驚きの結果であった。

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※【シングルハンド級】 (43艇)

※4艇による争い!

①西口 将司    (津工業)   17点(1-4-4-3-3-2-(16))
②箕西 研晃    (星林)    18点(2-6-1-1-1-(10)-7)
③小林 奏     (宮津)    21点(3-9-(12)-2-4-1-2)※女子最高位
④東郷 郁也    (芦屋)    24点(5-3-2-6-7-(22)-1)
⑤森下 晟凪    (津工業)   42点(6-1-(RET)-5-2-13-15)
⑥岡崎 竜也    (膳所)    44点(4-10-5-8-6-(11)-11)

※西口、箕西による争いであったが、箕西が後半失速し、西口に軍配が上がる。3位の小林は女子最高位と健闘した。しかし43艇となったシングルハンドクラスとなったが、高校ヨット界の明るい未来を予感させるシリーズとなったことは間違いあるまい。

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以上



2018-04-03 21:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
昨年末から随分ごぶさたしてしまったが、春爛漫となり、いよいよ2018年シーズンも到来!今年度も宜しくお願い申し上げます。

さて今年に入り、話題となったスポーツが目白押しであったが、印象に残ったことを述べてみたいと思う。

①箱根駅伝で青山学院大が総合4連覇達成
②平昌冬季五輪・スピードスケート女子団体パシュート金メダル
③同五輪・女子カーリング団体銅メダル

それぞれ絶対的な実力があったことも事実だが、コミュニケーション能力の高さが目立ったのも共通点なのではないだろうか?

青学の原監督は、話せる人物を重要視してるし、パシュートは年間300日の合宿でチームワークを醸成、カーリングは常に情報を共有しショット率の悪さをカバーしていたのも事実であり、話すことの重要性を教えてくれたのではないだろうか?

わが競技においてもダブルハンドやインカレ団体戦でも重要なのは改めて言うまでもない。このことも重視しながら目標に向かって今年も頑張って頂きたいと思う。

前書きはここまでにし、春休み期間には例年通り高校生のレースが目白押しであった。今年はインターハイでも競技方式が変更されるが、この冬はより一層の練習に励んできたことだろう。早速レース結果を(数回に分けて)ご覧頂きたいと思います。



①【第29回全九州高校選抜】(3/23~25・鹿児島県平川ヨットハーバー)
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【2020年の国体は鹿児島開催!平川ヨットハーバーで開催された九州選抜】※大分高体連様より


※【男子420級】 (24艇)

※オールトップ!

①倉橋 直睴/河津 優理 (中村学園三陽)  6点((1)-1-1-1-1-1-1)
②東 璃矩 /深田 光  (鹿児島商業)  23点(2-2-7-(OCS)-3-3-6)
③福吉 達也/池田 風人 (錦江湾)    23点(4-3-3-4-(6)-4-5)
④前川 倫寛/川久保 華人(鹿児島商業)  25点(3-5-2-2-5-8-(17))
⑤今西 智滉/中島 大智 (宇土)     32点(6-8-6-6-(12)-2-4)
⑥黒木 唯斗/中村 航  (日南振徳)   42点(5-4-5-(OCS)-11-9-8)

※一年次から活躍している倉橋/河津(中村学園三陽)がオールトップで完勝と実力の違いを魅せつけた。今年のインターハイ戦線上位は堅い三陽のエースである。地元鹿児島勢は2~4位と健闘、インターハイ予選も要注目だろう。

※【女子420級】 (9艇)

※圧勝!

①藤尾 万唯華/米田 真尋 (長崎工業)   7点(1-1-1-(4)-1-1-2)
②桑野 遥 /中堀 こなみ (別府翔青)  10点(2-2-2-1-2-(3)-1)
③山内 日和/平山 里夏  (西南学院)  24点(3-3-5-3-3-(7)-7)

※昨年のインターハイでは420・FJ級共に4位入賞となった長崎工業だったが、エース藤尾/米田が実力通りの優勝となった。九州大会では長崎VS今大会は不出場だったが、昨年の愛媛国体で優勝した中山由菜(唐津西)との対決が今から楽しみである。

※【男子FJ級】 (9艇)

※混戦!

①濱崎 洋佑/前田 一石  (西南学院)  16点(3-(5)-2-3-1-4-3)
②甲斐 滉貴/松尾 一旦  (別府翔青)  16点(2-2-3-5-(PRP)-2-2)
③玉城 雄晨/原口 大希  (宇土)    17点(1-(DSQ)-DNC-1-3-1-1)

※【女子FJ級】 (8艇)

※快勝!

①向 真衣 /武本 花菜  (別府翔青)   6点((1)-1-1-1-1-1-1)
②相場 瑤子/杉本 理紗  (西南学院)  12点(2-2-2-2-2-2-(3))
③吉岢 琴美/篁 真明   (別府翔青)  18点(3-4-3-3-3-(6)-2)

※昨年を最後にインターハイ種目から外れたFJ級だが、女子で向/武本(別府翔青)がオールトップとなる。部員が多い別府勢とあってFJに回ったと思われるが、420に乗ったらどうなるのか?も興味深い。

※【男子シングルハンダー級】 (32艇)

①木田 拳太郎  (鹿児島実業)   21点(1-4-(8)-8-2-5-1)
②御厩 夏颯   (中村学園三陽)  26点((OCS)-7-4-3-4-6-2)
③石原 大地   (鹿児島南)    31点(2-9-2-4-11-(13)-3)
④川口 晃季   (別府翔青)    38点(7-1-10-9-(13)-4-7)
⑤小柳 倫太郎  (中村学園三陽)  40点((OCS)-3-1-1-1-1-RET)
⑥渡口 龍吾   (知念)      42点(15-5-7-(21)-3-8-4)

※以前から九州はシングルハンドを導入していたのもあり、参加32艇と大盛況。注目は420級でも活躍する小柳倫太郎と御厩夏颯の三陽勢がシングルで参戦したことであった。しかし小柳は4度のトップと実力上位だったが2度のOCSで脱落、御厩もOCSの影響もあり、2位に終わる。優勝したのは2度のトップを含む、安定したスコアでまとめた木田拳太郎(鹿児島実業)であった。3位には石原大地(鹿児島南)が入り、鹿実・鹿南とある意味新参校が上位入賞したのは興味深かった。

※【女子シングルハンダー級】 (7艇)

①鈴木 杏依子  (日南振徳)  10点(2-1-2-(4)-3-1-1)
②五嶋 杏莉   (松陽)    12点(1-2-(3)-1-2-3-3)
③鈴木 萌風   (唐津西)   20点((OCS)-3-1-5-1-2-OCS)

※男子420級とシングルハンダー級以外は艇数が少なかった為、3位までの掲載とさせて頂いた。

※尚、今年の九州大会(インターハイ予選)は宮崎開催である。果たしてどうなるのか?


以上

2017-11-15 00:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
愛媛国体も終了し、高校各チームも完全に代交代となり、新チームで活動していることだろう。その中で10月~11月にかけて、各種大会が開催されており、入賞チームを紹介していくことにしよう。



※【東日本420級選手権大会】(10/28~29・江の島ヨットハーバー)※24艇

※圧勝!
無題
【大雨のコンディションとなった東日本420】

①大石 駿水/吉井 稀世輝 (霞ヶ浦)   2点((1)-1-1)
②蜂須賀 晋之介/柄澤 朋花(霞ヶ浦)   4点(2-2-(DNF))
③秋山 諒 /岡本 大成  (慶應義塾)  5点(3-(10)-2)
④国見 有 /有馬 祐二  (逗子開成)  7点((4)-3-4)
⑤磯村 麟之介/佐藤 亮真 (逗子開成)  8点((5)-5-3)
⑥森 涼太 /梶原 一真  (逗子開成)  9点((7)-4-5)
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⑨岩月 愛望/大須賀 梨歩 (碧南S.C)  16点((11)-9-7) ※女子ペア最高位

※昨年に引き続き、江の島オリンピックウィークと併催となった同大会は、ハードなコンディションとなり初日の3レースで決着。境港全日本で準優勝となった大石/吉井(霞ヶ浦)がパーフェクトで圧勝となった。準優勝は中学生女子と出場した今年の三冠王・蜂須賀/柄澤(霞ヶ浦)、3位には秋山/岡本(慶應義塾)が入った。

女子ペアでは岩月/大須賀(碧南S.C)の9位が最高位であった。



※【北海道東北420級選手権大会】(11/4~5・松島ヨットハーバー)※13艇

①小野 峻也/宍戸 竣哉 (いわき海星)  7点(1-1-2-3-(6))
②西嶋 勇介/田村 泰士 (室蘭工大OB)10点(7-(RET)-1-1-1)
③阿部 紘子/小野 花歩 (塩釜)    14点((11)-3-6-2-3)※女子ペア最高位

※普及強化の一環として開催された同レースは、FJ級やシングルハンドを加えての開催。ここでは420級のみの掲載とさせて頂くが、ハードなコンディションの中、⑤レース成立。ここ5年苦戦が続いていた福島勢の小野/宍戸(いわき海星)が優勝となった。

尚、参加15艇に満たなかった為、残念ながらランキングポイントの対象とはならない。



※【第24回関東選抜】(11/11~12・山中湖村ヨットハーバー)
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【快晴だったが、この時期の選手には厳しい強風域となった山中湖】 ※京黒氏より


※【420級】(兼関東・東海420級選手権) ※34艇

※連勝!

①大石 駿水/吉井 稀世輝 (霞ヶ浦)    7点(1-1-1-4-(5))
②谷  望 /宮内 克哉  (稲毛)     8点(2-2-2-2-(9))
③国見 有 /有馬 祐二  (逗子開成)  11点(4-(25)-5-1-1)
④青山 知央/田原 瑠華  (葉山町S協会)18点(6-3-4-5-(10))※女子最高位
⑤青山 瑞希/福田 桃奈  (霞ヶ浦)   22点(3-4-3-(14)-12)
※関東選抜女子優勝
⑥野口 柳太/齋藤 拓人  (霞ヶ浦)   31点(9-9-10-(12)-3)

※関東選抜は例年3月開催だが、山中湖はその時期は凍結している為、11月開催となる。まさに新体制となってからの新人戦といっても良い。

420級は関東・東海選手権を兼ね、高体連各校に加え葉山町セーリング協会も参加。レースは東日本に続き大石/吉井(霞ヶ浦)が連勝と強さを見せる。2位には国体4位の谷/宮内(稲毛)、3位には国見/有馬(逗子開成)と全日本やインターハイ経験チームが上位を占める。来年は間違いなくこの3艇は関東男子のリーダー格になることは間違いないだろう。

女子ではユースセイラーの青山知/田原(葉山町セーリング協会)が、インターハイ11位の青山瑞/福田(霞ヶ浦)を上回り、女子最高位となった。


※【FJ級】 (22艇)

※同一校同点決着!

①道地 隼佑/大野 達也  (逗子開成)   7点((DNF)-1-1-4-1)
②熊野 卓郎/大久保 拓海 (逗子開成)   7点((DNF)-2-2-1-2)
③平野 雄大/宮崎 雄太  (土浦工業)  12点((3)-3-3-3-3)
④荒井 理子/三浦 むぎほ (土浦第一)  19点(4-(DNF)-9-2-4) ※女子優勝
⑤根本 優樹/寺田 航   (早大学院)  20点(1-4-7-(11)-8)
⑥渡邊 愛生/三浦 彩香  (富士北稜)  28点(6-(DNF)-5-10-7)

※今年のインターハイで最後となった同級だが、22艇参加とまだまだ420級が足りないことを示しているのではないだろうか?
レースは強風域となり、大量DNFとなってしまったレースがあるなど、レベル的にはまだまだの印象。

その中で道地/大野と熊野/大久保の逗子開成2艇が同点でワンツー決着となる。3位には選抜初出場の平野/宮崎(土浦工業)が入る。女子優勝は総合4位の荒井/三浦(土浦第一)となった。


※【レーザーラジアル級】(7艇)

※初出場校ワンツー!

①岡田 大治   (藤沢総合)   5点((2)-2-1-1-1)
②白石 誉輝   (深沢)     7点(1-1-2-3-(4))
③小林 栄翔   (土浦日大)  10点((5)-3-3-2-2)

※ついに関東でもシングルハンドが開催。今回は新規参入が3校あり、レースは藤沢青少年S.C出身の岡田大治(藤沢総合)が優勝。2位にはスナイプ番長・白石潤一郎(ノースセール)が父である白石誉輝(深沢)が高校からヨットに乗り始めて準優勝とワンツーを達成。関東新時代到来の予感させるレース結果であった。

尚、シーホッパー級SRも開催されたが、参加が少なかった為、省略させて頂く。



※【第6回近畿高等学校選抜ヨット選手権】(11/11~12・兵庫県立海洋体育館)


※清風が両クラス制覇!
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【両クラスで優勝した清風チームのみなさん】


※【420級】(18艇)

①蔵田 翔也/江夏 憲亨  (清風)   5点((4)-1-2-1-1)
②古田 陸 /金丸 隼也  (芦屋)  12点(1-3-5-3-(8))
③岡崎 竜也/黒川 漱石  (膳所)  13点((9)-2-1-6-4)
④小澤 涼真/南野 仁   (膳所)  16点(5-4-(8)-4-3)
⑤佐々木M星和/岩佐 直樹 (清風)  16点(3-(5)-3-5-5)
⑥田代 彩子/伊藤 六花  (芦屋)  20点(2-7-(OCS)-2-9)※女子最高位

※高体連全9水域の中で、唯一この時期に新人戦を開催しているのは近畿のみであり、今年で6回目となる。

420級では西村宗至朗(2016年インターハイ優勝)のクルーだった蔵田翔也がスキッパーで登場。江夏とのペアで圧勝となる。上位は清風・膳所・芦屋が2艇ずつ入賞。来年も中心になるのか?


※【FJ級】(12艇)

①水田 隆文/後藤 滉介  (清風)   4点(1-1-1-(2)-1)
②渕上 美羽/宮崎 美怜  (芦屋)   8点(2-3-(OCS)-1-2)※女子最高位
③中塚 美琴/岩松 青委  (芦屋)  11点((DNS)-2-2-3-4)
④佐伯 昇 /中井 彰人  (星林)  14点(3-4-3-4-(7))
⑤大谷 康太/平野 拓海  (宮津)  20点(6-5-6-(6)-3)
⑥岡本 聡汰/上本 新太  (星林)  22点(5-6-(DNF)-5-6)

※FJ級では国体ではシングルハンド出場の水田隆文が後藤とペアを組み、パーフェクトで圧勝。2・3位には渕上/宮崎、中塚/岩松と芦屋女子ペアが入る大健闘のシリーズとなった。


※【シングルハンド級】(20艇)

※ワールド出場経験者が圧倒!

①須田 英実子  (膳所)    5点(1-2-1-(4)-1)
②箕西 研晃   (星林)    6点((3)-1-2-1-2)
③東郷 郁也   (芦屋)   11点(2-3-4-2-(8))
④松原 心音   (芦屋)   22点(11-(RET)-3-3-4)
⑤大竹 慎勇   (和歌山工) 22点(5-(DNF)-6-5-5)
⑥赤野 七海   (海洋)   23点(8-(DNF)-8-8-3)

※関東は参加数が少なかったが、近畿では20艇と盛況。その中で今年のレーザー4.7ユースワールド代表の須田英実子(膳所)が男子を上回り、優勝の快挙。愛媛国体でも3位と来年の全国戦線では活躍することは間違いない逸材である。


最後にレーザー全日本が光で開催されたが、ラジアル級で国体少年3連覇中の鈴木義弘(光)がユース部門で圧倒したことも付け加えさせて頂く。


※今回はあくまでも新人戦の位置づけとなった大会が多かったが、勝負はいかに寒い冬に乗り込むかではないのか?それぞれの置かれた環境で最善を尽くし、是非とも頑張って頂きたい。


以上