2015-09-30 20:30 | カテゴリ:インカレ
いよいよ江の島全日本インカレの出場権を懸けた水域予選の最終章を迎えようとしている。その最後は学連最大勢力を誇る関東だ。10/2~4開催の『第82回関東学生ヨット選手権大会』決勝シリーズである。

既に先週、春インカレシード校(7校ずつ)以外で争われた「予選シリーズ」は実施されており、その通過校とシード校を合わせた470級16校・スナイプ級14校での決勝シリーズとなる。

※尚、今年の全日本インカレ主管水域は関東の為、全日本出場枠は7+1の8校となる。

早速、解説してみることにしたいのだが、春インカレより様々なレースが開催されてきたが、今大会のポイントは以下の2点しかないと私は思っている。
ではその二つとは・・・?

①慶應・早稲田どちらが総合優勝するのか?
②(両クラス共に)8校目の通過校はどこになるのか?

はっきりいってこの2点くらいしか見所が無い。それ位はっきりしており、私としても困った状況ではあるが、一応見ていくことにしよう。


※互角の勝負!
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【この総合優勝争いは、全日本へ向けても最重要ポイントとなるだろう】

春インカレでは両クラス共に早稲田・慶應が完全に他を圧倒し、まるで早慶戦の様相であったが、慶應が前年全日本優勝の早稲田を破り、完全優勝に輝いたのはここでもお知らせした通りである。特に今年の慶應は全日本個人戦を除いて公式戦負けなしであり、また先日の全日本女子インカレでも総合初優勝と波に乗っているのは事実だろう。

それに引きかえ早稲田は、昨年の優勝メンバーがほとんど残り、決して悪くはないものの、何故だか慶應に勝てない不思議な現象に陥っている。ひとつだけいえるのは、慶應がようやく早稲田に対して互角に勝負できる戦力&レベルになったことは間違いないのだが、勢いというのは恐ろしいものだ。

総合力からみれば、はっきりいってどちらが勝つのかどうかは?全く予想がつかない。ただ早稲田は春とは違ったレースはみせてくれることは間違いないだろうから、大激戦必至である。

この2強に対し、春インカレ総合3位の中央大、4位日本大が逆転の候補となるのだろうが、中央は両クラス共、2強に数艇が絡める展開だと可能性あり。日大は470が不本意だった春インカレと変わっているのか?またスナイプでは決して優勝できない戦力ではないことをみれば、どこまで2強に迫れるのか?だろう。


※最後の一枠は?

春インカレシード校は両クラス共に、慶應・早稲田・中央・日大・明海・明治・法政の7校であり、昨年同様シード校とその他のレベル差が顕著に表れている状況である。上記のチームは戦力的に見ても、昨年以上に全日本進出は安泰だとみる。従って、残り1枠を巡っての争いとなるのが濃厚だろう。

ではその候補とは?

470・・・横浜国立大・千葉大
スナイプ・・・立教大・東京海洋大・横浜国立大・横浜市立大

予選状況からみればこうなるのではないだろか?

470級については各校英語が乱発した中、横浜国立が2つの英語ながらも余裕のトップ通過となっており、決勝でも実力を出し切れれば、全日本進出は濃厚である。正直その他は苦しいと言わざるを得ないだろう。

それに引き換えスナイプ級については混戦模様であり、戦力的に3艇揃っている立教大が優勢であるが、上記のチームなら十分チャンスがあるだろう。

※簡単に展望してみたが、関東インカレは他水域の出場チームも特に注目していることだろうから、良いレースを見せて頂きたいと思う。


以上





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2015-09-23 23:30 | カテゴリ:インカレ
※【470級レース総括】
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【470級フィニッシュ前のシーン】 ※この記事の写真は羽田 誠氏より

大会展望では、連覇を狙う松浦朋美/関友里恵(関西学院大)に対し、昨年準優勝の長堀友香/武井裕子(慶應義塾大)、そして今年実績№1の市川夏未/永松瀬羅(早稲田大)、以上三強の優勝争いが濃厚!とお伝えしたが、どうだったのだろう?

簡単に振り返ってみることにする。

9/19(土)  天候・晴れ  最高気温28℃

この日は開会式後3レースを実施、南よりの軽風域でレースが始まったものの、振れ幅が大きいのに加え、潮の流れも速く、難しいコンディションとなり、各チームスコアメイクに苦労する状況となる。

このような状況の中で三強の一角・市川/永松(早稲田大)が、16-17-2の35点12位と信じられないような順位、また長堀/武井(慶應義塾大)は4-6-5の15点の2位と好位置につけるも、これを大きく上回ったのが昨年のチャンピオン・松浦/関(関西学院大)であった。
彼女達が最も得意とする風域で3-1-1の5点とスタートダッシュに成功する。ほとんどのチームが二桁順位を叩く中で圧倒的な優位な状況となり、連覇へ向けて好発進となる。

9/20(日)  天候・晴れ  最高気温27℃

前日の沖風から一転、北東を中心とする陸風、そしてO旗も揚がるコンディションとなった2日目は4レース実施。この日爆発したのは、前日12位スタートと不本意なレースとなってしまった市川/永松(早稲田大)であった。圧倒的なボートスピードでレースを支配し、1-3-1-1にまとめ、この日5-15-5-5となった前日首位発進の松浦/関(関西学院大)に対し、4点差の2位と猛追。

前日2位発進の長堀/武井(慶應義塾大)は、4-8-17-3と平均的ではあったものの、松浦との差は初日の10点差が変わらず、優勝争いは事実上、松浦・市川との一騎打ちとなる。

9/21(月)  天候・晴れ  最高気温27℃

昨日と風向はほぼ一緒であるものの、風速は若干弱め、そして最終レースが始まった。
優勝は松浦なのか?それとも市川が逆転するのか?注目の①マークでは、松浦7番手・市川10番手回航と松浦が優位な体制となる。

ところが追い上げる市川は、ケースによりペナルティを履行することになり、大きく後退。この時点で松浦の連覇はほぼ確定となる。また3位の長堀は6番手フィニッシュとなり、市川を逆転し準優勝、市川は3位でレースは終了した。

※以上がレース推移だったが、入賞チームの顔ぶれを紹介するとしよう。



※470級4人目の連覇達成!「松浦 朋美/関 友里恵」(関西学院大)
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【両クラスとなると通算6人目の連覇達成!松浦/関ペア(関西学院大)】

今年の女子インカレで、注目点の一つであった「松浦/関ペアの連覇達成なるか?」ではあったが、昨年は堅いレースであり、決して目立つレースではなかったものの、ライバルの思わぬ脱落により勝利が転がってきたようにみえた。

しかし今大会は違った。強力なライバルチームが多かった中、初日の難しいコンディションを3-1-1と女王に相応しい走りで、大きくリードしたのが印象に残った。
2日目は追い上げられはしたものの、堅いレースでまとめられたのも昨年同様であった。やはりヨットレースでは序盤がいかに重要であるか?というのを彼女達は教えてくれたのではないだろうか?

松浦は卒業ではあるが、クルーの関はまだ3年生であり、史上2人目のクルー3連覇の期待もかかる。是非頑張って頂きたいと思うのである。

『連覇達成本当におめでとう!!!』


※2年連続準優勝!「長堀 友香/武井 裕子」(慶應義塾大)
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【総合初優勝へ大きく貢献!長堀/武井ペア(慶應義塾大k)】

昨年はあと一歩のところで優勝を逃し、非常に悔しい思いをした「長堀/武井」であったが、今年は堅いレース運びではあったものの、トップフィニッシュがなかったなど決定力を欠き、残念ながら頂点には届かなかった。

とはいうものの、今年は同校女子インカレ初優勝に大きく貢献。特に長堀は慶應女子が本格的に再始動した中で中心的な存在となり、他の女子部員を牽引してきた。その功績は大きいだろう。

またクルーの武井も大学からヨットを始め、関東個人戦を優勝するまでになり、今年女子クルーの中で最も活躍した選手なのは間違いないだろう。


※チャンスを逃すも3位入賞!「市川 夏未/永松 瀬羅」(早稲田大)
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【実力№1のスピードはみせてくれた市川/永松ペア(早稲田大)】

今シーズンは怒涛の活躍で、実績№1と優勝候補であった「市川/永松」だったが、初日の1・2レースで大きく失敗し、どうなるかと思われたが、2日目は1-3-1-1と完璧なレースをみせてくれた。圧倒的なボートスピードは間違いなく№1であり、優勝戦線まで復活したのだからさすがという他はないだろう。
優勝は逃したが、両者それぞれあと1回チャンスは残っている。来年はさらに強くなり、優勝候補筆頭の存在になることは間違いないだろう。


※初入賞!「新谷つむぎ/小松 日向」(日本大)
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【来年への足掛かりになったか?新谷/小松ペア(日本大)】

一昨年はクルーで4位入賞、昨年はスキッパーとして振るわなかったものの、今年はトップフィニッシュがあったなど4位入賞となった「新谷/小松」ではあったが、重要ポイントで笛を吹かれたり、ケースなどにより順位を落とす場面が多かったのは、少々もったいなかったか?
この数年の日大は新谷がクルーで出場したように、クルー不足が課題であったが、小松が入学し勝負はこれからだろう。来年はレベルアップし優勝戦線に絡んで欲しいものである。


※二年連続の入賞!「林 優季/木村沙耶佳」(明海大)
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【見せ場は作った?林/木村ペア(明海大)】

昨年は6位入賞、そして2年連続ジュニアワールド代表の彼女達だったが、5位入賞に留まった。きっちり入賞したことは立派だが、彼女達の力・そして経験値からみれば、不本意だったに違いないだろう。
今シリーズも苦手としている軽風域で苦戦してしまったことから、来年へ向けてこの課題をクリアすれば、優勝戦線に絡めることができるだろう。順風域以上のボートスピードは、女子トップクラスであるのは間違いないのだから・・・。


※苦しみながらも6位入賞!「松田のどか/牟田 琴美」(日本経済大)
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【女子インカレ初入賞!松田/牟田ペア(日本経済大)】

スコア的にはまずまずだったものの、6位入賞に留まった「松田/牟田」ペア。しかしながら、初日・2日目共に最初のレースでつまづいてしまったのは、コース攻略が少々甘かったのかもしれない。団体戦でレギュラーとして活躍している彼女達の力はこんなものではないだろう。来年は是非リベンジを果たして欲しい。


※以上が470級入賞チームの顔ぶれだったが、7位に中山由紀美/宮野菜々(日本大)や、9位ではあったものの、最終レースでトップフィニッシュした鄭 愛梨/後藤明希子(九州大)のルーキー勢も健闘したといえるだろう。

またベスト10を見れば下級生スキッパーが7名と来年も熱き戦いが待っていること間違いなしである。



※【スナイプ級総括】
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【スナイプ級のスタートシーン】

※470級に続いて、スナイプ級の総括に入ることにする。

大会展望では混戦模様になるのでは?とお伝えしたが、実際はどうだったのだろう?レース推移を見ていくことにしよう。

9/19(土)  天候・晴れ  最高気温28℃

470級でもお伝えした通り、難しいコンディションの中、5チームが3レースをシングルでまとめる。初日3-2-2の7点と堅いレース運びで首位に立ったのは阿部七海/窪田明莉(慶應義塾大)だった。 続くのは、6-1-1の8点ではあったが、2回のトップフィニッシュで力を見せつけた中山由佳/上田育美(日本大)、3位にはオープニングレースでトップフィニッシュを飾った笹川莉奈/桑本美紀(和歌山大)、ルーキー池田紅葉/稲垣美穂(日本大)が同点の11点で続き、実力あるチームが順当に上位へ連ねる結果となった。

9/20(日)  天候・晴れ  最高気温27℃

この日も暫定首位である阿部/窪田、2位の中山/上田は上位で安定しており、完全に抜け出す。しかしながら阿部/窪田は第7レースで沈によるRETを余儀なくされ、カットレースとはなったものの、首位を中山/上田に明け渡すことになる。しかしながら僅か1点差。優勝争いは最終レースで決まる熾烈な争いとなった。

この日9-1-4-1と2回のトップフィニッシュで一気にジャンプアップしたのは、前日5位スタートだった岸 祐花/伊藤美波(中央大)のルーキーであった。しかしながら中山がこの時点でカット対象点数が僅か6点だったことから、既に上回れないことが確定してしまう。

9/21(月)  天候・晴れ  最高気温27℃

優勝は中山なのか?それとも阿部なのか?その最終決戦では、阿部/窪田が抜群のスタートを切り、1マークをトップ回航。

一方中山は、コースミスにより9番手回航と出遅れる。この時点で中山の優勝条件は阿部を抜くことのみの状況となり、苦しくなる。
阿部はマーク毎に後続を大きく離す快走をみせ、トップフィニッシュ。見事な逆転劇であった。2位には中山、3位にはこの日も2位フィニッシュをした岸がそのまま入り、レースは終了した。

※以上がレース推移であったが、スナイプ級の入賞チームの顔ぶれを紹介するとしよう。



※逆転で同校初のクラス優勝!「阿部 七海/窪田 明莉」(慶應義塾大)
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【絶好のチャンスをモノにした阿部/窪田ペア(慶應義塾大)】

上記で述べた通り、逆転優勝を飾った「阿部/窪田」ではあったが、女子インカレでは既にこのコンビも3年目にしてついに栄冠を掴んだ。それまでも団体戦でもレギュラーとしての活躍や、スナイプ女王持田由美子を追い詰めるレースもあったが、詰めの甘さで敗れることが多かった。
しかし今年は違った。特に第7レースのRETで精神的に大きなダメージだったはずである。しかし翌日は切り替えて会心のレースをみせたことは大きく成長したことを物語っているのではないだろうか?

阿部はジュニアからヨットを始めているものの、決して目立つ存在でなく、クルーの窪田は大学からチャレンジし、このような選手でも努力すれば優勝できることを彼女達は教えてくれたのではないだろうか?

「素晴らしい逆転劇であった・優勝おめでとう!」


※惜しくも準優勝!「中山 由佳/上田 育美」(日本大)
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【完全復活!中山/上田ペア(日本大)】

同校スナイプ3連覇を託され、今大会優勝候補であった「中山/上田」だが、最終レースで逆転を許し、惜しくも準優勝となった。
今大会、クローズでのボートスピード・コース取りなどは明らかに№1であった。しかしながらこの準優勝は彼女にとって、自信を取り戻せたレースではなかったのか?
というのも、インターハイ連覇の看板を引っさげて入学したものの、好成績はなかなか残せず苦しんだことだろう。しかし今回負けはしたものの、あと1回はチャンスが残されている。本来の強さが戻った彼女なら来年は必ずやってくれることであろう。


※ルーキーで3位入賞!「岸 祐花/伊藤 未波」(中央大)
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【最優秀選手賞獲得!岸/伊藤ペア(中央大)】

今回、積極的なレースをみせ、トップフィニッシュ2回と今大会特に目立つレースをしていた「岸/伊藤」がルーキー勢最高位を獲得した。元々岸はジュニア時代にはOPワールド出場、ユース時代にもレーザーラジアルでユースワールドへ出場したこともある優秀な選手である。今大会もクローズで積極的なコース取りでトップ回航があったり、ダウンウインドの走りはさすがは元レーザー乗りであると私は感じた。

本来はスキッパーである伊藤も慣れないクルーで健闘した。このコンビネーションが最高潮に達したら間違いなく来年は優勝候補筆頭となることだろう。

尚、岸は最優秀選手賞を獲得したが、1年生での受賞はおそらく初めてである。それだけ今大会を盛り上げたのは間違いないだろう。

※関東チャンピオンは4位入賞!「根本 彩加/石川紗葉子」(法政大)
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【2回目の入賞!根本/石川ペア(法政大)】

関東チャンピオンとして優勝候補でもあった「根本/石川」であったが、初日2つのレースで二桁順位を叩き、優勝戦線から脱落したものの、2日目以降はオールシングルにまとめ、4位まで浮上した。
元々ルーキーイヤーは5位入賞したことから、実力はあるのである。団体戦でもこのコンビで出場していることから、今後も成長してくれることは間違いないだろう。


※2年連続の入賞!「高橋友海/松岡嶺実」(早稲田大)
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【今年は5位入賞!高橋/松岡ペア(早稲田大)】

昨年3回のトップフィニッシュで大いに沸かせた「高橋/松岡」であったが、5位入賞と2年連続の入賞となった。正直今年はクルーも大学から始めた松岡だったことから入賞も苦しいかと思われたが、後半戦はトップフィニッシュがあったなど大いに健闘したと思う。
高橋は最後となったが、短期間でここまで成長した松岡の存在は同校にとって大きい。来年のスキッパー次第では、久々の総合優勝も狙える戦力になったことは間違いないだろう。


※こちらもルーキーで6位入賞!「池田 紅葉/稲垣 美穂」(日本大)
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【日大は2チーム入賞!池田/稲垣ペア(日本大)】

中央の岸と同様、ルーキーらしからぬ堅いレース運びでレースを盛り上げた「池田/稲垣」は後半2レースで崩れてしまったものの、6位入賞を果たした。ライバル岸には先着されてしまったものの、この入賞は立派だ。
この選手も女子インカレだけでなく、団体戦でも十分通用する逸材である。もう少し乗り込んだならば、脅威の存在となることは間違いないだろう。是非頑張って欲しいものである。

※470と同様、10位までのスキッパーを見てみると、なんと8人が下級生であり、来年も激戦になることは間違いないだろう。



※女子インカレ総合初優勝に輝いた「慶應義塾大」について
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【総合初優勝の慶應チームのメンバー (左より窪田・阿部・長堀・武井)】

前評判通り絶好のチャンスと思われた慶應義塾大が女子インカレ初優勝に輝いたが、選手はもちろん、関係者の皆さまには心より「おめでとう」と言いたい。

特に同校の部員においては、塾高(男子校)出身が多いことから女子部員は皆無に等しかった。しかし近年ではAO入試の導入により、明らかに変化しつつあった。その最初が長堀友香・阿部七海であり、彼女達の最終学年で優勝できたのは大きいことだろう。

しかもクルーは武井裕子・窪田明莉と大学から始めたメンバーで、経験者と遜色ないレベルまで引き上げ成長したのも見事であった。

但し、ここまでの道のりは長かった・・・。OB会が中心となって「全日本を勝てるチームにする」ことを目標にし、様々な施策を実施してきたことは、私も十分承知している。

その中で一番驚いたことは、他大学OBをコーチとして招聘したことである。どの学生スポーツでもそうだが、(特に)伝統校ではなかなか他大学の血は入れたがらないだろう。五輪代表・佐竹美都子氏(同志社OG)や高校ヨット部コーチも務めたワールドチャンピオン・堤 智章氏(同志社OB)、そして現在のコーチであるスナイプチャンピオン名クルー・上田真聖(福岡大OB)と錚々たるメンバーだ。

共通点としては、近年の全日本インカレ優勝経験校出身だということだ。本人達は「大したことを教えていない」と口々におっしゃるが、そんなことはないだろう。部の体制そのものを変革したのは間違いないのだから・・・その証拠に今年の同校は負けなしに近い戦績である。

まずは女子インカレで全日本チャンピオンを手にした。次は最大目標の団体戦だ。どのような戦いを見せてくれるのかが非常に楽しみである。


※今年の同大会はエントリー数も復活、さらには470級では連覇達成、そしてスナイプ・総合では初優勝校が出るなど実り多き大会となったことは間違いないだろう。
来年は25回大会と四半世紀の節目であることから、両クラス共にフルエントリーとなるよう積極的に女子学生セイラーはこの大会出場を目標とし、精進して頂きたいと思う。


さて、今週末から「江の島全日本インカレ」の出場権を懸けて、水域代表が続々と決定する。(北海道・東北・四国・九州は既に決定)
体調に留意し、学生セイラーは頑張って頂きたいと思う。


以上









2015-09-22 09:00 | カテゴリ:インカレ
※『慶應義塾大』が女子インカレ総合初制覇!
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【穏やかではあったが、総合力が試されるコンディションであった】

インカレ全日本戦線第2弾「日建レンタコムカップ・第24回全日本学生女子ヨット選手権大会」は、葉山沖で実施され、軽・順風域のまずまずのコンディションで予定の全8レースを消化し、閉幕した。

470級ではディフェンディングチャンピオンの松浦朋美/関友里恵(関西学院大)が女子インカレ470級史上4人目の連覇達成。スナイプ級では、阿部七海/窪田明莉(慶應義塾大)が最終レースで逆転優勝となった。

そして注目の総合は『慶應義塾大』が、470級の長堀友香/武井裕子が準優勝、スナイプ級では阿部七海/窪田明莉が優勝と力を出し切り、同校悲願の全日本女子初制覇となり、女子インカレ史上8校目の優勝となった。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終成績】   (37艇エントリー)
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【470級史上4人目の連覇達成!松浦/関ペア(関西学院大)】

①松浦 朋美/関 友里恵  (関西学院大)  27点(3-1-1-5-(15)-5-5-7)
※関西学院大は2年連続4度目の470級クラス優勝!
②長堀 友香/武井 裕子  (慶應義塾大)  36点(4-6-5-4-8-(17)-3-6)
③市川 夏未/永松 瀬羅  (早稲田大)   41点(16-(17)-2-1-3-1-1-17)
④新谷 つむぎ/小松 日向 (日本大)    46点(7-7-(23)-10-1-7-9-5)
⑤林 優季 /木村 沙耶佳 (明海大)    47点(9-9-(16)-2-13-10-2-2)
⑥松田 のどか/牟田 琴美 (日本経済大)  54点(13-3-8-(19)-14-4-4-8)



※【スナイプ級最終成績】 (32艇エントリー)
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【最終レースで逆転、笑顔のフィニッシュ!阿部/窪田ペア(慶應義塾大)】

①阿部 七海/窪田 明莉  (慶應義塾大)  15点(3-2-2-4-2-1-(RET)-1)
※慶應義塾大はスナイプ級初優勝!
②中山 由佳/上田 育美  (日本大)    19点((6)-1-1-2-3-3-3-6)
③岸 祐花 /伊藤 未波  (中央大)    23点((13)-3-3-9-1-4-1-2)
④根本 彩加/石川 紗葉子 (法政大)    38点(4-(15)-14-6-4-5-2-3)
⑤高橋 友海/松岡 嶺実  (早稲田大)   43点(7-(13)-11-1-9-6-4-5)
⑥池田 紅葉/稲垣 美穂  (日本大)    43点(2-5-4-5-7-9-(12)-11)



※【総合最終成績】
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【スナイプ界では名クルーとしても有名である上田真聖コーチを中心に初制覇した慶應チームの皆さん】

①慶應義塾大学      51点(36+15)
※慶應義塾大は総合初優勝!
②日本大学        65点(46+19)
③早稲田大学       84点(41+43)
④関西学院大学      95点(27+68)
⑤明海大学       106点(47+59)
⑥法政大学       121点(83+38)



※【最優秀選手賞】
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【今大会は1年生スキッパーが多数参戦した中で3位入賞は最高成績!岸/伊藤ペア(中央大)】

当大会では「最優秀選手賞」が設けられているが、昨年も申し上げたとおり、現在では敢闘賞的な位置づけであり、従って優勝チーム以外から受賞者が出ることが慣例となっている。

今年の受賞は中央大の「岸 祐花」選手が獲得した。理由としては、1年生ながらトップ2回を含む3位入賞と当レースを大いに盛り上げたからである。元々彼女は実力ある選手だが、1年生で3位になったのは立派である。ある意味、殊勲賞込みでの受賞と言っても過言ではないだろう。


※総括へ続く

2015-09-13 18:30 | カテゴリ:国体
※地元「和歌山県」が圧倒的な強さで天皇杯・皇后杯連覇達成!
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【全種目入賞!連覇を果たした和歌山県選手団の皆さん】

和歌山セーリングセンターで実施されていた『第70回和歌山国体セーリング競技』は、トライアルレースが台風により中止されたものの、まずまずの風に恵まれ、10種目・予定の計60レースを消化し、閉幕した。

国体での最重要ポイントである「天皇杯・皇后杯」の行方は、地元『和歌山県』が、全種目で入賞となり、圧倒的大差で昨年に続き連覇を達成した。

※各種目の入賞者(8位まで)と優勝チームの寸評を簡単に述べてみることにする。

①【成年男子470級】(39艇)

※次世代の五輪候補に名乗りを挙げる
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【激戦の470級を制した「磯崎哲也/中川大河」ペア(福岡)】 ※Manzo magazineより

①磯崎 哲也/中川 大河  (福岡)   12点(5-1-2-3-(8)-1)  
②出道 耕輔/田口 西   (長崎)   15点(2-4-4-(6)-1-4)
③岡田 奎樹/吉田 雄悟  (佐賀)   21点(7-(14)-1-2-9-2)
④市野 直毅/大矢 勇輝  (和歌山)  22点(6-3-(10)-1-5-7)
⑤元津 大地/外薗 潤平  (鹿児島)  24点(1-6-5-(8)-4-8)
⑥河合 龍太郎/小川 晋平 (神奈川)  26点(3-2-(14)-13-2-6)  
⑦村田 俊彦/土井 航平  (広島)   54点(12-10-18-(BFD)-11-3)
⑧加藤 弘章/吉永 琢磨  (滋賀)   54点(4-12-(UFD)-7-18-13)

オリンピックラスであり、国体の花形種目「成年男子470級」を制したのは、昨年学生ながら準優勝の磯崎/中川コンビであった。
2日目に有力チームがUFD・BFDなどで脱落していく中、磯崎/中川とこちらも好調だった出道/田口(長崎)の最終決戦となり、磯崎のトップフィニッシュで文句なしの優勝となった。

このペアは日本経済大OB・現役コンビであり、スキッパーの磯崎はクルーも一流のマルチプレイヤー。それに加えクルーの中川は和歌山県出身(星林高OB)ともあってか、今シリーズ有利に働いたか?

この凄いメンバーの中で優勝できたのは本人達にとってかなりの自信になったことだろうし、東京五輪代表候補に名乗りを挙げたと言えるのではないだろうか?今後の活躍にも期待である。



②【成年男子レーザー級】(44艇)

※若い世代が初代チャンピオンに輝く!

①北村 勇一朗   (静岡)       14点(3-1-3-5-(6)-2)
②永井 久規    (愛知)       15点(1-2-5-3-(8)-4)
③南里 研二    (三重)       19点((8)-5-2-8-3-1)
④瀬川 和正    (鳥取)       22点(7-11-1-1-2-(RET))
⑤樋口 碧     (神奈川)      24点((13)-4-7-7-1-5)
⑥前田 博志    (広島)       27点(6-8-4-4-5-(15))
⑦谷口 斉謙    (和歌山)      30点(2-3-6-11-(12)-8)
⑧大塚 邦弘    (東京)       31点(5-6-(18)-6-4-10)

今年からレーザー級に統一された同クラスでは、国体4勝の実力者・永井久規(愛知)がシリーズリーダーだったものの、最終レースで逆転し優勝したのは、若手のホープ・北村勇一朗(静岡)がレーザー級初代チャンピオンに輝いた。一方、3連覇を狙う南里研二(三重)は、序盤から出遅れ、3位に敗れた。

北村は、ユース時代からシングルハンド一筋のセイラーであったものの、少年時代は強敵に跳ね返されていたが、昨年の全日本インカレ個人戦シングルクラスで優勝、そしてレーザーユースワールドでも健闘し、メキメキと力をつけて今回の優勝だ。しかもオリンピック代表を狙う南里やスペシャリスト永井を破ったのは、価値ある勝利だろう。まさに次世代の五輪候補が誕生した瞬間であろう。



③【成年男子国体ウインドサーフィン級】(40艇)

※国体セーリング優勝記録更新!

①富澤 慎     (新潟)        7点(2-1-(9)-1-2-1)    
②尾川 潤     (和歌山)      12点(1-2-(6)-3-4-2)  
③鳥取 雅嗣    (山口)       20点(8-3-1-2-6-(12))    
④福村 拓也    (愛知)       23点(6-(9)-5-6-1-5)    
⑤黒石 勇次    (大分)       29点(9-(19)-4-5-3-8)    
⑥山本 遼     (大阪)       32点(4-(11)-3-9-5-11)
⑦倉持 大也    (東京)       34点(3-4-14-4-(UFD)-9)
⑧山崎 大輔    (神奈川)      36点((21)-5-2-7-8-14)

既に国体7回の優勝を飾っているリオ五輪代表の富澤 慎(新潟)が2度目の3連覇&8度目の優勝と、自身の記録を更新した。
しかし今回はプレ五輪時の怪我により本調子ではなかったはずである。普通なら五輪へ向けて回避してもおかしくない所を出場したのは、本人にとって重要な大会の位置づけなのだろう。本当に立派だと思うし、是非五輪本番でも好成績を獲れるよう頑張って欲しいと思うのである。



④【成年女子セーリングスピリッツ級】(29艇)

※同級初の3連覇達成!
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【地元で3連覇達成の「宮川 惠子/栗栖 佐和」ペア(和歌山)】

①宮川 惠子/栗栖 佐和  (和歌山)   9点(2-(4)-1-1-1-4) 
②後藤 沙季/岩下 沙織  (大分)   21点(6-8-2-3-(12)-2)
③河合 由香/松原 なぎさ (大阪)   24点(1-2-(16)-8-7-6)
④平岡 沙希/西尾 知美  (鳥取)   24点(7-3-4-(11)-5-5)  
⑤矢口 梨絵/馬渡 凪沙  (神奈川)  25点(5-1-3-5-11-(20))  
⑥山本 佑莉/安田 真世  (福岡)   25点(4-9-(10)-7-2-3)
⑦重 由美子/宮崎 歩美  (佐賀)   34点(3-(13)-9-4-8-10)
⑧高橋 友里/田村 愛子  (広島)   37点(8-6-7-12-4-(15))  

このクラスでは史上初の3連覇を狙う宮川惠子/栗栖佐和(和歌山)は、最終レースを残し優勝と文句なしの勝利であった。
このペアは日大OGコンビであり、宮川は全日本女子インカレでも優勝したことのある実力者。栗栖は地元和歌山県出身(星林高OG)であり、3連覇を達成したのもさることながら、地元で勝利できたことがより嬉しいのではないのか?

今回で一区切りをつけるかと思われるが、是非可能なら来年以降も記録更新にチャレンジして欲しい。本当に見事な優勝であった。



⑤【成年女子レーザーラジアル級】(24艇)

※DNC優勝で初代チャンピオンに輝く!

①多田 桃子    (和歌山)       6点(1-1-1-2-(3)-1)    
②蛭田 香名子   (愛知)       11点((DSQ)-4-3-1-1-2)     
③佐藤 麻衣子   (福岡)       23点(5-5-2-4-7-(16))     
④石川 智香    (千葉)       26点(6-2-8-3-(9)-7)
⑤多田 緑     (佐賀)       28点(2-(9)-6-5-6-9)
⑥村山 仁美    (東京)       28点(3-8-7-7-(10)-3)
⑦池田 紅葉    (神奈川)      29点(14-3-4-6-2-(DSQ))
⑧松永 貴美    (岐阜)       30点(8-7-5-(9)-4-6)

まさに圧勝であった。高いレベルでスコアを安定させ、最終レースを残し優勝を決めたのは地元期待の多田桃子(和歌山)であった。少女SR時代には連覇(2009~2010)を飾っていたものの、意外にも成年になってからは今回が初優勝だったのだ。それだけ周囲の期待値が高いことをお判り頂けるのではないだろうか?
この初優勝を機に世界へ羽ばたいて欲しいと私は願っている。



⑥【成年女子国体ウインドサーフィン級】(22艇)

※4回目の優勝は史上2位の記録!

①小嶺 恵美    (愛媛)        6点(2-1-1-1-1-(3))
②須長 由季    (東京)       11点(1-(8)-2-3-4-1)     
③小菅 寧子    (新潟)       11点((3)-2-3-2-2-2)      
④小島 真理子   (和歌山)      22点((9)-5-6-4-3-4)    
⑤錬石 恵子    (埼玉)       25点(4-3-7-6-5-(10))
⑥堀川 智江    (神奈川)      27点(6-6-5-5-(8)-5)    
⑦太田 真由    (滋賀)       30点(5-(10)-4-7-6-8)
⑧原 百花     (兵庫)       35点(8-4-(14)-9-7-7) 

※3強の争いと思われたこのクラスでは、2010~12年千葉―山口ー岐阜と3連覇を果たした小嶺恵美が4回目の優勝を果たした。
現在彼女は2017年に開催予定の愛媛国体へ向けて愛媛県へ移籍し、規定によりこの2年間は出場できなかったが、早速の優勝。しかも五輪候補の須長やこのクラス5回の優勝記録を持つ小菅を破っての勝利、しかもDNC優勝である。また、2度目の3連覇へ向け来年も活躍するのはほぼ間違いないだろう。



⑦【少年男子420級】

※史上稀に見る名勝負!
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【インターハイに続き二冠達成の「松尾虎太郎(右)/三浦 匠」(山口)】

①松尾 虎太郎/三浦 匠  (山口)   10点(2-1-5-1-(8)-1)   
②高山 大智/中野 翔太  (和歌山)  10点(1-(6)-1-2-1-5) 
③榊原 健人/坂本 大成  (佐賀)   18点(3-2-(10)-5-6-2)
④西村 宗至朗/平井 徳輝 (大阪)   22点(4-4-8-3-(11)-3)
⑤藤野 流星/柴田 桂佑  (福岡)   23点(5-(8)-3-6-5-4)
⑥高宮 豪太/樫本 達真  (神奈川)  24点(6-3-2-7-(10)-6)
⑦加藤 卓 /向口 瑠袈  (岩手)   40点(9-13-(15)-4-7-7)
⑧新田 大貴/原田 聖也  (鳥取)   40点(7-10-(20)-8-4-11)

※インターハイに続き、二冠達成となったのは、2年/1年コンビの松尾/三浦(山口)だった。今回は420ワールド優勝の高山大智/中野翔太(和歌山)が意地をみせ、優位な展開であったが、最終レースの勝負所で松尾/三浦はトップフィニッシュし、高山のフィニッシュを待つことになった。高山は4位以内で優勝だったのだが序盤から遅れ、必死の追い上げをみせる。しかし5番手フィニッシュとなる。この時点で同点だったのだが、タイを解消(カットレースを除く)するとこれまた一緒。従って最終レースで上回った松尾/三浦に軍配が上がる。これはまさに名勝負だろう。

しかし2年生でのインターハイ・国体二冠は、21世紀初頭に活躍した高橋洸志(静岡)や、最大のライバルであった石川裕也(茨城)でも達成できなかった凄い記録である。しかも初代チャンピオンであり、まさにレジェンドとなった。

また敗れたものの、今回の高山/中野は、地元の意地を見せたといえるであろう。今年の彼らは日本の420界いや日本セーリング界にとって新しい歴史を切り開いた選手として拍手を送りたいと思う。是非、オリンピック選手を目指し頑張ってほしい。



⑧【少年男子レーザーラジアル級】

※国体セーリング史上初の中学生優勝!

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【とんでもない記録を達成した「花田義弘」(山口)】

①花田 義弘    (山口)       10点((3)-1-3-2-3-2)
②矢野 伸一郎   (和歌山)      15点(5-(8)-1-7-1-1)
③豊島 以知朗   (広島)       15点(1-(15)-6-3-2-3)
④高山 颯太    (神奈川)      21点(2-2-4-4-(11)-9)
⑤岩城 海都    (鹿児島)      22点((10)-4-2-6-5-5)
⑥杉浦 涼斗    (愛知)       32点(4-6-5-2-(17)-15)
⑦椎木 秀映    (鳥取)       34点(6-3-13-(23)-8-4)
⑧蜂須賀 晋之介  (茨城)       37点(7-9-7-(16)-6-8) 

※2連覇を狙う地元期待の矢野伸一郎(和歌山)は、序盤から早くも優勝戦線から脱落、その中で優勝したのは、な・なんと中学生セイラーの「花田義弘」(山口)であった。トップ1回を含む全て3位以内と最終レースを残し優勝を決めるなど高校生を蹴散らしたのだ。まさに文句なしの偉業達成である。

中学生の優勝となると、山口国体SS級で小泉維吹がクルーとしては制覇してはいるものの、ヘルムスマンとなると史上初の快挙である。写真をみてもお判りの通り、身長は180cmを超える立派な体格であり、将来が期待される選手になることは間違いないだろう。    



⑨【少年女子420級】

※女子でもインターハイに続き、二冠達成!
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【こちらもインターハイ・国体二冠達成の「宇田川真乃/齊藤由莉」(茨城)】

①宇田川 真乃/齊藤 由莉 (茨城)   10点(3-2-(8)-1-2-2)  
②田中 美紗樹/高野 芹奈 (和歌山)  11点(1-1-(OCS)-2-1-6)
③増本 澄子/姫野 紗采  (佐賀)   20点(5-6-2-4-3-(9))
④松本 桃果/多田 彩乃  (香川)   23点(4-5-1-6-(DSQ)-7)
⑤赤嶺 華歩/丸山 南美  (大分)   31点(2-7-(OCS)-12-7-3)
⑥花井 静亜/水谷 遥香  (岐阜)   32点(6-4-5-(13)-5-12)
⑦石井 茜 /盛田 冬華  (千葉)   36点((14)-12-10-5-4-5)
⑧池淵 砂紀/田村 愛海  (鳥取)   39点(9-13-4-3-10-(20))

※男子の松尾/三浦の二冠に続き、女子でも「宇田川真乃/齊藤由莉」(茨城)が最終レースで逆転し、二冠達成となった。
男子同様、今シリーズは田中美紗樹/高野芹奈(和歌山)が完全に上回ってたかと思われたが、最終レースの攻防で明暗がわかれたのだ。特に最終上下でコース取りが運命の分かれ目であった。

このチームはインターハイでも語り尽してしまったので、改めて紹介はしないが、勝負ポイントでは必ず強いレースを見せるのが特徴であり、日を追うごとにレベルアップしているような印象も受けるのだ。
ただ、男子の松尾とは違い、今大会でクルーの齊藤は引退だ。宇田川にとってはここからが正念場である。来年は果たしてどうなるのか?は今から楽しみだ。



⑩【少年女子レーザーラジアル級】

※昨年の雪辱を晴らす!
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【少年女子同級で初代チャンピオンに輝いた「菅沼汐音」(千葉)高校1年生での制覇!】

①菅沼 汐音    (千葉)        9点(1-3-2-(4)-1-2)    
②池田 樹理    (東京)       12点((4)-1-3-3-2-3)    
③荒木 陽菜    (佐賀)       22点(3-2-1-11-(12)-5)    
④佐藤 春菜    (神奈川)      30点((10)-6-10-1-9-4)
⑤新田 そら    (三重)       31点(7-6-(19)-2-10-7)
⑥植田 望裕    (北海道)      33点(6-4-6-(14)-7-10)    
⑦小屋 英美里   (山梨)       34点(2-9-5-13-5-(14))
⑧赤松 里彩    (和歌山)      35点(11-8-8-7-(DSQ)-1)

※昨年も中学生ながらシリーズをリードし「初の中学生制覇なのか?」と話題になった菅沼だが、惜しくも準優勝と涙を呑んだが、今年は強いレースで優勝を果たした。昨年の雪辱を晴らしたと言えるが、まだ高校1年生なのだからその精神力には脱帽である。
男子の花田に続き、凄い選手が出てきたものだ。

彼女は、千葉県内でも学力トップである渋谷教育学園幕張高校に通う才媛であるのも驚きであったが、その頭脳を生かし、セーリングに発揮しているといえるだろう。現在主に4.7で活動しているが、どんどんラジアルに挑戦し、五輪を目指して欲しいと思っているのは私だけでないだろう。是非頑張って頂きたいと思う。



※今大会総括
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JSAFとしても重要視していた転換点ともなった今大会だったが、全60レース全て消化できたことは素晴らしい大会になったのは間違いないだろう。これにはインターハイ・国体連続開催となった和歌山県関係者皆さんの頑張りが大きかったといえるのではないだろうか?これは表彰に値する総合運営だったと思われる事案である。

また、情報ツールはインターハイと同様に満足できるものであった。会場にいなくとも手に取るように把握できるのは本当に素晴らしいと思う。来年以降も引き継いで欲しいと思うのである。

※来年は岩手県での開催となり、セーリング競技は宮古市にある「リアスハーバー宮古」での開催となる。復興した同ハーバーでのビッグレースであることから話題になることだろう。是非成功することを私は願っている。


以上

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2015-09-08 15:30 | カテゴリ:インカレ
学生全日本戦線初戦である「全日本個人戦」は、滞りなく終了し、第二弾である『第24回全日本学生女子ヨット選手権大会』が、シルバーウィーク期間中の9/19~21に女子インカレの聖地「葉山港」を舞台に開催されようとしている。
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【昨年23回大会のレース風景】    ※この記事全ての写真は羽田氏より

この大会は第一回大会より、日建リース工業㈱がスポンサードされている特別なレースとなっている。昨年は様々な問題を指摘させて頂き、その声が届いたのかどうか?は定かではないが、470級は規定数を超える36艇、スナイプ級が32艇のエントリーとなったことは、誠に喜ばしい限りであるし、これならスポンサーに対しても格好はつくことだろう。

※3日間最大8レースで争われるが、今年より個人戦同様6レース成立以上1カットが導入され、より白熱したレースが期待できるであろう。早速展望させて頂くことにする。

※全日本女子インカレ過去5年の優勝チーム一覧
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※この5年間で最も輝いているのは、やはり関西学院大が総合4勝と圧倒しており、現在の女子インカレ界をリードしているといえる。

また昨年、スナイプ級で2人目の連覇となった持田由美子(日本大)がレジェンドの仲間入りを果たしたのは記憶に新しいだろう。



※【470級の展望と解説】 (36艇エントリー)

※470級4人目の連覇達成となるのか?
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【昨年は最終レースで逆転!連覇を狙う・松浦/関ペア(関西学院大)】

昨年大会では混戦模様の470級を制したのは、「関西学院大」の松浦朋美/関友里恵(4年・長崎工業/3年・高松商業)であった。今年も同一コンビで出場であり、470級4人目の連覇を懸けて臨むことになる。先日の全日本個人戦にも出場しており、もちろん今大会も彼女たちがレースの中心になると思われるが、対抗できる勢力を順を追って紹介することにする。

※最大のチャンス到来か?
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【昨年の雪辱を晴らせるのか?昨年準優勝の長堀/武井ペア(慶應義塾大)】

昨年、タイトル獲得目前でありながら逆転準優勝と涙を呑んだ「慶應義塾大」の長堀友香/武井裕子(4年・青山学院/4年・慶應女子)だが、関東春女子インでは準優勝、先日の秋イン(全日本予選)では他を圧倒し、今年は堂々と優勝候補に名乗りを挙げたと言えるであろう。

長堀は全日本個人戦には進出できなかったのは残念だったが、武井は中嶋のクルーとして関東個人戦で優勝しており、自信もついたことだろう。秋インで初優勝した勢いのままに同校初の女子インカレ制覇となるのだろうか?

※今年実績№1コンビは?
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【破竹の勢いで女子インカレ制覇となるのか?市川/永松ペア(早稲田大)】

そして今年突如現れた注目株であるのが「早稲田大」の市川夏未/永松瀬羅(3年・早大本庄/3年・別府青山)だ。春インカレでは長堀を破り初優勝、江の島オリンピックウィークでは松浦を上回る。秋女子インでは長堀に負けはしたものの、先週の全日本個人戦では女子ペア最高の7位と高レベルなのをアピールした。

元々市川は、2009年ブラジルOPワールド出場経験者であり、その選考レースでは現在チームメイトでもあるあの岡田奎樹を破ってのトップ通過を果たした実力者なのである。高校時代はブランクがあったものの、大学入学後はトップレベルの選手達に囲まれ、その素質が一気に開花したといえるのではないだろうか?クルーは様々なレース経験をし、定評のある永松であるのは心強いだろう。一気に優勝候補筆頭に躍り出たのは間違いない。

※三強に続く勢力は?
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【今年は入賞を狙う・新谷/小松ペア(日本大)】

その長堀・市川に続くのが秋イン3位となった「日本大」の新谷つむぎ/小松日向(3年・横浜創学館/1年・別府青山)となるだろう。春インでは結果は出せなかったものの、きっちり3位入賞できたことは、ルーキー小松とのコンビも合ってきた証拠ではないだろうか?その実力を発揮できるのかが上位進出のポイントとなるだろう。

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【今年はさらに上を狙う林/木村ペア(明海大)】

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【昨年は大健闘の又村/澤田ペア(明海大)】

昨年の全日本女子では2艇入賞した「明海大」からは、ルーキーながら昨年4位入賞と健闘した又村 優/澤田しおり(2年・大湊/4年・大島海洋国際)と6位入賞であり、ジュニアワールド2年連続日本代表の林 優季/木村沙耶佳(3年・羽咋工業/3年・磯辺)であるが、今年は上位進出してもおかしくないのだが、決め手に欠ける状況だ。但し、この2艇は力を十分に発揮したならば、波乱も起こせる今シリーズのキーマンであることは間違いないだろう。

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【順風域までならチャンスか?平野艇(同志社大)】

そして昨年5位入賞した「同志社大」の平野若菜/黒木彩花(3年・長崎工業/2年・宮崎第一)だが、平野は先日の全日本個人戦にも出場しており実力者ではあるものの、女子インカレ特有の急造ペアなのは否めない。順風域までなら上位進出は可能であろう。

同じ近北水域からは昨年スナイプで出場し4位入賞した「立命館大」の廣田英恵/西代 周(4年・光/3年・豊中)はどうだろうか?
廣田は同校主将として奮闘しており、この大会を入賞し、団体戦予選へ向けての足がかりにしたいと思っていることだろう。果たしてどうなるのか?


そして私自身が昨年から特に出場して欲しいと思っていたのが「和歌山大」だ。関西予選では松浦に続き2位通過・本田美里/橋本美咲(4年・星林/4年・開智)のレベルは未知数ながら、入賞は狙えるのではないだろうか?後述するスナイプと併せても総合入賞は狙える位置であることから期待してみたい。

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【九州インカレでも活躍している松田/牟田ペア(日本経済大)】

そして470級といえばやはり「日本経済大」の存在は忘れてはならないだろう。今年は団体戦でも女子スキッパー2艇であることもあり、今大会は特に注目される。昨年9位の松田のどか/牟田琴美(3年・本荘/3年・唐津西)と同13位の平岡沙希/矢田奈津美(3年・境/1年・羽咋工業)の布陣であるが、期待するならば松田といったところか?全日本個人戦には出場できなかったが、先月の九州インカレ(全日本予選)では好成績であり、全日本団体戦へ向けてもアピールしておきたい所だろう。

そして、日経大の2艇を破り全日本個人戦進出となったのは「鹿屋体育大」の仲山 好/伊藤愛梨(3年・光/1年・海津明誠)である。昨年は部員不足により出場できなかった仲山だが、高校時代から活躍しており、しかもクルーは昨年のインターハイ・国体上位である伊藤なら間違いなく上位進出可能ではないだろうか?

※ルーキー勢は?
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【ルーキーながらここまでの活躍は立派!足立/馬渡ペア(法政大)】

これだけ強者揃いの中で果してルーキー勢は活躍できるのか?が気になるところだが、先日の全日本個人戦に進出した「法政大」の足立茉莉花/馬渡凪沙(1年・別府青山/2年・七里ヶ浜)や「早稲田大」の元津志緒/岡田香桜(1年・長崎工業/1年・湘南)、そして「日本大」の中山由紀美/宮野菜々(1年・唐津西/1年・磯辺)辺りに期待だが、この中で今年最も好成績なのは足立である。しかも同校は総合優勝へ絡めそうな状況になっていることから要注目であろう。

※【470級結論】

女子インカレではどうしても即席コンビになりがちではあるが、実力的には早稲田・市川、慶應・長堀、関学・松浦の力が抜けているのは事実である。従ってこの三強から優勝チームが出る可能性は高いだろう。

この三強を脅かすとしたら、日大・新谷、鹿屋・仲山、日経大・松田、そしてキーマンに挙げた明海の2艇か?さらに注目としては法政・足立がどこまで上位進出できるのか?であろう。

※【470級エントリー表】
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※【スナイプ級の展望と解説】(32艇エントリー)

※混戦模様なのか?
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続いてスナイプ級の展望に入るが、昨年まではこのクラス2人目の連覇を果たした持田由美子(日本大)が圧倒的な力を見せていたが、昨年大会の470級でもそうだったように、どのチームから解説したら良いのかわからない位、混戦模様であることは明らかである。

まずは今年出場の中で、昨年入賞したチームから語らなければならないだろう。

※総合優勝の為には入賞必須?
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【調子に乗ったらどうなるかわからない?高橋/松岡ペア(早稲田大)】

昨年、3回のトップフィニッシュで6位入賞となった「早稲田大」の高橋友海/松岡嶺実(4年・桐蔭学園/1年・國學院久我山)ではあるが、上記の状況で6位だったことから、いかに出入りが激しかったかはお判り頂けるのではないだろうか?今年の春は9位、秋は6位とライバル達には遅れをとってはいるものの、昨年も似たような状況の中で全日本本番は爆発したのだ。

優勝となると苦しいのは事実だが、少なくとも470級では市川が優勝候補であることもあり、総合を獲る為にはいかに点数が離されないか?がポイントになるだろう。

※470級同様絶好のチャンス!
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【優勝へ一直線!?阿部/窪田ペア(慶應義塾大)】

ここ数年、前述した持田由美子が席巻していただけに、2番手の印象が強かった「慶應義塾大」の阿部七海/窪田明莉(4年・酒田西/4年・横浜国際)だが、今年の春インカレではようやく初優勝し、先日の秋インカレでは敗れはしたものの、僅差の3位と本来持っている力をそのままレースに出せているという印象だ。
全日本は2年次から出場しており、8-7位とあと一歩の所で入賞を逃してきた。今年は入賞はもちろん、優勝を狙える絶好のチャンスであろう。

※夢の1・2もあるのか?
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【いよいよ上位進出となるのか?中山/上田ペア(日本大)】

過去5年間でこのクラスにおいて3回の優勝と存在感を示している「日本大」は、持田の後を引き継ぎ3連覇となるのか?にも注目だ。470からコンバートとなった中山由佳/上田育美(3年・唐津西/2年・宮古商業)は、春インカレではトラブルRETで結果は出せなかったものの、トップフィニッシュがあったなど、インターハイ連覇の実力をようやくみせ、秋インカレでは同点準優勝ではあったが、自信を取り戻せたのではないだろうか?全日本個人戦でも女子スキッパー最高位であり、大いに期待がかかるだろう。

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【ルーキー優勝も十分にありえる池田/稲垣ペア(日本大)】

もう1艇は春インカレのデビュー戦で3位入賞と実力を発揮した昨年の国体シーホッパーSR級チャンピオン・池田紅葉/稲垣美穂(1年・横浜創学館/4年・海津明誠)となるだろう。秋インカレでも5位であり、彼女の実力ならいきなり優勝してしまうこともありうる逸材である。

両艇のクルーは連覇した持田のクルーを務めた稲垣・上田であるのは相当なアドバンテージだ。ひょっとすると夢の1・2なんてこともあるかもしれない期待の布陣である。

※今年は勝負の年か?
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【初タイトルは自信になったか?根本/石川ペア(法政大)】

秋インカレでは日大の中山と同点ながら初タイトルを獲得した「法政大」の根本彩加/石川紗葉子(3年・磯辺/3年・磯辺)もこのタイトルを獲れる絶好のチャンスだろう。このコンビも3年目であり、一昨年のルーキーイヤーはいきなりの5位入賞、昨年は振るわなかったものの、今年は一味違うのが一目瞭然である。元々このペアは高校時代から気心知れた仲であり、その点も最大の武器となるのではないだろうか?

※総合連覇の為には・・・?
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【どこまで上位進出できるのか?相澤/川村ペア(関西学院大)】

昨年初出場ながらトップフィニッシュもあったなど10位と健闘した「関西学院大」の相澤こずえ/川村凪咲(3年・塩釜/3年・新湊)は、同校連覇の為には重要な存在であることは間違いないだろう。関西予選ではトップ通過、全日本個人戦にも出場しているが、優勝を狙うとなると苦しいのは事実か?それでも混戦模様の中であるからして、チャンスがない訳ではない。果してどうなるのか?

※今シリーズ一番怖い存在なのか?

昨年の全日本個人戦では女子スキッパー最高位の10位とブレイクし話題になった「和歌山大」の笹川莉菜/高竹瑞恵(3年・新湊/2年・広島皆実)は初出場ながら要注目のチームだ。昨年も出場していれば入賞以上が確実だっただけに残念であった。しかし今年の和大は470と併せて計4艇出場と総合も狙える状況なだけに、このチームの活躍は重要となることだろう。

※スキッパーでの実力はいかに?
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【今年はスキッパーに挑戦!仲山 景(鹿屋体育大)】

昨年はクルーで出場し、3位入賞と活躍した「鹿屋体育大」の仲山 景/此上友唯(3年・光/1年・星林)は、スキッパーでの実力は未知数であるのだが、クルー時のコース取りには定評があり、それを生かせたなら上位進出も可能か?今年の鹿屋は双子姉妹が両クラスでスキッパーと何かと話題になりそうだ。

※ルーキースキッパー勢は侮れない?
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【スナイプでのキーマンは彼女達なのかも?岸/伊藤ペア(中央大)】

前述した日大の池田を春インカレでいきなりの準優勝、関東個人戦でも上回った「中央大」の岸 祐花/伊藤未波(1年・相模原中等教育/2年・宮古)には要注目だ。秋インカレでは入賞とはならなかったものの、実力を発揮できれば波乱を起こせるチームであることは間違いないだろう。

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【混戦ならば・・・?花本/千葉ペア(明海大)】

さらには秋インカレで4位入賞と健闘した「明海大」の花本菜美/千葉真由子(1年・聖光/4年・気仙沼向洋)も上位と遜色なかったことから、期待のチームであることは間違いないだろう。どこまで持っている力を発揮できるのか?がポイントであるが、要注目である。


※【スナイプ級結論】

ここまで有力チームを挙げてきたが、どのチームも甲乙つけがたく、混戦&大激戦になるような気がする。しかし優勝に近いのはやはり慶應・阿部、日大・中山、法政・根本となるのではないだろうか?但しレース展開によっては、上記で紹介したチームなら優勝のチャンスは大いにあり、記憶に残るレースとなることは間違いないだろう。


※【スナイプ級エントリー表】
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※【総合展望&結論】

※全日本女子初制覇となるのか?
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【全日本女子の470・スナイプ・総合3本の優勝旗と最優秀選手賞計4本の旗が用意され豪華!】

各校、470・スナイプ上位一艇ずつの合計得点で争われる「総合」の対象は15校あり、優勝はどこが近いのかを考えると非常に難しい。しかしスナイプで大混戦になりそうなことから、上位進出の可能性があるチームを見ていくと?

慶應義塾大、日本大、法政大、早稲田大、明海大、中央大、関西学院大、和歌山大、鹿屋体育大の9校であり、これに470級の有力校をあてはめてみれば、非常にわかりすいのではないのか?

となると470級の3強は慶應、早稲田、関学であるからして、この3校に加え、両クラス上位の可能性が高い日大までが優勝候補となるだろう。さらにこの中から優勝に最も近いのは慶應となるのではないだろうか?

同校初の全日本女子制覇となるのか?また、入賞争いも熾烈となりそうだ。

しかし470級のみで出場している日経大・同志社などが上位進出の状況になると、さらなる混戦に拍車がかかることだろう。

ただ今年からはカットレースが設けられたことから非常に僅差の勝負となることは間違いないだろうし、一つのミスが大きく勝敗に影響するのではないだろうか?と私は思う。


※史上稀に見る大激戦が予想される今大会は見逃せない!女子学生セイラーの健闘をお祈りしております。


以上

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【優勝チームに贈られるダイヤモンドネックレス】