2017-07-05 04:00 | カテゴリ:インカレ
学生全日本戦線第一弾となる全日本学生ヨット個人選手権大会(8/11~14・豊田自動織機 海陽ヨットハーバー)の出場権をかけた、各水域予選は7/2(日)に全て終了し、進出校が全て決定した。

※出場チームは以下の通りである。



①【2017全日本個人戦進出チーム一覧】(予定)
2017全日本個人戦

※見えない場合はここをクリック

全日本出場を決めたチームの皆さん、おめでとうございます。今年は両クラス共に53艇となる。

各水域の通過チームは順当に決定したと思いきや、近北470級で昨年優勝の渡辺 駿(同志社大)が敗れる波乱があったのは、とても残念であった。




②【個人戦枠数改正と出場倍率の問題】
個人戦枠数

※【全レースDNCや英語があるチームはエントリー数から除外して計算】

※関東個人戦の展望でも述べたが、今年より個人戦の総枠数を増やし、53艇+水域開催枠2艇=計55艇となる。(※今年の開催は中部であるが、開催枠は使用されない)


※本当にこの枠数で良いと思っているのか?

どのように決定されたのか?は私は知らない前提で話をするが、出場倍率の差が水域間であり、問題なのは激戦区である近北・関西の枠数が極端少ないことがこの表からお判り頂けるであろう。(総エントリー数は2017年実績で計算したが、各水域のエントリー数は例年とほぼ同数と思って良い)

この件を言い出した理由としては、団体戦の枠数改正によって(水域によっては)出場がより厳しくなったからなのだ。従って個人戦は(ある程度)平等にする必要性があると思われる。

上記のように倍率の差が出てしまうのは、470・スナイプ共に同じ枠数としているのが大きな原因だ。水域によって470が多い場合もあるし、スナイプが多い水域もある。平等にするならば同数にこだわることはないのでは?

どれくらいの期間で枠数見直しをするのか?は私は知らないが、毎年しっかり管理し、改正することを望みたい。


※世界で活躍している選手は出場させなくて良いのか?

2020年オリンピックが東京開催となり、キャンペーンを実施している選手が存在する。そう昨年の全日本インカレで個人成績トップの高山大智/木村直矢(日本大)だ。木村についてはクルーなので、通過チームにエントリーすれば出場は可能であるが、高山は予選に出場していないので現状では無理な話なのだ。

このように優秀な選手を「特別推薦」で出場できる制度を設ける必要があるのではないだろうか?今後もこのようなケースが出てくるだろうし、検討する必要があるのではないか?と私は思うのである。

※今年の個人戦チャンピオンはどのチームに輝くのか?是非とも頑張ってほしい。


以上


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2017-07-03 03:30 | カテゴリ:インカレ
蒲郡全日本個人戦の出場権を争う関東学生ヨット個人選手権大会は、今週はスナイプ級が実施されたものの、残念ながら風に恵まれず、②レース成立で決着した。

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【初日も不安定な風と大きなうねりで難しいコンディションに・・・】



※【スナイプ級最終結果】 (85艇エントリー)

※春インカレトップチームが制覇!
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【慶應のエースに認定!優勝した太中/小川ペア(慶應義塾大)】 ※羽田氏より

①太中 賢 /小川 昭人  (慶應義塾大)    4点(1-3)
②永松 礼 /川上 健太  (早稲田大)     7点(6-1)
③池田 紅葉/村瀬 奏斗  (日本大)     12点(8-4)
④松尾 虎太郎/坂上 宗輝 (早稲田大)    12点(7-5)
⑤佐藤 武 /柏谷 大樹  (法政大)     13点(4-9)
⑥入江 裕太/三宅 功輔  (早稲田大)    17点(2-15)
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⑦小澤 駿 /曽我 駿亮  (慶應義塾大)   24点(10-14)
⑧高山 颯太/千葉 将貴  (中央大)     25点(13-12)
⑨玉山 裕登/片山 拓哉  (慶應義塾大)   27点(21-6)
⑩矢野 伸一郎/林 佳奈  (日本大)     30点(22-8)
⑪鈴木 颯太/長冨 吾郎  (明治大)     31点(3-28)
⑫岸 祐花 /清田 司   (中央大)     32点(30-2)
⑬渡辺 大樹/小川 周   (学習院大)    32点(12-20)
⑭越川 智博/斎藤 洋童  (慶應義塾大)   32点(19-13)
⑮菅原 雅史/浅川 雄基  (東京大)     34点(11-23)
⑯岡 豪太 /畠 広樹   (慶應義塾大)   34点(18-16)
⑰井嶋 博之/青木 祐哉  (日本大)     35点(5-30)
⑱北林 妙恵子/藤代 浩輔 (法政大)     37点(26-11)

※以上18チームが蒲郡全日本進出!




スナイプ級でも春インカレ個人成績トップの太中/小川(慶應義塾大)が優勝した。しかし今回は展望でも述べた通り、チーム編成を変更しての制覇なのだから、実力は確かであろう。

太中は高校時代、レギュラーになれず隠れた存在であったが、その悔しさをばねに努力し、頂点に上り詰めたのは見事である。おそらく全日本ではクルーも春インカレ同様、元へ戻すことだろう。是非とも期待したい。

慶應勢は太中を含め、5艇通過を果たすなど、作戦はまずまずの成功なのか?さらに選手層が厚いことをアピールできたのではないだろうか?

準優勝は永松/川上(早稲田大)であるが、早稲田勢は4位にルーキー松尾/坂上、6位に入江/三宅と脅威の3艇入賞し、ライバル慶應に対してもプレッシャーをかけることができたのではないだろうか?

3位は池田/村瀬(日本大)が昨年の5位より上回り、女子スキッパー最高位で入賞。その他女子スキッパーは、岸/清田が13位で3年連続全日本進出、そして法政大の北林/藤代が18位で初の全日本進出となった。

470級では0だったルーキー勢は前出の松尾と、中央大の高山/千葉が見事全日本進出となった。

学校別にみれば慶應の5艇を筆頭に、早稲田・日大が3艇、中央・法政が2艇、そして明治・東大・学習院が1艇の結果となったが、注目すべき点は、春インカレでシード落ちとなった法政が2艇進出と躍進、そして東大・学習院の通過は大健闘であろう。僅か②レースでの決着であったが、有力チームのほとんどが全日本進出となり、順当な結果ではなかったのか?

※今年の全日本個人戦は例年より3週間も早く実施されることから、あまり時間がない。そのことも良く頭に入れながら練習し、全日本でも頑張って欲しい。


以上

2017-06-27 21:00 | カテゴリ:インカレ
前週は470級で争われた関東学生ヨット個人選手権大会は、今週はスナイプ級となる。470級では楠瀬/玉井(明海大)が、記念すべき同校初の個人戦制覇で幕を閉じた。さてスナイプ級はどうなるのか?

早速、展望へ入ることにする。

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【スナイプ級でも昨年とほぼ同じの85艇がエントリー】※昨年の関東個人戦 羽田氏より



※【スナイプ級展望】 (85艇エントリー)

※早慶の争いだが・・・
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【上マークでの慶應・小澤艇と早稲田・永松艇による熾烈な争い】

470級とほぼ同数の85艇エントリーとなったスナイプ級。470では春インカレシード校のレギュラー陣が順当に全日本進出したのが印象的だった。従って、有力チームはやはり春インカレ個人成績上位を見ていく必要があるだろう。

まずは春インカレ優勝の慶應義塾大は、一度もトップを譲らずに完勝と強いレースをみせた。個人成績トップの太中 賢/小川明人(4年・塾高/3年・塾高)を始め、同3位の小澤 駿/曽我駿亮(4年・逗子開成/2年・塾高)、同7位の越川智博/斎藤洋童(4年・塾高/3年・町田)が優勝争いの一角であることは間違いないが、今回はチーム編成が違う。

慶應勢は同クラスでは9艇と大量エントリーであり、春インカレレギュラークルー片山拓哉(4年・逗子開成)、関口舜一(4年・慶應藤沢)、畠 広樹(4年・慶應藤沢)の3名は、全て準レギュラースキッパーとコンビを組み、470級同様、全日本大量進出を狙っているのは明らかである。果たして何艇通過できるのか?


春インカレでは、慶應に完敗となってしまった早稲田大は、負けたとはいえ、高いレベルであった事は間違いなく、当然ながら優勝候補の一角である。個人成績4位の永松 礼/川上健太(4年・別府青山/4年・早大学院)を始め、同6位ルーキーの松尾虎太郎/坂上宗輝(1年・光/4年・早大学院)、そして岩月大空/神宮泰祐(3年・碧南工業/3年・早大学院)、入江裕太/三宅功輔(2年・逗子開成/3年・早大学院)と4艇が全日本進出圏内。

その中で全日本入賞経験もある永松/川上は別格であろう。先週の江の島スナイプでも、強い強いおじさんセイラー達を相手に準優勝と調子も良さそうだ。同校勢は学生の中でも上位独占したのも好材料だ。さらに春インカレでルーキーらしからぬ活躍をみせた松尾/坂上にも期待したいものである。

早慶が圧倒的であり、他校がどこまで太刀打ちできるのか?ではあるが、争覇級を挙げていくと、一昨年優勝・日本大の井嶋博之/青木祐哉(4年・霞ヶ浦/4年・土浦日大)や、明治大の鈴木颯太/長冨吾郎(4年・福岡第一/2年・千葉東)までか?


※女子スキッパー二強の行方は?
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【昨年も5位入賞の池田/村瀬ペア(日本大)】

470級では多かった女子スキッパーは、このクラスでは極端に少ないが、関東では二強を抜きにしては語れない。女子インカレ4連勝の女王・日本大の池田紅葉/村瀬奏斗(3年・横浜創学館/2年・碧南)と、全日本2年連続進出、春インカレ個人成績2位・中央大の岸 祐花/清田 司(3年・相模原/3年・鎌倉学園)となる。優勝を狙えるとしたらこの二チームである。

そして明海大の花本菜美/岩井裕樹(3年・聖光/3年・磯辺)あたりまでか?

※ルーキー勢は?

このクラスでは470級とは違い、特にレーザー出身のルーキースキッパーが目立つ。前出の松尾虎太郎の他では、中央大の高山颯太(1年・金井)、荒木陽菜(1年・唐津東)、明治大の池田樹理(1年・東海大高輪台)と国体上位級がどこまで戦えるのかにも注目である。

※【結論】

実績上位の慶應から優勝チームが出る可能性が高いと言いたい所だが、今大会はチーム編成が違うのもあり、若干ではあるが評価を下げざるを得ない。となると早稲田の永松/川上が実績上位であり、優勝候補筆頭であろう。対抗は慶應レギュラースキッパー勢、そして一昨年優勝の井嶋(日大)、実績上位の鈴木颯(明治)までか?

そしてルーキーの松尾(早稲田)や女子スキッパーの池田紅(日大)、岸(中央)には要注目である。

学校別にどれくらい通過できるかを大雑把に予想してみると、慶應3、早稲田3、中央2、日大2、明治1、明海1、法政1 計13チームは確実とみるべきだろう。残り5チームをこの上位校がさらに積み上げるのか?それとも東京大を始め、中堅校が絡んでくるのか?少なくとも470級より可能性はあるだろう。


以上




2017-06-25 20:00 | カテゴリ:インカレ
全日本戦線へ向けての第一歩である関東学生ヨット個人選手権大会は、今週は470級で争われ、軽風域で2日間6レースが成立し、決着した。

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【86艇のスタートシーン。こんなスタートシーンは学生レースくらいか?】※角野氏より

注目の優勝争いは、関東春インカレでも個人成績トップとなった明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士が、このシリーズでも絶好調。文句なしの関東チャンピオンに輝いた。

同校勢としては初の個人戦タイトルホルダーとなり、歴史的な優勝となった。

最終成績は以下の通りである。(6位まで入賞・18位まで全日本進出)



※【470級最終結果】 (86艇エントリー)

※開眼!明海初の個人戦タイトル
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【まさに絶好調!優勝した楠瀬/玉井ペア(明海大)】 ※羽田氏より

①楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)   10点(1-(9)-4-3-1-1)  
②斎藤 文人/江頭 英翔  (慶應義塾大) 22点(2-6-7-4-3-(24))
③岡田 奎樹/秦 和也   (早稲田大)  24点((10)-5-2-7-4-6)
④榊原 隆太郎/岩田 慧吾 (中央大)   40点(9-(27)-1-1-25-4)
⑤田中 美紗樹/岩井 俊樹 (早稲田大)  40点(6-(20)-5-6-20-3)
⑥中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)   45点(14-1-6-17-7-(22))
----------------------------------------------------------------------------------------
⑦榊原 健人/桑野 絵里佳 (中央大)   53点((27)-7-10-11-14-11)
⑧永井 涼介/盛田 冬華  (法政大)   56点(8-(26)-19-10-5-14)
⑨奥村 将文/服部 勇輝  (日本大)   58点(18-14-11-(19)-6-9)
⑩足立 茉莉花/田中 颯人 (法政大)   59点(11-11-12-20-(36)-5)
⑪吉村 彰人/出口 廣智  (慶應義塾大) 60点(4-13-17-5-(21)-21)
⑫菅野 翔 /宮口 悠太  (中央大)   64点(12-19-(29)-23-8-2)
⑬鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)   69点(5-2-3-26-(43)-33)
⑭小倉 晴太/横井 俊   (明治大)   70点(19-(41)-16-12-10-13)
⑮赤嶺 華歩/馬渡 凪沙  (法政大)   71点(23-(29)-9-25-2-12)  
⑯村瀬 志綱/武内 元彦  (慶應義塾大) 76点(20-8-15-18-(24)-15) 
⑰元津 志緒/永島 慶也  (早稲田大)  76点(13-16-20-15-12-(23))
⑱赤木 恒平/濱野 舜斗  (日本大)   77点(7-12-24-(30)-16-18)

※以上18チームが蒲郡全日本個人戦進出!




春インカレ個人成績トップの強さは本物だった・・・。ビッグフリートの戦い方はそれなりに難しく、さらに今シリーズは軽風域での戦いであったことから、各チームスコアメイクに苦しむ。優勝した楠瀬/玉井(明海大)は、全6レース3回のトップフィニッシュを含む、オールシングルとまさに圧勝であった。

準優勝の斎藤/江頭(慶應義塾大)、ディフェンディングチャンピオン岡田/秦(早稲田大)は3位に終わる。

注目の学校別通過数については、早稲田・慶應・法政・日大・中央がそれぞれ3艇、明海2艇、明治1艇とほぼシード校が占め、レベル差が顕著であり、まさに団体戦の続きのようであったといえるであろう。

※女子スキッパーは6艇通過
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【女子スキッパー最高位!田中/岩井ペア(早稲田大)】

今年も女子スキッパーは、6艇通過。田中美紗樹/岩井俊樹(早稲田大)の5位入賞を筆頭に、中山/工藤(日本大)が6位入賞、足立/田中が8位、鍋岡/戸井(明海大)が13位、赤嶺/馬渡(法政大)が15位、そして元津/永島(早稲田大)が17位と女子インカレ上位陣や、団体戦レギュラー級が順当に進出した。

次週はスナイプ級である。


以上

2017-06-23 02:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレが終了から約1ヶ月余、学生セイラーはここからが本番だ。全日本学生ヨット個人選手権(8/10~13、愛知・豊田自動織機海陽ヨットハーバー)の出場権がかかる関東学生ヨット個人選手権大会が、江の島ヨットハーバーにおいて、6/24~25は470級、7/1~2にはスナイプ級がそれぞれ開催される。(最大8レース制)

今年の関東個人戦のタイトルはどのチームに輝くか?簡単に展望していくことにする。

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【昨年の関東個人選手権より。今年も86艇のビッグフリートで開催】



※全日本進出数改正!

本題へ入る前に、今年から全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)の水域枠数が変更されることはお伝えしたが、この個人選手権でも改正となり、関東でも従来の14枠から18枠とチャンスは広がった。具体的な話は全日本時に述べることにするが、増えたことについては喜ばしい限りである。

早速、展望をしてみることにしよう。



※関東学生ヨット個人選手権過去5年の優勝チーム一覧
関東個人戦過去5年の優勝チーム

※過去5年の優勝チームだが、実力あるチームが順当に勝っている印象である。直近5年では山口祥世が女子スキッパーとしては初の制覇や、一昨年には武井裕子が優勝しているが、大学から始めて頂点に上り詰めた。



※【470級展望】(86艇エントリー)

※連覇なるのか?
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【まずはきっちり連覇か?岡田/秦ペア(早稲田大)】

昨年の470級は、僅か2レースで決着と消化不良気味のレースではあったが、優勝したのは、早稲田大の岡田奎樹/岩井俊樹(4年・唐津西/4年・早大学院)が、個人戦初タイトルを手にした。岡田はもう私が言うまでもなく、学生ヨット界のエース、いや日本セーリング界のホープと言っても過言ではないだろう。しかし数々の記録を持つ岡田でも、何故かこの学生個人戦のタイトルだけは縁がなかったが、最終学年の今年こそは学生全日本優勝を目指しているに違いない。まずはこの大会で連覇できるのかに注目だ。今年のクルーは秦 和也(2年・早大学院)である。

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【春インカレ個人成績トップの楠瀬/玉井ペア(明海大)】

続くのは春インカレで驚くべき走りを見せ、個人トップの成績だった明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士(3年・唐津西/3年・磯辺)は、団体戦3位に押し上げた活躍は見事であった。ここでも上位進出できるかによって真価が問われる。どうなるのか?

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【中央のエース榊原隆/岩田ペア(中央大)】

その楠瀬に続いたのは、中央大の榊原隆太郎/岩田慧吾(4年・唐津西/1年・霞ヶ浦)であった。榊原は1年次に全日本でいきなり6位入賞と活躍したが、2・3年次は無念の予選落ち、最終学年ではルーキー岩田と上位を目指す。春インカレの時にも述べたが、早稲田の岡田とは地元インターハイでのデュエット優勝メンバーであり、その時のクルーは前出の楠瀬とさすがに負けたくはないだろう。

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【2年生で早くもエース格の柳内艇(慶應義塾大)】

春インカレでは、早稲田に惜敗となってしまった慶應義塾大だが、スキッパー総入れ替えでここまでやれたのは立派ではなかったのか?同校の470級は7艇エントリーであり、毎年の傾向として多数の全日本進出を目指し、チーム編成を変えてくるのが特徴だ。春インカレ個人成績5位の柳内航平/倉内凱吾(2年・塾高/1年・塾高)を筆頭に、吉村彰人/出口廣智(2年・塾高/4年塾高)、村瀬志綱/武内元彦(3年・塾高/3年・塾高)、斎藤文人/江頭英翔(4年・塾高/4年・逗子開成)、村瀬海里/樫本達真(4年・比治山女子/2年・塾高)、そしてルーキー高宮豪太/久保田空(1年・塾高/2年・塾高)も登場し、ペアを見る限りバランスは取れているように見える。何艇通過できるのか?

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【昨年から最も成長した永井/盛田ペア(法政大)】

昨年辺りから上位戦線で活躍し、春インカレでも個人成績6位と結果を出したのが法政大の永井涼介/盛田冬華(4年・別府青山/1年・磯辺)のペアだ。エースらしく成績も上位で安定しており、混戦模様になれば、さらなる上位も可能であろう。

そして春インカレでは不本意な成績で終わった日本大はどうなのか?昨年関東勢最高位の5位入賞・奥村将文/服部勇輝(4年・高松工芸/2年・土浦日大)は意地をみせなければならないだろう。日大のエントリーは全部で7艇であり、チームとしても何艇通過できるのか?が見所となるであろう。

※女子スキッパー勢は?
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【昨年の全日本女子470級優勝の田中/岩井ペア(早稲田大)】

昨年は関東から7艇もの女子スキッパーが全日本進出となったが、今年はどうだろう。まず筆頭に挙げなくてはならないのが、春インカレ個人成績3位・早稲田大の田中美紗樹/岩井俊樹(2年・関西大第一/4年・早大学院)となるだろう。田中は昨年の全日本インカレでもルーキーながら同校の総合優勝に大きく貢献。仮に女子スキッパーが優勝するとしたら彼女しかありえないであろう。クルーの岩井は昨年の優勝者であり、可能性は十分にある。4年前の山口祥世以来の快挙となるのか?

その他では春インカレ優勝、法政大の赤嶺華歩/馬渡凪沙(2年・別府青山/4年・七里ガ浜)、足立茉莉花/田中颯人(3年・別府青山/4年・磯辺)、女子ペアで挑む日本大の中山由紀美/工藤彩乃(3年・唐津西/2年・芦屋)や、明海大の又村 優/青木美優(4年・大湊/1年・磯辺)辺りに期待したい。

上位校は何艇全日本進出できるのか?にも注目だが、春インカレ8位の千葉大や9位の東京大からも進出できるのか?に注目だろう。

※【結論】

改めて言うまでもまいが、連覇を目指す、岡田/秦(早稲田大)が中心なのは当然だが、破るとしたら上位校のエースが中心となるだろう。つまり榊原隆(中央)、永井(法政)、楠瀬(明海)、奥村(日大)、柳内(慶應)あたりか?

そして田中美(早稲田)がどこまで優勝戦線に絡めるのかにも注目だろう。


以上