2013-07-31 11:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
いよいよ今年も「高校ヨット日本一」を決める熱い季節がやってきた。インターハイヨット競技は54回目を迎え、今年は佐賀県唐津市にある「佐賀県ヨットハーバー沖」で実施される。唐津でのインターハイは2007年以来6年ぶりの開催だ。
高校ヨット部に所属しているセーラーならまずこの大会を目標にするインターハイ、今年も熱戦が展開されるであろう。
レースは8/16~20の日程となっている(8/16は開会式・トライアルレース)
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【昨年の七尾インターハイ、熱戦の様子】

※インターハイヨット競技のシステム

まずは展望に入る前に、インターハイヨット競技のシステムを紹介しておきましょう。

◎競技種目と概要

※【男女FJ級ソロ競技】 

現在のインターハイでは使用している艇は「国際FJ級」が採用されている。このソロ競技は名前の通り個人戦の意味合いと捉えて頂いて良いだろう。レースはこのソロ競技のみとなっている。各校最大「3艇」までエントリーが可能であり(注・予選に通過していることが条件である)、1艇につき4名まで登録できる(4名の中なら交代は自由だが、最大3艇出場できることから、交代することはほとんどないと思って良い)
ここで優勝すれば名実ともに「日本一」というわけだ。

※【男女デュエット競技】

デュエット競技については、ソロ競技の成績(得点)を基に、各校上位2艇の合計得点で争われる。だが、1艇のみの参加校については、もう一艇は「DNC」扱い(毎レース・出場艇数+1の得点)となるため、勝負権はないと思ってよいだろう。従って覇権は、事実上2艇以上参加校に絞られる。

以上、競技の概要だが、男女「7レース」を予定している(5レース成立以上1カットあり)

では、展望にまいります。

◎【男子FJ級ソロ競技展望】 ※全36校「63」艇出場

※超高校級セーラー「岡田 奎樹」(唐津西)、「小泉 維吹」(光)の優勝争いか?
小泉VS岡田
【まさに二強のライバル対決、岡田・小泉のデットヒート!】

昨年、七尾インターハイでの男子は、稀に見る大混戦であったが、活躍した下級生スキッパーの中で「小泉 維吹」(光・2年)が3位、「岡田 奎樹」(唐津西・3年)が4位、「鈴木 颯太」(福岡第一・3年)が5位と3艇の入賞となった。特に、小泉、岡田の熾烈な争いはインターハイ後も続く。その対戦成績を振り返ってみよう。

                 岡田       小泉
・インターハイ   (七尾)   ●4位      ○3位
・岐阜国体     (蒲郡)   ○優勝      ●2位
・全日本420   (葉山)   ○2位      ●4位
・ユースワールド予選(和歌山)  ●3位      ○優勝 
・ユースC.S     (唐津)   ○2位      ●3位
・420ワールド  (スペイン) ○10位     ●19位(両者ゴールド決勝)

ご覧の通り、熾烈な争いとなっているのだが、各レースにおいてこの2艇が必ず上位であり、高校生の他チームは全く絡めていない。それだけ実力が上位であり、今回も優勝争いの中心となるのが当然であるのはお分かり頂けることだろう。

ではこの超高校級セーラーに対抗できるチームはあるのか?引き続き有力チームを紹介することとする。

※圧倒的に上位の九州勢

先日開催された、江の島全日本FJでは「渡辺・永田」組、「菅野・弦巻」組の中村三陽勢がそれぞれ優勝、3位と活躍したのは、当ブログでもお知らせした通りだが、それだけ九州勢が上位なのを証明した結果といえるのではないか?彼らは九州インターハイ予選だけは失敗したものの、その他の大会では上位に連ねていた。従って九州勢から有力チームをみていかねばなるまい。

九州大会で連覇した「矢野 航志」(別府青山・2年)、準優勝の「永松 礼」(別府青山・3年)は微風下のレースながら、岡田を破っている。矢野は昨年のインターハイを経験しており、永松は5月に唐津で行われた「JSAFユースチャンピオンシップ」でも優勝している(FJ部門)。それだけの実績も自信に繋がっていることだろう。
矢野のクルーは「樫山 剛士」(3年)、永松のクルーは「林 宏卓」(3年)と必勝体制で挑む。

昨年のインターハイソロでは5位入賞した「鈴木 颯太」(3年)を擁する福岡第一勢、鈴木も1年次からインターハイ、全日本FJなどで好成績を残している逸材であり、優勝候補の一角でもおかしくないのだが、先日の全日本FJでは惨敗、岡田、小泉に対しても後塵を拝している。しかし今回は負けられないと思っているに違いない。クルーは「二神 敏夫」(2年)が引き続き務める。
また昨年までは鈴木のクルーが主であった「岩城 拓海」(3年)は今年はスキッパーなのだが、先日の全日本FJでは6位入賞を果たし、実力があるのを証明した。調子に乗れば二強を破れるチャンスはあるとみて良いだろう。クルーは「高橋 敦史」(1年)となっている。
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【昨年のデュエットで優勝に貢献した榊原 隆太郎艇(唐津西)】

昨年のインターハイでデュエット優勝に貢献した「榊原 隆太郎」(唐津西・3年)だが、デュエット連覇を狙うのはもちろんだが、ソロ上位も狙いたい所だろう。九州大会でも3位と実力ある所はみせてくれた。さらに地元開催というのも好材料であり、かなり期待できることであろう。クルーは「楠瀨 和旺」(2年)が務める。

この項の冒頭でも述べたが、1艇のみのインターハイ出場となった名門「中村学園三陽」の動向に注目である。通過した「梶野 智弘・陰山 雅大」(3年)組のサブに全日本FJ優勝の「渡辺 駿・永田 季哉」(3年)も登録されているからだ。道義的には「梶野・陰山」を出場させるのは当然だろうが、優勝を狙いにいくなら「渡辺・永田」の選択肢も多少は考えているのではないのか?北方監督はどのような判断を下すのか?に注目である。


※その他の注目チームは?

九州勢が優勢なのは紛れもない事実だが、他水域の注目チームもみていくとしよう。

まずは東北大会でパーフェクト優勝した「金澤 淳・大森 将樹」組(宮古・2年/3年)だが、他水域勢と比較できる材料はないのだが、パーフェクト優勝できる力があるとみて有力候補に挙げることができるだろう。

近畿大会でも準パーフェクト優勝を飾った「高橋 裕人・高木 誠」組(膳所・3年)にも期待がかかる。こちらも比較できる材料はあまりないと思われるが、3月のびわこウィーク、5月の鳥取選抜も優勝しており、明らかに近畿勢の中では抜けている存在だといってよいだろう。大いに期待がかかる。

先日の全日本FJで4位入賞を果たした「伊藤 翔哉・近藤 惠大」組(海津明誠・3年)も当然有力候補だろう。中部FJも優勝しており、オールラウンドの風域で走れるのも証明しており、上位進出も可能だろう

その「伊藤・近藤」組を東海大会で破った「中村 俊平・石川 龍」組(半田・3年)も注目である。中部FJでも準優勝となっており、実力的にはほぼ同等の力と思って間違いないだろう。

今回も不気味な存在なのが、四国勢だろう。高松工芸、高松商業それぞれ2艇ずつ通過、得点的にも拮抗していた。その中で水域考察でも述べたとおり、「赤尾 裕亮・太田 匠哉」組(高松商業・3年)が5月のJOC大会で6位となっており、ある意味基準となる。ともなれば四国大会優勝の「須藤 芳史・三谷 和也」組(高松工芸・3年)や、「奥村 将史・土田 真之」組(高松工芸・3年)も期待できることになる。
四国勢の近況は地味な存在ではあるのだが、昨年もソロ6位入賞を果たしている。特に潮が強い高松で練習しているだけあって、微風域に滅法強い印象が私にはある。今年も要注目である。

最後は関東勢なのだが、これがなんとも判断しにくい状況ではあるが、先日の全日本FJで準優勝した「今井 拓也・田中 颯人」組(磯辺・3年)が総合的には最上位とみるべきか?昨年の実績から見ても当然というべきだろう。
関東大会で優勝の「丹羽 巧 ・木村 隆」(磯辺・3年)や関東選抜優勝の「沼崎 圭太・木村 直矢」(霞ヶ浦・3年)、逗子開成勢、慶應義塾勢がそれぞれの得意風域を生かせば、上位進出は可能であろう。

◎【男子ソロ競技結論】

※地元開催の岡田が断然有利!

◎岡田 奎樹・宮口 悠大    (唐津西)
○小泉 維吹・光森 慎之介   (光)
▲矢野 航志・樫山 剛士    (別府青山)
▲永松 礼・ 林 宏卓     (別府青山)
▲高橋 裕人・高木 誠     (膳所)
▲今井 拓也・田中 颯人    (磯辺)
▲鈴木 颯太・二神 敏夫    (福岡第一)
▲榊原 隆太郎・楠瀨 和旺   (唐津西)
△岩城 拓海・高橋 敦史    (福岡第一)
△伊藤 翔哉・近藤 惠大    (海津明誠)
△越川 智博・永井 雄太朗   (慶應義塾)
△金澤 淳・大森 将樹     (宮古)
△須藤 芳史・三谷 和也    (高松工芸)
△赤尾 裕亮・太田 匠哉    (高松商業)
×加藤 弘道・有岡 翼     (光)
×中村 俊平・石川 龍     (半田)
×山口 元気・田中 宏明     (逗子開成)
×丹羽 巧 ・木村 隆     (磯辺)
×斎藤 文人・須田 壮     (慶應義塾) 
×沼崎 圭太・木村 直矢     (霞ヶ浦)
×伊藤 優希・久保 雄器     (慶應義塾)
×松本 拓 ・澁谷 直樹     (逗子開成)
注・中村三陽の作戦次第・・


※冒頭にも述べたとおり、岡田、小泉の優勝争いはほぼ確実だろう。しかしあえてこの2艇の不安材料を挙げるとすれば?

岡田・・・昨年もそうだったのだが、FJクラスに乗り慣れているかどうか?が鍵
小泉・・・クルーが有岡ではない点

この点が若干気がかりではあるが、420ワールドでゴールドフリートに残った実績の2艇なら関係あるまい。しかし今回は地元開催で気合が入る「岡田・宮口」組に期待した。なんとしてもこのタイトルを欲しいところであるだろう。

この2強に対抗できるとしたら「別府青山」「福岡第一」勢が筆頭である。それぞれ風域により逆転できる要素はあると思って良いだろう。また▲印に挙げたチームにも期待である。


※男子については二強が中心であり、他チームがどこまで絡んでいけるのか?がポイントなのである。

選手全員の健闘を祈る。


以上

※Part②では女子ソロ競技の展望となります。

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2013-07-22 07:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
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江の島で開催されていた「全日本FJ」は、3日間の日程で、若干風は弱めだったものの、全8レースを消化し全日程を終えた。(※写真は高宮 元人さんより提供)

まずは結果から・・・

※【最終成績】 ※55艇参加・6位まで入賞

①渡辺 駿・永田 季哉  (中村学園三陽) 
24点(2・3・4・(DSQ)・1・2・6・6)
②今井 拓也・田中 颯人  (磯辺)     
28点(4・(9)・2・6・6・7・2・1)
③菅野 翔・弦巻 千馬  (中村学園三陽) 
40点(10・4・6・8・2・(12)・7・3)
④伊藤 翔哉・近藤 惠大  (海津明誠)   
46点(1・11・(14)・2・12・4・4・12)
⑤越川 智博・永井 裕太朗 (慶應義塾)   
48点(5・2・12・11・(24)・10・1・7)
⑥岩城 拓海・高橋 敦史  (福岡第一)   
54点(14・(20)・1・7・10・13・5・4)
------------------------------------------------------------------------------------
⑦橋本 杏奈・齊藤 由莉  (霞ヶ浦)    58点 ※女子チーム最高成績

※入賞チームの皆さまおめでとうございます。引き続き、総括にまいります。

※【大会総括】

※見事故郷で雪辱を晴らした「渡辺 駿・永田 季哉」組が優勝!
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【終始この大会のシリーズリーダーであった「渡辺・永田」組(中村学園三陽)】

唐津インターハイの前哨戦として実施された大会となったが、優勝したのは「渡辺・永田」組(中村学園三陽)であった。第4レースで失格にはなったものの、他チームが続々とスコアを崩す中で実に安定した順位の推移で見事栄冠を手中にした。
展望でも若干触れたが、このチームは実力がありながら、九州インターハイ予選では通過することができず、涙を呑んだ。しかしその悔しさをここで晴らしたのは実に立派である。スキッパーの渡辺君は神奈川県出身であり、ジュニア時代はこの海面で練習していたことから、自信もあったか?
しかしこのチームがインターハイに出場しないのは非常に残念ではあるのだが、国体は出場するとのことであるので、是非そちらで頑張って頂きたい。

「優勝おめでとう!」

※関東勢では最高位「今井・田中」組(磯辺)が準優勝!
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【ビッグレースには強い?「今井・田中」組、今井は昨年国体7位の実力者】

今回、優勝した渡辺艇に一番迫っていたのは、このチームであった。第4レースで渡辺艇にプロテストをかけ、失格にさせ、優勝の可能性を追い求めたのは評価に値するだろう。レース内容としては、最終レースのトップを含む唯一のオールシングルと立派な成績だった。トップフィニッシュの時は、上下1400mと最長コースであったが、ダントツトップだった鈴木艇を捕らえた。このようなレースができるならインターハイでも期待できるだろう。

※「菅野・弦巻」組(中村学園三陽)もインターハイ予選の雪辱を晴らす!
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【元々の実力はあった「菅野・弦巻」組が3位入賞】

3位入賞となった「菅野・弦巻」組だが、このチームも渡辺艇と同様、インターハイ予選で涙を呑んだチームであった。しかしこの重要な大会できっちりとその実力は示すことができたであろう。普通ならインターハイに出れないとなれば、モチベーションも下がるのが普通であると思うのだが、こういう精神的な面も中村三陽の強さであるのだろう。そのような意味でも3位入賞は立派である。

※中部FJ覇者「伊藤・近藤」組(海津明誠)が4位入賞!
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【中部FJ優勝の実力者「伊藤・近藤」組は如何なく実力を発揮した】

中部FJ優勝・東海インターハイ予選で準優勝している同チームだが、オープニングレースでのトップフィニッシュを含め4位入賞とその実力を示した。ただし順位がトップ目か10番台前半の成績推移であり、安定性がインターハイへ向けての課題か?

※慶應勢の中で唯一入賞を果たした「越川・永井」組
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【大健闘!5位入賞の「越川・永井」組】

このチームは慶應勢の中で3番艇という存在だったのだが、3月関東選抜からみれば大きく成長したのは事実であろう。このビッグレースでトップフィニッシュを含めた成績を残せたのは、かなり自信に繋がったのではないか?
慶應勢は今大会レギュラー3艇がそれぞれトップフィニッシュがあったなど、インターハイへ向けて楽しみになってきたと言えるだろう。

※スキッパーとしても入賞した「岩城・高橋」組(福岡第一)
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【1年時はクルーで入賞している「岩城・高橋」組】

これまではどちらかといえばクルーでの実績が主であった岩城拓海だったが、序盤は出遅れたものの、徐々に調子を上げ入賞を果たした。今回優勝候補の一角だったチームメイトの鈴木颯太の不振があったが、次回のインターハイまでには修正すれば、デュエットでの好成績が濃厚であろう。

※以上が入賞チームの寸評であったが、やはり九州勢の強さが目立つ結果となった。女子チームの中では「橋本・齋藤」組(霞ヶ浦)が惜しくも7位だったが、インターハイでの上位進出できる実力は示せただろう。

※【運営総括】
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【来年のインターハイの海上本部となる?「かもめ」】

今回の運営は「ゲート設定あり」「ロングコースあり」と多彩な中で、高校生にとっては良い経験ができたのではないのか?また微妙なコンディションながら、全8レースを消化できたのは喜ばしいことであった。
今回、神奈川県連が全面バックアップ体制した中で、チームワークも抜群であった。来年の江の島インターハイでも良いレースが期待できることであろうと私は感じた。

※【最後に・・・】

今回、インターハイ予選を通過できなかったチームが優勝・3位と活躍したが、これは何かを考えさせられる側面もある。その大会がどうだったのかは「インターハイ予選の考察」でも少々触れたが、劣悪な条件だったと誰しも言ってた。ヨットは自然を相手にするスポーツだから言い訳はできないかもしれないが、最低でも選手がある程度納得する条件でレースをすべきではないのだろうか?こんなことが続けばヨットなんか馬鹿らしくてやってられないという選手もでてくるだろう。
昔に比べたら全体的に良くなったとは思うが、レース運営側は「常に選手側の気持ちに立って運営されること」を期待したい。

次回はいよいよ「唐津インターハイ」だ。今回のレースを見た限りでは熱戦が期待できるのは確実であり、私も非常に楽しみである。

選手の皆さん、暑い中お疲れ様でした~


以上




※レースダイジェストは「続きを読む」からどうぞ

※最終成績リンク

http://2013alljpnfj.jimdo.com/result/


2013-07-19 21:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
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【開会式では「日本FJ界の父」ともいえる存在の「澄田 秀夫」氏が選手を激励された】

本日(7/19)より江の島で開催されている「全日本FJ」、開会式のあと、午後より順風域で2レースを消化した。
暫定結果は以下の通りである。

※渡辺 駿・永田 季哉組(中村学園三陽)が暫定トップ

①渡辺 駿 ・永田 季哉  (中村学園三陽)  5点(2・3)
②越川 智博 ・永井 裕太朗 (慶應義塾)    7点(5・2)
③伊藤 翔哉 ・近藤 惠大  (海津明誠)   12点(1・11)
④今井 拓也 ・田中 颯人  (磯辺)     13点(4・9)
⑤丹羽 巧 ・木村 隆   (磯辺)     13点(8・5)
⑥菅野 翔 ・緒方 怜音  (中村学園三陽) 14点(10・4)
⑦伊藤 優希 ・久保 雄器  (慶應義塾)   19点(18・1)
⑧橋本 杏奈 ・齋藤 由莉  (霞ヶ浦)    19点(11・8)
⑨鈴木 颯太 ・二神 敏夫  (福岡第一)   20点(3・17)
⑩沼崎 圭太 ・木村 直矢  (霞ヶ浦)    22点(6・16)
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【第②レースのスタートシーン、3マークは「ゲートマーク」を使用!】

※レースダイジェスト

※コース1はトライアングル+上下―フィニッシュ
 コース2は上下2回(下はゲートマーク)―フィニッシュ

【第①レース】 13:35スタート 風向240度  風速4m/sec 上下距離1000m コース①

一回目でスタート(リコール艇あり)。スタートは若干上有利だったが、ブローの状況によりなんともいえない状況。その中で、スタートも良くコースも完璧だった「伊藤・近藤」(海津明誠)がトップ回航、2番手は少し離れて「渡辺・永田」(中村三陽)、3番手「松本・澁谷」(逗子開成)、4番手「鈴木・二神」(福岡第一)、5番手「永島・江頭」(逗子開成)と続く。

伊藤艇はどんどん後続を離し、余裕のトップフィニッシュ。2番手はそのまま渡辺艇、3番手は鈴木艇の順でフィニッシュとなるが、好順位で推移していた、松本、永島の逗子開成勢2艇は残念ながらリコール。
  
【第②レース】 14:43スタート 風向230→200度 風速3~5m/sec 上下距離1200m コース②

この第②レースのコースは③マークがゲートとなっており、高校生にとっては初の体験だったか?

第①レースより風速が落ちている状況のなかでレース開始、スタート前から風向が左に振る兆候があり、完全に下有利、上スタート即タックはほぼ死亡状態となる。
さらに左海面は強めのブローが入り、210度近くまで振ってきた。その中で、「妙川・後川」(宮古商業、女子チーム)がトップ回航、2番手は「清水・大幡」(海津明誠)、3・4・5番手は「伊藤・久保」「越川・永井」「野田・松世」の慶應勢が続く。
しかしゲートマークが勝負の分かれ目となる。伊藤、越川の慶應勢は左マークを使い左海面に展開したのが功を奏し、一気に1・2体制となり、そのままフィニッシュ。
3・4番手は順位を上げた渡辺艇、菅野艇の中村三陽勢、5番手も順位を上げた「丹羽・木村」(磯辺)となる。
総合暫定は上記の通りとなった。

※本日ゲートマークを使ったコースがあったが、高校生の大会ではなかなか体験したことがないチームがほとんどだったのではないか?若干迷っていたチームも見られた。しかしオリンピックなどの世界大会ではこれが主流なのである。
判断の基準としては、要するに平行にマークが打たれていた場合、左海面に行きたければ「左マーク」、右海面に行きたければ「右マーク」を選択すればいいだけのことだ。1つのマークの場合だと左海面に行きにくい欠点がある(ランで下マークに向かっている後続艇のブランケットとなりやすい)。また若干ではあるが、ケースにもなりにくい効用もあるだろう。

明日のレースもこのゲートを使用するとレース委員長はおっしゃっていた。

明日は4レース予定だが、風は恵まれそうにない予報、どうなることでしょうか?


以上


2013-07-17 15:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
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インターハイの前哨戦として日本国内では「全日本FJ」が開催されるが、世界に目を向けると「420ワールド」が7/25~30に、スペイン・バレンシアで開催される。日本からも各種レースで出場の権利を得た「14チーム」が出場する(男子7チーム・女子7チーム)
メンバーを見ると、ワールドということもあり、高校生だけではなく、大学生、40代のスキッパーも存在する。
しかし高校生に限ってはインターハイでの有力候補が目白押しであり、見逃せないだろう。早速日本代表のメンバーを紹介しよう。

※【男子代表】

・小泉 維吹 ・有岡 翼  (山口県立光高等学校)
・岡田 奎樹 ・宮口 悠大  (玄海セーリングクラブ)
・榊原 隆太郎・楠瀨 和旺  (玄海セーリングクラブ)
・太中 賢  ・出口 廣智  (慶應義塾高等学校)
・高竹 義樹 ・槇原 覚  (広島セーリングスクール)
・斎藤 道明 ・刈込 孝陽  (福島県セーリング連盟)
・二井谷 和平・吉永 琢磨  (琵琶湖ジュニア)

※【女子代表】

・千葉 都 ・秋本 美桜  (宮城県セーリング連盟)
・力石 晶子 ・澤田 佳那  (KGセーリング)
・元津 志緒 ・濱本 郁   (長崎県立長崎工業高等学校)
・村瀬 海里 ・石川 満里奈 (広島セーリングスクール)
・深澤 瑛里 ・馬渡 凪沙  (湘南ジュニアヨットクラブ)
・田中 美紗樹・高野 芹奈  (B&G兵庫ジュニア)
・中山 由紀美・池内 仁美  (玄海セーリングクラブ) 

以上の13チームが出場するが、先ほども述べたとおり、インターハイ出場チームにとっては前哨戦の側面もあり、重要な一戦となる。
小泉VS岡田
【今年もこのようなシーンが多く見られるだろう「岡田VS小泉」の争い】

男子は昨年ISAFユースチャンピオンシップで5位入賞を果たした超高校級セーラー「岡田 奎樹・宮口 悠大」組 に期待がかかる。岡田はジュニア時代から世界を相手に好成績を治めてきた次世代のホープといえる逸材、一番戦い慣れているといえるだろう。

その岡田を目標に奮闘している「小泉 維吹・有岡 翼」組も大いに期待がかかる。昨年から岡田との対決でほぼ五分の戦いであり、昨年岡田が出場した「ユースワールド」の代表は、今年は小泉が競り勝ち、出場権を得ている。
(注:この記事を書いていると同時に、キプロスでユースワールドが開催されているが、上位進出の可能性が高い状況となっており、健闘している)

この2艇は、日本を代表する高校生セーラーと言っても過言ではない。是非頑張って頂きたい。

また昨年インターハイデュエット優勝に貢献した「榊原 隆太郎・楠瀨 和旺」組も同僚の岡田を目標に練習していることもあり、大きく成長しているのではないか?こちらも期待がかかる。

女子では、昨年インターハイソロ4位入賞を果たし、今年は大学生となった「力石 晶子・澤田 佳那」組が期待の筆頭。また高校生では各インターハイ予選で優勝している「元津 志緒・濱本 郁」組や「田中 美紗樹・高野 芹奈」組がどこまで戦えるのか?が楽しみである。また普段は420を練習している「中山 由紀美・池内 仁美」組も大いに期待がかかる。さらにこの3艇はインターハイでの優勝争いの候補といっても良い位のメンバーであり、その争いも注目である。
また、「深澤 瑛里・馬渡 凪沙」組もジュニアから活躍しているチームだが、深澤は昨年「全日本470」で近藤 愛のクルーとして出場し3位となっている。良い経験もしていることから、期待しても良いと見ていいだろう。

※たまたまであるのだが、「斎藤 道明」先生(いわき海星高教諭)も出場、日本チームの最年長というのもあり、まだ若いセーラー達の相談相手となりうるのではないか?そのような意味でも今年の日本チームは好成績が残せそうな予感がする。

186艇がエントリーしているため、予選・決勝シリーズが存在する。少しでも多くのチームがゴールドフリートに残って頂き、好成績となるよう祈るばかりである。

海外のレースなので、健康と安全に留意して頂き、頑張って頂きたい。


以上


※420ワールド大会ホームページ
http://events.sailracer.org/eventsites/default_s420.asp?eventid=124480


2013-07-17 00:30 | カテゴリ:企業ヨット部
※6/21に続き、江の島ヨットハーバーで会社説明会を大々的に開催!
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【社長・常務とコミュニケーション、社長はヨットに理解があるとのこと!】

㈱ガルフネットはヨット部学生の新卒採用を積極的にしたいとのことから、江の島ヨットハーバーにおいて会社説明会を開催したのはこのブログでお知らせした通りである。
その同社は2回目の会社説明会を実施することのことである。同社の業務内容などは、前回少々ご説明したので省かせて頂くが、背景として同社は、中途採用が中心であったのだが、これからは並行して新卒も積極的に採用したいというのが本音であろう。

同社にはクルーザーなども所持しており、先日ヨット部も設立、ある程度レース活動をしたいと思っているなら絶好のチャンスであることは間違いない。

特に就職活動が終了していない4年生は、この会社説明会に出席することを再度お勧めする。人事担当者も気軽に来て欲しいとおっしゃっているとの事である。

※㈱ガルフネット 第2回会社説明会ご案内

社会人になってもヨットを続けたい方はお気軽にご参加下さい!

【日時】7月26日(金) 13時30分~15時 15時30分~17時の2回開催
【場所】江ノ島ヨットハウス3階 B会議室
【対象学年】 4年生・3年生
【持ち物】筆記用具のみで結構です
【服装】Tシャツ・短パンで結構です。スーツは必要ありません。
【内容】会社説明・IT業界説明のみ、面接はありません。

【会社】ヨット部が新設された東京のIT会社(詳細はHP参照して下さい)
【募集職種】営業・技術・サポート
【在籍ヨット部員】 2名

【応募方法】下記連絡先にメールか電話をして予約して下さい。
人事部 石井 nishii@gulfnet.co.jp 03-5858-1140



ヨット部_新卒募集_7月 (2)


㈱ガルフネットHPはここをクリック

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