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2018-05-15 04:30 | カテゴリ:インカレ
今年のインカレ戦線を占う重要シリーズである関東春季インカレ決勝は、オールラウンドのコンディションで2日間全6レースを全て消化し、無事閉幕した。
2018関東春インカレ 179

風域などから総合力を試された状況の中で、王者早稲田大が、日本大との競り合いを制し、470級連覇と総合連覇となり、スナイプ級では日本大が圧倒的な強さを見せ、6年ぶりの春インカレ制覇となった。

※入賞校は以下のとおりである。



※【470級最終結果】(15校)
2018関東春インカレ 221
【早稲田を牽引する田中/嶋田ペア、2度のトップフィニッシュ】

①早稲田大     120点(26-27-24-9-22-12)
(田中美紗樹/嶋田篤哉、元津志緒/古橋捷太、西村宗至朗/松尾虎太郎)
※早稲田大は2年連続12度目の470級優勝

②明海大      135点(6-9-24-42-26-28)
③日本大      164点(43-27-33-23-22-16)
④慶應義塾大    235点(23-25-64-45-41-37)
⑤法政大      277点(40-76-41-33-22-65)
⑥中央大      388点(64-73-61-54-57-79)

※上記校プラス7位千葉大・8位明治大までがシード権獲得!


※参考【470級個人成績TOP6】
2018関東春インカレ 236
【明海の頼れるリーダー楠瀬/玉井ペア(明海大)】

①楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)  25点(1-6-2-8-2-6)
②中山 由紀美/中村 太陽 (日本大)  35点(10-3-4-10-4-4)
③元津 志緒/古橋 捷太  (早稲田大) 36点(9-9-6-3-6-3)
④田中 美紗樹/嶋田 篤哉 (早稲田大) 37点(4-8-8-1-15-1)
⑤花井 静亜/鈴木 真人  (明海大)  44点(2-2-19-4-8-9)
⑥西村 宗至朗/松尾 虎太郎(早稲田大) 47点(13-10-10-5-1-8)



※【スナイプ級級最終結果】(15校)
2018関東春インカレ 196
【第①レースでパーフェクト!2-3位の池田艇と村上艇】

①日本大      104点(6-16-23-22-19-19)
(村上義龍/村瀬奏斗、池田紅葉/玉山郁人、矢野伸一郎/吉永温)
※日本大は6年ぶり13度目のスナイプ級優勝

②早稲田大     139点(21-18-31-23-19-27)
③中央大      162点(33-35-17-21-26-30)
④慶應義塾大    236点(54-45-47-57-41-37)
⑤法政大      296点(27-50-36-69-73-41)
⑥明海大      364点(70-84-36-70-58-46)

※上記校プラス7位明治大・8位東京大までがシード権獲得!


※参考【スナイプ級個人成績TOP6】
2018関東春インカレ 200
【圧倒!村上/村瀬ペア(日本大)】

①村上 義龍/村瀬 奏斗  (日本大)  23点(3-5-1-9-3-2)
②入江 裕太/原 潤太郎  (早稲田大) 33点(12-3-9-1-2-6)
③池田 紅葉/玉山 郁人  (日本大)  37点(2-9-15-2-5-4)
④岩月 大空/三宅 功輔  (早稲田大) 38点(4-1-12-5-7-9)
⑤高山 颯太/齋藤 健斗  (中央大)  39点(10-4-8-8-6-3)
⑥矢野 伸一郎/吉永 温  (日本大)  44点(1-2-7-10-11-13)



※【総合成績】  (13校)
2018関東春インカレ 222
【個人成績3位の元津/古橋ペア(早稲田大)】

①早稲田大     259点(120①+139②)
(470級・田中美紗樹/嶋田篤哉、元津志緒/古橋捷太、西村宗至朗/松尾虎太郎)
(スナイプ級・岩月大空/三宅功輔、入江裕太/原潤太郎、谷川隆治/神宮奉祐・高橋康太)
※早稲田大は2年連続10度目の総合優勝

②日本大      268点(164③+104①)
③慶應義塾大    471点(235④+236④)
④明海大      499点(135②+364⑥)
⑤中央大      550点(388⑥+162③)
⑥法政大      573点(277⑤+296⑤)

※入賞されたチームの皆様おめでとうございます!続いて総括。




※【レース推移】

私が展望で述べたとおり、特に今季は各校それぞれ期待できる要素が多数あり、どうなるかに注目していたが、いきなりオープニングレースで凄い光景を目にすることになる。

470級では明海大、スナイプ級では日本大がパーフェクト発進。同一レースでの両クラスパーフェクトは史上初であり、両チームともに見事であった。総合では早稲田大が首位発進、僅か1点差で日大が続く。

続く第②レースでも明海470は1-2-9の12点、日大スナイプは2-5-9の16点と好調であり、シリーズをリードするも、総合は早稲田が首位と不思議な展開。2位の日大と全く変わらない1点差と激戦の様相。

第③レースでもこの傾向は変わらずも、スナイプ級では中央が3-6-8のオールシングルと好レースをみせる。総合は早稲田ー日大が2点差と総合争いはこの2校に絞られた。

風が上がってきた第④レースで、早稲田470はついに爆発する。1-3-5の9点と失敗レースとなった明海を猛追、スナイプでは日大・早稲田ともに互角の勝負、総合は早稲田がキープも、3点差の日大は470の頑張りもあり喰らいつく。

さらに上がってきた第⑤レースでも早稲田はルーキー西村のトップを始め、まずまずの展開、ついに明海に1点差まで迫る。スナイプ級では日大が安定したスコアでまとめ首位キープ。総合では早稲田が首位、2位日大に13点差をつけ初日は終了した。


翌日5/13は、残すところあと①レース。注目は470の明海と早稲田、総合の早稲田と日大の争いだった。しかし朝から強風が吹き、レース実施が微妙な状況だったが、風速が落ち、最終レースが実施されることとなる。

注目の470優勝争いは早稲田が地力を見せ、オールシングルで明海を逆転し、クラス優勝。スナイプで完璧なレースだった日大が優勝。総合は日大スナイプが迫ったが早稲田が僅か9点を逃げ切って連覇達成となった。

もう一つの注目点だったシード争いでは、470級は千葉・明治・東大と昨年秋と全く同じ展開。千葉は7位、明治と東大の争いとなったが、明治に軍配があがりシードに復帰。スナイプ級では7位明治・8位東大がシードを守り、昨年秋と同じ顔ぶれになった。


※早稲田大の強さの秘密
2018関東春インカレ 251
【ルーキーでトップフィニッシュ!西村/松尾ペア(早稲田大)】


早稲田が総合連覇を達成し、今シーズンも主導権を握る結果となったが、今年のキーポイントは卒業した岡田奎樹・永松 礼2枚看板の穴を埋めることだった。しかしながら今年の同校は彼らに匹敵する有望な新入生を獲得することに成功した。その一人が今回出場した西村宗至朗(1年・清風、高校2年次にインターハイ・全日本420優勝)だ。彼はトップを取るなど見事期待に応えた。クルーが松尾虎太郎というのも教育・指導面からいってもベストな配置だったではないのか?

スナイプ級では日大に敗れはしたものの、決して悪かった訳ではない。岩月・入江ともに成長、そして谷川(2年・稲毛)が初登場したが、こちらも健闘。とくに彼は経験者ではあるのだが、早稲田でやりたいと一般受験で入学した選手だ。このような選手がいるのも今の同校にはプラスになっていると私は考える。

しかも現在は有望な新入生が入ったことにことにより特にレギュラー争いが熾烈であり、ますます強くなってしまうのか!?と私は思うのである。今年も好スタートを切ったといえるであろう。


※見事なパーフェクト!
2018関東春インカレ 181
【これがパーフェクトのシーン!明海大470チーム】

また今回特に目立ったのが470の明海とスナイプの日大ではなかったのか?上位校の戦いが熾烈な中でのパーフェクトは見事であった。これはそう簡単にできることではない。この2チームに共通する点はなんといってもリーダーがきっちり個人成績首位だったことだ。明海の楠瀬は昨年一番伸びたセイラー、日大の村上は今期からスキッパーであるが見事な走りであり、久しぶりに頼れる主将として責任を果たしているといえるであろう。明海は悲願の関東インカレ制覇は逃したが、スナイプの強化次第、日大は470も決して悪くはなく、両校共に全日本を獲れる可能性は十分ある。今後の展開が楽しみである。

※女子スキッパーが活躍!
2018関東春インカレ 210
【明海の女子2艇、ワンツーフィニッシュ】

最後に今大会は上位校に女子スキッパーが目立ったことだ。470級の1~3位は全て女子2艇ずつ、スナイプは日大と中央で1艇ずつと女子の活躍が目ざましい。素晴らしいことだが、男子はもう少し頑張らなくてはならないのでは?と私は思うのであった。


次の関東インカレ戦線は関東個人戦である。若洲全日本を目指し、是非とも精進して欲しい。


以上

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2018-05-07 23:00 | カテゴリ:インカレ
※いよいよ決勝!

関東春季インカレは5/4~5/5に予選シリーズが実施され、各クラス7校が予選通過。昨年全日本出場した8校を合わせた計15校が決勝シリーズで激突する(5/12~13開催・6レース制)


※決勝進出校は以下の通りである
関東決勝
【赤字は両クラス出場校(計13校)】



※昨年を振り返る
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【昨年秋の第84回関東インカレ決勝】 ※この記事の写真は羽田氏撮影

昨年の関東勢は全日本総合4連覇を目指す早稲田大と、悲願の全日本制覇を目指した慶應義塾大の二強が中心となったが、結果はご存知の通り早稲田は4連覇は逃したものの準優勝、慶應は470級でクラス優勝と総合までは届かなかったが、両校共に強さは際立っていたといえるであろう。

さて今年はどうなっていくのか?今年も関東の全日本出場枠は8校であり、今シリーズで8位までに入ることが全日本出場へ向けての目安となり、非常に重要なシリーズなのではないだろうか?(※今大会も上位8校は秋インカレ予選免除のシード権が与えられる)

早速、昨年の全日本上位順からスキッパー陣の戦力分析を含め、解説することにしよう。



※今年も強い?
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【スナイプの出来が優勝への鍵なのか?早稲田スナイプチーム】

昨年、総合4連覇を目指した早稲田大は、実力的にみてもほぼ達成するだろうと思われたが、レース数の少なさや、珍しくBFDなどの英語が致命的となり、準優勝と涙を呑んだ。しかし全日本470では岡田奎樹、全日本スナイプでは永松 礼が史上初となる両全日本学生が制覇と偉大な記録を残したが、この2人が抜け、戦力が大幅ダウンと思いきや、既存勢力に加え、有望な新入生が多数入学してきたこともあり、心配するようなことはなさそうだ。

470級では、実質のリーダー格でもある田中美紗樹(3年・関西大第一)は安泰だが、2・3番艇のレギュラー争いが熾烈である。おそらく元津志緒(4年・長崎工業)、佐香将太(2年・宮古)、そして昨年の高校三冠・蜂須賀晋之介(1年・霞ヶ浦)、高校2年次にインターハイ優勝の西村宗至朗(1年・清風)が候補とみられるが、ここは思い切って蜂須賀・西村を起用してくるのではないだろうか?と私は見ている。

スナイプ級では主将の岩月大空(4年・碧南工業)、入江裕太(3年・逗子開成)、ルーキーで抜群の活躍をみせた松尾虎太郎(2年・光)で万全と思われたが、松尾が470のクルーに回るなど驚きの配置転換。ポイントゲッターだっただけに微妙に影響するのかもしれない。3番艇のレギュラー候補は谷川隆治(2年・稲毛)、そしてルーキーの尾道佳諭(1年・光)、小泉凱皇(1年・光)となるのか?まずは谷川を起用してくることだろう。

今年の早稲田も期待できる戦力ではあるが、1年生を起用した時にどうなるのか?がポイントである。またスナイプで苦戦するようなことがあれば、松尾を戻すようなことも考えなくてはならないのではないだろうか?

と若干の不安材料はあるものの、戦力が補強された同校は今年も中心であろう。


※戦力はまずまずだが・・・?
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【全日本クラス優勝は自信につながったか?慶應470チーム】

続いて昨年全日本総合3位(470級優勝・スナイプ級8位)の慶應義塾大だ。しかし470で初優勝したとはいえ、総合では早稲田を上回ることはできなかった。今年はどうなのか?

470級では斎藤文人が抜けただけで、ポイントゲッターの村瀬志綱(4年・塾高)、柳内航平(3年・塾高)は健在であり、3番艇を吉村彰人(3年・塾高)と高宮豪太(2年・塾高)で争うと見られる。まずはここでは勝たねばならないだろう。

しかしスナイプ級は完全総入れ替えとなり、レギュラー争いは松世拓也(4年・塾高)、岡 豪太(4年・公文国際)、玉山裕登(3年・名古屋)、加藤 卓(2年・宮古商業)となりそうだ。

戦力的にはまずまずだが、両クラス共に昨年の4年生クルーが優秀だっただけに、その点が強化されていないと苦戦してしまうのかもしれないというのが私の率直な感想である。


※逆転できるのか?
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【エヌドットのスピンが非常に目立つ日大470】

続いては昨年全日本総合6位(470級15位・スナイプ級2位)の日本大だ。

昨年の日大は関東でも早慶に大きく引き離され、春・秋共に関東総合4位とトップ3にも入れない不振に喘いた。しかし全日本ではスナイプが2位だったこともあり、辛うじて6位入賞と面目を保った。しかしながらレース数が少なかったとはいえ、470級では15位と史上ワースト記録となり、今年は果たして巻き返せるのか?

470級では奥村将文が抜けたのみであるが、レギュラー争いが熾烈である。女子インカレ上位の中山由紀美(4年・唐津西)、赤木恒平(3年・中村学園三陽)、そしてクルーからスキッパーに転向し、関東フリートレースで3位とブレイク中の宮野菜々(4年・磯辺)、そして昨年インターハイ3位のルーキー本多佑基(1年・中村学園三陽)この4名だ。また出場するかは不明だが、海外遠征帰りの高山大智(3年・星林)も控え、誰が出てきてもおかしくない。まずは中山・赤木・宮野が出場となるのか?

宮野の勢いやルーキー本多も期待でき、非常に楽しみなのだが、優勝を狙うとなれば高山の力も借りなくてはならないのかもしれない。

スナイプ級では好調の主将・村上義龍(4年・宇土)を筆頭に、最強女王・池田紅葉(4年・横浜創学館)、そして矢野伸一郎(3年・和歌山工業)とある意味戦力は整っており、優勝も可能な布陣だ。ポイントはきっちりまとまることができるのか?ではないのか。

両クラス共に勢いがつけば、早慶を上回ることはできるのではないだろうか?是非とも今年は期待したいと思う。


※スナイプは良いが・・・?
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【1年次から活躍!岸 祐花スナイプリーダー(中央大)】

続くのは昨年の全日本では総合7位(470級10位・スナイプ級5位)と惜しくも入賞を逃した中央大である。近年では両クラス共に戦力が充実した年だっただけに、悔いが残るシーズンであった。

470級では榊原隆太郎が抜けたのは相当痛い。今年も引き続きレギュラーの菅野 翔(4年・中村学園三陽)、榊原健人(3年・唐津西)がより頑張ることに加え、3番艇をどうするのか?である。クルーから転向した桑野絵里佳(2年・青山学院横浜英和)や、ルーキーの小西健治(1年・芦屋)の起用もあるのかもしれない。

470と比べ充実していのはスナイプ級だ。スキッパー陣は昨年と変わらず、団体戦に強い岸 祐花(4年・相模原)を筆頭に、山内健史(3年・磯辺)、高山颯太(2年・金井)となるだろう。昨年の関東でも2位、全日本では5位と力はある。こちらも日大同様に期待してみたい。


※昨年よりは・・・?
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【スナイプのレベルアップが課題の法政大】

続くのは昨年470級で久々の5位入賞した総合8位の法政大だ。昨年は470は好調だったものの、スナイプが大苦戦、ギリギリの全日本進出であった。

470級では永井涼介が抜けたのは痛いが、足立茉莉花(4年・別府青山)、赤嶺華歩(3年・別府青山)、そして3番艇は女子インカレでも見所があった伊藤七瑠(2年・磯辺)とスキッパーは全て女子となりそうだ。

スナイプ級では抜けた戦力はないが、佐藤 武(4年・磯辺)、佐藤春菜(3年・七里ガ浜)、そして工藤光太朗(2年・別府青山)の布陣となりそう。

470は女子スキッパー3艇でどこまで戦えるのか?は見所だし、スナイプも昨年よりは成長していることを期待したい。


※上位進出できるのか?
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【団体戦でも初優勝を狙う明海大470】

そして今年のオープニングレースである女子インカレで総合優勝した明海大である。昨年の全日本では総合10位(470級6位・スナイプ級13位)と振るわなかったが、今年はどうなるのか?

470級では昨年大ブレイクした関東個人戦優勝の楠瀬和旺(4年・唐津西)を筆頭に、女子イン優勝の鍋岡 薫(4年・羽咋工業)、そして昨年全日本女子3位の花井静亜(3年・海津明誠)となりそうだ。場合によっては隠し玉である昨年インターハイ優勝のルーキー長岡叶子(1年・高松商業)も控えている。作戦通りきっちり実行できれば、上位を脅かせる存在なのは間違いなさそうである。

スナイプ級では、女子インカレ優勝の花本菜美(4年・聖光)を筆頭に、戸井 洋(3年・誠恵)、小岩英恵(2年・海津明誠)となりそうだが、ルーキーの猪狩祐樹(1年・加茂水産)の出場もあるのか?

スナイプはさすがに上位を目指すのは苦しそうだが、470できっちり上位進出することが今シリーズの重要ポイントなのではないだろうか?


※470級に期待!
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【今年も全日本を目指す!西坂/水石ペア(東京大)】

そして昨年32年ぶりに両クラス全日本進出となった東京大だが、今年も全日本進出を狙っていることは間違いない。

470級では、レギュラー陣は昨年と変わりなく、西坂惇之(4年・渋谷教育学園渋谷)や、塚本将史(3年・逗子開成)、小野万優子(3年・西南学院)と今年も期待できそうだ。

しかし全て昨年4年生スキッパーだったスナイプは総入れ替えとなり、相当苦しいかもしれない。金澤亮磨(4年・安積)、高山元哲(4年・福岡)、吉武宗浩(2年・修猷館)となりそうだが、クルーの浅川雄基(4年・九段)が牽引すればシード権も見えてくることだろう。


※ここまで昨年両クラス全日本出場を果たした7校をご紹介したが、今年も全日本出場枠は8校であるからして、ボーダー付近は重要なのである。


※今年も苦しいか・・・
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【女子インカレでは上位である池田樹理(明治大)】

近年では両クラス全日本出場は当たり前だったが、2年連続で片クラス出場となってしまった明治大、その全日本でもスナイプ級19位とチーム状況は非常に苦しい。

スナイプ級では、朝倉史悠(3年・日大習志野)、女子インカレ上位の池田樹理(2年・東海大高輪台)は昨年と変わらないが、3番艇をどうするのか?であろう。ルーキーの川口莉子(1年・長崎工業)を起用するしかないのか?まずはシード権確保が目標であろう。

予選回りとなった470級はどうだろうか?小倉晴太(3年・磯辺)を筆頭に、武井翔太朗(2年・逗子開成)、斎藤大雅(3年・磯辺)の布陣でトップ通過となった。リコールがあったとはいえ1-2-3の着順もあったなど、実力は上位だ。まずはこちらもシードの確保が目標であろう。


※3年連続全日本出場を目指す!
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【強豪校に混じって2年連続全日本は立派 辻/畑ペア(千葉大)】

そして昨年2年連続470級で全日本進出した千葉大である。昨年活躍した辻 慧(4年・大和)、伊東 健(3年・土浦第一)に今年は田中日向子(4年・カリタス女子)が3番艇なのか?辻、伊東ともに決勝でも前を走れる力があり、今年も期待できそうである。春の段階ではどうなるのか?


※予選結果を踏まえ、上記校以外でシード権獲得の可能性があるのが、470級では学習院大、スナイプ級では復活を目指し戦力が整いつつある関東学院大や立教大あたりなのか?


※【結論】

※それでも・・・?

ここまで主要校の戦力を簡単に分析したが、2トップが抜けたとはいえ、早稲田が総合優勝候補の筆頭であることは間違いなさそうである。逆転候補はスナイプで圧倒できた場合の日大や、戦力的にはまずまずの慶應となるのではないのか?

クラス別にみれば、470級は早稲田・慶應・日大・法政・明海までがチャンスあり。そしてスナイプ級は混戦模様であり、早稲田・日大・中央・慶應までが争覇級であるか?

シード争いは470が特に激戦。中央・千葉・東大・明治・学習院までか?特に注目は明治が復活できるか?がポイント。スナイプ級では予選トップの関東学院がシード校を逆転できるのか?であろう。


※今シリーズはそれぞれのチームに特徴があり、見所満載である。非常に楽しみな決勝シリーズだ。選手諸君の健闘を祈る!


以上



2018-05-01 05:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレのオープニングを飾る女子インカレは、オールラウンドのコンディションにも恵まれ、7レースを消化し決着。470級では鍋岡 薫/戸井瀬亜(明海大)ペアが並みいるライバルがいる中での快勝劇。スナイプ級においても花本菜美/仁杉衣里(明海大)が三強争いを制し、明海勢からは女子インカレスナイプ級初の優勝。
2018年関東女子インカレ 410

総合は、両クラス共に完璧なレースをみせた明海大が、2013年秋以来2度目の優勝となり(※完全優勝は初)無事閉幕した。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】 (27艇)
2018年関東女子インカレ 421
【タイトルホルダーの仲間入り!優勝した鍋岡/戸井ペア(明海大)】

①鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)   8点(2-1-(3)-1-1-1-2)
※明海大は2016年秋以来3大会ぶり6度目の470級制覇

②田中 美紗樹/清水 詩絵 (早稲田大) 13点(1-2-2-(9)-2-5-1)
③中山 由紀美/宮野 菜々 (日本大)  20点(4-(6)-4-2-4-2-4)
④足立 茉莉花/伊藤 七瑠 (法政大)  25点(6-3-7-3-3-3-(8))
⑤元津 志緒/上園田 明真海(早稲田大) 27点(3-(9)-6-4-5-4-5)
⑥花井 静亜/ラミレス アラナイオナ (明海大)  32点((8)-5-5-5-8-6-3)


※【470級レース回顧】

展望でもお伝えした通り、昨年春優勝の赤嶺/盛田(法政大)、秋優勝の中山/宮野(日本大)タイトルホルダーの実力者に加え、初参戦となった注目の田中/清水(早稲田大)がどのようなレースを見せるのか?がポイントだった470級。初日3レースで苦しみながらも田中/清水が首位発進。1点差で鍋岡/戸井(明海大)が続いた。

しかし赤嶺や中山などの上位チームは軒並み大苦戦。早くも2艇の優勝争いの様相となってしまう。

2日目は暫定首位の田中/清水はコースミスもあり、第4レースで信じられない順位だったのに対し、鍋岡/戸井はトップフィニッシュとなり、首位交代。続く第5・6レースも3連続トップとなり、最終レースを残し優勝を決める圧勝劇だった。

※鍋岡/戸井ペアは念願の初優勝となったが、昨年の春も連続トップを取るなど大きく成長したチームである。今大会は非常に安定しており、危なげない勝利だったといえるであろう。強力なライバルが多数いる中での勝利は自信につながったことは間違いなく、全日本女子優勝候補に名乗りを挙げたといっても良いのではないか。

しかし今回の他チームは、コンビネーション不足でのミスが目立ったことから、この点を強化すれば、さらなる激戦になることを感じさせるレースだったように思われた。




※【スナイプ級最終結果】 (18艇)
2018年関東女子インカレ 388
【堂々の初優勝!花本/仁杉ペア(明海大)】

①花本 菜美/仁杉 衣里  (明海大)  10点(1-1-2-2-(3)-1-3)
※明海大はスナイプ級初優勝

②池田 紅葉/岡村 保乃加 (日本大)  15点(3-3-3-3-(5)-2-1)
③岸 祐花 /荒木 陽菜  (中央大)  19点((5)-4-1-5-4-3-2)
④林 佳奈 /鈴木 せいら (日本大)  20点(2-6-6-1-1-(8)-4)
⑤池田 樹理/川口 莉子  (明治大)  33点(9-7-5-4-2-(12)-6)
⑥北林 妙恵子/新田 そら (法政大)  39点(10-2-7-(14)-9-6-5)


※【スナイプ級回顧】

池田紅葉(日本大)が7連勝となるのか?が注目であったスナイプ級。しかし最強女王が大苦戦、3-3-3の2位で初日を終える。また三強の一角である岸/荒木(中央大)も風が上がってきた第3レースでトップを取ったものの、5-4-1の3位とこちらも苦戦。この二艇を上回ったのが、花本/仁杉(明海大)であった。1-1-2と素晴らしいレースを見せた上に、2日目も堅いレースでこちらも6レースで優勝を決め、池田紅の7連勝を阻止しうれしい初優勝となった。2位は池田紅/岡村(日本大)、3位は岸/荒木(中央大)と三強が上位独占。またスキッパー初参戦となった林/鈴木が連続トップを取るなど見せ場を作り4位に入ったのが印象的だった。

明海スナイプ勢としても初優勝となった花本/仁杉は4年生ペアであり、1年次から徐々にレベルが上がり、昨年の全日本でも3位入賞と飛躍、池田紅のペアが変わったとはいえ、評価できる勝利ではなかったのか?




※【総合成績】 (対象11校)

①明海大学    18点(8+10)
※明海大は2013年秋以来9大会ぶり2度目の総合優勝

②日本大学    35点(20+15)
③早稲田大学   56点(13+43)


※2度目の総合制覇となった明海大だが、初優勝となった2013年秋は主力チームが軒並み欠場(※2013年秋は全女予選ではなく、翌週に全日本女子開催だった為)の中での制覇だったが、今回は完全優勝と堂々たる勝利であり、悲願の全日本女子制覇に向け好スタートを切ったといえるのではないだろうか?

特に今年は長岡叶子(インターハイ420級優勝)・加藤凡尋(インターハイ420級2位)などの上位クラスが新戦力として加わり、ますますパワーアップした同校に注目である。


※次回の女子インカレ関連レースは第27回全日本女子インカレ予選会(6/23~24・スナイプ級、6/30~7/1・470級)となる。女子学生諸君は予選突破できるよう是非とも頑張って頂きたい。


以上


2018-04-20 09:00 | カテゴリ:インカレ
いよいよ学生ヨット界も2018年シーズン到来!既に同志社ウィークを皮切りに、九州インカレでは新人戦が開催されている。関東でも今シーズンを占う重要シリーズである関東学生ヨット春季選手権が開催される。(女子インカレ4/28~29、団体戦予選5/5~6、団体戦決勝5/13~14)

この大会の特徴としては、既に新年度となっているために、即戦力となる1年生も出場できる為、いわゆる新人戦ではない。各校の戦力状況がはっきりとわかってしまうのである。果たして今年はどうなっていくのか?が非常に興味深い。

まずはオープニングレースとなる女子インカレを見ていきたいと思う。毎年申し上げているが、女子も団体戦で活躍している選手が多く、決して無視の出来ないシリーズなのである。※団体戦は予選が終了したら掲載させて頂く。



※【女子インカレ展望と解説】

※昨年2017年シーズンを振り返る
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【昨年の第26回全日本女子インカレスタートシーン】※この記事全ての写真は羽田氏より

昨年の女子インカレ戦線を簡単に振り返ってみると、春・秋・全日本3大会いずれも日本大が総合優勝を飾り、2016年関東春から6連勝中とリーダー校として君臨している。特にスナイプは圧倒的な強さであり、他大学が日大を破るにはここを強化しないと総合優勝までは厳しいと言わざるを得ない状況となっている。今年はどうなっていくのか?順を追って解説していくことにする。



※【470級展望と解説】 (26艇出場予定)

春から470級のエントリーが26チームと例年に比べたら非常に多いのは喜ばしい限りである。しかも昨年は全日本タイトルを獲得した村瀬海里/皆川綾菜(慶應義塾大・卒業)以外は下級生の活躍が目立ち、まさに激戦必至である。

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【このコンビは1年生秋以来!中山/宮野ペア(日本大)】

昨年の秋に念願のタイトルを獲得した日本大の中山由紀美/宮野菜々(4年・唐津西/4年・磯辺)は、全日本タイトルまでは辿りつかなかったが、3大会とも入賞と実に安定している。本人達も優勝以外は考えていないだろう。

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【昨年春優勝の赤嶺華歩(法政大)】

続いては昨年春インカレで法政大としては12年ぶりの制覇となった赤嶺華歩/盛田冬華(3年・別府青山/2年・磯辺)と、足立茉莉花/伊藤七瑠(4年・別府青山/2年・磯辺)の2チーム体制で挑む。両者共に昨年の全日本では入賞と飛躍、最終レースではワンツーフィニッシュと派手な所も魅せた。特に赤嶺ペアはコンビネーション的にも期待でき、昨年の春に続く優勝となるのか?

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【安定性が優勝へのポイントか?鍋岡/戸井ペア(明海大)】

全日本では僅かな差で2年連続総合準優勝と涙を呑んだ明海大は、規定最大数の3艇で挑む。その中で昨年の全日本で3位入賞と飛躍した花井静亜(3年・海津明誠)は、新戦力のラミレス・アラナ・イオナ(1年・別府翔青)とペアを組み、昨年の春では連続トップフィニッシュを果たした鍋岡 薫/戸井瀬亜(4年・羽咋工業/4年・相良)両者共に爆発力はあり、悲願の初優勝を狙う。

※以上の優勝争いが濃厚と思いきや、ついに!というべきか、女子学生界で実力最上位の選手が本格参戦する。

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【全日本女子470のタイトルホルダーでもある田中美紗樹(早稲田大)】

現在学生ヨット界のリーダーである早稲田大からは、田中美紗樹/清水詩絵(3年・関西大第一/2年・早大本庄)と元津志緒/上園田明真海(4年・長崎工業/1年・別府翔青)2艇が出場予定である。特に人数不足でなかなか出場できなかった田中は、1年次から団体戦で活躍しているのはご存知の通りであり、先日の関東470フリートレースで男子を押しのけ学生最上位とますますパワーアップ。元津は昨年まで女子インカレではスナイプで出場していたが、ようやくこのクラスに回れることになった。但し、両者共に問題があるとすればコンビネーションだろう。そこがクリアできたならば圧倒的な強さを見せることだろう。

最後に昨年団体戦で話題になった東京大からは小野万優子/水石さおり(3年・西南学院/4年・筑波大附属)が出場。昨年女子インカレでは振るわなかったが、全日本インカレを経験できたことは大きいだろう。今年は女子インカレでも上位を狙っていきたい所である。

※【470級結論】

普通に考えたら実績上位の田中/清水(早稲田大)が優勝候補筆頭である。しかしながらコンビネーション的にみれば、中山/宮野(日本大)、赤嶺/盛田(法政大)、花井/ラミネス・鍋岡/戸井(明海大)が対抗勢力となるだろう。


※【470級エントリー表】
470春

※昨年の全日本女子同様、独自に作成させて頂いた。ご協力頂いた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。




※【スナイプ級展望と解説】 (18艇出場予定)

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【6連勝コンビが分かれて勝負!池田紅葉と林佳奈(日本大)】

冒頭に述べた通り、最強女王として君臨しているのは日本大の池田紅葉(4年・横浜創学館)である。昨年までは、林 佳奈(3年・日本工業大駒場)とのコンビで6連勝を達成。今年もこのコンビでいくと思いきや、林がスキッパーで出場することになり、昨年までとは少し様子が違う。おそらく今後の団体戦を考えてこうなったのだろう。両者共にクルーはルーキーであり、この辺りがレースにどう影響するのか?がポイントである。池田紅は岡村保乃加(1年・芦屋)、林は鈴木せいら(1年・霞ヶ浦)とのコンビで勝負する。池田は7連勝がかかるのは当然だが、林がどこまで勝負できるのか?も非常に楽しみである。

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【逆転候補の筆頭!岸/荒木ペア(中央大)】

昨年、実力上位なのは間違いないが、どうしても池田紅に勝てないのは、中央大の岸 祐花/荒木陽菜(4年・相模原/2年・唐津東)と明海大の花本菜美/仁杉衣里(4年・聖光/4年・熱海)この2チームである。現在の関東では間違いなく池田を含めて三強の位置づけなのは間違いあるまい。岸ペアは昨年の反省から間違いなくコンビネーションを強化してくるだろうし、花本ペアはコンビを組んで長い。両者共に池田/林のペアが分かれた今回は絶好のチャンスであろう。

続く勢力としては、昨年ルーキーイヤーで全日本4位入賞と健闘した明治大の池田樹理/川口莉子(2年・東海大高輪台/1年・長崎工業)と、同大会5位入賞の北林妙恵子/新田そら(4年・磯辺/1年・高田学苑高田)となるだろう。さらなる上位を狙っていきたいところだが、共にクルーはルーキーであり、優勝となると少々苦しいか?

また昨年秋に6位入賞と健闘した立教大の若泉帆風/柴崎里彩(3年・鎌倉/4年・横須賀学院)や、女子インカレでも総合を狙う早稲田大の仲 美南/松岡嶺実(2年・霞ヶ浦/4年・國學院久我山)も上位進出を目指す。


※【スナイプ級結論】

春の段階では池田紅・岸・花本三強の争いとなりそうだが、上記に述べたとおり、今回は少々事情が異なる。激戦と申し上げることにしておこう。注目は林である。元々スキッパー出身でもあり、ここまでクルーとしての修行も積んできた。こういう選手は必ず走るのではないだろうか?と私は思うのである。


※【スナイプ級エントリー表】
無題





※【総合は・・・?】

各クラス上位一艇ずつの合計得点で争われる総合争いは、これまでに述べたことを総合すると日本大明海大の争いとなりそうである。しかし日大が優勢か?
また法政大や注目の早稲田大はスナイプの戦績次第では総合優勝も可能であろう。


※2018年度最初の学生公式レースは熱い戦いになりそうである。是非とも頑張ってほしい。


以上




2017-11-06 19:00 | カテゴリ:インカレ
※同志社大が4年ぶりの総合優勝!
第82回全日本インカレ 106
【出艇前の若狭和田マリーナ】

学生ヨット最高峰の大会である第82回全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)は、不安定なコンディションで大会不成立の危機に直面するも、なんとか規定の③レース成立し、決着した。

注目の総合は4連覇の記録を持つ同志社大が、地元地区リーダー校の意地を見せ、早稲田大の4連覇を自身で阻止し、4年ぶり9度目の総合優勝の栄冠に輝いた。

470級は慶應義塾大が悲願の初制覇。スナイプ級では同志社大が記念すべきスナイプ級10勝目の制覇で幕を閉じた。


※入賞校は以下の通りである。



※【470級最終結果】 (24校)
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【ついにクラス制覇!470級優勝の慶應義塾大のみなさん】※同校FBページより

①慶應義塾大    133点(35-46-52)
(村瀬 志綱/樫本 達真、斎藤 文人/江頭 英翔、柳内 航平/出口 廣智)
※慶應義塾大は470級初優勝

②同志社大     164点(55-34-75)
③早稲田大     172点(59-80-33)
④関西学院大    190点(76-40-74)
⑤法政大      226点(113-32-81)
⑥明海大      249点(119-97-33)

※水域別入賞数・・・関東4・近北1・関西1


※【470級個人成績TOP6】(スキッパー交代は含まない)
第82回全日本インカレ 147
【個人成績トップの村瀬/樫本ペア(慶應義塾大)】

①村瀬 志綱/樫本 達真  (慶應義塾大)  19点
②岡田 奎樹/秦 和也   (早稲田大)   21点
③柳内 航平/出口 廣智  (慶應義塾大)  29点
④矢田 奈津美/高柳 彬  (日本経済大)  36点
⑤藤野 流星/上野 翔大  (同志社大)   46点
⑥河原田 健介/長尾 創真 (九州大)    47点



※【スナイプ級最終結果】 (24校)
第82回全日本インカレ 177
【4連覇阻止の立役者!杉山/大川ペア(同志社大)】

①同志社大     150点(26-66-58)
(杉山 航一朗/矢沢 友香・大川 在一、奥 晴志朗/三輪虹輝、松尾 光暉/岡 儀法)
※同志社大は5年ぶり10度目のスナイプ級優勝

②日本大      171点(80-50-41)
③早稲田大     182点(37-94-51)
④関西学院大    209点(68-53-88)
⑤中央大      211点(97-40-74)
⑥九州大      238点(137-77-24)

※水域別入賞数・・・関東3・近北1・関西1・九州1


※【スナイプ級個人成績TOP6】(スキッパー交代は含まない)

①杉山 航一朗/矢沢 友香 (同志社大)   20点
        大川 在一
②松尾 虎太郎/坂上 宗輝 (早稲田大)   21点
③高山 達矢/内藤 大敬  (九州大)    22点
④太中 賢 /関口 舜一  (慶應義塾大)  24点
⑤井嶋 博之/村上 義龍  (日本大)    30点
⑥岸 祐花 /清田 司   (中央大)    33点
       齋藤 健斗



※【総合成績】 (17校)
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【自らが早稲田の4連覇を阻止!総合優勝の同志社大のみなさん】※BHMより

①同志社大     314点(164②+150①)
(470級・・矢野 航志/原田 勇毅、渡辺 駿/黒木 彩花・山形 純平、藤野 流星/上野 翔大)
(スナイプ級・杉山 航一朗/矢沢 友香・大川 在一、奥 晴志朗/三輪 虹輝、松尾 光暉/岡 儀法)
※同志社大は4年ぶり9度目の総合優勝

②早稲田大     354点(172③+182③)
③慶應義塾大    376点(133①+243⑧)
④関西学院大    399点(190④+299④)
⑤九州大      513点(275⑧+238⑥)
⑥日本大      521点(350⑮+171②)

※優勝および入賞されたチームの皆さんおめでとうございます。続いて総括。



※【レース回顧】
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【470級スタート風景】 ※近北学連より

私は展望で「今回の大会会場は全日本初開催であるからして何が起きるかわからない」と述べたが、残念ながら悪い意味で的中してしまった。

レース初日(11/2)は午後からレースが始まったものの、トップ艇がターゲットタイム内にフィニッシュできなかったことからノーレース。

レース2日目(11/3)も初日同様、午後にようやく第①レースが成立し、同志社が好スタートを切る。しかし第②レースで波乱が起こる。両クラス共に大量BFDで失格艇が続出。その中には早稲田が両クラス共に1艇ずつ失格(※スナイプ級は明らかに出ていなかったが、何故か読まれてしまう。救済要求も通らず)となってしまい、4連覇達成に黄色信号が灯る。しかもまたしてもノーレースでこの日も終了となり、失格艇は翌日の再レースには出場できないなど、とんでもない事態となってしまう。

3日目(11/4)の予報は前線通過もあり、大荒れの様相。しかしレースを行う決断をしてしまう。案の定、突風が吹き荒れ、艇体放棄も出る始末。もちろんレースは成立せず、未だ①レースと大会不成立の危機となってしまう。

最終日(11/5)は、予告を大幅に早め実施。波残りが心配されたが、なんとか出艇できる状態となり、無事2レースが実施される。

事実上総合優勝争いはBFDとならなかった同志社・慶應・関西学院の3校に絞られるも、早稲田も両クラス2艇ずつとなった第②レースで意地をみせ、踏みとどまる。

時間的に最終となった第③レースでは、関学が両クラスで大きくスコアを叩き脱落、慶應は好レースだったものの、スナイプ級で痛恨のBFD、早稲田は40点届かず、従って英語をつけなかった同志社大に軍配があがった。2位の早稲田は4連覇ならず、3位は470クラス優勝した慶應、両クラス4位だった関西学院が4位、国立大の筆頭九州大が2年ぶりの5位入賞。そしてスナイプ級で2位となった日本大が6位入賞となった。

クラス別でみてみると、470級では法政大が6年ぶりの5位入賞。明海大が日経大と同点となり、規定により明海6位、日経大はインカレ参戦以来の連続入賞記録がストップ。

スナイプ級では中央大が8年ぶりとなる5位入賞。九州大が2年連続となる6位入賞は本当に立派である。



※4連覇を阻止した同志社大
第82回全日本インカレ 194
【勝利の部旗を掲げる同志社大】

まずは9度目の総合優勝、スナイプ級10勝の大台に乗せた同志社大の選手諸君及び関係者の皆さんに「おめでとう」と申し上げる次第である。勝因はなんだったのか?もちろん英語をつけなかったことは最大の要因だが、スナイプ級の健闘が大きかったのではないのか?オープニングレースでリーダー杉山艇が3番艇松尾艇を引き上げるチームレースならではの戦術をみせつけた。

また展望でも述べたが、当地で積極的に練習し、「何としても早稲田の4連覇を阻止しなければ」とOB達の気迫も伝わってきた。今大会の雰囲気も同志社が他校を支配しているように見受けられたのが率直な感想である。


※ついにクラス優勝!

悲願の総合優勝とはならなかったが、ついに470級クラス優勝を勝ち取った慶應義塾大の諸君にも「おめでとう」と申し上げたい。
特に昨年の4年生は1年生からレギュラーの選手が多かったが、今年のメンバーは初めてレギュラーの選手ばかり。しかも早稲田や同志社を破っての優勝は価値ある勝利だろう。斎藤文人・村瀬志綱は高校時から研究熱心であり、柳内航平は慶應高校初のメダル獲得をするなど、努力していたからこそ栄冠を掴んで欲しいと、私は思っていた。

残念ながらスナイプ級でBFDとなってしまい、悲願の総合優勝とはならなかったが、まずはクラス優勝することが重要なのだ。来年も村瀬・柳内は残り、さらなる飛躍に期待である。




※大会会場の選定ミスでは?
第82回全日本インカレ 114
【ハーバー出口・少しでも波が立てば出艇できない】

僅か3レースに終わった今大会であったが、色々考えさせられるシリーズであった。風光明媚で水もきれいな若狭湾だったが、様々な問題を露呈してしまった。最大の問題点は大会会場はここでよかったのか?ではないのか?

風が弱くてレースができないのは致し方ないが、ある程度吹いてしまうと波が立ってしまい、ハーバーから出艇できないのが致命的だ。今回は福井国体の予行的な開催の側面もあったが、普段このハーバーで大学生はもちろん、地元高校生、地元強化選手も練習していない。はっきりいって誰も何もかも把握できていないのが実情だったのだ。案の定、3日目の前線通過は地元漁師の皆さんはわかっていた模様であり、安全面からいっても無理があったのではないのか?


※インターハイのように固定開催すべきでは?

5年前の琵琶湖全日本インカレで私は江の島・蒲郡・西宮・小戸に開催限定すべきでは?と提言した。しかしこの時期は風が吹かないのは皆さんもご存知の通りであり、予定レースを消化できないのが現状である。21世紀に入ってから今年で17回目の開催だったが、全レース消化できたのは僅か3度だけであり、しかも全て蒲郡なのである。従って蒲郡固定開催すべきでは?と私は思うのである。

インターハイでは和歌山固定開催となってからは、優秀な運営によるところも大きいが、一つの成功例だろう。

評議会などでこの話題は出てくるようだが、悉く却下されている模様である。地元地区で開催されないのは不満だからというのが、大方の意見なのだろう。しかし学生諸君、特に4年生はこれに全てを懸けているのである。それが今年のように3レースで終わってしまうのでは気の毒としかいいようがないだろう。

蒲郡で風が吹かなかったら「仕方ない」と諦めもつくが、他ではそうはいかないだろう。地元有利不利もないに等しい。まずはテスト形式で5年連続の蒲郡開催を提唱したい。(※個人戦は持ち回りに変更する)

※ここまで悪い話題ばかりだったが、全日本インカレでもスマホでヨットレースが導入されたのはうれしい話題であったのではないのか?来年以降も是非とも導入して頂きたい。


※今年の学生レースも終了した。特に今年の4年生は、彼らの高校時代にインターハイ・国体の解説した縁で知っている選手も多く、大学でも続けた選手の成長をみてきたつもりである。様々な困難もあったことだろう、辞めたくなるときもあっただろう。4年間続けてきた皆さんは社会人になってもこの経験が生かされることは間違いあるまい。活躍を期待するばかりである。

※来年の83回大会は蒲郡開催である。現役の諸君は明確な目標を立て、精進して欲しい。


以上

※【第83回蒲郡全日本インカレ水域枠数(予定)】
2018年枠数

※470級は関東が4校入賞した為、7位の日経大(九州)・8位の九州大(九州)まで対象となり、九州が+2となる。
スナイプ級は関東が3校入賞した為、7位の京都大(近畿北陸)までが対象となり、近北が+2となる。

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