2014-06-24 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
インターハイ予選最後の考察は、中国・四国・九州の西日本編です。
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【こんなレースシーンになるのか?(昨年・江の島全日本FJより)】



⑦【中国水域】  (※通過数 男子7 女子3)

(男子)               (女子)
邑久    (岡山) (1) ⑤     光     (山口) (2) ①・③
光     (山口) (2) ①・②   聖光    (山口) (1) ②
聖光    (山口) (3) ③・④・⑥
大島商船高専(山口) (1) ⑦

(デュエット優勝)
男子  光   女子  光

※山口県勢がほぼ独占!

山口・光にある交流村ヨットハーバーで開催された「中国大会」。軽風域の中、⑤レースを消化し決着した。

【男子】

※超高校級セーラー「小泉 維吹/光森 慎之介」(光)が3連覇達成!
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【最後のインターハイで優勝を勝ち取ることができるのか?「小泉/光森」(光)】

1年次の七尾インターハイでいきなり3位入賞、また昨年の東京国体では圧勝劇を演じた「小泉/光森」が順当にソロ3連覇を果たした。420級でもISAFユースワールド日本代表であり、第一人者であることは皆さんもお判り頂けるであろう。
私が言うまでもなく、インターハイでは優勝候補筆頭であることは紛れも無い。優勝を勝ち取ることができるのだろうか?

広島セーリングスクール出身のルーキー「松尾/冨永」の1年生コンビが準優勝と活躍、小泉のオールトップを許さなかったのは評価できるだろう。松尾はOP時代にはヨーロッパ選手権・北米選手権に出場している有望株。彼ら次第ではデュエットも優勝候補となりうる強力な布陣であることは間違いない。

今年も聖光は3艇エントリーし、光ウィーク・鳥取選抜連続入賞の「鶴田/重本」が4位、「西田/桜井」が3位、「谷川/坂井」が6位と全艇インターハイ進出を決めた。昨年も3艇出場したものの成績は振るわず、今年は鶴田艇を中心に上位進出を狙っていきたい所だろう。

昨年のインターハイは惨敗したものの、今年に入って、光ウィーク準優勝・鳥取選抜3位と成長をみせた「山本/岡竹」(邑久)が5位でインターハイ出場を決めた。

最後の席は「久我/坂」(大島商船高専)が滑り込む。

【女子】

女子では、昨年の東京国体7位入賞の「藤井/内冨」(光)が優勝、鳥取選抜4位入賞の「花本/品川」(聖光)が準優勝、2年生コンビ「中村/森戸」(光)が3位と昨年のインターハイ経験した3チームが順当に通過した。光は2艇通過しており、十分デュエット上位候補となることであろう。

男女共に山口勢がほぼ占める結果となった。



⑧【四国水域】  (※通過数 男子4 女子4)

(男子)               (女子)
高松工芸  (香川) (3) ①・③・④ 高松商業  (香川) (2) ①・②
高松商業  (香川) (1) ②     高松第一  (香川) (1) ③
                    高松    (香川) (1) ④

(デュエット優勝)
男子 高松工芸  女子 高松商業

【男子】

※高松工芸が3艇通過!

香川勢のほとんどが出場した光ウィークでは高松商業勢が上位だったものの、この大会では「高松工芸」の「静/松本」が優勝、「入谷/青山」が3位、「佐藤/中條」が4位と見事3艇通過と成長をみせた。

光ウィーク8位、鳥取選抜5位の「稲毛/和良地」(高松商業)は準優勝となった。今年の高商男子は1艇のみとなったが、ビッグレースでの好成績は実力があるはずだ。本番でも期待できることであろう。

【女子】

※高松商業が1・2の完全優勝!

今まで四国女子はエントリー数に対して極端に通過数が少なかったが、今年は2つ増え4つの枠とチャンスが広がったと言えるだろう。
その中で昨年の唐津インターハイでソロ準優勝・デュエット3位となった「高松商業」は今年も気合いが入る。
「小田/田岡」が優勝、「石田/下河」が準優勝と今年も2艇進出を決めた。今年もデュエットでのメダルに期待がかかる。

3位には高松第一の「山口/蓮池」が入り、同校女子としては10年ぶりのインターハイ進出。最後の席には高松の「森/木村」が、こちらも女子としては21世紀初のインターハイ進出となった。



⑨【九州水域】  (※通過数 男子14 女子8 )

(男子)               (女子)
中村学園三陽(福岡) (3) ②・③・⑤ 西南学院  (福岡) (1) ⑧
修猷館   (福岡) (1) ⑬     唐津西   (佐賀) (1) ①
福岡第一  (福岡) (1) ⑧     長崎工業  (長崎) (2) ④・⑦
唐津西   (佐賀) (2) ④・⑥   別府青山  (大分) (3) ②・③・⑤
宇土    (熊本) (1) ⑪     錦江湾   (鹿児島)(1) ⑥
別府青山  (大分) (3) ①・⑦・⑭
宮崎海洋  (宮崎) (1) ⑩
日南振徳  (宮崎) (1) ⑫
鹿児島商業 (鹿児島)(1) ⑨

(デュエット優勝)
男子 中村学園三陽  女子 別府青山

※別府青山が初の男女6艇MAX通過!

福岡・小戸ヨットハーバーで開催された「九州大会」。強風域のロングコースで全⑦レースが実施され、素晴らしいレースとなった。昨年のインターハイでも九州勢は圧倒しており、要注目ではないだろうか?
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【九州大会男子のシーン。矢野、三陽勢、榊原、この5艇が実力的に抜けているのは、写真でも十分お判り頂けるであろう】

【男子】

※「矢野 航志/大野 将寿」(別府青山)がソロ3連覇達成!
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【今年は優勝候補の「矢野/大野」(別府青山)】

昨年デュエット3位に貢献した「矢野/大野」(別府青山)が九州大会3連覇を達成した。いくら地区大会といえども毎年レベルの高い九州での達成はまさにレジェンドである。しかし矢野は過去2回のインターハイでは力を出し切れていない悔しい思いをしている、今年こそは上位を狙って欲しい逸材である、いやできるはずだ。
尚、別府勢は「大平/藤並」が7位・「浜畑/山崎」は14位で3艇のインターハイ進出を決めた。

昨年の九州大会では、1艇しか通過できず大きく苦戦したものの、インターハイソロで劇的な優勝を飾った「中村学園三陽」。昨年の全日本FJ3位の「菅野/柴田」が準優勝・「赤木/北田」が3位・「藤野/緒方」が5位と強い三陽が帰ってきた。おそらく矢野に勝てなかったことは少々不本意だと北方監督は思っているだろうが、今年の強さは少なくともデュエット優勝候補となるのは間違いない。

昨年の地元インターハイでデュエット連覇を果たした「唐津西」。
昨年3番艇の役割を果たした「榊原/坂本」が4位通過と矢野・三陽勢と競り合えたのは大きな成長であろう。しかしながら優勝クルー「楠瀬/中山」は6位で通過したものの、上位5艇とは点数的にも離されており、3連覇を狙うためにはレベルアップすることが望まれるであろう。

以上が2艇以上通過であり、上記に挙げた6校が1艇ずつのインターハイ出場を決めた。

【女子】

※昨年のインターハイチャンプと国体チャンプの激突!
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【強風域の走りは定評がある「中山/姫野」(唐津西)】

昨年のインターハイチャンピオン「元津 志緒」(長崎工業)と国体チャンピオン「中山 由紀美」(唐津西)の争いが注目された九州大会女子であったが、「中山/姫野」が最終レースを残し優勝と圧倒!「元津/川崎」は4位に敗れ、九州大会3連覇はならなかった。しかし長崎工業は「濱本/松本」が苦戦しながらも7位で2艇通過となった。

昨年2年生メンバーながらインターハイデュエット6位入賞の「別府青山」は「足立/丸山」が準優勝、「赤嶺/三重野」が3位、「小泉/小松」が5位と3艇進出となった。昨年の経験を生かし、別府青山女子もデュエットの優勝戦線に絡んでくることは間違いないだろう。

3月の九州選抜3位の「二宮/下宮」(錦江湾)が6位通過、最後の椅子は、大激戦の中、「田中/岩田」(西南学院)がインターハイ進出となった。



全国9水域のインターハイ予選の結果を簡単に紹介させて頂いたが、

「本番はインターハイなのである。」

時間は1ヶ月少々と時間がないが、しっかり最終調整し、元気な姿を江の島で見せてほしいと私は強く思うのである。

この記事を掲載するに際し、情報をお寄せ頂いた全国8水域の特派員の皆様、この場を借りて御礼申し上げる次第であります。

『頑張れ、高校生セーラー!』


以上

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2014-06-24 08:15 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
さぁ~続いては、北信越・東海・近畿の中日本水域です。
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【昨年の唐津インターハイ女子・フィニッシュ前の熱戦のシーン】



④【北信越水域】 (※通過数 男子3 女子3)

(男子)               (女子)
新湊    (富山) (1) ③     新湊    (富山) (1) ③
羽咋工業  (石川) (2) ①・②   羽咋工業  (石川) (2) ①・②

(デュエット優勝)
男子 羽咋工業    女子 羽咋工業

※羽咋工業が14年連続FJ級完全制覇!

福井・三国ヨットハーバーで実施された「北信越大会」。予定の⑤レースを全て消化し決着した。
北信越のリーダー校「羽咋工業」が男女共に1・2の完全優勝でインターハイ進出を決めた。
今年の注目はやはり女子であろう。昨年のインターハイを経験している「矢田/吉田」・「鍋岡/佐藤」両者共に経験を生かし、上位進出できる可能性は十分にあるだろう。
ついにというべきか、長年同校監督されていた岩城宏志教諭が人事異動となったのは非常に残念だったが、瀧川明生教諭が監督として初めてのインターハイでもある。どのような采配を見せるのかにも注目だ。

尚、新湊は男女1艇ずつのインターハイ進出を決めた。



⑤【東海水域】  (※通過数 男子7 女子7)

(男子)               (女子)
海津明誠  (岐阜) (3) ②・③・④ 海津明誠  (岐阜) (3) ①・③・⑦
相良    (静岡) (1) ⑥     熱海    (静岡) (1) ④      
碧南    (愛知) (1) ⑤     相良    (静岡) (1) ⑥
碧南工業  (愛知) (1) ①     碧南    (愛知) (2) ②・⑤
蒲郡東   (愛知) (1) ⑦

(デュエット優勝)
男子 海津明誠  女子 海津明誠

※海津明誠が男女6艇のMAX通過!

愛知・海陽ヨットハーバーで開催されていた「東海大会」。今年は出場枠が男女共に1つずつ増えた為、激戦から少し緩和された状態になったか?
レースは④レースの成立で決着したが、ここも順当な結果となったのではないか?

【男子】

※今年の注目株「岩月/酒井」(碧南工業)がパーフェクト制覇!
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【まさに優勝候補の一角である「岩月 大空/酒井 幹人」(碧南工業)】

昨年、下級生男子でインターハイソロ・ベスト10に入ったのはわずか3艇、光の小泉、別府青山の矢野、そして彼らのみであった。その後、江の島クリスマスカップ・光ウィーク・中部FJのビッグレースを全て優勝、この重要なインターハイ予選でも見事パーフェクトで優勝し、力の違いをみせつけた。
もうここまでくれば、インターハイソロで優勝候補となるのは間違いないだろう、要注目である。

「海津明誠」は岩月艇には及ばなかったものの、「井戸/安立」が準優勝、「吉村/森」が3位、「清水/西村」が4位と見事3艇通過を果たし、デュエット優勝となった。
各艇同じような力を持っていることからインターハイでもデュエット上位候補に名乗りを挙げたと言える事であろう。

碧南の「兵藤/稲吉」が5位、相良の「小林/鈴木」が6位、最後の席は蒲郡東の「石黒/高橋」が出場権を獲得した。

【女子】

※東海3強の熾烈な争い!
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【三つ巴の激戦を制した「伊藤 有希/伊藤 愛梨」(海津明誠)】

中部FJで入賞した3チームが高レベルでの優勝争いを繰り広げられた女子では、昨年東京国体8位入賞の「伊藤有/伊藤愛」(海津明誠)が激戦を制した。また江の島クリスマスカップ・光ウィーク・中部FJ3連続入賞の「内藤/川邉」(碧南)が3連続トップを取りながらも第④レースの失敗により準優勝、また昨年のインターハイ9位の「山下/末谷」(海津明誠)が3位となり、この3強が力の違いをみせつけた。
尚、碧南勢は「加藤/兵藤」も5位通過し、2艇の通過、海津明誠の3番艇「花井/水谷」も7位通過となり、3艇の通過となった。
両校共にレース経験もあり、デュエット上位を狙える強力な布陣であるといえるだろう。

また、昨年のインターハイを経験した「大川/仁杉」(熱海)が安定の4位通過、実力上位の「菊池/増田」(相良)は6位と2年ぶりのインターハイ出場を果たした。



⑥【近畿水域】  (※通過数 男子7 女子4)

(男子)               (女子)
膳所    (滋賀) (1) ⑦     宮津    (京都) (1) ②
関西学院  (兵庫) (3) ③・④・⑤ 関西大第一 (大阪) (1) ①
星林    (和歌山)(3) ①・②・⑥ 芦屋    (兵庫) (1) ④
                    星林    (和歌山)(1) ③

(デュエット優勝)
男子 星林   女子 芦屋

兵庫・芦屋沖で開催された「近畿大会」は風にも恵まれ、予定の⑦レースを消化し決着した。

【男子】

※星林・関西学院が3艇ずつの通過!
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【近畿大会を制した「山田 祐杜/近藤 拓史」(星林)】

風に恵まれたこともあり、実力通りの決着となった男子。星林の「山田/近藤」が優勝。OPワールドセーラー「高山/中野」が準優勝とソロ・デュエット完全制覇を果たした。また「山口/中谷・得津」も6位に入り、3艇の進出を果たした。
来年のインターハイ・国体の開催地である和歌山勢は強化の成果が表れていると言えるであろう。

一昨年のインターハイソロ優勝の「関西学院」は星林には及ばなかったものの、鳥取選抜優勝の「己斐/上野」が3位、「平野/松森」が4位、「小原/中島」が5位と3艇通過となった。このチームも昨年末から積極的に遠征しており、レース経験も豊富である。期待できると見て良さそうだろう。

最後の席は「富田/伊藤」(膳所)が7位で獲得した。

【女子】

※「田中 美紗樹/高野 芹奈」(関西大第一)が連覇達成!
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【今年のソロ優勝候補に名乗りを挙げた「田中/高野」(関西大第一)】

インターハイ出場枠が減り、エントリー数の割に厳しい戦いとなった近畿女子。
昨年、1年生ながら制覇した「田中/高野」(関西大第一)が2連覇達成。田中はOPワールドセーラーの実績があるのは昨年お知らせしたとおりだが、今年の420戦線でも活躍しており、ISAFユースワールド・仁川アジア大会日本代表に内定しており、昨年より明らかに成長していることだろう。
インターハイソロでも優勝候補の一角となるのは間違いない。

昨年のインターハイも出場しており、その後も各レースに積極的に出場していた「側田/今岡」(宮津)が準優勝となった。彼女たちはレーザー級トップセーラー「安田 真之助」教諭や、元オリンピック代表「池田 正」氏に指導を受けており、インターハイ本番までにもレベルアップしてくることは間違いないだろう。

和歌山ジュニア出身のルーキー「竹本/此上」(星林)が見事3位通過、そして最後の席は「入本/工藤」(芦屋)が4位で獲得した。

今年も2艇以上の通過校はなくソロのみでの勝負となるが、上位進出の可能性のある布陣だと言えるであろう。




※最後は西日本編です。



2014-06-24 00:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
江の島インターハイへの出場権をかけた全国9水域の予選が終了し、全出場校が決定したのは、先日お知らせした通りである。今年も全国から寄せられた成績表・レポートを基に考察することに致しましょう。
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【昨年・唐津インターハイ・熱戦の様子】


①【北海道水域】 ※(通過数 男子2・女子1)

(男子)               (女子)
小樽海上技術(北海道)(1) ②     小樽水産  (北海道)(1) ①
函館水産  (北海道)(1) ①

(デュエット優勝)
男子 函館水産   女子 小樽水産

毎年江差港沖で開催される「北海道大会」。④レース実施により3校がインターハイ出場を決めた。今年は女子チームが2艇エントリーされ、同地区から4年ぶりの女子インターハイ出場となったことは喜ばしい限りである。年末に開催されたクリスマスカップでも遠征し、その経験を生かせるか?


②【東北水域】  (※通過数 男子9・女子6 )

(男子)               (女子)
青森工業  (青森) (2) ⑦・⑨   大湊    (青森) (1) ⑥
大湊    (青森) (1) ⑧     宮古    (岩手) (2) ①・②
宮古    (岩手) (3) ①・②・③ 宮古商業  (岩手) (2) ③・④
宮古商業  (岩手) (2) ④・⑤   塩釜    (宮城) (1) ⑤
仙台第二  (宮城) (1) ⑥

(デュエット優勝)
男子  宮古    女子  宮古

秋田・本荘マリーナで開催された「東北大会」だったが、初日・2日目は悪天候によりレース成立も危ぶまれる事態となったが、最終日にショートコースの②レースが実施され決着した。

※『宮古』が全種目完全制覇!
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【女子ソロで優勝した「川戸 望里/大川 七海」ペア(宮古)本番までにもさらにレベルアップをしてくることだろう】

【男子】

男子では、昨年優勝の「金澤/福士」が順当に2連覇達成、さらには「菅原鷹/湊」・「岡部/菅原拓」もぞれぞれ2位・3位と見事な完全優勝を決めた。
また同水域の宮古商業も「金田一/木下」・「芳賀/佐々木」4位・5位と続き、今年も岩手勢が圧倒した。
両校の拠点でもある「リアスハーバー宮古」がようやく復旧し、5月末に再オープンしたのは明るい話題である。
今後、インターハイへ向け、ますます練習にも気合いが入ることであろう、本番でも期待したい。

昨年2年生ながら2艇通過した「青森工業」だが、「熊谷/小山内」が7位、「小田切/我満」が9位と今年も2艇のインターハイ進出を決めた。また「大湊」も「小島/富江」が8位通過と青森勢は3艇の通過となった。

昨年はギリギリの次点となってしまった「仙台第二」だったが、「山田/秋山」が6位と昨年の雪辱を晴らし、見事通過した。

【女子】

昨年のインターハイでは、宮古・宮古商業が涙のデュエット優勝・準優勝と我々も感動したわけだが、今年もその勢いは変わらない。
宮古は昨年2年生だった3番艇「長谷川/大川」を分けた結果、「川戸/大川」が優勝、「長谷川/小笠原」が準優勝とソロ1・2の完全優勝に輝いた。

一方、宮古商業は昨年、デュエット準優勝に貢献した「妙川/後川」が4位、「鳥居郁/鳥居雪」が3位と宮古勢には敗れはしたものの、今年も2艇インターハイ進出を決めた。特に妙川艇は昨年も要所要所で目立つ動きをしていたなど、今年も昨年以上の活躍に期待がかかる。鳥居ペアも県大会では優勝しており、デュエット上位候補であることは間違いない。
岩手勢は、今年もデュエット上位候補となりえる布陣であり、要注目であろう。

また塩釜が5位、大湊が6位と1艇ずつの進出となった。


③【関東水域】 (※通過数 男子10・女子5)

(男子)               (女子)
磯辺    (千葉) (3) ②・⑦・⑧ 霞ヶ浦   (茨城) (2) ①・②
慶應義塾  (神奈川)(3) ①・④・⑥ 磯辺    (千葉) (1) ③
逗子開成  (神奈川)(3) ③・⑤・⑩ 大島海洋国際(東京) (1) ④
吉田    (山梨) (1) ⑨     吉田    (山梨) (1) ⑤

(デュエット優勝)
男子 慶應義塾   女子 霞ヶ浦

山梨県・山中湖ヨットハーバーで開催された「関東大会」は、大雨であったが⑤レース成立。ほぼ実力のあるチームがインターハイ進出を決めた。特に本番では、地元地区開催とあって神奈川勢を始め活躍が期待される。

【男子】

※3校・3艇ずつのインターハイ進出
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【男子ソロ優勝の「村瀬 志綱/松世 拓也」(慶應義塾)】

昨年デュエット優勝、またインターハイデュエットでも6位入賞した「慶應義塾」。今年は「村瀬/松世」のソロ優勝をはじめ、「柳内・高宮/石和」が4位、「野田/小泉」が6位とデュエット連覇を勝ち取る。
地元開催とあって今年はメダル獲得に意欲を燃やす。目標を達成できるか?

昨年、男子では23年ぶりのインターハイメダルを獲得した「磯辺」。「植木/岩井」の準優勝をはじめ、「久保田/川島」が7位、「佐藤/玉井」が8位と見事初の3艇通過を果たした。レース内容は抜群であったことから、本番でも期待できる布陣である。

近年、関東勢のリーダーなのは「逗子開成」と言っても過言でない。「入江/長塚」が3位、「土橋/宮脇」が5位、「中/齊藤」が10位と4年連続の3艇通過を果たした。入江艇は上位で戦える実力はあるものの、現時点では2・3番艇の安定性が課題か?

地元開催を味方につけ、吉田の「梶原/福岡」が9位で男子としては7年ぶりのインターハイ出場となった。

【女子】
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【1年生でどこまで活躍できるのか?「宇田川 真乃/齋藤 由莉」(霞ヶ浦)】

今年、ジュニア出身の2名が入学した「霞ヶ浦」は、「宇田川/齋藤」が優勝、「仲/高仲」が準優勝の完全優勝を飾る。1年生ながら期待がかかる2チームだが、本番でもどこまで上位進出できるか楽しみである。

昨年、東京国体で準優勝した「北林/宮野」は失格の影響もあり、3位に終わったものの、走りでは圧倒していた。彼女たちの目標は「ソロ優勝」しかないだろう。北林の母・恵子さん、宮野の母・美恵子さん両者共にインターハイチャンピオンである、いわばサラブレッド。是非親子2代制覇を目指して頂きたいと思う。

尚、大島海洋・吉田がそれぞれ4・5位でインターハイ進出を決めた。


※次は中日本編です。


2014-06-23 09:20 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
江の島インターハイ出場校が決まり、各校本番へ向けて、さらなる練習に励んでいることであろう。
高校生セーラーにとってはインターハイと同等のビッグレース「全日本FJ」が茨城・霞ヶ浦で開催される。
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【昨年の江の島大会より】

但し今年は一味違ったテーマで実施される。そのテーマとは・・・?

※『オリンピックメダリストに挑戦!』

との企画を用意させて頂いた。オリンピックメダリストとは?そう、高校時代は霞ヶ浦で練習した「関 一人」氏である。
土浦日大高出身であり、3年生時の霞ヶ浦インターハイで圧勝し、世界へ羽ばたいていった懐かしき場所なのだ。
現在の高校生にとっては、なかなかこのような機会はないのではないだろうか?さらにはインターハイ本番前のレース勘を養うためにもお勧めである、奮って参加して頂きたい。


※関 一人プロフィール
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1975年生まれ、千葉県千葉市出身、父親の影響でヨットに慣れ親しむ。ジュニア時代はアジア大会金メダルなどの実績、土浦日大高3年時には、インターハイ・国体・FJワールドジュニア部門3冠を達成。その後の活躍は皆さんがご存知の通りであろう。
※写真は昨年の東京国体、第①レースではポートスタートを決めるなど動きは健在である。


※【実施要項】

大会名   第32回全日本FJ級ヨット選手権大会(日本FJ協会主催)
日時    平成26年7月25日(金)~27日(
開催場所  茨城県土浦市ラクスマリーナ
レース数  8レース予定
特別参加  アテネオリンピック男子470級銅メダリスト 関 一人氏

※詳しくはHPにてご確認下さい。


※第32回全日本FJ特設サイト(茨城県セーリング連盟)






2014-06-22 22:30 | カテゴリ:インカレ
蒲郡全日本個人戦出場をかける「関東インカレ個人戦」は、今週はスナイプ級が実施され、14チームが全日本への切符を手にした。
注目の優勝争いは「島本 拓哉/清原 駿」(早稲田大)が圧倒!文句なしの優勝であった。
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【オールラウンドの風域で争われたスナイプ級、総合力が問われるレースであった】


※【スナイプ級最終結果】 ・61艇エントリー・8レース成立

①島本 拓哉/清原 駿       (早稲田大)   13点  
②井嶋 清芳/大井 航平      (日本大)    26点 
③持田 由美子/塩谷 涼      (日本大)    37点   
④平川 竜也/花岡 航       (早稲田大)   46点  
⑤佐藤 帆海/樋口 瑛一      (慶應義塾大)  47点   
⑥永松 礼/櫛田 佳佑       (早稲田大)   47点 
⑦金谷 俊輝/寺崎 匠       (中央大)    63点   
⑧増井 健人/古坂 信悟      (明海大)    63点  
⑨細沼 豪太/小野木一憲      (慶應義塾大)  65点  
⑩伊村 仁志/大野 雅貴      (日本大)    76点 
⑪脇坂 尊/増田 喜一       (明治大)    86点
⑫須藤 和帆/天野 正志      (明海大)    87点
⑬阿部 七海/ムルターオーウェン  (慶應義塾大) 100点   
⑭渡津 安日花/吉田 悠一     (学習院大)  109点 

※8位まで入賞・以上が蒲郡全日本進出


春インカレを圧勝した日大が今大会でも優勝争いの中心と思われたが、昨年スナイプジュニアワールド代表の実力者「島本/清原」(早稲田)が他を全く寄せ付けない圧勝劇となった。昨年は若干スランプ気味に見えていたのだが、見事脱出したといえるのではないだろうか?
また早稲田勢は「平川/花岡」が4位入賞、ルーキー「永松/櫛田」が6位入賞と見事3艇が入賞し、春インカレの雪辱を晴らしたと言えるだろう。

一方春インカレで圧勝した日大は、「井嶋/大井」が準優勝、「持田/塩谷」が3位、「伊村/大野」が10位と3艇通過し実力は示したものの、島本には点数的に大きく離されており、課題が残ったといえるだろう。

慶應はエース格の「佐藤/樋口」が最初のレースでBFDと苦しい展開だったものの、安定したスコアで5位入賞と今後にも期待できる内容となった。また「細沼/小野木」が9位、「阿部/ムルターオーウェン」が13位と3艇の通過となった。
ただ昨年も全日本個人戦でブレイクしたように、間違いなくレベルアップしてくるのが慶應の特徴である。大いに期待したい所である。

春インカレ準優勝の中央からは「金谷/寺崎」が7位入賞とここでも力を発揮し通過したものの、1艇通過に留まった。

今年は苦しいと思われた「明海大」からは、エース艇「増井/古坂」が8位入賞、「須藤/天野」が12位と2艇の通過となり、上位と戦える感触になってきたのは良い傾向か?昨年もレベルアップしてスナイプチャンピオンとなったように徹底して強化してくることだろう。

明治のリーダー「脇坂/増田」も12位通過を果たした。ただ他が全く振るわず、チーム全体のレベルアップが必要なのは明白だろう。

最後の席は学習院大の「渡津/吉田」が獲得、渡津は女性スキッパーであり、スキッパー14人の中で唯一の大学から始めたセーラーではないのか?一昨年も森井ひかるが通過したように良い伝統が学習院にはあるようである。まさに大健闘だ。


※ここ3年、関東勢からは(両クラスともに)個戦チャンピオンは出ていない。ここから本番までは多少の時間はある。それぞれの課題をクリアし、より多数の入賞者を輩出してもらいたいものである、是非頑張って頂きたい。


以上