2015-03-22 22:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
関東の高校生セーラーにとって、今年初めてのビッグレースでもあり、関東インターハイ予選の前哨戦でもある「関東選抜」は、まずまずのコンディションで⑤レース消化し、無事閉幕した。
高体連主催のレースとしては初めて「420級」も加わり、注目されたレース、まずは結果をご覧頂くことにしよう。
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【新しい高校生レースの風景!420級のスタート】



※【420級総合成績】・参加15艇

※女子の総合優勝は史上初!
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【男子を寄せ付けなかった「宇田川 真乃/齊藤 由莉」(霞ヶ浦)】

①宇田川 真乃/齊藤 由莉 (霞ヶ浦)   6点(2・1・1・1・1) 
②高宮 豪太/久保田 空  (慶應義塾) 14点(1・3・PTP・3・2)※男子優勝
③谷川 隆治/柏谷 大樹  (稲毛)   19点(5・5・4・2・3)
④入江 裕太/尾花 賢   (逗子開成) 23点(3・2・3・11・4)
⑤行縄 優大/鈴木 真人  (磯辺)   32点(4・4・12・6・6)
⑥八木 健太/須貝 隆大  (日本橋)  35点(6・12・6・4・5)

※初日、微風域の2レースでは、予想通り、高宮・宇田川・入江の3艇のボートスピードの違いが顕著に表れた。しかし順風域となった2日目は宇田川が他を寄せ付けない会心のレースで女子ペア初の総合優勝となった。総合は2位であったが、男子優勝となったのは高宮。3位には千葉勢からは、市立稲毛の「谷川/柏谷」が3位(男子2位)や、東京勢からは日本橋の「八木/須貝」が6位(男子5位)とヨット部としては歴史が浅いチームの入賞が印象的であった。



※【FJ級総合成績】 ・参加38艇

※混戦模様の中、インターハイ経験者が制す!
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【昨年のレギュラーの経験が生きたか?「中 縁嗣 /多田 光伯」(逗子開成)】

①中 縁嗣 /多田 光伯  (逗子開成) 16点(7・4・2・1・2)
②小野 友太郎/望月 滉  (逗子開成) 17点(4・3・4・5・1)
③仲 美南 /高仲 みなみ (霞ヶ浦)  17点(5・2・3・4・3)※女子優勝
④吉村 彰人/樫本 達真  (慶應義塾) 24点(1・1・PTP・2・8)
⑤栁内 航平/倉内 凱吾  (慶應義塾) 25点(2・7・1・6・9)
⑥満井 崚 /齋藤 七大  (逗子開成) 26点(3・5・8・3・7)

注・・・表彰は各クラス共に男女別に表彰されるが、同時スタートの為上記の表記とした。

※初日2レースを連続トップで好スタートを切ったのは「吉村/樫本」(慶應義塾)であった。2位以下は順位のバラツキがあり、明らかに優勢。しかしながら2日目になると逗子開成勢が巻き返す。初日出遅れた「中/多田」が2・1・2の快走、「小野/望月」が安定した走りや最終レーストップフィニッシュしたものの準優勝。3位には「仲/高仲」の女子ペアがこちらもあわや優勝か?と思わせるほどの内容で文句なしの女子優勝となった。
ここ数年の傾向ではある「逗子開成」「慶應義塾」がほぼ上位を占める内容であった。



※【全体総括】

まずまずの風域で⑤レース消化でき、快挙となる記録も生まれ、話題性のある大会ではあった。しかしながらこれは前哨戦。今年はユース世代にとってはインターハイ・国体以外でもビッグレースが多く予定されている。偶然にも420ワールド・FJワールドが日本開催なのである。FJについては予選が実施されないと思われることから、是非この大会も目標にし、さらなる練習に取り組んで頂きたい。

6月の関東インターハイ予選までに各チームのレベルアップをし、良い大会となるよう祈る。

『頑張れ!高校生セーラー!』


以上

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2015-03-19 10:40 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
今年も昨年同様の寒い冬が終わり、桜の開花の季節を迎えようとしておりますが、読者の皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?
昨年の小戸全日本インカレを以って、このブログを終了宣言した訳ですが、多数の方々からの「やめないで!」とのメールを頂戴し、今年も続けていくことに致しました。特にユース世代にとっては重要な年を迎えたわけですから、注目せざるを得ません。

個人的趣味で記事を書いておりますので、そこの所を考慮して頂き、またお付き合い頂きたいと思います。

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さてユース世代にとって、この春休みは冬の練習成果を試す上でのレースが目白押しだ。

高体連では、関東選抜・九州選抜や、恒例のびわこウィーク、今年よりインターハイ・国体で採用の420級では、唐津ワールドの選考を兼ねた420東日本(浜名湖)・420西日本(光)なのである。

ここでは、3/21~22の日程で、葉山港ヨットハーバーで開催される、「関東選抜」の展望をしていくことにする。

※【第21回関東高校選抜展望と解説】
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【インターハイに出場できるよう頑張れ!高校生セーラー!】※江の島インターハイより

高体連では先程も述べた通り、従来の「国際FJ級」に加え「国際420級」が採用されることになっていることから、今大会から種目として加わることになった。各校、新体制となってからの始めてのレースであり、今後を占う意味でも重要な大会の位置づけである。早速、各種目毎に簡単に展望していくことにしよう。

※【国際FJ級】(男女・オープン含め39艇エントリー)

※神奈川勢が優勢も?

昨年の関東勢の成績を振り返ってみると、江の島インターハイにおいて男子デュエットは逗子開成が6位入賞、女子デュエットでは霞ヶ浦が3位メダル獲得と3年連続、関東勢がメダルを獲得でき、非常に喜ばしい限りであった。さて今年はどうなることだろうか?

まずは優勝候補から挙げていかなければならないだろう。
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【実績は抜群!順当に勝利することはできるだろうか?「柳内艇」】

関東大会ではデュエット連覇を果たした「慶應義塾」、強風のインターハイでは残念ながら振るわなかったが、昨年の東日本FJ4位の「柳内 航平/倉内 凱吾」(2年/1年)が優勝候補筆頭であろう。
また、ライバルの「逗子開成」は、昨年3番艇で活躍した「中 縁嗣/多田 光伯」(2年/1年)やエースナンバー「1」で出場の「小野友太郎/望月 滉」(2年)、ジュニア出身の「国見 樂/斉藤 太朗」(1年)辺りに期待か?

充実した神奈川勢に対抗できるとしたら、2年生ながら東日本FJで健闘した「山内 健史/小倉 晴太」(磯辺・2年)や「新井 祐樹/古川 達也」(霞ヶ浦・2年)がどこまで成長しているか?

女子ではデュエットメダルに貢献した「仲 美南/高仲みなみ」(霞ヶ浦1年/2年)の女子優勝は当然だが、男子にどこまで対抗できるかがポイントとなるだろう。

※【国際420級】(男女15艇エントリー)

※3艇の力が抜けている
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【満を持して登場!「高宮 豪太/久保田 空」(慶應義塾)】※420全日本より

やはり艇購入の関係からか、15艇のエントリーに留まった「420級」では、1年次からこの種目で活動してきたOPワールドセーラー「高宮 豪太/久保田 空」(慶應義塾・2年)や昨年は2年生ながらエース艇で活躍した「入江 裕太/尾花 賢」(逗子開成・2年)、
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【今年も大いに期待がかかる「宇田川真乃/齊藤 由莉」(霞ヶ浦)】

また女子では、江の島インターハイソロ4位・デュエット3位と大活躍した「宇田川真乃/齊藤 由莉」(霞ヶ浦・1年/2年)。

特に420級では各校まだまだ試行錯誤の状況だと思われるが、高宮・宇田川は唐津420ワールドの権利を獲得しており、明らかに力は抜けている。この2艇に実力ある入江がどこまで対抗できるのか?

※今回はあえて印はつけない。

2015年も和歌山インターハイへ向け、安全に留意し、各選手の健闘をお祈り致します。


以上