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2018-11-05 18:30 | カテゴリ:インカレ
※早稲田大が蒲郡総合3連勝!
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【勝利の部旗を掲げる早稲田大チーム。先に終了したスナイプチームもレスキューに乗り駆けつけた】

平成最後の学生最終決戦!第83回全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)は、蒲郡特有の爆風ではなかったが、オールラウンドの風域で470級9レース・スナイプ級8レース計17レースを消化しての決着となった。

470級では全日本個人戦優勝の平野 匠主将をメインにアジア大会金メダルクルー高柳 彬を投入した日本経済大が、ほぼ完璧なレースをみせ6年ぶりの制覇。
混戦だったスナイプ級では、京都大の追い上げを僅かに振り切った早稲田大が2年ぶりの制覇。
そして注目の総合は、最後まで自分達のレースを貫いた早稲田大が、日大の追い上げを振り切り、2年ぶりの総合奪還、7度目の制覇で幕を閉じた。

※入賞校は以下の通りである。




※【470級上位成績】 (24校)
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【難しいコンディションの中で1レース平均34.4点は見事!優勝した日本経済大チーム】

①日本経済大     310点(28-16-19-33-105-56-22-16-15)
(平野 匠/井上雅之・古川達也、河崎 聖/高柳 彬、矢田奈津美・樋高陽之助/野田友哉)
※日本経済大は6年ぶり8度目の470級制覇

②日本大       398点(24-26-24-90-53-80-49-25-27)
③早稲田大      436点(61-31-55-19-87-52-22-68-41)
④慶應義塾大     498点(51-69-96-80-40-42-24-32-64)
⑤明海大       602点(71-45-71-103-29-82-70-82-49)
⑥九州大       650点(40-130-53-82-61-61-69-47-107)


※【参考・470級個人成績トップ6】(スキッパー交代は除く)
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【2年前と同様ハイレベルなレースを見せた高山/服部ペア(日本大)】

①高山 大智/服部 勇輝  (日本大)   25点(2-2-3-2-3-1-9-2-1)
②河崎 聖 /高柳 彬   (日本経済大) 55点(4-6-8-1-2-19-5-4-4)
③平野 匠 /井上 雅之  (日本経済大) 68点(18-1-1-3-26-2-6-7-5)
      /古川 達也
④中山 由紀美/中村 大陽 (日本大)   73点(12-4-2-15-14-6-17-1-2)
⑤村瀬 志綱/樫本 達真  (慶應義塾大)110点(5-7-11-16-5-20-13-10-23)
⑥田中 美紗樹/嶋田 篤哉 (早稲田大) 120点(19-13-16-6-21-25-1-9-10)




※【スナイプ級上位成績】 (24校)
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【スター軍団を牽引した主将艇・岩月/三宅ペア(早稲田大)】

①早稲田大      428点(23-34-57-58-101-35-50-70)
(岩月大空/三宅功輔、入江裕太/原潤太郎、松尾虎太郎/海老原崇・神宮泰祐)
※早稲田大は2年ぶり5度目のスナイプ級優勝

②京都大       437点(112-80-27-52-43-24-61-38)
③日本大       494点(39-30-23-89-157-78-33-45)
④同志社大      501点(41-96-77-29-44-38-96-80)
⑤立命館大      548点(42-71-116-41-32-73-99-74)
⑥慶應義塾大     549点(28-27-113-47-71-108-95-60)


※【参考・スナイプ級個人成績トップ6】(スキッパー交代は除く)
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【全日本個人戦優勝に続き、団体戦個人成績トップは見事!松尾/海老原ペア(早稲田大)】

①松尾 虎太郎/海老原 崇 (早稲田大)  98点(5-2-7-5-32-22-11-14)
       /神宮 泰祐
②松尾 光暉/古恵良 悠介 (同志社大) 100点(16-18-14-6-1-9-3-33)
       /矢澤 友香
③村山 航大/太田 誠   (京都大)  104点(32-21-9-3-10-16-8-5)
④矢野 伸一郎/吉永 温  (日本大)  105点(6-3-1-16-41-13-10-15)
⑤村上 義龍/村瀬 奏斗  (日本大)  139点(2-1-6-20-43-51-5-11)
⑥加藤 卓 /斎藤 洋童  (慶應義塾大)141点(3-9-41-9-18-29-15-17)


  

※【総合上位成績】 (15校)
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【470リーダー元津志緒の胴上げシーン。彼女はインターハイチャンピオンであるが、大学に入ってから苦しんだものの、よく頑張った】

①早稲田大      864点(436③+428①)
470級 (田中美紗樹/嶋田篤哉、西村宗至朗/秦 和也、元津志緒/古橋捷太)
スナイプ級(岩月大空/三宅功輔、入江裕太/原潤太郎、松尾虎太郎/海老原崇・神宮泰祐)
※早稲田大は2年ぶり7度目の総合優勝

②日本大       892点(398②+494③)
③慶應義塾大    1047点(498④+549⑥)
④同志社大     1227点(726⑧+501④)
⑤九州大      1238点(650⑥+588⑦)
⑥明海大      1394点(602⑤+791⑪)

※優勝および入賞されたチームの皆さんおめでとうございます!続いて総括。




※【レース推移】


11/1(木) 天気・晴れ 最高気温19℃ 風向風速320~330° 8~4m/sec
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【今回3点方式のスタートが取り入れられたが、ご覧のようにこのレースはラインが一直線ではない。そこをついた高山艇がポートスタート。決して有利ではなかったが、これもリスク回避の一例だろう】


前日まで安定した強風域でさすがは蒲郡!とも思われるコンディションと期待は高まるも、レース期間中の予報は徐々に落ちていく感じではあったが、初日はまずまずの風速に恵まれたものの、同一レースで突然弱まったりそして突如強まったりとかなり難しいコンディションとなる。それでも上位校は強いレースを展開することになる。

470級ではアジア大会金メダルクルー高柳 彬を投入した日経大が21点平均の完璧なレースで首位に立つ。続くはこちらも予想通り、高山大智を起用した日大がこちらも24点平均とハイレベルな争い。まるでプロ野球の外国人助っ人を思わせる活躍であった。3位には関東優勝の早稲田が続いた。

スナイプ級では関東三強が上位を独占。その中でも日大が関東春インカレを思わせるレースをみせ、30点平均とこちらもハイレベルなスコアで首位発進。22点差の2位には早稲田、そして慶應と続いた。

※従って総合は日大がトップ!早稲田に約100点差をつけ首位発進した初日3レースであった。




11/2(金) 天気・晴れ 最高気温20℃ 風向風速340~315° 5~3m/sec
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【入賞とはならなかったが甲南大も健闘!トリコロールスピンが映える】

予報通り風速が落ちてしまう。この日は軽風域のコンディションながらも先日同様強弱が激しく、混戦シーンも多く見られた。従ってプロテスト件数も多く、荒れた展開となってしまう。

初日首位の日経大、2位日大はこの日も順調だったかに思われたが、特に日大は高山・中山2艇は引き続き順調だったものの、3艇目が乱調、赤木そして交代した宮野までもプロテストで2つものDSQ、痛恨の3位後退となってしまう。日経大も矢田艇が2回目のペナルティで笛を吹かれたのにもかかわらずリタイアせずフィニッシュしてしまった為DNE(通常の英語より重い77点)となり、楽勝ムードが一変する。一方早稲田は、堅実かつ第4・7レースで好レースをみせ2位浮上、首位の日経に48点差まで迫る。そして慶應-明海-九州-そして第⑤レースで好レースをみせた甲南が入賞圏内まで上がってきた。

上位3校が抜けている470に比べ、混戦模様となったのはスナイプ級であった。初日首位発進の日大は乱調、しかも第5レースで植木艇が失格と4位へと後退してしまう。一方早稲田は苦しいレース展開ながらも安定したスコアにまとめ、逆転首位に立つ。

そしてこの日躍進したのは近北勢であった。特に初日6位スタートの京都大は村山/太田が安定したスコアや小塩/長塚の連続トップフィニッシュと大活躍。この日4レースを45点平均と首位へ41点差に迫る2位浮上となる。同志社も松尾/矢澤を筆頭とする京大並みの活躍ではあったが、一つの英語をつけてしまう。しかしそれでも3位浮上となる。以下日大-立命館-慶應と続いた。


※従って総合は早稲田が逆転!さらに日大に約100点差をつけ、終盤戦に突入するのであった。




11/3(土) 天気・晴れ 最高気温20℃ 
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【準備をするも風は吹いてこない・・・】

週末ともあってか各校関係者がハーバーに溢れ大盛況だったが、海面は全くの凪状態、ノーレースとなってしまう。この時点で早稲田の総合優勝の確率が高まったといえる。




11/4(日) 天気・雨 最高気温16℃ 風向風速300~310° 4~6m/sec
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【今大会のMVPを決定するなら間違いなく高柳だろう。スキッパーはルーキーの河崎、羽咋工業高の先輩・後輩ペア】

最終日の朝も風速が弱い。東よりの風で一度レースは始まったが、大きく振れノーレース。その後定番の300度方向からまずまずの風となり、470は2レース・スナイプ級は1レースが成立となる。

470級は日大が総合逆転をかけ意地をみせる。中山/中村と高山/服部2艇で2レースともワンツーと追い上げるも、首位の日経大は第⑧レース4-5-7・第⑨レース4-5-6と完璧なレースを見せ6年ぶりのクラス優勝。以下日大-早稲田-慶應-明海-九州が入賞となる。

スナイプ級は早稲田と京大の熾烈な戦いとなる。一上では京大が逆転したものの、早稲田は意地をみせ9点差を逃げ切って2年ぶりの制覇となった。京大の2位は大健闘、以下日大-同志社-立命館-慶應が入賞となった。

※総合は日大が追い上げたものの届かず、早稲田が2年ぶりの総合奪還で幕を閉じた。その差はわずか28点であった。


以上簡単にレースを振り返ってみたが、まずは優勝校の顔ぶれを紹介してみたいと思う。




※我慢の勝利!
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【過去2回の蒲郡優勝時もこの場所で記念撮影!早稲田大チーム】※早稲田FBより

現在王者に君臨し、2年ぶり7度目の総合優勝ならびに5度目のスナイプクラス優勝を果たした早稲田大選手諸君また関係者の皆さんにはおめでとう!と申し上げたい。

しかし今回はさすがの王者でも苦しかった・・・。初日3レースで日大に100点差をつけられ、その後のレースでどう戦うのか?に私は注目していた。しかし勝利の方程式は揺るがなかった。その方程式とは?

①英語を絶対とらないこと
リコールをしないことは当たり前なのだが、リスクが大きいことをしないことや、特にケース時には回る勇気を持つことが徹底されている(今回何度も回転している姿を私は目撃している、トータルではかなりの数)

②レースでのトップはいらない
普段やらないことや、無謀なリスク、(ギャンブル的)なコース取りはしない。

③セオリーを守る。
②に通ずる部分があるが、下位を走っていてもコースなどのセオリーを守れば上がってくることができ、1点でも多く稼ぐことになる。

主に3つを紹介したが、他にもたくさんあるので割愛させて頂くが、もちろん力がなければできないことも多い、しかしトップクラスのスキッパーだとプライドもあることからどうしてもトップを狙いたくなってしまうものなのではないのか?それを我慢しているところが他チームと違う所ではないのか?実際個人成績を見てみても470は田中/嶋田の6位、スナイプは松尾/海老原がトップであったがその2チームだけである。

今回は昨年2つのリコールで優勝できなかったことがトラウマだったのか消極的な姿も目立ったが、実際英語は一つもない。優勝するためには最低条件であることが改めてお判り頂けるのではないだろうか?

レースの戦略的な面だけでなく、今年の同校は優秀なルーキーが入学した為、レギュラー争いが熾烈になったことも例年とは違う所だったのは関東春インカレで申し上げた通りである。そのリクルートも毎年みても優秀な選手を獲得できているのに加え、西村宗至朗のようにAO入試で突破してきた選手もいる。さらにクルーは未経験者が多いのにも関わらず、今年の個人戦で優勝した海老原崇を代表とする良い選手が育っているのも強さの要因だろう。

レギュラースキッパーの岩月大空・元津志緒は卒業となるが、他校の状況を見る限り、当分は早稲田の独走状況が続くと思うのは私だけであるまい。そんなことを思う今回の勝利であった。




※雑草軍団による圧勝!
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【部員はたったの9名、久しぶりの優勝で三船監督も満面の笑み】※日経大FBより

470級は圧倒的なレースをみせた日本経済大が6年ぶり8度目の栄冠に輝いた。8度目の勝利は伝統校である日大・同志社の最多記録に並んだ。しかしここ数年は苦しい戦いが続いた。2003年の初参戦から14年連続の入賞も昨年途絶えてしまうくらいであった。しかし今年は全日本個人戦で平野/野田ペアが優勝と団体戦でも優勝の可能性は十分にあった。そこに高柳が加わったことでさらに戦力がアップ。ルーキー河崎と乗り、個人成績2位まで押し上げたのは見事であった。3番艇の女子スキッパー矢田奈津美も3番艇の役割を果たし十分健闘した。

ボートスピードもあったがレース戦略も徹底しており、高柳が他艇をコントロールしていたこともフリーのコース取りをみれば一目瞭然であった。

全日本個人戦の時も申しあげたが、平野や野田を始めレースメンバー全員高校時代は上位で活躍できた訳ではない。しかも6年前のスーパースター軍団とは違った雑草魂による優勝だったのではないだろうか?最終レース終了直後に五輪を狙う高柳が思わず歓喜のダイビングをしたこともそれを物語っているのではないだろうか?


※文句なしの勝利であった、優勝おめでとう!





※レース内容はよかったが・・・
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【最終日意地を見せ、2レースともワンツーフィニッシュの日本大】

今大会唯一早稲田と互角の勝負が出来ていたのは日本大であった。高山大智の起用によって大きな効果が表れ、さらにはスナイプも高レベルな戦いをみせるなど、私の想定通り。しかしすべては2日目にあった。3発のDSQとなってしまったのである。これがなければもちろん余裕で優勝だったわけだから、こんな勿体無い話はない。この辺りが英語のない早稲田と決定的に違うのが今の同校を象徴しているのではないだろうか?

しかし今年の4年生はよく頑張ったのではないのか?来年は早稲田の勝利の方程式を崩壊させる戦略で是非とも王者復活を願っている。




※25年ぶりのクラス入賞!
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【連続のトップにフィニッシュは見事!小塩/長塚ペア(京都大) 今大会私が敢闘賞を選ぶならクルーの長塚だろう】

今回一番目立ったのはやはりスナイプ級の京都大ではなかったのか?準優勝ではあったが、早稲田に9点差まで迫ったのは大健闘だろう。25年ぶりのクラス入賞であり、その時も蒲郡開催と何かの縁を感じざるを得ない。入賞の要因はジュニアからの経験者であるルーキー村山航大/太田 誠の個人成績3位の活躍や、小塩浩人/長塚正一郎の連続トップフィニッシュが光った。特にクルーの長塚は逗子開成高時代も活躍しており、コース取りに定評があるほどレベルは高い。惜しくも総合入賞とはならなかったが、この2人が残る同校は九州大同様来年も私大を脅かす存在になったことは間違いないだろう。




※5年間で4度の総合入賞
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【スキッパーの鄭 愛梨は高校2年次に国体優勝。その後は大会出場せず九大合格を目標に猛勉強し入学】

京大を紹介したからには、やはり現在国立大№1の九州大を忘れてはならないだろう。昨年の戦力に比べ若干苦しかったはずだが、470級6位・スナイプ級7位・総合5位と2年連続の入賞は見事であった。
特に3艇まとまってスタートするシーンや英語も全くなく、チームが良くまとまっていることを証明しているのではないのか。今年のレギュラーメンバーをみても大学以前の経験者は470の鄭 愛梨と永野俊輔二人だけ。スナイプに至っては大学から始めたメンバーばかりなのである。これは本当に凄いことではないのだろうか?以前にも申しあげたが、ここ数年、経験者が同校を目指す流れが確立しており、その代表格は田中航輝と高山達矢であった。その選手たちが中心となり、レベルアップしてきた。やはり良き伝統が受け継がれているということだろう。

また九州大の活躍は他国立大の刺激となっているはずである。今回は京大の躍進が目立ったが、努力すれば上位に入れることを証明しているのではないだろうか?是非とも総合優勝できるよう頑張って頂きたい。




※全日本学連への提言
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以前にも当ブログで提言したこともあったが(昨年も言ったか?)、改めて現状の問題点をまとめてみたいと思う。


①【団体戦と個人戦を同一開催に!】

私は色々な大学ヨット部のブログなどを拝見させて頂いているが、大会前になると「援助して頂いたOBに感謝」とのフレーズが非常に目立つ。部運営の厳しさの現状を表しているといえる。確かに全日本3大会はすべて別日程であり、相当な金額がかかっているのは事実である。これはなんとかしなければならないだろう。そこで・・・


※もう一度個人戦と団体戦を同一開催にすべきなのではないだろうか?


1995年より個人戦は独立したが、前半3日間を個人戦(8レース制)、後半4日間を団体戦(11レース制)の7日間開催にできないものだろうか?メリットはもちろん各校の経費削減が一番のポイントだ。ただデメリットは以下の通りである。

・現状の11月開催なら7日間+αの日程では、授業に支障がでる。(役員側も仕事を休めないか?)
・144艇+α(個人戦のみ出場)を置けるハーバーは限られる。(蒲郡くらいか?)

本来なら昭和時代のように夏休み開催が理想なのだが、11月が定着してしまった今となっては違和感があることだろう。となればこれを実現するためには冬休み期間(年末もしくは年始)しかないだろう。風も吹く可能性は高まるし、一石二鳥なのではないだろうか?


②【個人戦と団体戦の各水域枠数】

これは毎度申しあげていることなので省略するが、個人戦の枠数変更(特に近北・関西)はしなければならないだろう。また改正頻度も設定すべき。


③【大会(レース)フォーマットの統一】

・団体戦におけるレース数の統一(10レース?11レース?どちらなの?)※個人戦・女子インカレは8レースで統一されている。
・最終日のリミット時刻(以前は13時だったが、ここ3年は正午となっている)
・リコール番号決定方法の統一(ちなみに今年は北から水域ごとにあいうえお順・両クラス出場校で違う番号の場合もあり)
※まず1・2・3を前年総合優勝校にする(パフォーマンス的にもこれはやるべき、現状ではあまり考えにくいが、片クラスのみの出場となった場合は欠番とする)
・北から順に各水域の総合上位から振り分けていく(両クラス出場校はどちらも同一№にするようにする)
・そして片クラスのみ上位から振り分け
※クラス枠数が同一でない水域は、臨機応変に調整する。(今年を例にとると以下の通り)
無題


※他にもあるのだが、今回のスタート(3点方式)のように良い案件はどんどん取り入れていくべきではないのか?


今年は全レース消化とはいかなかったが、良いレースだったのではないのか?団体戦は早稲田の優勝で幕を閉じたが来年はどうなっていくのかは非常に楽しみである。84・85回大会は2年連続西宮開催が決定している。新たな体制となり、是非とも出場できることを私は祈っている。


以上




※【第84回西宮全日本インカレ水域枠数予定】
西宮84




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2018-10-22 21:30 | カテゴリ:インカレ
※平成最後の全日本インカレ

ようやく気温もグッと下がり、季節の変わり目をはっきりと感じる今日この頃だが、そうなると学生ヨットも佳境を迎えようとしているサインでもある。その最高峰のレース第83回全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)は女子インカレに続き、愛知県蒲郡市にある豊田自動織機・海陽ヨットハーバーを舞台に開催されようとしている。(10/31開会式、11/1~4レース・最大11レース制)

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【ワールドカップ開催時に竣工されたセンタープラザ】

平成最後となる今大会は、どの大学が制するのか?時代の変わり目であるからして、平成に入ってからの歴代優勝校や優勝回数などを振り返り、展望に続きたいと思う。


※【平成時代及び直近10年の優勝校と優勝回数】
記録集
※【早稲田の優勝回数は直近10年のみであることがお判り頂けるであろう】

上記表左側を見てお判りの通り、平成に入ってから総合優勝を達成したのは29年間でたったの6校。日本大・同志社大・福岡大の三強を始め、立命館大を加えた4校がその中心であった。

しかし21世紀に入ると流れが変わり始める。京都産業大の2度優勝や、片クラスながら新規参戦し、既に7勝と大きくインカレ界を変えた日本経済大が大きな一例だろう。

また右欄を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思うが、同志社・日大を除きこの10年間で新勢力が台頭したこともよくわかり、その代表格は早稲田大である。2度の総合三連覇で計6勝と学生ヨット界№1のチームになり、三強時代に引導を渡したのは間違いない。

※しかしながら昨年は同志社大が伝統校の意地を見せ、早稲田の4連覇を阻止したが、平成最後の覇者はどのチームになるのか?今年も最も重要な総合優勝争いから見ていくことにする。




※【第83回全日本インカレ展望と解説】
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【72艇のスタートシーンは圧巻!昨年大会より】 ※近北学連より


※【全日本個人戦有力校実績】
個人戦実績
※得点は全てカウント。2艇参加校は平均得点に1.5倍した点数を3艇目の仮想得点として計算してある(あくまでも参考)


総合優勝を狙えるチームは出場33校中15校となっているが、全日本の戦況を占う上で、一番参考になるのはやはり若洲全日本個人戦となるだろう。特に今年は強風域のレースもあれば、最終日のとてつもなく難しいコンディションもあり、各校の力を見る上で参考になった。各クラス共に上位10位まで見ていくと470は7チーム・スナイプは8チームが関東勢であり、他水域を圧倒する結果となった。従って関東勢からみていかなければならないだろう。




※当地総合3連勝となるのか?
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【蒲郡過去2大会では総合三連覇を決めている早稲田大。蒲郡三連勝となるのか?】

その筆頭はもちろん現在学生ヨット界№1の早稲田大である。昨年は史上2校目の総合4連覇は逃したものの、全日本470・全日本スナイプ両大会において史上初となる学生W制覇の金字塔を打ち立てた。関東インカレでも述べた通り、岡田奎樹・永松 礼の中心選手は卒業しても今年も強さは揺るぎない。

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【早稲田470の実質的リーダー田中/嶋田ペア】

総合は春・秋共にしっかり制覇。470級では田中美紗樹/嶋田篤哉(3年・関西大第一/3年・鎌倉学園)や元津志緒/古橋捷太(4年・長崎工業/4年・早大学院)の女子スキッパー2艇が中心でありながら、非常に強い印象を受けた。そしてルーキー西村宗至朗/秦 和也(1年・清風/3年・早大学院)も健闘し、関東インカレ5連覇を達成。学生スポーツで5連覇というのは難しいのが定説となっており、強力なライバルが多い中で、いかに現在の早稲田が強いのか?がお判り頂けるであろう。

全日本個人戦のデータをみてもトップであり、優勝候補筆頭なのは間違いなさそうだ。

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【全日本個人戦以降も好調を維持、関東インカレでもトップ成績の松尾/海老原ペア】

スナイプ級でも関東個人戦では岩月大空/三宅功輔(4年・碧南工業/4年・早大学院)、全日本個人戦では松尾虎太郎/海老原崇(2年・光/3年・川越東)がそれぞれ優勝するなど、力的にはもちろん上位だが、団体戦となると春は日大、秋は慶應に僅かな差で敗れている。先日の関東インカレの敗因はBFDが主な原因なのだが、ライバルも力をつけていることもあり、いくら力はあっても英語があれば簡単には勝てないといことも示している。

しかし上記の2艇に加え、入江裕太/原潤太郎(3年・逗子開成/3年・早大本庄)も好調を維持しており、優勝候補筆頭ではあるのだが、若干不安なのが全日本個人戦以降調子が落ちている岩月/三宅くらいか?ただ岩月にとって蒲郡は知っている海面であり、落ち着いて臨めることから、有利なのは間違いあるまい。

2度の三連覇達成時、いずれも蒲郡の開催であった。相性も抜群に良く、当地総合3連勝を目指す。




※逆転候補筆頭!
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【旧三強の意地をみせられるのか?十分チャンスはある!】

昭和時代はもとより、平成に入ってからも総合7勝とトップに君臨してきた日本大だが、直近10年に限って見ると総合優勝は僅か1回。その制覇した2011年以降、6年遠ざかっていることは既にワースト記録となってしまっている。完全に早稲田に対し王座を明け渡してしまっている現状なのだが、今年に入って春・秋共に関東では総合準優勝と昨年よりは明るい兆しが見えているのも事実だろう。

ただ春インカレで早稲田に対し僅かだった差が、先日の秋では100点近くも離されてしまった。その原因はスナイプというより、470で大きく離されてしまったことである。この対策をしなければ、優勝は厳しいと言わざるを得ない。

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【女子インカレの悔しさはここで晴らす!中山/中村ペア】

470級は関東個人戦優勝の赤木恒平/佐藤海志(4年・中村学園三陽/2年・大島海洋国際)を始め、全日本女子準優勝の中山由紀美/中村大陽(4年・唐津西/2年・磯辺)、そして宮野菜々/服部勇輝(4年・磯辺/3年・土浦日大)この3艇で今年は戦ってきたが、やはり全日本では切り札を登場させることになるだろう。そう2年前の蒲郡大会クラス優勝の立役者・高山大智(3年・星林)である。あの時も11レース中7レースのトップフィニッシュと大活躍、うまく機能すれば2年前の再現もあるのではないのか?

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【成績が一番安定している村上/村瀬ペア(日本大)】

スナイプにおいても春インカレで優勝したように、村上義龍/村瀬奏斗(4年・宇土/3年・碧南)を筆頭に、池田紅葉/玉山郁人(4年・横浜創学館/3年・中村学園三陽)、そして矢野伸一郎/吉永 温(3年・和歌山工業/2年・磯辺)とパーフェクトを達成したこともあり十分力はある。秋は早慶に敗れはしたが、大きな差ではない。従ってギリギリの戦いができれば、7年ぶりの総合優勝もみえてくるのではないだろうか。




※初の総合優勝なるのか?
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【昨年のクラス優勝を機に一気に総合制覇となるのか?村瀬/樫本ペア】

昨年470級で悲願の初優勝を飾った慶應義塾大は、今年に入り春は苦戦したものの、徐々に調子を上げ、先日の秋インカレでは3位と総合優勝を狙える位置まできたといえるのではないだろうか?ただ日大同様470級の戦いが課題である。しかし全日本個人戦では村瀬志綱/樫本達真(4年・塾高/3年・塾高)が4位、高宮豪太/久保田空(2年・塾高/3年・塾高)が6位と2艇入賞を果たし、あとは昨年の優勝を経験している柳内航平/武内元彦(3年・塾高/4年・塾高)の調子が上がればクラス連覇も夢ではないだろう。

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【このチームが成長したことでガラリと変化!加藤/斎藤ペア】

そして注目なのは秋インカレで優勝したスナイプだ。全日本個人戦で準優勝となった加藤 卓/斎藤洋童(2年・宮古商業/4年・町田)を始め、同4位の松世拓也/小川昭人(4年・塾高/4年・塾高)、そして同7位の岡 豪太/曽我駿亮(4年・公文国際/3年・塾高)と、クラス優勝を狙える所まできた。ただ秋インカレでは早稲田や日大がBFDスタートから這い上がってきたように、全ては展開次第だといえる。初の総合優勝となるのか?


※今年の個人戦や団体戦予選の結果をみれば、関東三強が圧倒的に抜けており、他校はかなり苦しいように思える。続くは入賞候補チームを挙げてみることにする。




※総合連覇を目指すも・・・?
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【全日本個人戦準優勝の矢野/三浦ペア】

昨年4年ぶりに総合優勝を飾った同志社大だが、渡辺 駿や杉山航一朗の中心選手は存在したものの、戦力的にみれば総合までは難しいと私は思っていたが、まさに意地で勝ち取った勝利であり、団体戦は力だけでは勝てないことを改めて教えてくれた。

しかしながら戦力自体は昨年よりもかなり苦しい。全日本個人戦の進出数も各クラス2艇ずつと、苦しいチーム状況を表しているのではないだろうか?それでも470級では学生トップクラスである全日本個人戦準優勝の矢野航志/三浦 匠(4年・別府青山/1年・光)がおり、中尾友哉/山形純平(4年・八尾/4年・北須磨)や續木茄可/藤原雄斗(2年・法隆寺国際/3年・夕陽丘)の2・3番艇が続けるのかどうか?

スナイプ級は個人戦に出場した松尾光暉/矢澤友香(3年・西南学院/4年・長野)が10位、藤野流星/黒田 誉(3年・中村学園三陽/2年・関西中央)が12位とまずまずであった。しかし3番艇はどうするのか?近北予選では藤野は出場せず、長澤 慶/小林侑矢(2年・宮古/3年・西南学院)と飯尾隼人/古恵良悠介(3年・済美平成/4年・清風)で戦った。これは私の想像でしかないのだが、レギュラーをどちらにするか?のテストだったのではないだろうか。おそらく3番艇は長澤/小林となることだろう。

昨年も全日本直前に巻き返し、劣勢を跳ね除けた。トータル的にみると総合連覇は苦しいが、入賞は間違いないというのが今年の同校だろう。




※総合上位であるが・・・?
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【今年の関学はルーキーがどこまで頑張れるかもポイント、石川/中島ペア】

そして昨年まで9年連続総合入賞しているのは関西学院大である。悲願の総合優勝を目指し毎年奮闘しているが、なかなか届かない。同志社同様、個人戦は2艇ずつの進出や、関西予選でも苦しい戦いとなり、さすがに今年も厳しそうだ。

470級では個人戦11位の上野 航/大野将寿(3年・関学高等部/3年・別府青山)を筆頭に、ルーキー藤原達人/木下雅崇(1年・清風/3年・中村学園三陽)、そして女子インカレ優勝の小泉志織/光森慎之介(4年・別府青山/4年・光)である。

スナイプ級では山本皓貴/大平龍之介(4年・邑久/4年・別府青山)を始め、ルーキー石川 航/森本雄太(1年・中村学園三陽/2年・須磨学園)、そして個人戦11位の安部浩希/中島悠介(2年・別府青山/3年・関学高等部)となるが、苦しいながらも両クラスに優秀なルーキースキッパーがレギュラーとなっているのがここ数年を見ると違う所なのではないだろうか?10年連続入賞は間違いなさそうだが、優勝となると同志社同様苦しいのは事実である。


※ここまで総合入賞の常連校を5チーム挙げてきたが、残るはあと1チームである。その候補とは?

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※クラス優勝は可能!
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【中央スナイプをここまで引き上げたのは彼女の功績、岸/清田ペア】

上記昨年の順位に赤字の4校が入賞候補のチームとなる。この中で最も期待できるのが昨年7位の中央大となるだろう。特に昨年5位入賞のスナイプは、優勝の可能性もあることから注目しなくてはならないだろう。

女子インカレでは4年連続3位以内と団体戦でもチームを牽引してきた岸 祐花/清田 司(4年・相模原/4年・鎌倉学園)を筆頭に、全日本個人戦3位の高山颯太/齋藤健斗(2年・金井/4年・気仙沼)、そして同13位の山内健史/櫻井 亮(3年・磯辺/3年・城北埼玉)と関東三強に引けを取らない。関東インカレではトラブルなどにより三つの英語をつけてしまったが、それでも5位と実力は上位であり、これは期待できるだろう。

しかし総合入賞を目指す為には470の頑張りが必要となる。昨年のリーダー榊原隆太郎が抜け、春は大苦戦。それでも秋は慶應に迫る5位と健闘、菅野 翔/中村海一(4年・中村学園三陽/1年・日南振徳)、榊原健人/齊藤七大(3年・唐津西/3年・逗子開成)、そしてルーキーの小西健治/岩田慧吾(1年・芦屋/2年・霞ヶ浦)も成長している。470が大きく足を引っ張らなければ18年ぶりの総合入賞は見えてくるのではないのか?




※どちらかの入賞は必須!
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【九大470の中心、鄭/岩井ペア】

そして直近5年間で3度の総合入賞を果たしているのは、国立大のリーダーであり、昨年5位の九州大である。私大勢に割って入っているのは見事であるのだが、今年は昨年の戦力に比べ、若干落ちてしまっているのは致し方ないか。

それでも470級は個人戦12位の鄭 愛梨/岩井 陸(4年・芦屋国際/4年・基町)やスナイプ級では16位の内藤大敬/八並克憲(4年・豊中/4年・筑紫丘)のリーダー艇が存在し、トータルはこの順位であったが、レース内容は決して悪くない。問題はそれぞれの2・3番艇が続けるのかどうかである。入賞を目指す為にはどちらかの入賞は必須となるだろう。




※470はチャンス!
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【明海470でここまで活躍した選手は初めてだった楠瀬/玉井ペア】

そして昨年470級で6位入賞となったのは明海大である。今年の春インカレでは早稲田に対し互角の勝負をし、準優勝と期待を持てる内容だった。楠瀬和旺/玉井瑛士(4年・唐津西/4年・磯辺)を筆頭に鍋岡 薫/守屋晴喜(4年・羽咋工業/1年・海津明誠)、そして花井静亜/鈴木真人(3年・海津明誠/3年・磯辺)女子スキッパー2艇が続いているが、先日の秋インカレでも3位と力はあるのは事実である。

但し問題なのはスナイプだ。関東春女子インカレ優勝の花本菜美/岩井裕樹(4年・聖光/4年・磯辺)は戦えるとしても、2・3番艇は1年生スキッパーと力不足は否めない。果たして総合入賞まで届くのか?




※9年ぶりの入賞を目指す!
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【関東女子インカレで優勝した赤嶺/盛田ペア(法政大)】

最後に昨年8位・470級では5位入賞した法政大である。その470級は赤嶺華歩/盛田冬華(3年・別府青山/2年・磯辺)を筆頭に、足立茉莉花/藤代浩輔(4年・別府青山/4年・町田)、そして伊藤七瑠/黒石大陽(2年・磯辺/2年・別府青山)と全て女子スキッパーだ。昨年よりは若干劣るのは致し方ないが、今年はスナイプも頑張っており、安定したスコアでまとめれば入賞も可能であろう。


※以上が両クラス有力校を挙げてきたが、片クラス出場校の有力チームを見ていくことにする。




※戦力は整った!
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【個人戦は実に強かった!平野/野田ペア】

470級では、昨年連続入賞記録が途絶えてしまった日本経済大がその筆頭。個人戦で圧勝した平野 匠/野田友哉(4年・長崎工業/4年・ありあけ新世)を始め、矢田奈津美/井上雅之(4年・羽咋工業/2年・福岡第一)、そして3番艇はルーキー河崎 聖(1年・羽咋工業)にアジア大会金メダルを獲得した高柳 彬(4年・羽咋工業)の出場となるのではないのか?

優秀なクルーが司令塔の役割を果たせば、かなり面白い存在となる。6年ぶりの制覇となるのか?




※復活なるのか?
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【個人戦5位入賞の堀/小道ペア】

そして関西予選で目立ったのは関西大ではないのか?個人戦で5位入賞した堀久太郎/中島佑樹(4年・星林/3年・高松商業)を筆頭に、稲毛竣哉/小道大輔(4年・高松商業/3年・羽咋工業)、そして井堰威瑠/野田 空(1年・和歌山工業/2年・海津明誠)と最終レースでパーフェクトを決め、関西学院に勝利したのは価値がある。さすがに優勝となると苦しいが、6年ぶりの入賞を目指す。




※【470級結論】

※一昨年の再現!
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【日大470は高山を起用することによって他校を混乱させることができるのか?】

◎日本大
○早稲田大
▲日本経済大
△慶應義塾大
△同志社大
△関西学院大
注明海大・関西大

※早稲田が圧倒的優位なものの、日大が高山を起用すれば総合力は間違いなく上回り、一昨年の再現に期待。また個人戦優勝者を輩出した日経大も戦力が整いチャンスなのか?

※【スナイプ級結論】

※関東三強の争い!
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【直近10年でスナイプ4勝と滅法強い早稲田大】

◎早稲田大
○慶應義塾大
▲日本大
△同志社大
△関西学院大
△九州大
注中央大

※関東勢が圧倒するのは間違いなさそう。早稲田・慶應は互角のように見えるが、力的には早稲田の方が上と見る。この2校に日大・中央もチャンスはあり、大激戦になるだろう。

※【総合結論】

※総合奪還!
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【この3つの優勝旗はどの大学へ・・・?】

◎早稲田大
○日本大
▲慶應義塾大
△同志社大
△関西学院大
△明海大
注中央大

※戦力的にやはり早稲田が優位であり、2年ぶりの総合奪還なるか?逆転候補は日大・慶應くらいしか思いつかない。


※この時期になると、当地は良いコンディションとなるのだが、どうなるだろうか?少なくとも昨年よりはレース数は多く実施されるだろう。平成最後の全日本インカレであることから、記憶に残る大会となるはずである。選手の皆さんは全力を尽くし戦って頂きたい。好レースを期待している。


以上


※蒲郡全日本インカレフェイスブックサイト


2018-10-09 13:30 | カテゴリ:インカレ
※早稲田大が総合連覇!

蒲郡全日本へ向け、最も注目されるシリーズ第85回関東学生ヨット選手権大会は、台風25号の影響が心配されたものの、470級6レース・スナイプ級5レースが成立し、決着した。
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【470級スタートシーン】

レースは470級は圧倒的な力をみせた早稲田大が見事5連覇達成。スナイプ級ではスタートダッシュを決めた慶應義塾大、そして注目の総合は早稲田大がそれぞれ優勝し、閉幕した。

※入賞校(6位まで)と全日本進出校(8位まで)は、以下の通りである。




※【470級上位成績】 (15校)
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【個人成績3位の元津/古橋ペア(早稲田大)】

①早稲田大学     135点(47-19-21-15-23-19)
(西村宗至朗/秦 和也・元津志緒/古橋捷太・田中美紗樹/嶋田篤哉)
※早稲田大は5年連続13度目の470級優勝

②日本大学      208点(34-53-34-41-31-14)
③明海大学      223点(38-45-27-38-35-40)
④慶應義塾大学    269点(52-45-55-21-22-64)
⑤中央大学      273点(54-59-34-25-38-63)
⑥法政大学      298点(31-64-54-64-51-34)
⑦千葉大学      424点(64-54-89-82-72-53)
⑧学習院大学     446点(71-88-80-61-68-88)


※【参考・470級個人成績TOP6】
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【強い早稲田のエース・田中/嶋田ペア(早稲田大)】

①田中 美紗樹/嶋田 篤哉 (早稲田大)  18点(1-7-4-1-2-3)
②楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)   26点(2-9-2-2-10-1)
③元津 志緒/古橋 捷太  (早稲田大)  48点(16-11-3-4-5-9)
④中山 由紀美/中村 大陽 (日本大)   49点(10-8-7-15-1-8)
⑤高宮 豪太/久保田 空  (慶應義塾大) 58点(5-17-1-6-6-23)
⑥榊原 健人/桑野 絵里佳 (中央大)   68点(7-10-12-5-12-22)
      /齊藤 七大




※【スナイプ級上位成績】 (15校)
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【春より数段成長!優勝した慶應スナイプチーム】

①慶應義塾大学    118点(15-29-23-35-26)
(松世拓也/小川昭人・加藤 卓/斎藤洋童・岡 豪太/曽我駿亮)
※慶應義塾大は2年ぶり3度目のスナイプ級優勝

②早稲田大学     120点(64-14-11-20-11)
③日本大学      141点(63-18-13-22-25)
④法政大学      260点(67-59-45-43-56)
⑤中央大学      266点(74-62-80-23-27)
⑥明海大学      290点(64-80-62-40-44)
⑦明治大学      331点(83-47-51-82-68)
⑧東京大学      378点(65-76-45-86-86)


※【参考・スナイプ級級個人成績TOP6】
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【圧倒!さすがは全日本個人戦チャンピオン・松尾/海老原ペア(早稲田大)】

①松尾 虎太郎/海老原 崇 (早稲田大)  11点(1-1-1-2-6)
②村上 義龍/村瀬 奏斗  (日本大)   28点(5-7-2-7-7)
③岡 豪太 /曽我 駿亮  (慶應義塾大) 30点(2-12-4-10-2)
④矢野 伸一郎/吉永 温  (日本大)   31点(12-2-6-6-5)
⑤入江 裕太/原 潤太郎  (早稲田大)  38点(17-8-7-5-1)
⑥加藤 卓 /斎藤 洋童  (慶應義塾大) 42点(9-3-8-1-21(SCP))




※【総合成績】 (13校)
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【優勝に貢献、ルーキー西村/秦ペア(早稲田大)秦は昨年岡田のクルーとして鍛えられた】

①早稲田大学     255点(135①+120②)
(470級-西村宗至朗/秦 和也・元津志緒/古橋捷太・田中美紗樹/嶋田篤哉)
(スナイプ級-岩月大空/三宅功輔・入江裕太/原潤太郎・松尾虎太郎/海老原崇)
※早稲田大は2年連続13度目の総合優勝

②日本大学      349点(208②+141③)
③慶應義塾大学    387点(269④+118①)
④明海大学      513点(223③+290⑥)
⑤中央大学      539点(273⑤+266⑤)
⑥法政大学      558点(298⑥+260④)


※入賞チーム及び全日本進出を決めた各校の皆さんおめでとうございます。続いて総括。




※【レース推移】


10/6(土) 天気・晴れ 最高気温29℃ 風向・風速 170° 3m/sec

台風25号の影響が出そうな予報であったが、予想に反し、午前中は風速が上がってこない。ようやく午後に出艇したものの、運営の不手際もあり、なかなかレースは始まらない。ようやく整ったのが15時過ぎであり、470級は1レース成立したものの、スナイプ級は途中でノーレースとなってしまう。

その470第①レースでは、沖風ながら微妙に振れる難しいコンディション。どのチームも決め手に欠ける珍しい状況の中で法政-日大-明海-早稲田-慶應と続いた。


10/7(日) 天気・晴れ 最高気温32℃ 風向・風速 210° 3m/sec

台風が日本海側を通過した影響で朝は強風で待ちの状況となるも、あっという間に風速が落ちてしまう。しかもうねりが残り、さらに難しいコンディションとなる。正午前後に両クラス共に1レース成立したものの、昨日同様運営の不手際も輪をかけ、コミッティーの判断も遅く、結局そのレースのみで終了してしまう。

470級第2レースでは4位スタートとなった早稲田大が西村/秦のトップフィニッシュを始め、唯一3艇まとまったレースで、あっさり首位に躍り出る。明海-日大-法政と続いた。

スナイプ級第1レースではなんと早稲田、日大、中央、法政と上位校がそれぞれ1艇ずつBFD排除となり、大波乱。そんな中で好調の慶應義塾大が2-4-9の15点と素晴らしいレースを見せ、首位に立つ。2位以下は大混戦となってしまう。

総合は慶應が首位に立つも、当たり前だがまだまだわからない状況。


10/8(日) 天気・くもり 最高気温25℃ 風向・風速 40-50° 8-5m/sec

あっという間に最終日。上記の通り僅かのレースしか成立しておらず、出艇を30分早めるも、結局通常の予定時刻までモタモタしてしまう。それでも風向・風速共に安定し、両クラス共4レース成立と最終日にしてここからが本番という奇妙なレースになるのであった。

強風域だったことから、明らかに実力差が出始める。470級第3レースでは前日5位の慶應が意地をみせ高宮/久保田のトップフィニッシュを始め、3-9と続くも、3位フィニッシュの村瀬/樫本が早稲田元津艇とのケースにより結局は失格。その早稲田は3-4-5の14点と堅調であり、後続と差が広がり始める。

スナイプ級第2レースでは、慶應、早稲田、そして日大と高レベルによる争いで抜け始める。

続く470級第4レースでも首位早稲田は、田中/嶋田のトップフィニッシュを始め4-10の15点とさらに差が広がり、他校は全く太刀打ちできない。スナイプ級でも第2レース同様三強のオンパレード、早稲田・日大がジリジリと慶應に迫る展開となった。

※この時点で470級で圧倒している早稲田が総合でも首位に立つ。

続く470級第5レースでも早稲田は23点に抑え、2位以下を50点引き離す展開となり、クラス優勝は最終レースを残しほぼ確定。注目は全日本進出ボーダー争いに集まる。

この時点で7位東大-8位学習院-9位千葉と特に学習院が健闘、熾烈な争いになる。

スナイプ級第4レースでは早稲田・日大がさらに猛追、慶應のアドバンテージも残りわずかとなってしまう。こちらの全日本進出争いは、470とは違い、シード校で決定する情勢となる。

※総合は、早稲田スナイプが慶應に迫ったこともあり、2年連続の制覇は目前となる。

そして最終となった470級第6レース、早稲田は3-7-9の19点と文句なしの制覇。そして意地を見せたのは日大であった。2-4-8の14点と好レースをみせトータル2位、そして明海-慶應-中央-法政の計6校は余裕で全日本進出を決める。そして7・8位争いにまたしてもドラマが生まれるのであった。

スタートで7位東大・8位学習院共に1艇ずつUFDとなってしまう。一方3年連続全日本出場に黄色信号が灯っていた9位千葉は、リーダー辻/畑が5位、伊東/荘が11位とこの時点で7位は確定。そして8位争いは、東大と学習院になるも、失格になった艇の順位で明暗を分けてしまう。東大は16位フィニッシュとなった塚本/斉藤が対象だったのに対し、学習院は途中でハリヤードトラブルでリタイアした藤井/諸星だった。しかも他2艇も16-26と健闘し、東大を4点上回り、12年ぶりの全日本進出となった。

スナイプ級最終第5レースでも早稲田が1-4-6と完璧なレースをみせたのに対し、慶應も2-3-7と高レベル。慶應のクラス優勝と思いきや、早稲田・松尾艇と慶應・加藤艇とのプロテストが発生。しかし加藤艇は失格までには至らず、SCPとなり、わずか2点差で慶應が逃げ切り、クラス優勝を果たした。

総合は早稲田が2位日大に100点近く離す圧勝、2位日大、3位慶應となる。この3校は全日本でも必ずや総合優勝争いに加わることだろう。


※以上早稲田の圧勝であったが、展望でも述べたとおり、チームの総合力が全く違っているということだ。普通なら今年は岡田奎樹・永松 礼の抜けた穴は相当大きかったはずだが、西村宗至朗を始めとするルーキーが活躍できていることや、スナイプの海老原崇のようにクルーも非常に育っているのも強さの秘密であろう。さらには今までなかったレギュラー争いが熾烈になっている事も、昨年までとは違うのが今年の同校ではないのか?2年ぶりの総合制覇へ向け、順調だといえるのではないだろうか?

そして今回目立ったのは470級の全日本ボーダー争いの中で千葉大は3年連続の進出は本当に見事という他はない。やはり同じ水域で活動する明海大との練習を通じてレベルアップしているのがその要因であろう。

また、見事学習院大が12年ぶりの進出となったのは驚いた方も多いと思うが、ここ数年、何度も全日本を逃してきた中堅校である。展望でも紹介した田中智也の力もそこまで抜けている訳ではなく、他2艇もレベルアップしての全日本進出であった。現監督である中島 淳氏は、みなさんもおなじみの雑誌KAZIの編集長であり、今年再登板、監督として初の全日本進出なったことは、喜びもひとしおだろう。





※レース運営改革必須!
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【470級スタート数秒前、高宮/久保田(慶應義塾大)など数艇がポートスタートを狙っていた。これをみて風向が変化していることもわからないのだろうか?風向を測るまでもないだろう】


レースの話はここまでにして、選手や関係者の皆さんは今大会かなりの不満を感じていたのは分かっている。これは今回に限った話ではないのだが、いつも思うことはなかなかレースが始まらないことが、一番の問題なのだ。

特に最近ではGPSを重要視していることから、④マークを打たないことにはどうしようもないのだが、本当に遅いのだ。海上本部の位置が決まったら、自分たちで判断し早く打て!と私は言いたい。そして最も問題なのはアウターだ。いつもアンカーが効かなく、レース時刻が遅れる元凶となっている。この対策ははっきりいって簡単な話であるのだが、学連側でしっかりしたアンカー、長いロープを用意すれば済むことなのである。(長いロープを用意すれば調整だってきくだろう)

そして最も困るのは間違った風向を伝えていることである。アウターでほぼポートスタートとなっているのに全く右の角度を報告している。さらには海上本部も風向なんか測るまでもなく、クローズの走りやスピンの形などで、変化しているのがわからないのだろうか?

極めつけは、470でノーレースとなった第3レースの話である、一下でコース変更をしたまではいいが、全く一本コースの角度と本当にでたらめだ。その前からそんな風向ではなかった訳だから、海上本部はレース全体を把握していないことになる。

(もう既に)選手から馬鹿にされているのがわからないのだろうか?

全く以って酷かったが、過去にも事件は多発しているのだ。何故そうなってしまうのかというと関東学連の独特の考え方がこうしてしまっているのである。

レース進行担当を学生がやっているのが、そもそもの問題であるからだ。「学生のレースだから学生自身が考えなさい」などと意味不明なことを言う役員も存在する。本当に理解できないのだが、毎年学生も入れ替わる中でまともなレース運営なんかできる訳がないだろう。

※しかもこういう言い方は申し訳ないが、決勝では予選落ちしている学校のメンバーが中心なのだから・・・・・・・・。(※ここに続く文言はみなさん判るはずである。省略)

※5年前に私は問題提起したはずである。(下のリンク)


※関東学生ヨット連盟への提言


この中で一番重要なのはきちんとしたレース委員会を作ることなのである。先日江の島ワールドカップが開かれた際にも、某海面でミスが多発し、①レースも消化できなかった日もあったと聞いている。しかも全国から集まったレースオフィサーでもそうなるのだから、はっきりいって(水深も深く)難しいのである。それを学生にやらせるなんてもっての外だ。はっきり言って学生は(レース運営は)お手伝いの存在だけで十分なのである。これによりスピーディーな進行になることは間違いないと私は断言する。


しかし学連側も悪いが、何故各校の指導者層は何も言わないのだろうか?ここも全く以って疑問の一つなのだ。先日約20校の監督同士が会議を開き、意見交換したことは私も知っているが、色々言うべきなのである。現存する重要な理事会も各校理事だけでなく、監督も参加するように変更すべきではないのか?その中で議論を活発にすることが、関東学連の為になるのではないだろうか?

※何としても改善して頂きたい。


※努力すれば全日本も夢でない!

※厳しい論評をしてしまったが、最終日のレースは非常に見応えがあった。優勝争いはもちろんのこと、特に全日本枠数が8となったことで、今まであきらめムードだったチームも練習、そしてレベルアップしており、全日本へ出場させてあげたいチームはいくつも存在した。その証拠にトップ艇とラスト艇の時間は本当に短く、さすがは関東の決勝だな!と私は思うのであった。

全日本出場できなかったチームは、わずかな差でしかない。代が変わり、全日本進出できるよう是非とも頑張ってほしい。今年の関東も必ずや8枠を持って帰ってきてくれるであろう。


※さあ今年の学生レースも残すは最大のビッグイベント蒲郡全日本のみとなった。出場校が決まり、どのようなレースになるのかは本当に楽しみである。



以上


※【第83回蒲郡全日本インカレ出場校】
全日本


2018-10-03 04:00 | カテゴリ:インカレ
今年の蒲郡全日本インカレ戦線を占う重要シリーズ第85回関東学生ヨット選手権大会は、既に予選シリーズは終了し、いよいよ決勝シリーズが開幕する(10/6~8開催、最大10レース制)

各クラス15校出場の内、両クラス出場は13校であり、それぞれ上位8校が晴れの全日本インカレの舞台へと進出する。

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【蒲郡全日本に進出するのは??全日本個人戦より470級スタート】※この記事の写真は羽田氏より

※決勝進出校は以下表の通りである。




※【決勝進出校】
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※今年の関東チャンピオンはどの大学になるのか?また全日本進出はどうなるのか?簡単ではあるが解説していきたいと思う。




※【第85回関東インカレ展望】

※参考・各大会各校上位3艇の得点データ
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今年度新体制となってからの春季選手権では早稲田大が総合優勝を飾り、今年も関東のリーダーの中心であることを認識させられたシリーズであった。昨年まで中心を担っていた岡田奎樹や永松 礼が卒業しても戦力ダウンすることなく、好スタートを切った。

上記データは春インカレやその後の大会での各校得点データである。単純に各校3艇の得点で計算してある為、厳密なデータとはいえないのだが(※個人戦では4艇以上出場しているチームもある為)、多少は参考になるはずである。

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【全日本個人戦3位の田中/嶋田ペア(早稲田大)】

まず470級から見ていくと、優勝争いはデータを見ればお判りの通り、早稲田大明海大日本大慶應義塾大、以上春インカレ上位4校の争いとなる。その中でも早稲田は、続く関東個人戦-全日本個人戦の上位3艇を合計した得点でも他校を上回るトップの成績であり、優勝候補の筆頭であることは間違いない。

女子でありながら強力リーダーの田中美紗樹/嶋田篤哉(3年・関西大第一/3年・鎌倉学園)を筆頭に、元津志緒/古橋捷太(4年・長崎工業/4年・早大学院)、ルーキー西村宗至朗/秦 和也(1年・清風/3年・早大学院)とレギュラー陣は春と一緒か?

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【もう一度勝負!リーダー楠瀬/玉井ペア(明海大)】

春インカレ第①レースでパーフェクトを達成した明海大は、両個人戦での得点データは良くなかったものの、順風域までなら優勝できる実力があることは間違いなく、エース楠瀬和旺/玉井瑛士(4年・唐津西・4年・磯辺)を筆頭に、鍋岡 薫/青木美優(4年・羽咋工業/2年・磯辺)、花井静亜/鈴木真人(3年・海津明誠/3年・磯辺)とこちらも春と変化無く、再度早稲田へ挑戦し、関東初優勝を狙う。

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【関東個人戦チャンピオンの赤木/佐藤ペア(日本大)】

春インカレで3位だった日本大は、関東個人戦で優勝チームを輩出するなど、まずまずの状況であるが、優勝するためには劇的なレースがないと苦しいだろう。関東個人戦優勝の赤木恒平/佐藤海志(4年・中村学園三陽/2年・大島海洋国際)を筆頭に、女子上位の中山由紀美/中村大陽(4年・唐津西/2年・磯辺)、各大会で健闘している宮野菜々/服部勇輝(4年・磯辺/3年・土浦日大)とこちらも安定したメンバーで早稲田を逆転することができるのか?

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【全日本個人戦4位入賞の村瀬/樫本ペア(慶應義塾大)】

昨年、全日本クラス制覇の慶應義塾大は、戦力が大幅に変化した訳ではなかったが、春は4位と不本意な結果となってしまった。しかし徐々に調子が上がってきているのは、両個人戦をみても明らかである。全日本個人戦で4位入賞の村瀬志綱/樫本達真(4年・塾高/3年・塾高)、6位入賞の高宮豪太/久保田空(2年・塾高/3年・塾高)、3番艇は柳内航平/武内元彦(3年・塾高/4年・塾高)なのか?それとも吉村彰人(3年・塾高)を出場させるのか?クルーも流動的なのでどうメンバーを組むのかは不明だが、優勝まで期待できる布陣である。


※以上4校を紹介したが、これに続くのは春インカレ5―6位の法政大中央大となるだろう。
女子スキッパー3艇で挑む法政はかなり面白い存在であり、4強に割って入ることができるのか?中央は菅野 翔(4年・中村学園三陽)・榊原健人(3年・唐津西)が期待できるものの、3番艇が少々不安。しかしながらこの2校は全日本進出圏内なのは明らかだろう。

そしてここからは全日本ボーダー争いの話となり、今年も熾烈な争いだ。春インカレ7位の千葉大・8位の明治大、そして予選トップの東京大・2位の学習院大以上4校の争いが現実的か?

春時点では、シード校と予選回りとでは実力の差があったが、関東個人戦では千葉・明治ともに苦戦、今大会予選で抜けていた東大・学習院が逆転する可能性は十分にあり得る。千葉・明治共にエースは存在するが、2・3番艇次第というところか?東大は3艇ともに上位を走れる力は持っており、この中では有利なのか?また春より大きく成長したのが学習院である。江の島ジュニアからの経験者である田中智也(4年・学習院高等科)が他を牽引しているのがその要因、ライバルが英語などのミスがあると全日本も見えてくるだろう。


※高レベルの4校
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【全日本個人戦スナイプスタートシーン】

スナイプ級の優勝争いは春インカレでパーフェクトを達成し優勝した日本大、関東・全日本両個人戦で優勝チームを輩出した早稲田大、全日本個人戦で躍進した慶應義塾大、そして優勝も狙える中央大以上4校の力は圧倒的に抜けている。

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【全日本個人戦優勝の松尾/海老原ペア(早稲田大)】

どのチームも3艇揃って強く、また470の優勝候補と同様春インカレと同じ布陣のように思えるが、早慶は若干違う。早稲田は全日本個人戦チャンピオン松尾虎太郎/海老原崇(2年・光/3年・川越東)がスナイプに戻っていること、慶應は全日本スナイプ3位・全日本個人戦準優勝の加藤 卓(2年・宮古商業)が成長したことではないのか?早稲田は関東個人戦でワンツーを決めた岩月大空/三宅功輔(4年・碧南工業/4年・早大学院)や入江裕太/原潤太郎(3年・逗子開成/3年・早大本庄)と万全の体制。

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【全日本2位と躍進した加藤 卓/曽我駿亮ペア(慶應義塾大)】

慶應は上記の加藤 卓/斎藤洋童(2年・宮古商業/4年・九州学院)に加え、全日本4位の松世拓也/小野山裕也(4年・塾高/3年・塾高)、そして全日本7位の岡 豪太/曽我駿亮(4年・公文国際/3年・塾高)のメンバーでいく事だろう。

実際全日本個人戦では慶應が一番上位、そして日大はこの中では一番下の成績と逆転現象が起きている。ただ実力は拮抗しており、どこが優勝するかは本当に予測がつかないが、松尾が戻った早稲田が有利なのか?いずれにせよ各校の作戦次第であり、好レースが期待できることだろう。


圧倒的上位の4校に対し、5番手以降はどうなのか?実力が顕著に出たのは、強風域だった関東個人戦である。シード校をみれば明海大の全日本進出は安泰だが、データから見ても法政大明治大東京大は春の段階で予選組とは470以上に大きな差があったが、油断できない状況ではある。予選組からは関東学院大がトップ通過を果たしたが、シード校を逆転できる唯一の存在であろう。11年ぶりの全日本進出なるか?

但し、成蹊大東京海洋大学習院大も予選では良いレースを見せており、決勝で英語がなく、力を出し切れたなら夢の全日本も見えてくることだろう。


※総合優勝争いは早稲田・慶應・日大の争いなのは間違いなく、早稲田が一歩リード、慶応・日大が喰らいつけるか?中央は470次第、明海はスナイプ次第となることだろう。


※他水域も注目している関東インカレであるが、またしても台風の影響が出そうである。10レースの消化は難しいのかもしれない。果たしてどうなるのか?好レースを期待している。


以上

2018-09-25 12:00 | カテゴリ:インカレ
学生全日本第二弾である日建・レンタコムカップ 第27回全日本学生女子ヨット選手権大会は、不安定な風に悩まされ、難しいコンディションの中での戦いとなり、470級5レース、スナイプ級3レースの成立で決着した。

2018-09-24 001 240
【日大の三連覇を阻止!総合5勝目の関西学院大チーム】

470級では得意風域を生かし、二強に勝利した小泉志織/本田有咲(関西学院大)が優勝。スナイプ級でも軽風域で抜群のスピードをみせた側田晴楽/森嶋衿香(立命館大)が、ライバル強豪校を破り、見事栄冠に輝いた。

注目の総合は、唯一の総合三連覇校である関西学院大が、自らが日大の三連覇を阻止する形になり、5度目の総合優勝を果たした。


※入賞チームは以下の通りである。




※【470級上位成績】 (37艇)

※会心の勝利!
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【勝負強さをみせ優勝した小泉/本田ペア(関西学院大)】

①小泉 志織/本田 有咲  (関西学院大)13点(6-3-2-1-1)
※関西学院大は3年ぶり4度目の470級優勝

②中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)  19点(2-1-1-10-5)
③川邉 朱里/北林 風花  (鹿屋体育大)37点(8-6-10-5-8)
④赤嶺 華歩/盛田 冬華  (法政大)  38点(1-2-3-9-23)
⑤宮野 菜々/岡村 保乃加 (日本大)  38点(4-5-8-11-10)
⑥鄭 愛梨 /比嘉 みなみ (九州大)  39点(3-4-15-15-2)




※【スナイプ級上位成績】(39艇)

※劇的な勝利!
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【勝負強さも光った!優勝した側田/森嶋ペア(立命館大)】

①側田 晴楽/森嶋 衿香  (立命館大)  8点(2-1-5)
※立命館大は13年ぶり5度目のスナイプ級優勝

②岸 祐花 /谷 美月   (中央大)  10点(4-2-4)
③石川 満里奈/尾井 恵子 (関西学院大)18点(1-5-12)
④花本 菜美/仁杉 衣里  (明海大)  20点(5-14-1)
⑤仲 美南 /松岡 嶺実  (早稲田大) 22点(10-4-8)
⑥川野 真依/髙島 理奈子 (九州大)  28点(14-8-6)




※【総合成績】(15校対象)
2018-09-24 001 241
【スナイプ最多勝の笠井美帆(旧姓増川)コーチ(中央)の存在はやはり大きい】

①関西学院大学   31点(13+18)
※関西学院大は4年ぶり5度目の総合優勝

②明海大学     62点(42+20)
③日本大学     64点(19+45)
④法政大学     67点(38+29)
⑤九州大学     67点(39+28)
⑥甲南大学     83点(51+32)




※【最優秀選手賞】
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【最優秀選手賞を獲得したクルーの松岡嶺実(早稲田大)スキッパーの仲は2年生で初入賞】

毎年申し上げているが、この賞はスポンサーの意向により、全日本個人戦のように優勝スキッパーが選出される訳ではなく、さまざまな角度から選考され、ある意味敢闘賞的な扱いとなっている。

今年は早稲田大松岡嶺実選手が受賞。彼女は全日本女子委員長として、この大会の為に奔走し、しかもレースでもクルーとして5位入賞となったことが理由である。一昨年も同校から市川夏未が同じような経緯で受賞しているが、再度同じ大学から選ばれることは珍しく、松岡が選ばれたということは、相当な働きがあったのだと私は勝手に想像する。


※優勝及び入賞チームの皆さんおめでとう!続いて簡単に総括。




※【470級総括】
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【470級スタートシーン】


9/22(土) 天気・晴れ 気温28℃ 風向280~320° 風速7~10m/sec
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【悲願の優勝には届かなかったが、強風域で圧倒!準優勝の中山/工藤ペア(日本大)】

開会式後、午後からレースが始まる。初日から強風域のコンディションで2レース成立、この風域ならば予想通り赤嶺/盛田(法政大)・中山/工藤(日本大)と優勝候補筆頭の2チームが圧倒!それぞれワンツーを分け合い、同点首位に立つ。

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【最後も勝負したが、コースが裏目に・・4位入賞の赤嶺/盛田ペア(法政大)】


9/23(日) 天気・晴れ 気温29℃ 風向250° 風速3m/sec
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【安定したスコアで3位入賞!川邉/北林ペア(鹿屋体育大)】

昨日とはうって変わって、軽風の苦しいコンディションとなる。午前にレースが始まったもののノーレースとなり、一度ハーバーバック後、再度出艇、2レース成立となる。

第③レースでは中山/工藤(日本大)が2度目のトップフィニッシュ。初日4位発進だった小泉/本田(関西学院大)が続き、赤嶺/盛田(法政大)が3位フィニッシュとなる。

ところが続く第④レースで中山・赤嶺両チームは、苦しいレースとなってしまう。このレーストップフィニッシュした小泉/本田(関西学院大)が逆転し、2点差の首位に立つ。2点差で中山/工藤、3点差で赤嶺/盛田でこの3チームによる最終決戦になるのであった。

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【強風域で健闘!5位入賞の宮野/岡村ペア(日本大)】


9/24(月) 天気・晴れ 気温29℃ 風向250~260° 風速3m/sec
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【最終日2位フィニッシュで6位入賞の鄭/比嘉ペア(九州大)】


最終日も全く風が無く、ようやく11時頃に3m前後のコンディションとなる。軽風域ながら安定しており、最終となった第⑤レースが始まるのであった。

注目3チームのスタートは法政・関学共にまずまずであったが、日大は出遅れる。しかし第①マークではコース取りが良かった小泉/本田がトップ回航、中山・赤嶺両艇は10番手以降と苦しい展開となってしまう。レースはそのまま進み、小泉/本田が優勝のトップフォーンを鳴らし、文句なしの優勝となる。2位は中山/工藤(日大)、3位には4度のシングルとまとめた川邉/北林(鹿屋体育大)が入り、4位に赤嶺/盛田(法政大)、5位は前半健闘した宮野/岡村(日本大)、そして6位には2日目は順位を落としてしまったが、最終日に2位フィニッシュした鄭/比嘉(九州大)が、見事6位入賞となり、決着した。


※価値ある勝利!
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【満面の笑み!優勝クルーの本田有咲、右はスナイプクルー尾井恵子(※小泉さんごめんよ)】

以上のように優勝したのは関西学院大の小泉志織/本田有咲の4年生ペアであった。勝因はもちろん軽風域の快走はもちろんのこと、強風域でも二強に喰らいつけたことではなかったのか?最終レースでも勝負強さを見せ、トップフィニッシュできたことは文句なしの勝利であろう。

スキッパーの小泉は別府青山高時代にはインターハイデュエット競技で優勝は経験しているが、個人ベースでみればその時の優勝メンバーであった赤嶺華歩や足立茉莉花(共に法政大)ほどの活躍ではなかった。同校入学後も470に乗り始めたが、苦戦を強いられ、女子インカレではここ2年間はスナイプに回されるなど、470での出場は初めてなのであった。

クルーの本田も新湊高時代は上位で活躍できた訳ではない。しかし大学入学後は成長し、常に団体戦でレギュラーとして活躍してきた選手なのである。女子インカレでも昨年は惜しくも準優勝と涙を呑んだが、見事雪辱を果たした。

熾烈な470級でありながら、力勝負で勝ったことは評価に値するだろう。最終レースのスタートでも勝負強さもあることをみせつけた見事な勝利であった。


※優勝おめでとう!





※【スナイプ級総括】
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【スナイプ級のスタートシーン、このレースが成立していればかなり熱い展開だったのだが・・・】


9/22(土)
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【ある意味不運だったが4年連続入賞は立派!準優勝の岸/谷ペア(中央大)】

スナイプ級も良いレースとなるコンディションであったが、第①レース途中で風速がターゲットMAXを超えたためノーレース。その後も実施されることなく初日を終えた。

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【最初の2レースが成立していれば・・・かなり不運><7位の中村/宮本ペア(大阪大)】


9/23(日) 天気・晴れ 風向250° 風速3-2m/sec
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【総合優勝に大きく貢献!3位入賞の石川/尾井ペア(関西学院大)】

470級同様、スナイプ級の第①レースはまたしてもノーレース。ようやく午後に2レースが成立する。しかし風速は弱い。

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【大記録達成はならなかったが、やはり最強コンビであった池田/林ペア(日本大)】

第①レースでは昨年6位の石川/尾井(関西学院大)と3連覇を狙う池田/林(日本大)の順でフィニッシュ。3位には側田/森嶋(立命館大)が続いた。

第②レースは風速が徐々に弱くなっていく非常に苦しいコンディション。第①レース3位だった側田/森嶋がトップフィニッシュし、暫定トップに躍り出る。そして岸/谷(中央大)、池田/林の順でフィニッシュ。但しこのレース、大量DNFで大荒れとなってしまう。

※さらに第①レースの件で池田/林は、スタート時のケースで石川艇から抗議され、長い審問の末に失格となり、大記録達成の夢は潰えてしまう。従って優勝争いは、側田/森嶋、岸/谷、石川/尾井この3チームに絞られた。


9/24(月) 天気・晴れ 風向250~260° 風速3m/sec
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【最後はトップフィニッシュで意地をみせた4位入賞の花本/仁杉ペア(明海大)】

優勝はどのチームになるのか?時間的に最終となった第③レース、優勝争いの3チームは、岸/谷(中央大)が5番手回航とまずまずなのに対し、暫定首位の側田/森嶋(立命館大)や、石川/尾井(関西学院大)は中盤と大ピンチであり、岸/谷の優勝はほぼ決まりか?と思われたが、なんと側田/森嶋は2上で一気に上がってくる。最終的には岸の直後でフィニッシュし、劇的な優勝を飾ったのであった。

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【2年連続総合入賞に貢献!6位入賞の川野/高島ペア(九州大)】

2位の岸/谷は惜しくも優勝できなかったが、見事な4年連続3位以内の記録。3位には石川/尾井が入り、4位は最終レースでトップを取った花本/仁杉(明海大)、そして5-6位には安定した順位でまとめられた仲/松岡(早稲田大)-川野/高島(九州大)以上が入賞し、決着した。


※軽風域に自信!
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【立命館15年ぶりの優勝!側田(右)/森嶋ペア】

劇的な勝利であった。優勝したのは立命館大の側田晴楽/森嶋衿香ペアであった。ノーレースとなった2レースに助けられた感はあったものの、軽風域では抜群のスピードをみせての制覇であった。しかも最終レースでは諦めず、中央まで追いついた所も決してフロックではないことを証明した優勝ではなかったのか?

スキッパーの側田は京都・宮津高の出身であり、オリンピアンでもある池田 正氏に指導を受けていた。しかしインターハイ・国体では上位に進出することはできなかった。大学入学後も470級で乗り始めたが苦戦、スナイプにコンバートされてしまう。しかも同校は3年連続で全日本進出を逃すなど以前の強いイメージからすると信じられない状況の中で入学したある意味苦労人なのである。
ただ先日の全日本近北予選では、他艇のミスをカバーし大活躍。その好調の中で一気に頂点に登りつめたのは見事でなかったのか?

クルーの森嶋は大学から入学してからヨットを始めた選手である。しかも本来は470級のクルーなのである。これは本当の急造コンビで優勝してしまったのだ。クルーワークをみてもそこまで見劣りせず、非常に器用な選手であることもうかがえるのではないだろうか?

この女子インカレが始まった頃は立命館が西の中心であった。特に21世紀初頭は複数艇が入賞するほど強く、これはある意味復活をも意味する勝利だったのではないだろうか?


※劇的な勝利おめでとう!




※自らが日大の三連覇を阻止!
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【私は何もしてなーい!という笠井美帆コーチ、そんな訳ないでしょうよ・・・。左は宮川英之コーチ、右は21回大会スナイプチャンピオン・樫原梨乃OG】

まずは総合5勝目を飾った関西学院大選手の諸君並びに関係者の皆さんにはおめでとう!と申し上げたい。勝利のポイントは470級の優勝はもちろんのことではあるが、やはり、スナイプの審問で日大に勝ったことだろう。ここで全ては決した。

トータル的な力では日大の方が上だったが、スナイプ第①レースでトップフィニッシュした石川艇は即フィニッシュ本部艇に申告したのが印象的であった。トップを取ったなら抗議は避けるのが大半だと思われる。下手すると失格してしまう中で、結果的にライバルに勝利したのは、絶対日大の三連覇を阻止せねばならないとの執念がそうさせたのだろう。
仮に出さなかったら日大が勝っていた訳だから、この判断は正しかったといえるのではないだろうか?


※今回優勝した小泉/本田は卒業だが、下級生も充実しており、また来年も総合優勝候補に挙がることは間違いないだろう。





※【最終総括】

今年の大会は全水域から尚且つ、両クラス共に全て揃ったのは初めてのことであった。そのような意味では成功の大会ではなかったのか?しかしまだまだ女子選手が沢山いるのは私は知っている。ただ日程の都合や、遠征費の問題などで出場できないのが大きな原因なのではないだろうか?

また今回大学からヨットを始めた選手が随所に活躍している場面も多く見られた。トータルでは通用しなくとも是非とも女子選手はこの大会を目指して欲しい。


※来年も女子インカレは蒲郡で開催予定である。



以上