2013-04-17 00:30 | カテゴリ:インカレ
◎【スナイプ級の展望と解説】

※470と同様、昨年のスナイプ関東勢を振り返ってみると、『早稲田』『慶應』『日大』の三強の争いとなっていた。しかし『全日本インカレ』では「日大」の5位が最高で、「関関同立」に完敗と残念な結果に終わってしまった。
最近の全日本の傾向としては「スナイプを制する者、総合をも制す!」の格言が生まれるほど、重要な位置を占めている。(過去5年間の結果は4回も上記の格言に当てはまる)
それだけ重要なスナイプ級で各校どのような布陣で臨むのか?スキッパーを中心に分析することとしよう。

◎メンバーが若干手薄な状況か?『日本大』※昨年5位
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【昨年「関東個戦」で優勝の「井嶋 清芳」、実質リーダー艇としての責任を果たせるのか?】

昨年の「日大スナイプ」は、実力的には上位進出してもおかしくない状況だったが、レース毎に大きなバラツキが見られた。その昨年のメンバーから主将「安藤 嶺」「西宮 敬宏」が抜け、昨年の関東個戦チャンピオン「井嶋 清芳」(3年・霞ヶ浦)を筆頭に「伊村 仁志」(3年・碧南)、関東女王「持田 由美子」(3年・磯辺)の布陣となるのだが、「スプリングレガッタ」「五大戦」の結果を見る限り、いま一つパッとしない。またサブスキッパーの候補も見当たらない。
470からのコンバートも考えなくてはならない状況もあるのか?
このような懸念されるマイナス材料はあるが、決して力が劣っているわけではない。井嶋を中心にまとまりのあるレースができれば良い結果は自然とついてくるのかも知れない。

◎レギュラー争いが熾烈な『慶應義塾大』※昨年6位

昨年は若干手薄なメンバーで6位入賞と健闘した「慶應スナイプ」だが、「船越 慧」「畑中翔太郎」の2人が抜けたが、有力選手は多数存在する。昨年ルーキーながらレギュラーの座を射止めた「阿部 七海」(2年・酒田西)を筆頭に、今年はリベンジに燃える「加藤 賢人」(4年・塾高)、下級生からは「徳久 慶彦」(2年・逗子開成)、「大山 誠人」(2年・逗子開成)、さらには江ノ島jr出身のルーキー「小木曽一輝」(1年・東京都市大等々力)、また期待の塾高出身勢ルーキーからは、「細沼 豪太」もおり、熾烈なレギュラー争いとなりそうである。しかし「Jrスナイプ」や「定期戦」の戦績を見る限り、若干苦しい状況ではある。
誰が起用されてもおかしくない状況ではあるが、うまい起用をすれば優勝戦線に絡むことはできるのかも知れない。

◎関東No.1スキッパーがチームを牽引する?『明治大』※昨年7位
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【昨年「全日本個戦」で3位の「横田 貴大」、非常に安定した成績を残している】

昨年の全日本ではあと一歩の所で入賞を逃した「明治スナイプ」だったが、昨年のメンバーから「山口 紗生」が抜けただけではあるが、昨年「全日本個戦」3位、「秋インカレ」では個人成績トップの実力者「横田 貴大」(4年・藤沢西)を筆頭に、レギュラー経験者の「多田 真帆」(4年・八千代松陰)、3番艇は急成長の「脇坂 尊」(2年・藤嶺学園鵠沼)の布陣であることは間違いないだろう。先日の「スプリングレガッタ」でも、強豪社会人セーラーが多数参加の中、3艇共好成績だったことから、かなり期待できる状況ではある。このチームだけはマイナス面が少ないのも好材料。エース横田がきっちり牽引するレースができればまさに優勝候補筆頭であろう。

◎いよいよ上位進出となるのか?『明海大』※昨年9位

昨年の全日本では初の両クラス出場となったが、スナイプクラスは9位と健闘。エース艇「伊東 雄基」(4年・別府青山)を筆頭に、「田上 歩」(4年・東海大第二)、「川戸 志織」(4年・碧南)この3艇は昨年と同じ布陣か?
ならば今年は上位進出を狙える状況であると言ってよい。ある意味勝負の年となるだろう。
ただ、普段から千葉・稲毛で練習しているため、他校との比較がしにくいという悩みもあるし、インカレレース独特の雰囲気に呑まれないかどうか?がポイントとなるだろう。

◎昨年のリベンジとなるか?『早稲田大』※昨年11位

昨年関東チャンピオンでありながら「全日本インカレ」で惨敗を喫してしまった「早稲田スナイプ」。昨年のエース「加藤 文弥」、470に転向した「山口 優」の抜けた穴をどう埋めるのかが鍵となるだろう。
先日のJrスナイプで優勝した、成長著しい「島本 拓哉」(2年・磯辺)を筆頭に、ルーキー「平川 竜也」(1年・逗子開成)、「桐岡 洋平」(4年・早大学院)の布陣が濃厚だが、秘密兵器でもあるジュニア・ユースセーラー出身の「高橋 友海」(2年・桐蔭学園)の起用もあるのかもしれない。ただ今のところ、どこまで戦えるのかが読めないのが現状であると言って良いだろう。どこまで島本・平川が活躍できるか?によって成績は大きく変わるのかもしれない。

※以上5校が優勝争いをする可能性が高いだろう。これに続くシード権争いを簡単に見ていくことにする。

・「法政大」・・・「堤 ひなた」が抜け、戦力的に非常に苦しい状況か?シード権を獲得できるのか?

・「中央大」・・・昨年予選敗退とリベンジに燃えているはずなのだが、戦力的には今年も苦しい。

・「立教大」・・・上位とは大きな差はあるものの、シードを獲得できる可能性はある。

・「学習院大」・・「スプリングレガッタ」ではまずまずの結果、シード権獲得の候補である。


注:昨年初の全日本進出を決めた「東海大スナイプ」は、部員不足により(春は)「不出場」との情報が入ってきている。昨年と同等な戦力だっただけに期待していたのだが、誠に残念な限りである。

◎【結論】

※大混戦の様相だが、絶対的エースがいる『明治大』に期待!

◎明治大
○日本大
▲早稲田大
△慶應義塾大
×明海大
注立教大

※どこが勝ってもおかしくない状況ではあるが、エース横田が率いる「明治」が若干優勢か?逆転候補はエース井嶋率いる『日大』。要注意なのが明海の上位進出だろう。早稲田は3番艇がポイント、慶應は下級生がレギュラーの場合にどこまで走れるのかがポイント。いずれにせよ大混戦なのは間違いないだろう。

◎【総合】

※関東ではチャンピオンフラッグが「総合」しかないので非常に重要なのだが、(今回に限っては)予想が非常に難しい。一応印をつけておく。

◎日本大
○早稲田大
▲明治大
△慶應義塾大
△明海大
注中央大・立教大

※非常に悩んだが、470クラスの2校が抜けているため、日大・早稲田の総合優勝争いになるのは間違いないだろうが、スナイプで日大の方が優勢と判断し、日大を本命にした。早稲田は470が圧勝の場合か、スナイプが健闘した場合に逆転が可能だろう。明治は470の頑張り次第で優勝争いの候補となる。慶應は全く予測がつかないが、優勝争いは少々苦しいか?明海はどこまで上位に食い込めるかに要注目である。
「470は早稲田」「スナイプは明治」「総合は日大」と珍しい予想となってしまったが、「各校いかに欠点をレースに出さないか?」がポイントになるだろう。何が起きるかわからない「春インカレ」らしくていいのではなかろうか?

長々と連載にお付き合い頂きありがとうございます。もっとインカレを盛り上げるためにもOB・OGの皆さんは「葉山」へ応援に駆けつけようではありませんか?

また選手皆さんの健闘をお祈り致します。良いレースとなるよう全力を尽くしてほしいです。


以上



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