2013-09-25 13:00 | カテゴリ:インカレ
◎【総合総括】
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【私自身も吹かない蒲郡の海を見たのは初めてな位、珍しかったといえるだろう】

※日本大学が6年ぶりの総合優勝!
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【総合優勝した日本大学女子チームのメンバー】

今大会の最大の見所は、「総合優勝」争いだったのかもしれない。4連覇を狙う「関西学院」を阻止したのは、名門『日本大学』であった。「持田・稲垣」組のスナイプ優勝、若干不安があった470クラスでは「若林・新谷」組が4位入賞と栄冠を勝ち取った。強風だったらどうなっていたかわからなかったが、得意の軽風だったことも彼女達に味方した。最近他校におされ気味だった同校だが、この優勝は団体戦に向けても弾みがついたといえることだろう。さらに今回は、下級生だけで勝ち取った栄冠であり、来年も優勝候補の筆頭となることであろう。

準優勝は「関西大」、3位は「明海大」がそれぞれ躍進する結果となった。


※【最終総括】
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【レース運営が好評の愛知県連も今回ばかりはさすがに苦しんだ】

今大会は、例年の葉山ではなく、風が吹くこととして定評のある蒲郡開催であったが、レース委員長も嘆くほど風が吹かない結果となった。高品質なレースを目指すべく「風速6ノット未満では実施しないなどの方針が示された」
しかし、2日目に選手サイドから「何故レースをやらないのか?」と不満の声が上がっていたのは事実である。これに関して私は批判するつもりは毛頭ない、裁量権はレース委員長に任されているのだから・・・むしろレース中止の判断やコース短縮の判断、またレース方針にブレはなく、間違ってなかったと私は思う。
しかしながら私自身も選手同様なんとなく釈然としなかった・・そこで深く考えてみることにした。


それでは、どこに問題があるのだろうか?それは・・・

※各水域によってレース実施の可否が統一されていないことに問題があるのである。

おそらく関東や近北(琵琶湖)ならあの状況(4~5ノットでまんべんなくブローが入っていた状況)ならレース実施してしまうだろう。この件に関しては、全日本学連で話し合わなければならない重要な案件なのではないか?最近ではJSAFレース委員会のレース運営方針もあり、考え方も統一されつつある現状だが、昨年の琵琶湖全日本の悪い例もある。それこそ運営のスペシャリストを全国各水域から集め実施すれば、不満は多少改善するのではないだろうか?
ローカルな大会ならまだしも、曲りなりにも全日本大会であるのだから、選手・監督側、運営側それぞれ意見を聞き、より良い大会を目指すべきではないのか?


※来年の23回大会は女子インカレのメッカ「葉山」へ戻り、開催される。


選手の皆さん、大変お疲れ様でした~。


以上


※全日本女子インカレ写真集

https://plus.google.com/u/0/photos/103306560065690730841/albums/5927411435450346897


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2013-09-25 10:00 | カテゴリ:インカレ
※【スナイプ級総括】
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大会展望では、連覇を狙う「樫原 梨乃・末繁 まゆ」組(関西学院大)と「持田 由美子・稲垣 美穂」組(日本大)の一騎打ちとお伝えしたが、果たしてどうだったのか?470級と同様に振り返っていくこととしよう。


初日(9/21)、開会式後の第1レースで積極的なレースをみせたのは「川戸 志織・千葉 真由子」(明海大)だった。全体的に下がり気味のラインで、ジャストスタート。当然の如くトップフィニッシュと好スタートを見せる。優勝候補の樫原艇、持田艇も順当な滑り出しを見せる。

直後の第2レースでも川戸艇はジャストスタートで1上トップに立ったものの、フリーで持田艇、樫原艇に抜かれたものの、再度2上で樫原艇を逆転、フィニッシュでは持田、川戸の順となる。樫原は4番手と若干順位を落としてしまう。

2日目は470級と同様、午前中はノーレース。午後の1レースのみとなったが、持田が圧倒、連続のトップフィニッシュを飾る。川戸も持田に食らいつき2番手フィニッシュとなる。しかし樫原艇は、6番手フィニッシュと連覇に黄色信号が灯る。

※第3レース終了時の暫定順位

①持田 由美子・稲垣 美穂 (日本大)    5点(3・1・1)
②川戸 志織・千葉 真由子 (明海大)    5点(1・2・2)
③樫原 梨乃・末繁 まゆ  (関西学院大) 12点(2・4・6)

持田と川戸が同点となり、最終日を迎えたものの、470同様、レース実施とはならず、前日の順位で確定した。

※以上がスナイプ級のレース推移であったが、470級同様、入賞チームを見ていくこととしよう。


※今年の女子タイトル総ナメ?『持田 由美子・稲垣 美穂』組(日本大)が初優勝!
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昨年5位の持田であったが、この1年で大きな成長をみせこの全日本女子のタイトルを手中にした。今年の女子大会では全て優勝、さらに強豪社会人が勢ぞろいの東日本スナイプでも優勝。まさに破竹の勢いであった。
順風域までのスピードが抜群であり、2位と同点ではあったが、内容的にも文句ない勝利だったといえるであろう。
ちなみに稲垣の姉、奈巳さんも2011年にこのタイトルを獲得しており、女子インカレ史上初の姉妹優勝の快挙となった。さらに持田は3年生であり、来年は連覇に挑戦する、非常に楽しみだ。

「優勝おめでとう!」


※惜しくも同点準優勝『川戸 志織・千葉 真由子』組(明海大)
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明海大初タイトルへ向けて、一番の積極性を見せていたのは「川戸・千葉」(明海大)であった。スタートにおいてはほぼジャストスタート、持田に喰らいついた。同点準優勝ではあったが、優勝と同等のレース内容であったといえるであろう。
ちなみに川戸は、別の理由ではあったが「最優秀選手賞」を受賞、レース内容からみても彼女に贈られたのは妥当な判断である。


※連覇はならず、『樫原 梨乃・末繁 まゆ』組(関西学院大)
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同校の先輩「増川 美帆」に続き、連覇を狙った「樫原・末繁」組だったが、残念ながら連覇達成とはならず、3位入賞に留まった。クラス連覇、総合4連覇の重圧があったのか、レース内容では、持田、川戸に圧倒されてしまったというのが私の感想である。それでも3位だったのだから、実力がある証拠である。この悔しさは地元・西宮で開催される「全日本インカレ」で晴らしてくれることであろう。

※明海大は2艇入賞!『田上 歩・有銘 一子』組(明海大)も4位入賞!
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川戸の準優勝に続いて入賞を果たした「田上・有銘」組。上位3艇とは若干差があったのは否めなかったが、川戸と同様、積極的なレース展開はみせていた。明海勢は唯一2艇入賞と躍進、これは立派である。実力がありながら、なかなか上位進出が果たせずにいた同校であったが、ようやく殻を破り、次のステージに突入したといえるだろう。彼女達は最後となったが、この経験を後輩達に伝え、来年以降も生かして頂きたい。


※磯辺OGルーキーコンビ『根本 彩加・石川 紗葉子』組(法政大)が5位入賞!
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スナイプルーキー勢としては、唯一入賞を果たした「根本・石川」組。1年生コンビで入賞できたのだから立派だ。春の段階では、未知なる艇種に挑戦ということで、バタバタしていた状態だったが、大きく成長した。この入賞を機に、さらに上位進出できるよう精進してもらいたいものである。


※関西大総合準優勝に貢献「加藤 千明・沖 朱理」組(関西大)が6位入賞!
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470「後藤・岡崎」組優勝に続き、スナイプでも「加藤・沖」組が6位入賞と健闘した。2人とも4年生ではあるが、出身校を見る限り、大学からヨットを始めたペアだと思われる。第3レースではトップと遜色ない走りで3番手フィニッシュしたことが、入賞の決め手となった。これは非常に価値がある入賞だろう。



※総合、最終総括へ続く


※スナイプ級最終結果リンク

http://www.ayf.jp/wp-content/uploads/2013/09/2013_joshiin_snipe_0923.pdf


2013-09-25 05:00 | カテゴリ:インカレ
※【470級総括】
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大会展望では、「山口 祥世・谷口 柚香」組(早稲田大)の2連覇なるか?とお伝えしたが、実際はどうだったのであろうか?レース毎に振り返ってみることとしよう。

初日(9/21)、開会式が行われた後の、第1レース。トップフィニッシュを決めたのは「後藤・岡崎」(関西大)だった。優勝候補筆頭の「山口祥・谷口柚」(早稲田大)は第①マークでは遅れたものの、最終的には後藤艇に迫る勢いで2番手フィニッシュ。さらに「豊田・原」(同志社大)も序盤遅れたものの3番手フィニッシュとなり、有力チームが順当に上位となる。

直後の第②レースでは、2上でトップ回航の「神木・奥田」(甲南大)がトップフィニッシュ。「豊田・原」(同志社大)が2番手フィニッシュとなったが、第1レースでトップだった「後藤・岡崎」(関西大)、2番手の「山口祥・谷口柚」(早稲田大)は第①マークで8・9番手と若干遅れる。しかし山口祥は4番手まで上がってきたものの、後藤は6番手までしか上がってこれない。初日から、「豊田」「山口祥」「後藤」この3艇による、高校時代からのライバル対決の様相となる。

2日目(9/22)はなかなか風が吹いてこなかったが、正午前にスタート、しかし第1マークまでに急激に風速が落ちノーレース。「AP-H」が展開され、待ちの状態が続く。しかしようやく風も安定し、第3レースが始まった。

第①マークでは「若林・新谷」(日本大)、「後藤・岡崎」(関西大)、「山口祥・谷口柚」(早稲田大)の順に回航するものの、2上では若林-山口祥-後藤の順に回航。ところがここから第④マークまでが、(結果的に)今シリーズ最大の山場を迎える。回航直後の即ジャイブで、山口祥艇は若林艇を逆転、そのままマークしながら推移するが、風も弱まってくると同時に、後藤艇が仕掛ける、しかし山口祥艇は後藤艇をマークせず、若林艇を選択。これが裏目に出る。その結果後藤艇は、ブローと潮流をうまく利用したコース取りでスターボードタックからルームを取ることに成功、そのままフィニッシュとなる。さらに大きく遅れていた「豊田・原」(同志社)は若林艇をも捕らえ、3番手まで浮上する。

※第③レースまでの暫定順位

①後藤 沙織・岡崎 文音  (関西大)    8点(1・6・1)
②山口 祥世・谷口 柚香  (早稲田大)   8点(2・4・2)
③豊田 華世・原 あやみ  (同志社大)   8点(3・2・3)

3艇が同点、最終日の熱い戦いが期待されたが、風速は上がってこない、従ってノーレース。タイを解き、上記の順位となりシリーズを終えた。

※以上が470級のレース推移であったが、入賞チームを見ていくこととしよう。


※関西大初の全日本タイトルをもたらした『後藤 沙織・岡崎 文音』組(関西大)
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昨年5位入賞した彼女達であったが、見事全日本のタイトルを獲得。これは関西大の歴史を見ても初の快挙となった。今年、関西大勢は各レースの成績から見ても一時の勢いが感じられず、正直女子インカレでもどうなのか?いう状況であったが、スタートは1・2を争う積極性があり、なんとしても勝ちたいという執念は感じ取れた。
そこには2つの思いがあったのだと私は解釈している。まず一つ目は、高校生時代に惜敗した「山口祥」に勝つこと、二つ目は2011年に同校は部内問題から部活動謹慎となり、姉・沙季が出場できなかった悔しさの分までその思いを晴らしたと言えるだろう。
同点だったものの、2回のトップフィニッシュがあり、文句なしの優勝といえるのではないか?

「優勝おめでとう!」


※連覇はならず、『山口 祥世・谷口 柚香』組(早稲田大)
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連覇濃厚と思われていた「山口・谷口」組は、連覇達成はならなかったが、「負けてなお強し!」とのレース内容ではあったように思う。①マークでは、苦戦しながらも必ず大きく上がってくるのはいつもの強さであったし、若干ツキが無かっただけだと私はそう感じた。
この悔しさは関東インカレ・全日本インカレに必ず繋がるはずだ。彼女なら必ずやってくれるはずだ、大いに期待している。


※実力はみせつけた『豊田 華世・原 あやみ』組(同志社大)
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豊田は同志社大のレギュラースキッパーであり、今回も優勝候補の一角であったが同点3位となった。山口祥と同様、序盤遅れることが多かったものの、大きく順位を上げることができるのは実力がある証拠だろう。優勝はできなかったが、全日本インカレでも大いに期待できることだろう。


※超軽量コンビの『若林 友世・新谷 つむぎ』組(日本大)が4位入賞!
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元々ジュニア時代からの実績が抜群だった「若林」だが、今回もセンスが抜群なのは随所にみられる場面が多かった。「1上選手権なら間違いなく優勝?」と冗談を言いたくなる位、良いレースはみせてくれた。しかしフリーで抜かれる場面が多く、4位入賞に留まった。しかし、彼女はまだ2年生、来年は積極的にこのタイトルを獲りにいって欲しいと私は願っている。彼女はそれだけの実力があるのは間違いないのだから・・・


※トップフィニッシュがあるなど健闘!『神木 蘭・奥田 菜月』(甲南大)が5位入賞!
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先週、関西インカレで久々の両クラス全日本通過を果たし、その勢いで臨んだ彼女達だったが、見事5位入賞を果たした。トップフィニッシュもあり、全日本へ向けて大いにアピールできたことであるだろう。昨年もスナイプで準優勝と着実に力をつけている同校の今後に期待である。


※ルーキースキッパーの中では最上位『山本 佑莉・畑山 絵里』組(日本経済大)が6位入賞!
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注目のルーキースキッパー勢の中で最上位だった「山本・畑山」組。山本は昨年のインターハイでは20位の選手であり、正直レース経験もあまりなかった中で入賞できたのは立派である。おそらく畑山のリードがあったからだと私にはそう思えた。
おそらく来年は脅威になることは間違いないだろう、注目している。


※スナイプ・総合へ続く



※470最終成績リンク

http://www.ayf.jp/wp-content/uploads/2013/09/2013_joshiinn470_0923.pdf


2013-09-23 21:30 | カテゴリ:インカレ
学生女子頂上決戦、愛知・海陽ヨットハーバー沖で開催されていた「第22回全日本女子インカレ」は、夏の陽気に包まれたものの、風に恵まれず、3レースでの決着となった。
今大会最大の注目だった総合優勝の行方は、『日本大学』が6年ぶりの栄冠に輝き、関西学院大の4連覇を阻止した。
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【個人戦に引き続きの蒲郡開催だったが、珍しく期待を裏切る風速のシリーズとなった】

※結果は以下の通りである。

◎【470級】 ※33艇エントリー
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【関西大に初タイトルをもたらした「後藤・岡崎」組(関西大)】

①後藤 沙織・岡崎 文音  (関西大)    8点(1・6・1)
※関西大学は470級初優勝!
②山口 祥世・谷口 柚香  (早稲田大)   8点(2・4・2)
③豊田 華世・原 あやみ  (同志社大)   8点(3・2・3)
④若林 友世・新谷 つむぎ (日本大)   14点(5・5・4)
⑤神木 蘭 ・奥田 菜月  (甲南大)   15点(9・1・5)
⑥山本 佑莉・畑山 絵里  (日本経済大) 26点(8・9・9)

◎【スナイプ級】 ※26艇エントリー
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【破竹の勢いを見せ、見事全日本女子インカレを制した「七冠王」「持田・稲垣」組(日本大)】

①持田 由美子・稲垣 美穂 (日本大)    5点(3・1・1)
※日本大学は2年ぶり5回目のスナイプ級優勝!
②川戸 志織・千葉 真由子 (明海大)    5点(1・2・2)
③樫原 梨乃・末繁 まゆ  (関西学院大) 12点(2・4・6)
④田上 歩 ・有銘 一子  (明海大)   14点(7・3・4)
⑤根本 彩加・石川 紗葉子 (法政大)   18点(6・8・5)
⑥加藤 千明・沖 朱理   (関西大)   21点(9・9・3)

◎【総合成績】 ※13校が対象
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【6年ぶり総合優勝に輝いた「日本大学」。オリンピアン「近藤 愛」コーチも蒲郡に駆けつけた】

①日本大学     19点  (14+5) 
※日本大学は6年ぶり5回目の優勝
②関西大学     29点  (8+21)
③明海大学     37点  (32+5)
④関西学院大学   41点  (29+12)
⑤甲南大学     47点  (15+32)
⑥早稲田大学    52点  (8+44)


※引き続き総括にまいります。



2013-09-19 22:30 | カテゴリ:国体
2020年夏季オリンピックが東京に決まり、日本中が沸きかえっている今日この頃であるが、日本での国民的スポーツ祭典と言えば『国民体育大会』だ。今年は首都「東京」での開催となり、セーリング競技は江東区にある「若洲海浜公園ヨット訓練所」を舞台に9/29~10/2の日程で開催される。(※9/28は開会式・トライアルレース)
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【群馬国体開催時(1983年)と比べ、大きく風景も変わった「東京ベイエリア」。東京ディズニーランド、東京スカイツリーなどの観光名所も海上からはっきりとご覧頂ける。※昨年のプレ国体より】

この場所での国体開催は「群馬・あかぎ国体」(昭和58年・1983)以来、2回目の開催となる。また、オリンピックセーリング競技もこの場所での開催予定(※ハーバーは新設)となることから、各方面から注目を浴びるのは間違いないだろう。

成年・少年合わせて全10種目・各6レースで熱戦が展開される。多種目であるので、簡単に展望することにしよう。
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【東京国体イメージキャラクター「ゆりーと」。都鳥・ゆりかもめがモデル】


①【成年男子470級】

※「土居 一斗・磯崎 哲也」(福岡)の連覇なるか?
土井
【昨年、並みいる強豪を破り優勝した「土居 一斗艇」(福岡)】

オリンピック種目であり、同国体の花形種目でもある「470級」。昨年、学生ながら優勝の快挙を成し遂げた「土居 一斗」(福岡・日本経済大)。今年はナショナルチーム入りし、ますます意気が上がる。しかし、アテネオリンピック男子470級メダリスト「関 一人」をはじめ、若手・ベテランを含め強豪揃いであり、さすがはオリンピック種目である。昨年同様、熱戦が期待される。

◎土居 一斗・磯崎 哲也 (福岡・日本経済大)
○原田 龍之介・田口 西 (長崎・アビーム・コンサルティング㈱/長崎自動車㈱)
▲飯束 潮吹・八山 慎司 (東京・㈱エスピー・ネットワーク)
△市野 直毅・大矢 勇輝 (和歌山・和歌山セーリングC/桐蔭高等学校教)
△関 一人 ・古谷 信玄 (神奈川・トヨタ自動車東日本㈱/YCC)
△牟田口 駿・宮崎 達也 (佐賀・法政大/佐賀県ヨットハーバー)
△中村 公俊・山近 宏  (山口・山口県スポーツ交流村/日鐵住金溶接工業㈱)
△澤村 和慶・土井 航平 (広島・九州旅客鉄道㈱/富士通㈱)


②【成年男子国体シングルハンダー級】

※シングルハンドのスペシャリスト「永井 久規」(愛知)の連覇なるか?
永井
【昨年、接戦の末に競り勝った「永井 久規」(愛知)】

昨年、デッドヒートを制し優勝した「永井 久規」が今年も登場。その永井に惜敗した「南里 研二」(佐賀)もリベンジに燃える。さらに、ナショナルチーム経験者の「安田 真之介」もエントリーしており、この強力なメンバーに対し、地元東京の「城 航太」がどう挑んでいくのか?しかも、昨年出場した入賞者もズラリと揃っている、こちらも激戦となりそうだ。

◎南里 研二  (佐賀・わたみ家)
○永井 久規  (愛知・豊田合成㈱)
▲安田 真之介 (京都・宮津高校教諭)
△城 航太   (東京・㈱エス・ピー・エヌ)
△齋藤 大輔  (秋田・美浜㈱)
△谷口 斉謙  (和歌山・島精機製作所㈱)
△前田 博志  (広島・マツダ㈱)
△杉山 武靖  (静岡・静岡ガス㈱) 


③【成年男子国体ウインドサーフィン級】

※ナショナルチーム実力者同士の対決?

2013年ナショナルチームの「倉持 大也」(東京)が地元開催において優勝を狙う。これに対し、ロンドン五輪代表「富澤 慎」(新潟)が意地をみせるか?さらに学生チャンピオンであり、ナショナルチームの「板庇 雄馬」(滋賀)や同ナショナルチームの「尾川 潤」(和歌山)にも期待がかかり、高レベルでの優勝争いとなることだろう。

◎倉持 大也  (東京・関東学院大学)
○富澤 慎   (新潟・トヨタ自動車東日本㈱)
▲板庇 雄馬  (滋賀・立命館大学)
△尾川 潤   (和歌山・㈱島精機製作所)
△寒河江 聡志 (山形・パナソニックシステムネットワークス㈱)
△黒石 勇次  (大分・北杵築郵便局)
△鳥取 雅嗣  (山口・㈱大野石油店)
△山﨑 大輔  (神奈川・横浜市南消防署)
△市川 和典  (静岡・ヤマハ発動機㈱)


④【成年女子セーリングスピリッツ級】

※昨年の続きなのか?

昨年、「吉迫 由香」艇(現姓・河合・2004アテネオリンピック女子470級代表)の強さが目立った同クラス。その彼女は結婚し、今年は大阪から出場する。さらに昨年準優勝の「宮川 惠子・栗栖 佐和」(和歌山)を中心に、有力学連現役・OG、さらにオリンピックメダリスト「重 由美子」さんも出場、今年も熱い戦いとなることだろう。

◎宮川 惠子・栗栖 佐和  (和歌山・和歌山S.C/和歌山県セーリング連盟)
○松下 結 ・田中 瑞紀  (長崎・㈱ベネッセホ-ルディングス)
▲重 由美子・宮崎 歩美  (佐賀・佐賀県ヨットハーバー/㈱九州電力)
▲河合 由香・山下 かおり (大阪・主婦)
△渡邉 絵美・松永 貴美  (岐阜・共立ビジネスサービス㈱/㈱大垣共立銀行)
△内冨 明渚・高橋 美晴  (山口・安田女子大学/山口県体育協会)
△持田 由美子・高橋 舞  (千葉・日本大学/㈱ガルフネット)
△若林 友世・古屋 綾乃  (神奈川・日本大学/麻布大学)
△平岡 沙希・西尾 知美  (鳥取・日本経済大学/米子工業高専)
△村山 仁美・久保 咲花  (東京・立教大学)


⑤【成年女子国体ウインドサーフィン級】

※オリンピック経験者同士の熾烈なバトルか?

5年連続ナショナルチームの実力者であり、2012ロンドン五輪RS-X級代表「須長 由季」(東京)が地元開催において期待が大いにかかる。北京五輪RS-X級代表で、昨年準優勝の「小菅 寧子」(新潟)も健在であり、五輪経験者同士の熾烈なバトルとなることだろう。

◎須長 由季  (東京・㈱ミキハウス)
○小菅 寧子  (新潟・柏崎体育協会)  
▲伊勢田 愛  (滋賀・パイレーツハーバー)
△堀川 智江  (神奈川・金澤運輸)
△錬石 恵子  (埼玉・富士フイルム㈱)
△三石 真衣  (千葉・TEARS)
△小島 真理子 (和歌山・和歌山県教育庁)
△川端 貴美可 (熊本・宇土市立花園小(教))


⑥【成年女子シーホッパー級SR】

※地元開催で「冨部 柚三子」(東京)の連覇達成なるか?
冨部1
【昨年、激戦を制した「冨部 柚三子」(東京)地元開催で連覇を狙う】

昨年優勝した「冨部 柚三子」が地元開催で連覇の期待がかかる。これに対し、昨年入賞の「谷内 志緒里」(石川)や「松苗 幸希」(北海道)がどこまで対抗できるのか?がポイントである。


◎冨部 柚三子  (東京・㈱J.F.P)
○松苗 幸希   (北海道・㈱ガルフネット)
▲谷内 志緒里  (石川・金澤文苑堂)
△藤井 あゆ美  (福井・福井総合病院)
△中山 由佳   (佐賀・日本大学)
△石川 智香   (千葉・放送大学)
△後藤 沙織   (大分・関西大学)
△河原 由佳   (三重・共栄火災海上保険㈱)
△高橋 香    (和歌山・センゴクベンダー㈱)


⑦【少年男子セーリングスピリッツ級】

※大激戦だった唐津インターハイの続きか?
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【連覇を狙う「岡田・宮口」(佐賀)だが、ライバルも多数おり、どうなるのか?】

今回、2020年オリンピックが東京に決定したことで、最も注目されるのは少年部門である。今年も注目すべきチームが目白押しであり期待される。インターハイでは苦戦してしまったが、このクラス昨年優勝の超高校級セーラー「岡田 奎樹・宮口 悠大」(佐賀)、準優勝の「小泉 維吹・有岡 翼」(山口)の2強に加え、全日本FJ・インターハイ優勝の「渡辺 駿・梶野 智弘」(福岡)が3冠達成なるか?がポイントとなるだろう。


◎岡田 奎樹・宮口 悠大  (佐賀・唐津西)
○渡辺 駿 ・梶野 智弘  (福岡・中村学園三陽)
▲小泉 維吹・有岡 翼   (山口・光)
△永松 礼 ・林 宏卓   (大分・別府青山)
△今井 拓也・田中 颯人  (千葉・磯辺)
△伊藤 翔哉・近藤 惠大  (岐阜・海津明誠)
△杉山 航一朗・中山 真  (静岡・清水東/相良)
△伊藤 優希・須田 壮   (神奈川・慶應義塾)


⑧【少年男子シーホッパー級SR】

※樋口 碧(佐賀)の2連覇なるか?
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【OP時代から活躍していた「樋口 碧」、連覇を狙う】

昨年高校1年生ながらこのクラスを優勝、レーザーラジアルユースランキングNO.1の実力者「樋口 碧」(佐賀)、当然ながら連覇の期待がかかる。それに対し「北村 勇一朗」(静岡)、「菅野 翔」(福岡)がどこまで対抗できるかがポイントである。


◎樋口 碧    (佐賀・唐津西)
○北村 勇一朗   (静岡・聖隷クリストファー)
▲菅野 翔    (福岡・中村学園三陽)
△平岡 哲磨    (鳥取・米子工業高専)
△矢野 航志    (大分・別府青山)
△玉山 裕登    (愛知・名古屋)
△西尾 勇輝    (和歌山・桐蔭)
△槇原 豪    (広島・広島)


⑨【少年女子セーリングスピリッツ級】

※高体連組とユース組どちらが制覇するのか?

インターハイの続きであることには違いないが、国体では艇種が変わる。特に女子ではユース組にも有力選手がおり、正真正銘の頂上決戦となるこのクラス。インターハイ優勝の「元津 志緒・濱本 郁」(長崎)、準優勝の「山下 万理・島本 明季」(香川)、ユース組からは実力上位の「深沢 瑛里・馬渡 凪沙」(神奈川)、この3艇が優勝候補筆頭であろう。


◎深沢 瑛里・馬渡 凪沙  (神奈川・函嶺白百合学園/七里ガ浜)
○山下 万理・島本 明季  (香川・高松商業)
▲元津 志緒・濱本 郁   (長崎・長崎工業)
△村瀬 海里・石川 満里奈 (広島・比治山女子/広島なぎさ)
△橋本 杏奈・齋藤 由莉  (茨城・霞ヶ浦)
△林 佳奈 ・大島 由衣  (東京・日本工業大学駒場/成城学園)
△土屋 百茄・梅野 美月  (福岡・都築学園福岡第一)
△中山 由紀美・池内 仁美 (佐賀・唐津西)


⑩【少年女子シーホッパー級SR】

※多田 緑(佐賀)の3連覇なるか?
多田1
【3連覇を狙う「多田 緑」(佐賀)】

昨年も圧倒的な力で2連覇を果たした「多田 緑」(佐賀)が中心。力は圧倒的に抜けており3連覇濃厚だろう。以下は混戦である。

◎多田 緑   (佐賀・唐津西)
○矢野 紗也   (愛知・碧南工業)
▲佐藤 梨加   (和歌山・星林)
△遠藤 紅葉   (神奈川・横浜創学館)
△中桐 皐月   (香川・高松商業)
△西本 海月   (広島・呉三津田)
△鄭 愛梨   (兵庫・芦屋国際中等教育)
△安藤 夏海   (東京・東京横浜独逸学園)


※以上簡単ではあるが展望させて頂いた。今大会は東京オリンピック開催決定記念国体として注目される。また私自身も今回「実況・解説」として参加させて頂く。当大会を盛り上げるためにも、全力で選手の皆さんを応援する所存である。


以上

※スポーツ祭東京HP(組み合わせ表にエントリーが掲載されています)
http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/kyogi/kokutai/sailing.html

※ネット中継のリンクは、後日バナーを貼らせて頂きます。