2014-04-28 10:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
GWに突入し、各地で大会が多く開催される中で、特に関東高校生セーラーにとっては恒例のレース『東日本FJ級ヨット選手権』が5/3~5の日程で、「千葉・稲毛ヨットハーバー」で開催される。

尚、この大会で優勝すると、2014FJ級ヨーロッパ選手権の代表に認定される。
DSC_1120_convert_20140428094546.jpg
【東日本FJの開催といえば?「稲毛ヨットハーバー」、もうすっかりお馴染みですね】

例年、関東勢は3月の「関東選抜大会」からレースが開催されるのだが、既に11月に開催(山中湖)されている為、今大会が実質今年初めてのビッグレースと言っても良いだろう。冬季期間の練習が試される大会であり、インターハイ予選などへ向け、特に重要なレースとなることだろう。

また、過去2年間の関東勢は、インターハイでメダル獲得が復活しており、非常に喜ばしい限りである。さて今年はどうなっていくのだろうか?
さて早速、注目校・注目選手を挙げていくことにしよう。

※【東日本FJ展望と解説】

※エントリーは「57艇」であり、関東勢、東北勢はもちろん、関西からも1艇エントリーされており、熱戦が期待される。

※地元インターハイへ向け気合いが入る『慶應義塾』!
DSC_1955_convert_20140428095113.jpg
【今年の関東勢も慶應が中心なのか?エース「村瀬 志綱」艇】

一昨年・昨年のインターハイデュエットで連続入賞を果たした慶應勢だが、今年こそは悲願のメダルを獲得したいと強く思っていることだろう。新体制となってから、関東選抜・クリスマスカップ(江の島)で好成績だったのを皮切りに、3月にはびわこウィークにも出場し、好成績を修めるなどレベルが高い所をみせつけた。

慶應からは4艇がエントリー、関東選抜優勝・クリスマスカップ準優勝・びわこウィークでも優勝と抜群の実績を誇る「村瀬 志綱/石和 正浩」(3年)を筆頭に、「野田 直希/小泉 一裕」(3年)が優勝争いの中心だろう。
またジュニア出身の「柳内 航平/松世 拓也」(2年/3年)も十分上位候補であろう。

※慶應には負けられない!『逗子開成』!
DSC_1964_convert_20140428095341.jpg
【逗子開成セールナンバー「JPN-1」はエースの証、「土橋 秀康/宮脇 遼太」ペア】

慶應と同様に地元インターハイへ向け当然気合いが入る逗子開成だが、昨年は健闘したものの、慶應の後塵を拝する結果となり、内田伸一監督は負けたくないと思っていることだろう。
有力選手としては、関東選抜・クリスマスカップ連続入賞の「入江 裕太/長塚 正一郎」(2年/3年)に期待がかかるが、「土橋 秀康/宮脇 遼太」(3年)がエースナンバー「1」で出場することから、入江ペアに追いついたと思ってよいのかもしれない。果たしてどこまで慶應に迫れるのか?

※女子ペア同士の争いにも注目!
北林
【今年の目標はインターハイ・国体優勝しかない!?「北林 妙恵子/宮野 菜々」ペア(磯辺)】

神奈川勢の優勝争いに注目が集まっているが、女子ペアの動向も要チェックである。
昨年2年生ながらインターハイを経験し、国体SS級で準優勝した「北林 妙恵子/宮野 菜々」(磯辺・3年)が上位候補の中心に対し、ジュニア出身セーラーが入学した話題の「霞ヶ浦」からは「宇田川 真乃/齋藤 由莉」(1年/2年)、「仲 美南/高仲 みなみ」(1年/2年)の2艇に期待である。
DSC_1960_convert_20140428095828.jpg
【今年のレースシーンを盛りあげてくれそうな「宇田川 真乃/齋藤 由莉」ペア(霞ヶ浦)】

特に宇田川は、昨年のクリスマスカップのデビュー戦でいきなり5位入賞と健闘、2月の東日本420でも3位とワールドの権利まで獲得してしまうなど、有望な選手であり期待せざるを得ない。

ed86fd4a30bf8633cbd52ac54a494398a5319d5a.jpg
【各種大会へ積極的に参加している「側田 晴楽/今岡 咲良」ペア(宮津)】

さらには京都から遠征してくる「側田 晴楽/今岡 咲良」(宮津・3年)も有力候補であり、3月のびわこウィークでは総合4位と女子では最高位の成績をおさめており、期待がかかる。

おそらくこの中から男子相手に入賞してしまうチームが出てくると私は思っている、要注目だろう。

※地元勢は???

稲毛開催であるからして、「磯辺勢」は注目しなくてはなるまい。昨年は男子ソロで準優勝と盛り上がったわけだが、今年はどうだろう?その中で「佐藤 武/玉井 瑛士」(3年)を筆頭に、国体シーホッパーSR級で7位入賞した「植木 武成/岩井 裕樹」が慶應勢や逗子開成勢にどこまで迫れるのか?だろう。

※東北勢は???

東北からも「青森工業」「仙台第二」「秋田セーリング連盟」「気仙沼向洋」「加茂水産」と多数のエントリーがあり、そのなかで昨年唯一インターハイ出場した「小田切 景太/我満 龍真」(青森工業・3年)、「熊谷 南雄/小山内 雄也」(青森工業・3年)が上位進出できるかに注目だろう。

※【結論】

※慶應勢に期待!

◎村瀬 志綱/石和 正浩  (慶應義塾)
○野田 直希/小泉 一裕  (慶應義塾)
▲宇田川 真乃/齋藤 由莉 (霞ヶ浦)
△入江 裕太/長塚 正一郎 (逗子開成)
△土橋 秀康/宮脇 遼太  (逗子開成)
△柳内 航平/松世 拓也  (慶應義塾)
△側田 晴楽/今岡 咲良  (京都府セーリング連盟)
△北林 妙恵子/宮野 菜々 (磯辺)
注佐藤 武/玉井 瑛士   (磯辺)

※安定した成績の村瀬ペアが優勝候補の筆頭と見て間違いないだろう。それに対し、逗子開成勢が村瀬、野田の慶應勢にどこまで迫れるのか?
また、女子ペア同士の争いにも要注目だが、宇田川ペアが成績から見ても最上位になることはほぼ確実だろう。


今年も江の島インターハイへ向けての戦いは始まった!高校生セーラーは全力を尽くし頑張って頂きたい~。

健闘をお祈り致します。


以上

※東日本FJ特設サイト(千葉県セーリング連盟)

スポンサーサイト
2014-04-21 07:15 | カテゴリ:インカレ
2014関東春インカレのオープニングを飾る『関東学生女子ヨット春季選手権大会』は、4/19~20に開催され、さまざまなコンディションの中、予定の「8レース」を実施して無事終了した。
大激戦の中、注目の総合優勝争いは、クラス優勝とはならなかったものの、安定したスコアでまとめた『早稲田大学』が優勝旗を獲得した。
DSC_1872_convert_20140421043835.jpg
【女子インカレ470級スタートシーン】

※選手の写真は、「羽田 誠」氏(法政大OB)撮影

◎【470級最終成績】 ※16艇エントリー
N1404200865.jpg
【激戦を制した「又村あすか/又村 彩」ペア(明海大)】

①又村 あすか/又村 彩 (明海大)  25点(4・1・3・1・1・6・5・4)
②林 優季/木村 沙耶佳 (明海大)  26点(2・3・5・2・4・1・4・5)
③山口 優/永松 瀬羅  (早稲田大) 28点(1・5・1・3・3・2・7・6)
④又村 優/澤田 しおり (明海大)  40点(5・2・9・5・5・4・2・8)
⑤長堀 友香/武井 裕子  (慶應義塾大) 41点(3・4・2・11・7・7・6・1)
⑥中山 由佳/新谷 つむぎ (日本大)   48点(8・6・7・10・6・8・1・2)
 ※7・8レースは新谷/中山

◎【スナイプ級最終成績】 ※13艇エントリー
N1404200384.jpg
【さすが女王!優勝した「持田 由美子/上田 育美」ペア(日本大)】

①持田 由美子/上田 育美  (日本大)  17点(4・2・1・1・2・2・1・4)
②阿部 七海/玉田 玲奈   (慶應義塾大)23点(1・1・2・3・5・1・8・2)
      /窪田 明莉
③高橋 友海/溝口 芽   (早稲田大)  28点(2・3・5・5・1・3・3・6)
④根本 彩加/石川 紗葉子  (法政大)  37点(5・8・4・4・6・7・2・1)
⑤橋本 杏奈/千葉 真由子  (明海大)  42点(3・6・7・2・8・5・4・7)
⑥國見 彩乃/岩井 友香   (法政大)  49点(6・4・9・7・7・4・7・5)

◎【総合成績】
N1404201060.jpg
【470級3位の「山口 優/永松 瀬羅」ペア(早稲田大)】
N1404200118.jpg
【スナイプ級3位の「高橋 友海/溝口 芽」ペア(早稲田大)】

①早稲田大学    56点(28+28)
②慶應義塾大学   64点(41+23)
③日本大学     65点(48+17)

※以上入賞チームの皆さまおめでとうございます、続いて総括です。

◎【470級総括】

戦前の予想通り、実力伯仲だった470級。さまざまな風域のコンディションもあり、最後の最後まで分からない展開となる。初日、強風域の4レースで首位に立ったのは「又村 あすか/又村 彩」の明海大コンビであった。1点差で2回のトップフィニッシュを飾った「山口 優/永松 瀬羅」(早稲田大)、さらに2点差で「林 優季/木村 沙耶佳」(明海大)が続く。この3チームに共通する点は、コンビネーションがあっていたことか?

ところが2日目に入ると、レース毎に風速が落ちてくる難しいコンディションとなる。首位の又村コンビは、第⑤レースでトップフィニッシュし、突き放すかにみえたが、風速が落ちた第⑥・⑦レースで6・5と突き放すことができない。
一方「山口/永松」は、3・2と第⑥レースで又村を逆転するが、次の第⑦レースで7位と最終レースを残し1点差の3位となる。

しかしこの2艇がもたついている間に初日3位の「林/木村」が4・1・4にまとめ、又村ペアと同点に追いつく。
N1404200474.jpg
【最終レース、スタートの失敗が悔やまれる「林 優季/木村 沙耶佳」(明海大)】

※第⑦レースまでの暫定順位

①又村(明海)  21点
②林 (明海)  21点
③山口(早稲田) 22点

となり、優勝争いは3チームに絞られ、最終レース次第となった。

※最終レースダイジェスト 15:00スタート 風向80度 風速3~2m/sec

第⑦レースまではある程度順調に消化したものの、風速が落ち、風向も定まらない待ちの状態が続く。リミット時刻ギリギリにスタート。80度を軸に40度の大きな振れ幅があり、非常に難しいコンディションの中、①マークをトップで回航したのは、第⑦レースでトップフィニッシュした「新谷/中山」(日本大)だった。2番手は「長堀/武井」(慶應)、3番手は首位の「又村あすか・又村 彩」(明海大)が続く。林艇、山口艇は若干遅れる。

ところが③マークに達する頃には風速が落ち、2上コース短縮となりそうな情勢となる。その中で「長堀/武井」がうまくアプローチのブローを掴み「新谷/中山」を逆転する。

優勝争いは、又村コンビが苦しい展開ながらも追いすがる林、山口をなんとか振り切り優勝となる。

以上がレースの流れであったが、この3艇はほぼ同じ力であったような気がする。しかしながら順風域以下になった時が今後の課題か?
また今回、ルーキーの「又村 優/澤田 しおり」が4位と大健闘。明海勢は1・2・4位と出場した全艇が入賞を果たした、見事である。

470については次の「全日本女子予選」も熾烈を極めそうである。さてどうなっていくのか?非常に楽しみである。

◎【スナイプ級総括】
N1404200376.jpg
【トップフィニッシュ3回と奮闘した「阿部 七海/玉田 玲奈」(慶應義塾大)】

混戦の470級とは違い、女王「持田由美子」(日本大)の存在が大きいスナイプ級だったが、強風域の初日に「阿部 七海/玉田 玲奈」ペアが女王持田を上回る。しかし2日目の第⑤レースでフィニッシュマークタッチで大きく順位を落とし、第⑦レースでも8番手フィニッシュと突き放されてしまったのが残念だった。

一方、女王「持田」も会心のレースではなかったものの、順風域で抜群のスピードをみせたのはさすがというしかない。あとはコンビネーションの問題だけである。その課題をクリアできれば、全日本女子連覇もみえてくるのではないか?そう感じさせるレースであった。

3位の「高橋 友海/溝口 芽」(早稲田大)は持田、阿部には突き放されたものの、トップフィニッシュがあったなど昨年よりも大きな成長が見られ、総合優勝に大きく貢献したといえるのではないか?

注目のルーキー勢は「橋本 杏奈/千葉 真由子」(明海大)が5位、「國見 彩乃/岩井 友香」(法政大)が6位とまだ乗りなれていない中で十分健闘したといえるだろう。今後が非常に楽しみである。

※総合優勝した「早稲田大」について

クラス優勝はなく総合優勝した「早稲田大」。女子インカレではかなり珍しいケースなのかもしれない。それだけ大混戦だったことを物語っているといえるのではないか?
その中で470級の「山口/永松」が僅差の3位、スナイプ級の「高橋/溝口」も3位と健闘したのが非常に大きかった。昨年までは山口祥世の力が大きく、今年はどうなるかと思われたが、このような結果が出て本人たちも自信になったのではないか?全日本へ向け非常に楽しみである。


※今回、大変見所が多く、良いレースだったと私は感じた。
次の女子大会は6月に開催される「全日本女子インカレ予選」だ。そう時間はないが、精進しまた良いレースを期待している。
選手の皆さん大変お疲れ様でした~。


以上


※関東学生ヨット連盟HP


 
2014-04-15 00:00 | カテゴリ:インカレ
◎【団体戦スナイプ級の展望と解説】
N1310140501_20140415023321a4c.jpg
【昨年、関東インカレ・スタート時の攻防】

※この記事すべての写真も「羽田 誠」氏(法政大OB)撮影

昨年のスナイプ関東勢は、春の段階では「早稲田」「日大」「明治」の活躍が目立っていたのだが、秋に入ると「明海大」が大きく成長し、全日本でクラス初優勝を成し遂げるなど、熱い攻防が繰り広げられた。

さて2014年のシーズンはどうなっていくのだろう?470と同様、スキッパー中心に各校分析することに致しましょう。

※今年の『日本大』は負けられない! ※関東優勝・全日本準優勝
N1310140368_201404150234099f5.jpg
【今年度主将の「伊村 仁志」。スター軍団をまとめる重要なポジション!】

昨年の日大スナイプは関東インカレで圧勝したものの、全日本では明海大の後塵を拝する結果となり準優勝となったが、明海とは違い、レギュラースキッパーが全員が残り、他大学に比べれば圧倒的に強力であり、優勝候補筆頭であることは私が言うまでもないだろう。
昨年に引き続きレギュラースキッパーは、主将の「伊村 仁志」(4年・碧南)、一昨年の関東個人戦チャンピオン「井嶋 清芳」(4年・霞ヶ浦)、スナイプ女王「持田 由美子」(4年・磯辺)と実績からみてもスター揃い、まさに磐石の布陣である。

はっきり言って「勝って当たり前」の状況ではあるが、どんなレースをしてくれるか?どのような勝ち方をするか?が焦点だろう。

※スナイプでは圧倒的な戦力の「日大」。果たして日大を破るチームがあるだろうか?引き続き見ていくことにする。

※強力なルーキーの活躍に期待の『早稲田大』 ※関東5位・全日本5位
N1403230433.jpg
【実質リーダー艇の「島本 拓哉」。今年の活躍にも期待がかかる】

昨年の春インカレでは、安定したレース運びで優勝した「早稲田大」。しかしその後思わぬ伸び悩みで結果を出せなかったのが少々残念だった。今年はなんとしても日大に迫りたい所だろう。というより、昨年の春インカレは優勝しているのだがら、優勝できる実力があるのは疑いようがない。
戦力としては、4年生唯一のスキッパーであった桐岡洋平が卒業したものの、エース「島本 拓哉」(3年・磯辺)、「平川 竜也」(2年・逗子開成)に加え、強力ルーキー「永松 礼」(1年・別府青山)の起用が濃厚だろう。

島本・平川の活躍は計算できるし、永松の力は「東京六大学戦」でも活躍したことから、3艇揃っているといっても良い。作戦次第といえるが、日大に対抗できる筆頭なのは間違いない。

※現時点では優勝争いとなると・・・?『明海大』 ※関東準優勝・全日本優勝

何度も申し上げている通り、昨年の全日本ではクラス優勝した「明海大」だが、昨年のメンバーは全員卒業し、完全なリセット状態である。
戦力としては「増井 健人」(4年・海津明誠)、「須藤 和帆」(4年・宇土)、「柴沼 拓也」(2年・霞ヶ浦)、ルーキー「橋本 杏奈」(1年・霞ヶ浦)の4名がレギュラー候補であろう。
しかし4名全員インカレのレース経験がないというのが、マイナスポイントか?トータル的にみても現段階での優勝争いは苦しいのかもしれないが、アッと驚く結果もあるのかもしれない不気味な存在でもある。

※優勝を狙えるのか?『慶應義塾大』 ※関東3位・全日本12位
N1403230473.jpg
【昨年1年生ながら安定した活躍をみせた「佐藤 帆海」。すでにエースの風格がある】

昨年春の段階まで、苦しい戦いだった「慶應スナイプ」だが、関東個人戦・全日本個人戦では、リーダー加藤賢人を中心に躍進し期待された。残念ながら全日本インカレでは良い所なく終わってしまったが、メンバー的にみたら今年につながるシーズンだったのではないか?
今年の戦力としては、加藤賢人が卒業したものの、ルーキーとしては抜群の活躍をみせた「佐藤 帆海」(2年・塾高)を中心に、「阿部 七海」(3年・酒田西)、「大山 誠人」(3年・逗子開成)、「細沼 豪太」(2年・塾高)がレギュラー候補か?
昨年の傾向として悪くはなかったものの、爆発力に欠ける印象を受けたが、今年はどうなっていくのだろうか?

※今年はかなり苦しいか?『明治大』 ※関東4位・全日本7位

昨年は、強力なリーダー横田貴大の存在で期待された「明治」だったが、その横田や多田真帆が卒業し、昨年のレギュラーは「脇坂 尊」(3年・藤嶺学園鵠沼)のみと、かなり苦しい状況になってしまった。レギュラー陣は、脇坂を中心に「鈴木 将平」(4年・逗子開成)、「直井 滉耀」(2年・土浦日大)になると思われるが、「東京六大学戦」の内容をみても、昨年より相当苦しいのが実情だろう。シード権獲得ギリギリの戦いとなるだろう。

※春の段階では・・・・?『横浜国立大』 ※関東6位・全日本16位

昨年、経験者の「脇永 涼」(3年・湘南台)を中心に、横山滉介・小川理子の4年生スキッパー陣の活躍が印象的であり、大健闘だった「横浜国立大」。横山・小川は卒業したものの、脇永はまだ3年生であり、今年も躍進が期待される。
2・3番艇の候補としては、「須田 峻士」(4年・聖光学園)、「赤沢 恵太」(3年・横浜隼人)、「小坪 亮祐」(3年・豊南)あたりか?
しかし春の段階では、シード権を獲れるか?の状況であるが、脇永を中心に昨年と同様の活躍を期待してみたい楽しみな存在であることは間違いないだろう。

※上位は苦しいか?『法政大』 ※関東7位・全日本17位

昨年、リーダー角野吉宜を中心にまずまずの戦力ながらも、思いのほか苦戦してしまった「法政大」。その角野が卒業し、「香原 大樹」(4年・中村学園三陽)、「根本 彩加」(2年・磯辺)の昨年レギュラーに加え、ルーキー「國見 彩乃」(1年・聖心女子学園)の布陣が濃厚か?
現時点では、シード権は獲れる戦力ではあるものの、上位を目指す為には少々のレベルアップが必要なのも事実だろう。
今年はどのようなレースを見せるのか?

※シード権争いの候補は?

ここまで全日本進出した7校をみてきたが、シード争いの候補をさらに挙げてみると、昨年わずか2点で全日本を逃した「中央大」や主将・久我 淳を中心とする「関東学院大」辺りに期待か?

※【結論】

※「日大」「早稲田」の首位争いか?

◎日本大
○早稲田大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
△横浜国立大
注関東学院大

※「日大」が大本命も「早稲田」がどこまで迫れるかが焦点だろう。作戦次第では逆転の可能性があると思われる。
「慶應」は3番艇次第、「明海」「法政」は上位は難しいとみるが、シード権はまず取れることだろう。
残り2つのシード権を巡っては、「横浜国立」「中央」「関東学院」「明治」この4校の争いとなることだろう。

---------------------------------------------------------------------------------------

※【総合・結論】
P1310140082.jpg
【昨年『関東インカレ』優勝の「日本大」。春も優勝旗を死守できるのか?】

470・スナイプのトータルで争われる「総合」、関東インカレでは優勝旗が総合のみであり、もっとも重視されているのがお判り頂けると思う。各クラスの展望を基に印をつけてみたい。

※「日大」「早稲田」が互角の勝負!

◎早稲田大
○日本大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
注横浜国立大・中央大

※両クラス上位の「日大」「早稲田」の総合優勝争いが濃厚であり、本来、「日大」が圧倒的優勢にみえるのだが、春は(なぜか?)8年優勝から遠ざかっており、その点が気がかりではある。

「早稲田」は今年度より「関口 功志」監督が就任し、初戦は優勝を飾りたい所であり、選手達もそう思っていることだろう。戦力的にも充実しており、勢い的に本命に推してみる。
両者ほぼ互角と見るが、それぞれ大きなミスをしないかどうか?がポイントになるだろう。

今回「慶應」がどこまで2強に迫れるかが注目だろう。優勝できる戦力はあり、その可能性は大である。ポイントは(両クラス共)どこかで「オールシングル」などの会心のレースができるか?ではないだろうか?

また現時点では未知数の「明海」は、スナイプがどこまでの力なのかが把握しにくいが、その活躍によっては3強の一角を崩せる可能性が十分にあるだろう。

法政・中央・横浜国立の3校が6位入賞争いとなりそうだが、それぞれスナイプがポイントとなるだろう。


※今年の学生レースを占う「関東春インカレ」 各校の健闘をお祈りし、展望の締めとする。

「頑張れ、学生セーラー!」



以上



※関東学生ヨット連盟HP


2014-04-14 12:00 | カテゴリ:インカレ
いよいよ関東春季インカレの「団体戦」の展望に入ることにする。新体制となり、各校どのようなレースを見せてくれるのか非常に楽しみである。

本題へ入る前に、昨年「全日本インカレ」出場校(関東勢)の成績を振り返っておくことにしよう
N1310140528.jpg
【昨年秋開催「第80回関東インカレ」の攻防】  

※この記事の写真も「羽田 誠」氏(法政大OB)撮影

※西宮全日本インカレ関東勢成績

【470級】    【スナイプ級】    【総合】

③日本大      ①明海大      ②明海大
④明海大      ②日本大      ③日本大 
⑤早稲田大     ⑤早稲田大     ④早稲田大
⑧慶應義塾大    ⑦明治大      ⑨慶應義塾大
⑨中央大      ⑫慶應義塾大    ⑫横浜国立大
⑮横浜国立大    ⑯横浜国立大    ⑬法政大
⑰法政大      ⑰法政大

関東勢の総合優勝はならなったものの、スナイプ級で「明海大」が初優勝となった。昨年とレギュラー陣を比較し(スキッパー中心に)戦力分析したいと思います。

※注・さすがに春の段階では、各校のレギュラーは把握しきれていないのであくまでも「予想」ということでご容赦頂きたい。

◎【団体戦470級展望と解説】

※エース中村 睦宏を擁する『日本大』は必勝体制? ※関東優勝・全日本3位
N1310140539.jpg
【全国をみてもトップクラスのエース「中村 睦宏」(日本大)】

昨年全日本団体戦では3位の「日大」。しかし春インカレに関しては(470・総合)8年間優勝から遠ざかっており、相性の悪い大会となってしまっている。関東ではトップクラスのエース「中村 睦宏」(4年・中村学園三陽)がチームを牽引する。1年時からレギュラースキッパーとして活躍し、経験も豊富である。戦力からみても、まずは関東では負けられないところだろう。
2・3番艇のレギュラー争いは非常に熾烈だが、「玉山 千登」(2年・中村学園三陽)・「中山 由佳」(2年・唐津西)・「神谷 圭祐」(3年・碧南)辺りが候補であろう。
この2・3番艇がどこまで活躍できるのか?が勝利へのポイントとなることだろう。

※強力ルーキーの加入で優勝を狙う『早稲田大』 ※関東準優勝・全日本5位
N1403230987.jpg
【早稲田のエース「小泉 颯作」(早稲田大)。昨年も大活躍!】

昨年はリーダー山口祥世の活躍が目立った「早稲田」だが、全日本団体戦では5位と実力を発揮できなかったといえるだろう。山口祥が卒業したあとの戦力としては、470ジュニアワールドの権利を獲得したエース「小泉 颯作」(3年・光)、「山口 優」(4年・唐津西)に加え、強力ルーキー「岡田 奎樹」(1年・唐津西)の加入で、力的には昨年とほぼ同等と見て良いのかもしれない。
十分優勝候補の一角といっても良いだろう。

※今年の躍進に期待!『慶應義塾大』 ※関東3位・全日本8位
N1403230653.jpg
【まだ2年生ながら実質慶應のエース「樋口 舵」(慶應義塾大)】

昨年の慶應470のチーム編成は、下級生中心のスキッパー陣であり、実力は十分にあったと思われたが、全日本では良い所なく終わり、若さがマイナスに働いた感じではあった。
今年の布陣も昨年に引き続き、エース格の「樋口 舵」(2年・塾高)・1年時よりレギュラースキッパーの「長堀 友香」(3年・青山学院)・「中嶋 颯」(2年・塾高)・樫本 真徳(4年・塾高)が候補になると思われる。
先月行われた東京六大学戦で早稲田とほぼ互角の勝負だったことから、優勝できるチャンスはあることだろう。

※この戦力で三強に迫れるのか?『明海大』 ※関東4位・全日本4位
N1310140246.jpg
【今年も女子ペアがチームを牽引する「又村 あすか/又村 彩」(明海大)】

昨年、レギュラー6名すべて女性で挑んだ「明海大470」は全日本で4位と大健闘だったと言ってよいだろう。波田地由佳が卒業し、女子インカレでも紹介した「又村 あすか」(4年・大湊)・「林 優季」(2年・羽咋工業)に加え、昨年の春インカレでトップフィニッシュを飾るなど活躍した「鈴木 祐哉」(2年・海津明誠)の布陣で臨むことだろう。
エース格はいないのが日大・早稲田・慶應と違うところか?春の段階ではどこまで迫れるか?に注目である。

※国立大のエース『横浜国立大』は今年も上位を狙う! ※関東5位・全日本15位
N1310140880 (1)
【やはりこの選手の加入は大きかった・・エース「須河内 健太」(横浜国立大)】

昨年「須河内 健太」(2年・逗子開成)の加入で、勢いづいた「横浜国立大」。須河内以上の活躍をみせた風間 光喜が卒業し、今年はどうなっていくのか?スキッパー陣はエース格の須河内に、昨年レギュラーの「加藤 祥太」(3年・福島)に加え、「立花 正輝」(2年・大森学園)・「金氣 太郎」(2年・甲南)あたりが候補ではないのか?
3番艇がポイントになると思われるが、エース中心に上位を狙えるのは間違いないだろう、ぜひ暴れてもらいたい。

※昨年のメンバーと同じの『法政大』 ※関東6位・全日本17位
N1310140973.jpg
【昨年と同じメンバーなら今年は上位進出となるか?写真は「寒竹 要介」艇(法政大)】

昨年は下級生スキッパーで臨んだ「法政大」。今年のレギュラー陣は「寒竹 要介」(4年・中村学園三陽)・「徳田 修一」(3年・逗子開成)・「加瀬澤千帆里」(3年・磯辺)と変わらないだろう。
それぞれ上位進出できる力は持っている。それを発揮できれば三強の一角に絡める可能性があるのかもしれない。

※上位進出できるか?『中央大』 ※関東7位・全日本9位

昨年はまずまずの戦力ながらも、なんとか予選通過を果たした「中央大」だが、全日本ではまずまずの健闘だったことから、力は十分にあったといえることだろう。エース・高木 祐輔が卒業し、今年のレギュラースキッパーは、「向野 航平」(3年・逗子開成)・「平原 みちる」(2年・別府青山)に加え、期待のルーキー「榊原 龍太郎」(1年・唐津西)の起用が濃厚か?
可もなく不可もない感じの様相だが、上位進出するためには、思い切った作戦も必要かもしれない。

※非常に苦しいか?『明治大』 ※関東8位

昨年思わぬことで全日本進出を逃した「明治大470」。森 雄馬・成田 有沙が卒業し、昨年のレギュラーは坂 隼輔(3年・逗子開成)のみと非常に苦しい状況、候補としては「山出 宗輝」(4年・國學院久我山)やルーキー「鈴木 颯太」(1年・福岡第一)の起用が濃厚か?
いずれにせよ、シード権を獲れるか否かの苦しい戦いとなることだろう、まさに正念場である。

◎【結論】

※強力エースがいる三強が優勝争いの中心!

◎早稲田大
○日本大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
△中央大
△横浜国立大
△明治大

※早稲田・日大・慶應はそれぞれ強力エースの存在がおり、優勝争いの中心となるのはほぼ間違いないだろう。しかも総合的にみて互角である。
その中で、勢いが感じられる「早稲田」を優勝候補筆頭に指名!エース小泉を中心に、山口優・そして強力ルーキー岡田とバランス的にみても好印象である。
逆転候補は「日大」「慶應」ではあるが、エースがおりメンバーは揃っているものの、きっちりチームがまとまることができるか?がポイントであろう。

昨年の秋インカレと同様、4位以下は大混戦となることだろう。まったく予想がつかない、油断すると昨年同様の展開も十分にありえる。いずれにせよシード権争いは5校で争われ、激戦となるだろう。


以上

※関東学生ヨット連盟HP

2014-04-10 22:00 | カテゴリ:インカレ
まずは『女子インカレ』から展望に入るとしよう。(4/19~20開催)

近年では各校、女子の台頭が著しく、団体戦のレギュラーとして活躍している選手も珍しくなくなってきている。しかも各校、セレクション入学する女子選手が多くなったのは誠に喜ばしい限りだろう。

昨年を振り返って見ると、「関東個人戦470級」で山口 祥世(早稲田大)が優勝の快挙や、「全日本女子インカレスナイプ級」で持田 由美子/稲垣 美穂ペア(日本大)がタイトルを獲得し総合優勝に貢献と、関東勢女子の活躍が際立った結果となった。今シーズンはどうなっていくのだろうか?

(※この記事の写真は「羽田 誠」氏撮影)

※関東学生女子ヨット春季選手権過去5年の優勝チーム
関東学生女子ヨット春季選手権大会の記録 - 21~25年
※女子インカレは、各校何艇でもエントリー可能だが、総合成績は各クラス最上位の得点がカウントされ決定される。過去5年は、早稲田大の強さが際立っていた。

◎【女子インカレ470級展望と解説】

※混戦必至の470級!!

上記にも述べた通り、昨年までは、山口祥世が「絶対女王」の称号に相応しい活躍で関東勢を牽引してきたわけだが、彼女が卒業した後のシーズンでどのチームが優勝するのか?が非常に興味深い。有力チームをスキッパー中心に見ていくとしよう。


※昨年の経験を生かし、さらなる躍進に期待の『明海大』!!
N1309010045.jpg
【従姉妹コンビの「又村 あすか/又村 彩」(明海大) チームワークも抜群!】

昨年の団体戦では、6名全員女性で挑んだ「明海大」。しかも全日本ではクラス4位と、これは大健闘と言っても良いだろう。今シーズンは、リーダー波田地 由佳が卒業したものの、残り2チームが残り、有力候補である。「又村 あすか/又村 彩」(両者とも4年・大湊)の従姉妹コンビや、昨年の全日本470でジュニアワールドの権利を獲得した「林 優季/木村 沙耶佳」(2年・羽咋工業/2年・磯辺)に期待である。昨年の素晴らしい経験を引き続き生かせるか?がポイントだろう。
N1309010003.jpg
【ジュニアワールドへ向けてさらにパワーアップ?「林 優季/木村 沙耶佳」(明海大)】

※実力では最上位の『長堀 友香』(慶應義塾大)
N1403230069.jpg
【関東勢女子のニューリーダーとなれるのか?「長堀 友香」(慶應義塾大)】

1年生時より団体戦レギュラーメンバーの「長堀 友香」(3年・青山学院)。昨年の全日本女子インカレ予選では山口祥に負けはしたものの、内容のある準優勝と実力的には最上位と見てよいだろう。しかしながら本番の全日本女子インカレでは惨敗、今シーズンは勝負の年となるだろう。クルーは「武井 裕子」(3年・慶應女子)が務める。
持っている力を出し切れるのか?がポイントになるだろう。

※470転向後、初の女子インカレ『山口 優』(早稲田大)
N1310140866.jpg
【ジュニア時代からレース経験は非常に多い「山口 優」(早稲田大)】

昨年の春女子インカレ(スナイプで)出場後は、470に専念する目的?ですべて不出場だった「山口 優」(4年・唐津西)だが、本来なら彼女も実力的には上位であり、優勝しても不思議ではない。(※スナイプで優勝経験あり)
しかしながら、昨年の団体戦ではスタートで苦戦している場面が多く、その課題が克服しているかどうか?がポイントであろう。
クルーは、卒業した山口 祥世とオリンピックキャンペーンを展開することになった「永松 瀬羅」(2年・別府青山)と組み、必勝体制なのはもちろん、団体戦への弾みをつけたい所だろう。

※そろそろ本格化するか?『中山 由佳』(日本大)
N1309010012.jpg
【実力はこんなものじゃない!?「中山 由佳」(日本大)】

インターハイソロ2連覇の実績を持つ「中山 由佳」(2年・唐津西)だが、昨年は女子インカレすべてのレースで実力を発揮することができなかった。練習不足などの要因もあったことだろう。今年は団体戦でのレギュラー候補として新艇を与えられるなど、彼女への期待が窺える状況となっている。果たしてその期待に応えることができるだろうか?クルーは「新谷 つむぎ」(2年・横浜創学館)が務める。

※チームワークは抜群?『平原 みちる/松本 遥香』(中央大)
N1309010010.jpg
【コンビネーションも合ってきてタイトルを狙えるか?「平原 みちる/松本 遥香」(中央大)】

昨年、ルーキーイヤーながらまずまずの活躍をみせた「平原 みちる」(2年・別府青山)。昨年は全日本女子を除きすべて入賞と今年の活躍にも期待がかかる。クルー「松本 遥香」(3年・別府青山)とのコンビも抜群であることから、優勝できるチャンスは十分にあることだろう。ただし、強風域になった時がどうなるか?

※今年は絶好のチャンス?『加瀬澤千帆里』(法政大)
N1309010078.jpg
【上位候補である「加瀬澤千帆里」(法政大)】

昨年の女子春インカレで準優勝、全日本女子インカレ予選5位と活躍し、実力上位なのをみせつけた「加瀬澤千帆里」(3年・磯辺)だが、秋以降は失速と残念な結果となってしまった。
今年のクルーはルーキー「馬渡 凪沙」(1年・七里ヶ浜)であり、飛躍のきっかけとなるだろうか?

※その他の勢力は?

昨年の春インカレでスナイプ級準優勝した立教大の「村山 仁美」(2年・東海大高輪台)が470に転向し出場や、一昨年の山内みなみや昨年の田寺香織などの団体戦で活躍する人材が出てくる学習院大からは「山口 麗奈」(4年・学習院女子)辺りも上位進出を狙う。

※【結論】

※コンビネーションなど総合的に「山口 優」に期待!

◎山口 優/永松 瀬羅    (早稲田大)
○長堀 友香/武井 裕子   (慶應義塾大)
▲平原 みちる/松本 遥香  (中央大)
△林 優季 /木村 沙耶佳  (明海大)
△中山 由佳/新谷 つむぎ  (日本大)
△又村 あすか/又村 彩   (明海大) 
注加瀬澤千帆里/馬渡 凪沙  (法政大)

※実力的に飛び抜けたチームがなく、大激戦となることだろう、(上記に挙げたチームなら)どのチームが優勝しても不思議ではない。その中で総合的にみたら山口優が優勝候補の筆頭であろう。実力はほぼ互角の長堀、安定感のある平原の順につけさせて頂いた。

---------------------------------------------------------------------------------------

◎【女子インカレスナイプ級の展望と解説】

※スナイプ女王『持田 由美子』(日本大)の独壇場か?
N1310130156.jpg
【追われる立場となった「持田 由美子」(日本大)、全日本連覇が目標!】

混戦模様の470級に対し、スナイプ級では昨年大活躍の「持田 由美子」(4年・磯辺)が今年も引き続き登場、昨年のタイトルを挙げてみると?

・関東春女子インカレ
・全日本女子関東水域予選
・東日本スナイプ
・全日本女子スナイプ
・関東秋女子インカレ
・全日本女子インカレ

以上学生女子大会タイトル総なめ、まさに横綱級の活躍!これに加え、関東個人戦でも3位・国体でも準優勝・全日本インカレ団体戦でも上位で安定していたなど、まさに覚醒のシーズンとなった。特に東日本スナイプでの優勝は自信になったのではないか?
ここまでの実績をみれば、今シーズンも関東勢、いや全日本女子連覇へ向けて牽引していくのは疑いようがない「大本命」なのである。
クルーはルーキー「上田 育美」(1年・宮古商業)を起用、このコンビでどのようなレースをするか注目してみよう。

※持田に対抗できるチームがあるのかどうか?を引き続き見ていくことにしよう。

※逆転候補筆頭の『阿部 七海』(慶應義塾大)
N1310141026.jpg
【持田に迫れることができるだろうか?「阿部 七海」(慶應義塾大)】

昨年の全日本インカレ8位の「阿部 七海」(3年・酒田西)、3レースしか実施できなかった不運もあり、この成績となったが、団体戦ではレギュラースキッパーとして活躍しており、逆転候補筆頭であろう。
昨年、混戦時のコースミスが多かったのは気になったが、今年はどうだろうか?
クルーは昨年に引き続き「窪田 明莉」(3年・横浜国際)か「玉田 玲奈」(4年・慶應湘南藤沢)となるだろう。

※磯辺OGコンビが今年は開花するか?『法政大』
N1309010026.jpg
【磯辺OGコンビの「根本 彩加/石川 紗葉子」(法政大)】

昨年の全日本女子インカレで5位入賞を果たした「根本 彩加/石川 紗葉子」(両者2年・磯辺)だが、大健闘だったといえるだろう。2年目に突入の今シーズンは、高校時代の先輩(持田)を打ち負かすことができるのだろうか?強風域になったら、持田に迫れる可能性が十分にある。

※明海大ルーキー「橋本 杏奈」の実力は如何に?
20130720_323.jpg
【インターハイメダルまであと一歩だった「橋本 杏奈」(明海大)、悔しさを晴らせるか?】

新戦力でも述べたように、スナイプチームレギュラー全員卒業してしまったことから、苦戦が予想される「明海大」。期待のルーキー「橋本 杏奈」(1年・霞ヶ浦)は、スナイプで登場。もちろん現時点では未知数だが、実力的には上位にきてもおかしくない状況ではある。昨年全日本女子インカレ準優勝クルー「千葉 真由子」(3年・気仙沼)が、橋本を引っ張り、持田に迫れるかどうか注目だろう。

※今年は上位進出となるか?「高橋 友海」(早稲田大)
N1309010062.jpg
【潜在能力は十分にある「高橋 友海/溝口 芽(早稲田大)】

昨年の春女子インカレ以降、早稲田女子スナイプの中心選手となった「高橋 友海」(3年・桐蔭)、元々ジュニア・ユース経験者であり、上位に来てもおかしくない選手。昨年の成績もまずまずなのだが、上位と差がある印象は否めなかった。クルーは昨年に引き続き「溝口 芽」(4年・Paul Laurence Dunber)であり、勝負をかける。

※ルーキー勢の戦いにも注目!

新戦力でも紹介したが、橋本以外にも法政大ルーキー「國見 綾乃」(1年・聖心女子学園)、中央大ルーキー「伊藤 未波」(1年・宮古)のデビュー戦にも注目だが、両者共にスナイプに乗り慣れたかどうか?がポイントになるだろう。

※【結論】

※持田の首位は揺るがない!

◎持田 由美子/上田 育美   (日本大)
○阿部 七海/窪田 明莉    (慶應義塾大)
▲橋本 杏奈/千葉 真由子   (明海大)
△根本 彩加/石川 紗葉子   (法政大)
△高橋 友海/溝口 芽     (早稲田大)
注國見 綾乃(法政大)、伊藤 未波(中央大)のルーキー勢

※力的にみても持田が抜けている。逆転候補は阿部、未知数の橋本はどこまで持田に迫れるのか?に注目だろう。

-------------------------------------------------------------------------------------

◎【総合・結論】
DSC_0998.jpg
【現在は女子インカレも総合優勝旗が存在する】

※日本大が優勢も・・・?

◎日本大
○慶應義塾大
▲早稲田大
△明海大
△中央大
注法政大

※スナイプのアドバンテージが大きくなりそうな「日大」が優勢も、両クラス安定の「慶應」が逆転候補の筆頭であろう。「早稲田」「明海」「中央」はスナイプ次第、「法政」は両クラス共に上位の可能性があり、レース内容次第といえることだろう。

今シリーズも激戦の様相であり、非常に楽しみである。各チームの安全と健闘をお祈りする。


以上



※関東学生ヨット連盟HP