2017-05-16 11:00 | カテゴリ:インカレ
※早稲田大が逆転総合優勝!

今年度を占う、最初の学生ヨットの大レース関東学生ヨット春季選手権大会は、5/14~15に決勝シリーズが開催。初日は大雨のコンディションで1レース、最終日は順調に4レース、計5レースで決着した。
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【雨が上がった2日目のスタートシーン】

注目の総合は、全日本三連覇中の王者・早稲田大が、苦しい展開ながらも最終レースで逆転し、春インカレ3年ぶりの総合優勝に輝いた。

※入賞校は以下の通りである。



※【470級最終結果】 (15校)

※チームレースに徹した勝利!

①早稲田大    120点(35-21-29-14-21)
(岡田奎樹/深田龍介・秦 和也、元津志緒/永島慶也、田中美紗樹/岩井俊樹)
※早稲田大は4年ぶり11度目の470級優勝!
②慶應義塾大   156点(29-15-27-37-48)
③明海大     157点(9-40-37-46-26)
④法政大     157点(28-43-24-25-37)
⑤日本大     162点(39-31-26-34-32)
⑥中央大     198点(36-41-42-37-42)

※【参考】個人成績ベスト6
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【明海大のエースに成長した楠瀬/玉井ペア(明海大) 楠瀬は高校時代、榊原隆(中央大)のクルーでインターハイデュエット優勝の実績を持つ。岡田奎樹・榊原隆の偉大な先輩達を上回った】

①楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)  13点(1-1-2-5-4)
②榊原 隆太郎/岩田 慧吾 (中央大)  23点(3-7-5-7-1)
③田中 美紗樹/岩井 俊樹 (早稲田大) 31点(10-3-4-11-3)
④岡田 奎樹/深田 龍介  (早稲田大) 33点(13-2-3-2-13)
      /秦 和也
⑤柳内 航平/出口 廣智  (慶應義塾大)40点(8-6-9-3-14)
⑥永井 涼介/盛田 冬華  (法政大)  41点(4-12-1-12-12)



※【スナイプ級最終結果】(14校)

※完璧な優勝!

①慶應義塾大    83点(9-12-13-21-29)
(越川智博/片山拓哉、太中 賢/関口舜一、小澤 駿/畠 広樹)
※慶應義塾大は3年連続7度目のスナイプ級優勝!
②早稲田大    110点(18-14-46-13-19)
③中央大     179点(58-34-15-46-26)
④日本大     234点(92-28-41-40-33)
⑤明治大     270点(55-41-65-55-44)
⑥明海大     278点(45-62-59-48-64)

※【参考】個人成績ベスト6
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【トップフィニッシュはなかったものの、安定したスコアで個人成績トップの太中/関口ペア(慶應義塾大)】

①太中 賢 /関口 舜一  (慶應義塾大)21点(4-2-2-9-4)
②岸 祐花 /斎藤 健斗  (中央大)  22点(7-6-5-3-1)
③小澤 駿 /畠 広樹   (慶應義塾大)27点(3-1-1-8-14)
④永松 礼 /川上 健太  (早稲田大) 27点(1-14-11-2-9)
      /神宮 泰祐
⑤井嶋 博之/村上 義龍  (日本大)  30点(6-5-3-11-5)
⑥松尾 虎太郎/坂上 宗輝 (早稲田大) 30点(5-3-8-6-8)



※【総合成績】 (11校対象)
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【春インカレは3年ぶりの総合優勝、早稲田大チーム。全日本四連覇へ向け好スタート!?】

①早稲田大     230点(120+110)
※470級(岡田奎樹/深田龍介・秦 和也、元津志緒/永島慶也、田中美紗樹/岩井俊樹)
※スナイプ級(永松 礼/川上健太・神宮奉祐、入江裕太・岩月大空/三宅功輔、松尾虎太郎/坂上宗輝)
※早稲田大は3年ぶり9度目の総合優勝!
②慶應義塾大    239点(156+83)
③中央大      377点(198+179)
④日本大      396点(162+234)
⑤明海大      435点(157+278)
⑥法政大      471点(157+314)

※各クラス入賞校はシード校となり、秋に開催される「第84回関東学生ヨット選手権大会」の予選シリーズが免除される。



※【レース回顧】

5/13(土)  天候・雨   最高気温 20度


決勝初日、大荒れの予報となっていたが、葉山沖は全くといっていいほど風がない。一度ハーバーバックし、15時過ぎに5m/secの風が入り、ようやくレースが始まる。

470級では、いきなり1-2-5の8点と会心のレースをみせた明海大が暫定首位。法政が健闘の2番手、慶應が3番手、注目の早稲田はレースプランが微妙に狂い、4位スタートと意外なオープニングであった。

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【第①レーストップフィニッシュの永松/川上ペア(早稲田大)】

スナイプ級では2度のゼネリコで日大2艇、中央1艇が失格。初っ端から優勝戦線脱落と、まったくもってお粗末なレース排除であった。そんな中で慶應が2-3-4の9点と完璧なレースで首位、早稲田が1-5-12の18点で続き、明らかに力の違いをみせつけるのであった。

たった①レースではあったが、早くも総合は慶應、早稲田の様相となる。しかし470級は明海・法政の頑張りもあり、非常に興味深い展開である。


5/14(日)  天候・曇り  最高気温 20度

雨も上がり、風速もまずまずとなった最終日。順調に4レース実施された。


第②レース、470級では慶應が4-5-6の15点と完璧なレースをみせ、明海を逆転、暫定首位に立つ。4点差で明海、早稲田は2-3-16の21点とまずまずのレースで首位とは8点差の3位となる。

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【第②・③レース連続トップフィニッシュの小澤/畠ペア(慶應義塾大)】

スナイプ級では首位慶應がまたしても1-2-8と完璧なレース、2位早稲田も3-4-7のオールシングルと対抗、僅か9点差と大激戦。3位以下は既に大きく離れており、レベルの違いが顕著であった。

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【第③レーストップフィニッシュの永井/盛田ペア(法政大)】

第③レース、470級では、首位慶應は6-9-12の27点とまずまずのレースに対し、追い上げる早稲田は3-4-22の29点と岡田、田中は上位に来るものの、元津の調子がいま一つだが、それでも10点差とまだ射程圏内。明海も楠瀬がここまで1-1-2と好調なこともあり、3位後退となったが、首位と11点差と優勝は狙える位置であった。

スナイプ級では慶應の勢いが止まらない。またしても1-2-10の12点と完璧なレースをみせたのに対し、2位早稲田は8-12-27の47点と不覚のレース。ここまでトータルは慶應34点、早稲田78点と既にダブルスコアの差。またこのレース、4-5-6のグッドレースとなった中央が3位と見せ場を作る。

ここまで総合の慶應・早稲田との差は58点。残りレースを考えると早稲田は苦しくなったと思われたが・・・。

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【第④レース、元津/永島のトップフィニッシュ。岡田艇がしっかりガード】

第④レース、470級では14点差を追う早稲田は、1-2-11の13点とようやくエンジンが掛かってくる。しかもトップフィニッシュはここまで調子の上がらなかった元津と逆転優勝へ希望が見えてくる。一方、慶應は3-15-19の37点とついに首位を明け渡してしまう。

スナイプ級では慶應が4-8-9の21点に対し、早稲田も2-5-6の13点と意地をみせるも、8点しか縮まらず、余程のことがない限り、慶應のクラス優勝は濃厚になる。

このレースで総合は慶應が首位を守るも、2位早稲田とは28点差。時間的に残りは1レースが濃厚とあって、早稲田の逆転は苦しいと思われたが・・・。

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【第⑤レーストップフィニッシュの岸/斎藤ペア(中央大) 岸は女子スキッパーながらも他2艇を牽引する実力者】

そして最終となった第⑤レース、スナイプ―470の順でスタートし、スナイプ級では首位慶應は4-11-14の29点と今シリーズワーストスコアも見事クラス制覇となる。2位早稲田はクラス優勝は厳しくなったが、総合逆転の為には少しでも縮めておきたい所である。
そんな重要な局面で2-8-9の19点に抑え、この時点で総合は18点差まで縮まる。

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【まず大きなスコアは叩かない、田中/岩井ペア(早稲田大)】

そして470級では、ようやく首位に立った早稲田は、女子スキッパー田中・元津が3-5、エース岡田も13位の21点に抑え、クラス優勝。ところが慶應はこの局面で9-14-25の48点を叩いてしまう。従って早稲田は逆転総合優勝と劇的な幕切れであった。

470級3位争いは、慶應に1点差まで迫った明海・法政が同点。楠瀬の連続トップが決め手となり、明海3位、法政が4位となる。スナイプの3位は大きく離れたものの、中央が3位の結果となった。

※以上簡単であったがレースを振り返ってみた。



※早稲田・慶應の差は?
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【団体戦でにおけるリーダーらしい計算し尽くされた走り岡田/深田ペア(早稲田大)】

470級は早稲田が序盤苦しみながらも最後はきっちり逆転。最初のレースこそ失敗レースとなってしまったが、同じような順位だった所をみればレースプランがきっちり共有されているのが良くわかる。さらには絶大なるリーダー岡田艇は今回派手なレースはなかったが、他2艇の動向をしっかり把握し、計算し尽くされた優勝だったのではないのか?と私は見ていて強く感じたのである。

両クラス共に3番艇のレベルアップが課題とはなったが、スナイプではルーキー松尾虎太郎も活躍し、昨年よりは良いスタートといえるのではないだろうか?


スナイプ級は慶應が三連覇となったが、今年はスキッパー陣は総入れ替えだったのにもかかわらず、この強い勝ち方は立派である。この要因はクルー陣によるところが大きいだろう。片山拓哉、関口舜一、畠 広樹がそれぞれのスキッパーを牽引する。これが本来の理想系である。春の段階でこうなのだから、秋にはどうなってしまうのか?非常に楽しみである。

470も十分健闘したが、明海・法政に追いつかれた所をみると点数的にみれば大きな差ではなかったものの、レベルアップが必要ではないかと感じるのであった。

※今年も早・慶が中心となるのがはっきりしたが、戦力的に整っている470の明海・法政・中央、スナイプの中央、そして今回は不本意なレースで全く見せ場がなかった日大と、どこまで巻き返せるか?が楽しみである。

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【シード権獲得とはならなかったが、十分全日本出場レベル!好成績の菅原/浅川ペア(東京大)】

また展望でも気になっていた今年の全日本出場枠である8位以内に470級では昨年も出場した千葉大が8位、東京大が9位。スナイプ級では東京大が7位、法政大が8位とこの辺りが一歩リードしているように見える。特に東大は経験者も数名おり、期待できる状況ではないのか?

※春のシリーズは終了し、次回は6月下旬の関東学生ヨット個人戦である。今年からは関東の全日本出場枠が広がる。是非とも頑張ってほしい。


以上



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2017-05-11 00:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
GW期間中のレースも終わり、約1ヵ月後には高校生にとっては最も重要な「インターハイ予選」の季節となる。各水域予選の日程は以下の通りである。
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【昨年57回大会熱戦の様子】

※尚、今年は各水域のインターハイ出場枠が変更されているので、それも併せて添付させて頂く。

※【各水域インターハイ予選 日程一覧】
29インターハイ予選

※【各水域別インターハイ出場枠一覧】
枠数改正

※平成26~28年度の水域大会出場数などを基に改正されている。今年でFJ級は廃止されるが、来年の枠数も既に決定されている(今年は省略)
是非とも悔いの無いよう頑張って頂きたい。


以上

2017-05-08 22:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
春休みに続き、例年通りGW期間中にも多数のレースが開催。高校生にとっては約1ヶ月後に各水域で開催される「インターハイ予選」の前哨戦として、またワールド代表を懸ける注目の大会もあり、大いに盛り上がったことだろう。4大会連続で結果をお伝えしていこう。



①【稲毛ウィーク】(5/4~5/6・稲毛ヨットハーバー)
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【オールラウンドの風域となった稲毛ウィーク】

※【420級最終結果】 (15艇)

※三つ巴の争い
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【優勝した小田島/森ペア(逗子開成)】

①小田島 佑門/森  樹  (逗子開成) 14点(2-4-1-2-1-2-(6)-2)
②谷  望 /松島 広輔  (稲毛)   20点(1-1-2-4-5-6-1-(UFD))
③櫻井 香 /後藤 楓   (土浦日大) 22点(4-8-3-1-3-1-2-(UFD))
④木村 境吾/伊藤 澪史  (宮古商業) 24点(3-3-5-(6)-2-4-4-3)
⑤沖本 航太朗/大野 達也 (逗子開成) 25点(5-2-4-3-(7)-3-7-1)
⑥塩谷 善太/木下 健太郎 (富山県連) 44点(6-7-6-7-(8)-5-8-5)

※2014年までは「東日本FJ」として開催されていたこの大会は、リニューアルして3年目となるも、420級においては関東選抜上位が全てJOC出場とあって、参加艇数は少なくなってしまったが、関東選抜5位の小田島/森(逗子開成)、同6位で女子優勝の櫻井/後藤(土浦日大)、関東選抜は不参加だったが、昨年インターハイ出場の谷/松島(稲毛)3つ巴の優勝争いとなる。

小田島は終始安定したスコアでまとめ、2艇を振り切り優勝となった。

※【FJ級最終結果】  (20艇)

※今年も女子ペア優勝の快挙!
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【インターハイでの上位進出に期待!優勝の工藤/三浦ペア(宮古商業)】※FBより

①工藤 紗弥/三浦 ありさ (宮古商業) 12点((4)-4-1-2-1-3-1)
②森 涼太 /遠藤 知洋  (逗子開成) 23点((14)-6-2-1-9-1-4)
③大坂 勇二/小柴 涼摩  (磯辺)   24点(2-3-3-5-(6)-6-5)
④伴 夏寿実/伊藤 美雪  (磯辺)   25点(3-5-5-3-3-(12)-6)
⑤佐々木 祐哉/千田 直人 (宮古商業) 27点(6-2-4-7-5-(8)-3)
⑥八鍬 佑樹/大久保 拓海 (逗子開成) 29点(1-1-(UFD)-UFD-2-2-2)

※霞ヶ浦・慶應勢が不参加の中で、上位と見られていた八鍬/大久保(逗子開成)は、初日1-1の好スタートを切るも、2日目に痛恨の連続UFDで脱落。

代わって首位に立ったのは、昨年インターハイ7位の女子ペア・工藤/三浦(宮古商業)であった。トップ3回を含む、2位とはダブルスコアの差をつけ快勝。昨年の仲/鈴木(霞ヶ浦)に続いて2例目の快挙となった。



②第33回全国高校選抜鳥取大会(5/4~6・境港公共マリーナ)
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【境港ならではの強風域でのレースとなった】※鳥取県セーリング連盟より

※【420級最終結果】 (11艇※オープン含)

※強風域で女子ペアが優勝!
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【近畿勢の上位は間違いない・河上/岡村ペア(芦屋)】

①河上 愛弓/岡村 保乃加 (芦屋)   24点(2-(7)-4-4-3-3-5-3)
②日野 ひより/福田 ゆい (鳥取セ連) 38点(7-6-8-(9)-5-4-2-6)
③林 豪也 /内田 大陸  (聖光)   40点(4-4-7-8-9-(OCS)-7-1)

※かつてはこの大会には近畿・中国・四国勢が集結した盛大な大会であったが、420級がインターハイで採用されてからは激減してしまった。

レースの方はオープン参加であったが、昨年の全日本女子インカレ優勝の山本佑莉が圧倒し、高校生セイラーは勉強になったのでは?高校生最上位は女子ペア・河上/岡村(芦屋)がびわこウィーク入賞に続き、優勝を果たした。強風域のレースだっただけに素晴らしかったのではないのか?

※【FJ級最終結果】  (13艇)

※びわこに続き連勝!
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【連勝は見事!小西/東郷ペア】

①小西 健治/東郷 郁也  (芦屋)   17点(1-3-3-1-(5)-6-1-3)
②高原 成功/竹澤 千里  (邑久)   20点(2-2-4-4-2-4-(6)-2)
③森重 新那/井上 笑里  (芦屋)   20点(3-4-2-3-(6)-2-2-4)  

※FJ級では中国大会の前哨戦+芦屋勢が参加となったが、びわこウィーク優勝の小西/東郷(芦屋)が、昨年インターハイ出場の高原/竹澤(邑久)を振り切り優勝となった。



③中部420・FJ級選手権(5/5~7・海陽ヨットハーバー)
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【良い風の中実施された中部420・FJ選手権】※愛知県ヨット連盟より

※【420級最終結果】 (18艇)

※碧南勢強し!

①杉浦 涼斗/山田 大夢  (碧南)    6点((3)-2-1-1-1-1)
②杉浦 春香/稲吉 風生  (碧南)    9点(1-1-2-(3)-2-3)
③磯貝 優介/水野 椋太  (碧南工業) 15点(2-4-3-2-(DNF)-4)
④相羽 航平/森田 康堤  (半田)   18点(5-(6)-4-4-3-2)
⑤舘 優真 /森 隆仁   (津工業)  33点(7-8-5-7-(DNF)-6)
⑥牛田 遼 /辻 凱斗   (相良)   39点(9-11-9-5-(DNF)-5)

※【FJ級最終結果】  (19艇)

※同点決着!

①鈴木 三史朗/石川 魁人 (碧南)    7点(1-1-2-(3)-3)
②都築 峻也/杉浦 航大  (碧南工業)  7点(2-2-(5)-1-2)
③湯ノ口 貴大/三浦 裕玖 (半田)   11点(4-3-3-(5)-1)
④川村 龍希/山本 虎太郎 (津工業)  16点(3-4-1-8-(DNF))
⑤黒川 琴音/清水 絢佳  (碧南)   19点(5-6-4-(7)-4)
⑥杉本 凌我/鏡 龍愛   (熱海)   21点(6-5-6-4-(7))

※東海インターハイの前哨戦といえる「中部420・FJ選手権」は、無風ノーレースとなった2日目を除き、良い風の中で実施。
420級では、前半ワールドの権利を獲得してる女子ペア・杉浦/稲吉(碧南)がリードし、ここも女子ペアが優勝してしまうのか?と期待したが、最終日の強風域で男の意地を見せた杉浦/山田が逆転優勝を果たす。

FJ級でも碧南セーリング勢の争いとなり、昨年インターハイ6位入賞の都築/杉浦(碧南工業)を同点ながら上回ったのが、鈴木/石川であった。

今年の東海大会は大激戦の予感がする。そんなことを感じさせるシリーズだったのではないのか?



④JOCジュニアオリンピックカップ(5/5~7・佐賀県ヨットハーバー)
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【ヤフーニュースでも取り上げられた今年のJOC】 ※Manzou Magazineより

そして最後は「唐津JOC」である。今年は各クラスのワールド選考だけでなく、最上位チームはユースのオリンピックである「ワールドセーリングユース世界選手権」(12/9~16・中国Sanya)の出場権も設定されたことから、国内外から過去最高の163艇が集結。熱戦が繰り広げられた。

※【420級最終結果】 (73艇)

※最上位の争いを制す!
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【今年は俺達の出番だ!激戦を制した蜂須賀/狩野ペア(霞ヶ浦)】

①蜂須賀 晋之介/狩野 弁慶(霞ヶ浦)   19点((20)-3-10-1-1-2-2)
※WSユースワールド・420ワールド出場権獲得!
②Otto Henly/Rome Feattherstone(AUS)35点(9-9-5-4-7-(17)-1)
③小泉 凱皇/河村 諒   (光)     37点((24)-6-3-2-3-3-3-20)
④尾道 佳諭/三浦 匠   (光)     42点(2-7-8-19-5-1-(30))
⑤Koh Yi Nian/Wong Riji  (SIN)    44点((35)-2-11-8-4-14-5)
⑥河崎 聖 /永田 魁   (羽咋工業)  55点(5-5-(30)-3-17-8-17)
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⑪Laura Harding/Elenaor Grimshaw(AUS)93点 ※女子ペア最高位
24中山 由菜/高田 彩良  (玄海S.C) 145点 ※日本女子ペア最高位・WSユースワールド代表内定

※420ワールドを狙うチーム、またはユースワールドを狙うチーム、それぞれ思惑が交錯する中で、これまで420ワールドの権利を獲得しているのは・・・

【オープン】
・蜂須賀 晋之介/岩村 直弥(東日本)
・西村 宗至朗/蔵田 翔也 (全日本)
・本多 佑基/上田 健登  (西日本)
【女子】
・杉浦 春香/稲吉 風生  (東日本)※今回不参加
・原田 小夜子/今村 瑠菜 (全日本)※今回不参加
・長岡 叶子/森 七海   (西日本)

となっており、今大会では各クラス上位2チームずつ、これに加えU-17オープン・女子1艇ずつが代表権獲得となるのだが、初日から風速が上がらず、非常に難しいコンディションとなり、いきなり出入りの激しいレースとなる。

初日はユースワールド出場に燃える尾道/三浦(光)が首位。2日目は既に29erクラスでユースワールド出場が決まっている小泉/河村(光)が首位に立ち、調子が上がってきた蜂須賀/狩野(霞ヶ浦)が1点差の2位、そして尾道/三浦は首位と7点差の3位で最終日を迎える。

(※2位に上がってきた蜂須賀は既に権利を獲得はしているものの、狩野がクルーではなかった為、この大会に勝負をかけている。また光2艇は既に420ワールドは出場しないことを明言していた)

第⑥レースでは、尾道-蜂須賀-小泉で決まり、小泉・蜂須賀は同点。そして最終となった第⑦レース、蜂須賀は2位フィニッシュ、小泉・尾道両艇共に大きく後退、したがって蜂須賀/狩野が優勝となる。蜂須賀は昨年インターハイ4位、国体準優勝の実力者ではあったものの、ビッグタイトルまでにはなかなか手が届かなかったが、特にOPワールドにも一緒に出場したことがある昨年のインターハイ・全日本二冠の西村宗至朗(今回7位)にはなかなか勝てなかったが、ついに上回ってのタイトル獲得となった。

高校生にとっては、これからが本番であるインターハイ・国体戦線はさらに熱くなるのは間違いないだろう。

女子においては全体的にやや低調だったが、地元玄海セーリングの中山由菜/高田彩良が最上位となり、ユースワールドの権利を獲得した。

※【FJ級最終結果】(19艇)
松本
【このメンバーの中では実力最上位!松本/森江ペア(高松工芸)】

※圧勝!

①松本 諒 /森江 勇哉  (高松工芸)   7点(2-1-1-1-1-1-(8))
②深江 哲平/中村 海一  (日南振徳)  14点((10)-3-2-2-2-4-1)
③蝉川 郁哉/太田 大樹  (高松工芸)  32点(1-4-12-9-(DSQ)-2-4)
④松尾 翔介/阪井 遼   (和歌山工業) 35点(8-6-4-6-4-7-(14))
⑤中山 喬皓/平野 拓也  (石川セ連)  36点(5-9-(UFD)-7-3-6-6)
⑥村川 麻彩/米崎 莉花  (香川セ連)  42点(3-(UFD)-3-4-UFD-3-9)

※5回のトップフィニッシュと他を圧倒、優勝したのは高松工芸の松本/森江であった。松本は昨年のインターハイでは420級で出場し、強豪揃いの中6位入賞と実力者である。今年はFJで勝負なのか?九州選抜優勝の深江/中村(日南振徳)をダブルスコアの大差をつけたともなれば、全国戦線の上位に名乗りを挙げたと言っても過言ではないだろう。

女子では2度のUFDで6位とはなったものの、レース内容は明らかに上位の村川/米崎(香川県ヨット連盟)が女子最上位となり、今後にも注目であろう。


※【レーザーラジアル級最終結果】(42艇)

①鈴木 義弘   (光)       16点(1-3-(BFD)-1-2-1-8)
②小屋 英美里  (YMFS葉山)    40点(6-4-(16)-8-8-7-7)
③西尾 拓大   (桐蔭)      46点(10-7-5-4-6-14-(16))
④赤松 里彩   (桐蔭)      46点(5-11-(BFD)-5-5-8-12)
⑤広瀬 翔大   (YMFS葉山)    49点(14-5-8-6-7-9-(23))
⑥菅沼 汐音   (渋谷教育学園幕張)50点(7-12-6-11-4-10-(15))

※2位は国体成年女子連覇の多田桃子だったが、オープンなので除外

ユース上位陣だけでなく、海外勢や成年国体連覇の経験がある多田桃子・冨部柚三子を加え、大激戦というより乱戦気味だったレーザーラジアル級。その中で国体少年男子連覇中の鈴木義弘(光)だけが上位で安定し、圧勝!WSユースワールドの代表に内定した。

女子では一昨年和歌山国体で優勝の菅沼汐音や、昨年岩手国体で準優勝の赤松里彩、そして2年連続国体入賞の小屋英美里の争いとなったが、小屋が僅かながら振りきり、鈴木と同様に代表権を獲得した。

※4.7クラスは省略させて頂きます。




※大会の整理、格付けを行うべきでは?

※各地で熱戦が展開されたが、JOC以外3大会の行く末が気になる。来年からインターハイではFJ級が廃止されることから、さらにエントリーは少なくなっていくことだろう。しかし全てが世界を目指している訳ではないから、インターハイ予選の前哨戦としては重要な大会であることは間違いないだろう。

そこで提案、JOC関係者には怒られてしまいそうだが、ワールドユース選考の最高峰の大会と位置づけをし、参加資格の制限を行ったほうが良いのではないだろうか?(但し九州勢は出場大会がなくなってしまうので、そのままで良いかと思われる)
そうすれば、他3大会のエントリーはそれなりになるのでは?

420ワールド・WSユースワールドの開催時期が毎年違うので、大会設定が非常に難しいのはわかっているが、一度整理したほうが良いのではないのか?(はっきり言って全日本・東日本・西日本だけで良い)

(例)
全日本・東日本・西日本の順位・ポイントなどを基に選考、それぞれ最大男女30~40艇がJOC進出。JOC優勝にはWSユースワールドの権利。また男女それぞれ1~7位が420ワールド進出で良いのでは?

そう思うのである。


さて、1ヵ月後には高校生にとって一番重要な大会となる「インターハイ予選」の時期に突入する。是非とも頑張ってほしいし、悔いのないよう、万全の構えで臨んで頂きたい。


以上


2017-05-02 05:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレのオープニングレースである「女子レース」が実施され、熱戦が展開された。全レースは消化できなかったものの、オールラウンドの風域で④レース決着。
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【スナイプ級のスタートシーン】

注目の総合は日本大スナイプがパーフェクト、470級も僅差の2位と圧勝。昨年春から総合4連勝となり、今年も好調な滑り出しとなった。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】 (20艇)

※法政470、12年ぶりの制覇!
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【今年は私達の出番!とばかりに、優勝した赤嶺/馬渡(法政大)】

①赤嶺 華歩/馬渡 凪沙  (法政大)  13点(7-3-2-1)
②中山 由紀美/工藤 彩乃 (日本大)  15点(4-8-1-2)
③又村 優 /青木 美優  (明海大)  16点(3-4-4-5)
④足立 茉莉花/盛田 冬華 (法政大)  19点(8-5-3-3)
⑤鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)  25点(1-1-15-7)
⑥宮野 菜々/山下 美紅  (日本大)  26点(6-10-6-4)

※好調な滑り出しを見せたのは、鍋岡/戸井(明海大)だったが、吹き上がった第③レースで無念の沈。一気に脱落となってしまう。この時点での優勝争いは又村/青木(明海大)、赤嶺/馬渡(法政大)、中山/工藤(日本大)がそれぞれ一点差で第④レースに注目が集まる。

このレースで①マークトップだったのは中山/工藤、そして赤嶺/馬渡が続いたが、又村/青木は若干遅れる。このままいけば中山、赤嶺両者同点となるが、赤嶺が意地を見せ、逆転トップフィニッシュ、首位に立つ。第⑤レースはさらに風は吹き上がり中止、見事初タイトルに輝いた。

ちなみに法政470優勝は実に久しぶりで、2005年春優勝の高橋礼子/鎌田奈緒子以来12年ぶりの制覇となった。また足立/盛田も4位とそれぞれコンビネーションも合っており、全日本へ向けても期待できるレース内容だったといえるであろう。



※【スナイプ級最終結果】 (16艇)

※パーフェクトで4連勝!
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【新たな伝説をつくれるか?池田/林(日本大) 本当に強かった】

①池田 紅葉/林 佳奈   (日本大)   4点(1-1-1-1)
②花本 菜美/仁杉 衣里  (明海大)  11点(3-3-2-3)
③荒木 陽菜/岸 祐花   (中央大)  15点(5-5-3-2)
④元津 志緒/松岡 嶺実  (早稲田大) 16点(2-6-4-4)
⑤佐藤 春菜/伊藤 七瑠  (法政大)  26点(6-2-10-8)
⑥北林 妙恵子/松山 暁  (法政大)  27点(4-4-6-13)

※初日の微風域、2日目の強風域でもチャンピオン池田/林(日本大)の独壇場となり、パーフェクトで4連勝を飾った。2位は花本/仁杉(明海大)、3位にはルーキー荒木/岸(中央大)が入り、健闘した。

優勝した池田/林は、強風域での走りが特にレベルアップし、さらにはコース取りもほぼ完璧と文句のつけようがないレースであったといえるであろう。



※【総合成績】 (9校)

※日本大が圧勝!
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【誰かさんが差し入れしたケーキで優勝を祝う日大女子メンバー】

①日本大学    19点(15+4)
②明海大学    27点(16+11)
③法政大学    39点(13+26)

470級では僅差で敗れたものの、スナイプはパーフェクトとこれは圧勝であろう。全日本女子連覇へ向け、好調な滑り出しとなったのは間違いない。

※今回、テストでネット中継を試みたが、うまくいかず課題を残したが、学生が積極的に取り組んだことについては、大いに評価できるし、これからも頑張って欲しい。一応、録画はしてありますので、是非ともご覧になって頂きたいと思う。

全日本女子までには対策され、うまくいくよう頑張って頂きたい。


※次は団体戦予選、決勝と続く。どうなるのかは本当に楽しみである。


以上