2013-06-24 18:30 | カテゴリ:インカレ
関東インカレ個人戦と同時開催で実施されている「全日本女子インカレ関東水域予選会」はスナイプ級が計7レースを消化し、決着した。全日本女子への通過艇数はエントリー数で変化する仕組みであり、これによるとスナイプの参加は「14艇」、規定によりこの80%の「12艇」(小数点以下切り上げ)が全日本への進出となる。
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【第①レースのスタート風景】

※「持田 由美子・稲垣 美穂」組(日本大)が準パーフェクトでトップ通過!
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【今回は文句なしの勝利!「持田・稲垣」組】

◎【女子スナイプ級最終成績】 ※参加14艇(女子インカレはカットなし)

①持田 由美子・稲垣 美穂  (日本大)    8点(1・1・1・1・2・1・1)
②阿部 七海・窪田 明莉   (慶應義塾大) 18点(2・3・2・2・3・4・2)
③根本 彩加・石川 紗葉子  (法政大)   31点(8・4・5・6・1・2・5)
④高橋 友海・溝口 芽    (早稲田大)  31点(5・5・4・3・4・3・7)
⑤田上 歩 ・有銘 一子   (明海大)   34点(4・2・8・4・5・7・4)
⑥川戸 志織・蛯原 梢    (明海大)   34点(3・6・3・5・6・5・6)

※春の女子インカレ優勝に続き「持田・稲垣」組(日本大)が関東予選トップ通過を果たした。前回、春女子インでの優勝が「辛勝」だったのに対し、今回は堂々たる「完勝」と言っても良いだろう。実力差が出る順風域以上の勝利ということで本人達も自信に繋がったか?やはりこのチームは関東では1歩抜けている存在なのは改めて感じさせてくれた。今年の全日本女子インカレの開催地は「蒲郡」だ。おそらく強風域でのレースとなる可能性が高い。是非「ダイヤモンドネックレス」を獲りに行って欲しいものである。「トップ通過おめでとう!」

持田の独壇場だった為、申し訳ないが他チームは語ることがないくらいの状況であったのはお分かりの通りなのである。レベルアップが必要なのは紛れもない事実だろう。

ただ本番の全日本女子までは3ヶ月もある。それまでに練習しレベルアップすることを私は願っている。


以上


※6/29~30は「470級」が開催される。こちらはどうなるのでしょうか?

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2013-06-24 08:00 | カテゴリ:インカレ
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【今回から関東学連でも準備信号に「U旗」を使用した】※写真は羽田 誠氏より

早くも「全日本インカレシリーズ」の出場権を懸ける大会が始まった。まずは『全日本学生ヨット個人選手権』(9/5~8開催、愛知・海陽ヨットハーバー)への出場切符を争う「関東学生ヨット個人選手権大会」が今週は470級が「江の島ヨットハーバー沖」で開催された。

この個人戦エントリーは団体戦とは違い、各校何艇でも出場させることができる。まさに個人での戦いであると同時にチームメイトはライバルという側面を持っているのがこの大会である。

関東からは「14」艇が全日本に出場する権利を得る。

8レース予定の中、順風域以上での良いコンディションとなり、7レースを消化した

※結果は以下の通りである。

◎【470級最終結果】

※絶対女王『山口 祥世・石原 裕太』組(早稲田大)が個人戦でも優勝!
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【この「山口 祥世」スキッパーは、過去に関東学連で活躍した女性の中で3本の指に数えられる優秀な選手であることは間違いないだろう】

◎最終成績 ※参加77艇・8位まで入賞

①山口 祥世・石原 裕太  (早稲田大)  14点(1・2・4・1・⑧・5・1)
②小泉 颯作・槌谷 祥吾  (早稲田大)  16点(3・1・1・⑬・1・7・3)
③樫本 真徳・成川 健一  (慶應義塾大) 24点(7・3・5・⑧・5・2・2)
④樋口 舵 ・森 健悟   (慶應義塾大) 39点(14・12・⑯・5・3・1・4)
⑤中嶋 颯 ・冨田 弘之  (慶應義塾大) 46点(2・5・7・21・16・10・6)
⑥玉山 千登・本吉 剛士  (日本大)   47点(⑱・7・10・11・6・3・10)           
⑦若林 友世・橋場 一輝  (日本大)   55点(5・6・20・6・(25)・4・14)
⑧山口 優 ・谷口 諒介  (早稲田大)  62点(⑰・13・12・10・10・6・11)
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⑨成田 有沙・大下 酬人  (明治大)   67点
⑩高木 祐輔・岡田 拓巳  (中央大)   67点
⑪平原みちる・市川 拓海  (中央大)   74点
⑫長堀 友香・鳥羽 雄太  (慶應義塾大) 74点
⑬森 雄馬 ・福永 和裕  (明治大)   80点
⑭波田地由佳・太田 貴弘  (明海大)   84点
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※以上14艇が全日本進出

※【470級総括】

前回の関東インカレよりちょうど1ヵ月後の開催となった「関東個人戦」だったが、普通に考えればこの短い期間ではそうは変化がないとの見方が普通だろう。では簡単ではあるが総括することにする。

※実質、「山口祥」「小泉」・早稲田同士2艇でのマッチレース!?

優勝した「山口 祥世・石原 裕太」組は、おそらく470級で女性スキッパーとしての勝利はおそらく初めてではないのだろうか?(スナイプでは「稲垣 奈巳」(日本大)が達成している)しかも今回はほぼ強風域でのコンディションであり、本来圧倒的不利なはずだろう。しかしそれを乗り越えたのは本当に素晴らしいと私は思う。

あともう1点はやはり勝負強いのが彼女の特徴だろう。必ず成績をきっちりまとめることができ、我々観客側の期待にも応えることができる。その集中力は特筆に価する。全日本でも是非頑張って頂きたい。

『優勝おめでとう!』

惜しくも準優勝の「小泉 颯作・槌谷 祥吾」組は、同点で迎えた最終レースで山口祥を抜くことができなかったが、関東勢の中では抜けた存在なのは、誰が見ても明らかな事実であろう。しかし今回私は、この2艇をずっと注視していたのだが、まずレースの組み立てがキッチリできているのがハッキリとわかった。必ずスタートは有利サイドから確実に出てるし、読みは間違っていなかった。今年の早稲田470は、今後の大会でも間違いなく期待ができると確信させてくれたシリーズではあった。

尚、早稲田は「山口 優・谷口 諒介」組も8位入賞となり、3艇全日本進出を果たした。

※4艇通過した「慶應義塾」

※今回躍進したのは間違いなく慶應勢である、団体戦では準優勝だったものの、正直存在感はなかったといえるだろう。その中で「樫本 真徳・成川 健一」組が今回大きく成長をみせ「3位」となる。有望な1年生が多数入学した同校は、上級生は危機感を感じたことであろう。その中でこのチームは結果を出した。やはり上級生が活躍しなければチームも締まらない、間違いなく秋に向けての注目校となったのは間違いないだろう。

1年生スキッパー「樋口 舵 ・森 健悟」組・「中嶋 颯 ・冨田 弘之」組がそれぞれ4・5位入賞となり、こちらも大きく躍進した。ようやく学生レースの雰囲気にも慣れ、本格化していくのか?そんなことを大いに感じさせてくれたレースだった。

尚「長堀 友香・鳥羽 雄太」組も12位で通過を果たし、慶應勢は最多の「4艇」全日本進出を決めた。

※エースが不在の「日大」は辛うじて2艇通過

日大のエース・中村 睦宏は470ジュニアワールド出場のさまざまな兼ね合いもあって、今回不出場だったが、こちらも1年生スキッパーの「玉山 千登・本吉 剛士」組が6位入賞と唯一気を吐いた。また「若林 友世・橋場 一輝」組は7位入賞し2艇の通過に留まったが、なんとなく元気がなかったのも事実か。これからのレースでどう立て直していくのか?が日大の大きな課題であろう。

※ここまで入賞したチームを主に紹介したが、「中央」は2艇、「明治」も2艇、「明海」は1艇の全日本進出となった。

レース結果は、以上のようになったが、今回のレースはかなりの問題があったので苦言を呈したいと思います。

※準備信号「U旗」の件について

今回2日目の「第5レース」はようやく「8回目」でスタートと実に1時間近くものロスが出てしまったのは非常に残念であった(最後の8回目は結局「黒色旗」を適用)。これにより全レース消化できなかったのは、紛れもない事実である。

なぜこのようになってしまったのか?は「レース委員会」側と「選手」側両面から見ていくことにしましょう。

※「レース委員会」側の問題

※この事例に際して、まずラインの設定などは合っていたことをつけ加えておく。その中で「I旗」や「U旗」を使用しても全く変わらないのなら勇気をだして「黒色旗」を使用すべきではないのか?
確かに「JSAFの運営指針」などで「黒色旗」は極力使用すべきではないとの見解があるのは十分承知しているのだが、80艇の大フリートでは限界がある。それを臨機応変に対応するのがレース委員会側の力量だろう。

ある意味この件に関してやさしい対応をしてしまった「レース委員会」側だったが、選手も大いに問題がある。


※「U旗」を軽視しすぎな選手側

この「U旗」は黒色旗と内容がほぼ同様であるのだが、ゼネリコ時に排除されるかされないかだけの厳しい規則なのは変わりがないのである。この「第5レース」では何故か最初からラインが高いのである(多少潮の影響もあったが・・・)実際2回目のスタートで5艇以外は全てラインから出ていた。私が(もし)レース委員長なら間違いなく5艇以外全て「失格」としてレースをスタートをさせただろう。本来それが当たり前なのであり、「公正・公平なレース」だからなのである。

※今回、選手側の力量の問題は明らかであった。そういう意味でもレース委員会は選手に対して情けをかける必要は全くないのである、あくまでもこの大会は『全日本予選』なのだから・・・

6/29~30は「個人戦スナイプ級」が開催される。どのチームが活躍するのかが非常に楽しみである。


以上


2013-06-21 03:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※いよいよ最後となりましたが、「四国」「九州」を見ていくことに致しましょう。

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【九州大会での出艇前の様子、今回風が極端に弱く各選手を悩ませた】

⑧【四国水域】

(※通過校)

【男子】                【女子】

高松工芸   (2) 1・2      高松商業   (2) 1・2    
高松商業   (2) 3・4

◎男子

※「須藤 芳史・三谷 和也」(高松工芸)が優勝!

香川・高松市立競技場沖で開催された「四国大会」、5レース成立の中で、ソロは高松工芸勢「須藤・三谷」組が優勝、「奥村 将史・土田 真之」組が準優勝とデュエット優勝となったのだが、4艇の実力は伯仲していた。3・4位の高松商業勢はGWに唐津で開催された「ジュニア・ユース」に出場しているのだが、今回3位の「赤尾 裕亮・太田 匠哉」組は6位、4位の「西浦 祐貴・南 龍雅」組は13位と強豪がひしめく中健闘している。その彼らを高松工芸勢は上回ったのだから、今年の四国勢も大いに期待ができる可能性が高いだろう。

◎女子

※高松商業が今年も2艇インターハイへ

女子ソロ優勝は「山下 万理・島本 明季」組(高松商業)がオールトップで他を圧倒、前述の通り高松商業勢は遠征しており、このチームは10位と女子最高位なのだ(FJクラス)。従ってそれだけの実力を有するチームであることは間違いないのである。
準優勝は「中桐 皐月・堀 紗耶加」組となり、2艇通過とデュエット優勝も勝ち取った。

※昨年の七尾インターハイでも男女ともに入賞実績のある今年の四国勢も侮れない。インターハイでも大いに期待できると私は思うのである。

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⑨【九州水域】

(※通過校)

【男子】                【女子】

別府青山   (3) 1・2・10   長崎工業   (2) 1・7
福岡第一   (2) 4・8      宇土     (1) 2
宇土     (1) 6        別府青山   (2) 4・5
鹿児島商業  (1) 7        日南振徳   (1) 6
中村三陽   (1) 9        修猷館    (1) 8
修猷館    (1) 11       唐津西    (2) 3
唐津西    (3) 3・5

◎男子

※激戦の九州は、別府青山(大分)がソロ・デュエット共に優勝! 
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【九州大会連覇を果たした「矢野 航志」艇(昨年のインターハイより)】

熊本・宇土マリーナ沖で開催された「九州大会」だったが、風に恵まれず「4レース」での決着となったが、「矢野 航志・中島 将貴」「永松 礼・林 宏卓」の別府青山勢はそれぞれ優勝・準優勝となり、デュエット優勝も勝ち取った。
矢野は昨年の九州大会で1年生ながら優勝、従って連覇を果たしたことになる。永松はGWに唐津で開催された「ジュニア・ユース」では見事優勝し、今年の別府勢は大いに期待できることはお分かり頂けると思う。尚「後藤 陽一郎・永井 涼介」組も10位となり、3艇インターハイ進出を決めた。

昨年、七尾インターハイソロ4位・デュエット優勝に大いに貢献した、優勝候補筆頭の超高校級セーラー「岡田 奎樹・宮口 悠大」組(唐津西)は、第1レースでの失敗が響き5位に終わったが、第2~4レースでは1・3・1でまとめ、改めてその存在感をアピールした。

同じく唐津西からは、岡田と同様に優勝に貢献した「榊原 隆太郎・楠瀨 和旺」組は3位となった。今回は最悪なコンディションながら、きっちりその力は示した。岡田・榊原両者ともに地元開催でのソロ・デュエット優勝候補筆頭であるのには変わりがない。

昨年の七尾インターハイソロで5位入賞を果たした「福岡第一」(福岡)、「鈴木 颯太・岩城 拓海」ペアは1年生が入学した為、2艇での挑戦となった。その結果「岩城 拓海・高橋 敦史」組が4位、「鈴木 颯太・二神 敏夫」組は8位と2艇のインターハイ進出を決めた。鈴木・岩城両者共に力があるのは事実である。今年のインターハイでも優勝候補の一角となるのは間違いないだろう。

2艇以上の通過は以上の3校だったが、この難解なレースで不本意な成績となってしまったのはインターハイ最多優勝を誇る強豪「中村学園三陽」(福岡)だった。力は決して劣っているわけではなかったが、「梶野 智弘・陰山 雅大」組が辛うじて9位で通過と思わぬ結果となってしまった。全滅は免れたが、おそらく今まで1艇しか通過できなかったことは初めてではないのだろうか?まさにヨットレースは何が起きるかわからないというのを改めて気づかされた一例だろう。

その他では「宇土」(熊本)・「鹿児島商業」(鹿児島)・「修猷館」(福岡)この3校が1艇ずつインターハイ進出を決めた。


◎女子

※長崎工業(長崎)がソロ・デュエット共に制覇!
長崎
【七尾インターハイでデュエット準優勝に貢献した「元津 志緒」艇】

昨年の七尾インターハイで1年生ながらデュエット準優勝に貢献した「元津 志緒・後 可菜」組(長崎工業)が得意風域を如何なく発揮してソロ優勝を決めた。ここでキッチリ勝てたということは昨年よりもさらに成長していることは間違いないだろう。インターハイでも優勝候補の一角と言っても良い。

同じ長崎工業からは「倉永 奈樹・濵本 郁」組も7位でインターハイ進出を決め、2艇通過を果たした。女子での実績が抜群な同校は、今年のインターハイでも、ソロ・デュエット共に期待できる状況である。

3月の九州選抜でオールトップと完勝した「吉田 美奈留・須藤 奏子」組(宇土)は惜しくも準優勝ではあったが、この重要な大会でも力はあることは改めて見せてくれた。インターハイは1艇での参加となるが、間違いなく優勝候補の一角となることであろう。

3位は、昨年七尾インターハイでソロ連覇を達成した「唐津西」(佐賀)だったが、今年卒業した中山 由佳の妹「中山 由紀美・池内 仁美」組がそれを引き継ぐ。両者共にインターハイは経験しており、今年は地元開催で気合が入る。昨年よりも大きく成長しており、かなり期待できる状況だと言ってよいだろう。

別府青山勢からは「小泉 志織・三重野 友紀」組「足立 茉莉花・小松 日向」組がそれぞれ4・5位で2艇インターハイ進出を決めた。デュエットは長崎工業にわずか1点差で敗れはしたものの、2艇とも安定した順位はインターハイデュエットでも強力な武器となる、従って十分優勝を狙える状況と言って良いだろう。

その他では、「日南振徳」(宮崎)、「修猷館」(福岡)がインターハイ進出を決めた。


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以上長々と全水域を考察してきたが、唐津インターハイまで2ヶ月弱ある。ここから伸びる選手は過去にはいくらでも存在した(※名前は伏せさせて頂くが、予選敗退し、たまたま地元推薦枠で出場したインターハイで優勝してしまったという事例もあるのである)
だからしてインターハイ出場を果たした皆さんは懸命に練習し、本番でも悔いのないレースをしてもらいたいのである。是非頑張って頂きたい。


以上




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2013-06-20 20:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※引き続き第3回は「近畿」「中国」水域を見ていくことに致しましょう。

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【芦屋沖で開催された「近畿大会」の熱戦の様子】

⑥【近畿水域】

(※通過校)

【男子】              【女子】

膳所     (1) 1      関西大第一  (1) 1
芦屋     (1) 2      啓明学院   (1) 2
星林     (2) 3・7    宮津     (1) 3
関西学院   (2) 4・8    星林     (1) 4   
清風     (2) 5・6    立命館    (1) 5   


◎男子 

※「高橋 裕人・高木 誠」組(膳所)が準パーフェクトで優勝! 

芦屋市にある、兵庫県立海洋体育館沖で開催された「近畿大会」は、予定の「7レース」が実施された中で、男子ソロ優勝は「高橋・高木」組がカットレースを除き、パーフェクト勝利。3月のびわこウィーク、GWの鳥取選抜に続き「3連勝」と力の違いをみせ付けた。それぞれ条件が違う中での安定した成績は実に立派である。インターハイでの入賞候補に名乗りを挙げたことは間違いないだろう。彼らの活躍もあり同校は「デュエット優勝」も勝ち取った。

しかし膳所からこのような有力選手が出現したのは久々ではないだろうか?元々同校は滋賀県屈指の有名進学校でもあり、OBには470ワールドチャンピオン「堤 智章・伸浩」兄弟や国体スナイプで2連覇やニッポンチャレンジで活躍した「兵藤 和行」氏(3者共に同志社大ヨット部OB)もおり、インターハイでは6回の優勝を誇る伝統校なのだが、近年は低迷していた。現在は兵藤氏がコーチングしているとの情報も入ってきている、まさに「復活」というべきではないだろうか?

2艇以上の通過は、昨年七尾インターハイソロ優勝の「関西学院高等部」(兵庫)を始め、「星林」(和歌山)、「清風」(大阪)の3校となったが、前述の「高橋・高木」組に3連勝されている訳だから、レベルアップが必要なのは事実だろう。


◎女子

※ニューヒロイン誕生!「田中 美紗樹・高野 芹奈」組(関西大第一)が優勝!

女子ソロで優勝したのは「田中・高野」組だった。驚くべきなのは1年生ペアであり、センセーショナルなデビューを飾った。両者共に兵庫ジュニアの出身、特に「田中」はOPでの実績も十分であり私も密かに注目していたのだが、いきなり優勝とは立派の一言に尽きる。まさに全国戦線でも要注目チームに躍り出たのは間違いないだろう。
ちなみに関大一高ヨット部は、あの冒険家「堀江 謙一」氏もOBなのである。今回のインターハイ出場は実に17年ぶり、しかも以前は男子校であったため、彼女達は同校初の女子インターハイ出場であり、いきなり優勝と快挙を成し遂げたことになる。

インターハイでの活躍も非常に楽しみである。

準優勝は「大瀧 茉衣子・歌野 真子」組(啓明学院)だが、鳥取選抜では5位入賞と女子では最上位であり、こちらも期待がかかる。

今回、女子では2艇以上通過したチームはなく、5校それぞれ1艇ずつのインターハイ出場となる。

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⑦【中国水域】

※光(山口)が全種目完全制覇!

(※通過校)

【男子】               【女子】

光     (3) 1・2・5    光      (2) 1・2
邑久    (2) 3・7      広島国奉寺  (1) 3    
聖光    (3) 4・6・8    聖光     (1) 4               
                   邑久     (1) 5

◎男子

※今年のインターハイも優勝候補の一角「小泉 維吹・光森 慎之介」組(光)が圧勝!
小泉
【昨年の七尾インターハイでメダルを獲得した「小泉・有岡」組(光)】

岡山・牛窓ヨットハーバー沖で開催された「中国大会」、微風ながら6レース実施された中で、昨年の七尾インターハイで1年生ながら「ソロ3位」となった「小泉・光森」組が順当に優勝。小泉は420の大会でも活躍しており、今年のワールド出場も決定している超高校級の実力派。順調に成長していると言って良いだろう。

「加藤 弘道・有岡 翼」組も小泉に続いた。本来、小泉のクルーは有岡だが、今回は小泉とは分かれての勝負となったが、きっちり準優勝。インターハイでのチーム編成をどうするのか非常に興味深いが、インターハイでのデュエット優勝も狙える布陣となったといえるのではなかろうか?
「山野 航・周防 俊則」組も5位で通過し、光は見事3艇通過を果たした(当然デュエットも優勝)

ここのところ元気のなかった「聖光」だったが、4・6・8位でこちらも3艇インターハイ進出を決めた。山口勢は小泉という明確に目標となるセーラーもおり、さらなるレベルアップが期待できるであろう。

「邑久」(岡山)は「雪上 裕記・上岡 拓矢」組が3位、「山本 皓貴・岡竹 諒也」組が7位と2艇インターハイ進出を決めた。

◎女子

※光勢が順当に2艇通過を果たす(デュエットも優勝)

女子ソロ優勝は「仲山 千尋・中村 遥香」組(光)だった。ちなみに仲山といったら、昨年七尾インターハイソロ準優勝と活躍した「仲山 好・仲山 景」双子姉妹の妹。クルー中村はヨット経験のない1年生だが、彼女の父は、JSAFコーチでもある「中村 健一」氏であり、母もスナイプで国体優勝の経験がある「中村 光恵」(旧姓・弘津)さんなのだ。まさに正真正銘のサラブレッドと言えるだろう。仲山は昨年も1年生ながらインターハイの経験があるが、GW開催の唐津で開催された「ジュニア・ユース」の成績を見る限りでは少々のレベルアップは必要ではあるか?是非お姉さん達や両親を超えられるよう頑張って頂きたいものである。

同じ光からは「藤井 渚・内冨 佳恵」組が準優勝となる。ちなみに内冨のお姉様は、国体でも活躍してる「内冨 明渚」さん(2011山口国体少年女子SS級準優勝)なのだ。

このように素晴らしい先輩達に指導される光勢(山口勢)はさらなる躍進が期待できるのではないか?と私は感じるのである。

その他は「広島国泰寺」「聖光」「邑久」それぞれ1艇ずつの通過となった。


以上


※最後は「四国」「九州」水域とまいります。

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2013-06-20 00:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
第2回は関東水域をスルーし、「東海」「北信越」水域を見ていくこととする。
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【愛知・海陽ヨットハーバーで実施された「東海大会」、珍しく風が弱かったか?】

④【北信越水域】

※羽咋工業(石川)が「13年連続」FJ級全種目制覇!

(※通過校)

【男子】              【女子】

羽咋工業   (2) 1・2    羽咋工業   (2) 1・2
新湊     (2) 3・4    富山高専   (1) 3 
富山高専   (1) 5      新湊     (1) 4 


富山・新湊マリーナで開催された「北信越大会」。この水域のリーダー校でもある「羽咋工業」が13年連続の完全制覇でインターハイ出場を決めた。なんといっても昨年七尾インターハイでの「女子デュエット優勝」が記憶に新しいだろう。実況中継を担当された岩城 宏志教諭も顧問に復帰し、ますます期待がかかるのだが、GWに唐津で開催された「ジュニア・ユース」の結果を見る限りでは、レベルアップが必要ではあるか?ただ昨年のように大幅なレベルアップでインターハイで優勝したように非常に楽しみな存在であることは間違いない。

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⑤【東海水域】

※男子は半田(愛知)が完全制覇!
女子ソロは碧南(愛知)、デュエットは海津明誠(岐阜)がそれぞれ優勝!


(※通過校)

【男子】              【女子】

半田     (2) 1・4    碧南     (1) 1
海津明誠   (2) 2・5    海津明誠   (3) 2・4・5
碧南工業   (1) 3      蒲郡東    (1) 3
蒲郡東    (1) 6      熱海     (1) 6


愛知・海陽ヨットハーバーで開催された「東海大会」。男子は「半田」がソロ・デュエット共に完全制覇、21世紀に入ってからはおそらく「初優勝」であろう。

女子ソロは「碧南」、女子デュエットは「海津明誠」がそれぞれ制覇した。「田中 彩水・内藤 風香」組(碧南)と「野津 さくら・今西 芳枝」(海津明誠)この2艇が抜けており、インターハイでも期待がかかる。

GWに行われた「中部FJ」の上位チームが、この大会でも順当に活躍したものの、碧南勢が若干苦戦したか?またシングルハンドで活躍している杉山 航一朗君(清水東)も出場し注目されたが、惜しくも敗退と残念な結果に終わった。
女子に関しては、「海津明誠」が3艇通過し、改めてその存在感を示した。

明るい話題としては「熱海」(女子)が久しぶりにインターハイ出場権を獲得。元々優勝経験がある伝統校だが、長きに渡り休部状態が続くなど苦しい状況ではあったのだが、地元有志の協力・支援などにより近年復活。新艇庫も完成し、このニュースは関係者にとってうれしい話題となったのではないだろうか?


以上


※次は、「近畿」「中国」水域となります。


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