2013-04-29 18:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
ゴールデンウィークは各地でレースが目白押しだが、その中でも高校生セーラーにとっても重要な位置づけとなるのが「東日本FJ」だろう。というのも「インターハイ予選」へのステップだけではなく、優勝チームには『FJワールド』の権利を与えられるからなのである。5/3~5/5の日程で、「関東選抜」と同様「千葉・稲毛ヨットハーバー」で開催される。全8レース実施予定である。
001_convert_20130430040052.jpg
【過去には「FJワールド」や「FJ全日本」が何度も開催された『千葉・稲毛ヨットハーバー』が舞台。ある意味、ここはFJの聖地でもある!】

※【展望と解説】

◎ユースセーラーに転身した『井嶋 博之・高橋 舞』がシリーズの中心
P1010599_convert_20130430172451_20130430172648.jpg
エントリーは「51」艇、3月に開催された「関東選抜」とほぼ変わらないメンバーに見えるが、そうではない。
「関東選抜」の記事でおやっ?と思われた方も少なくないだろう。昨年の関東インターハイ予選で2年生ながら「オールトップ」で一躍脚光を浴びた「井嶋 博之」が出場。諸般の事情により、ユースセーラーへ転身し、現在では主にスナイプで活動。先日の「全日本Jrスナイプ」では、並みいる強豪大学生を相手に「準優勝」とセンスある所をみせている。クルーは高校時に国体優勝実績がある社会人1年生美人セーラー「高橋 舞」(磯辺-明治大OG)というのも心強い。
まさに優勝候補筆頭である。従って展望では「井嶋」に対抗できるチームがあるかどうか?を挙げることにする。

◎関東選抜優勝の「沼崎 圭太・木村 直矢」(霞ヶ浦)は負けられない

先日「関東選抜」で優勝した「沼崎・木村」だが、かつてのチームメイトには負けられないだろう。だが、前回の内容を見る限りほめられた内容ではなかった。順風域以上なら接戦に持ち込めるだろうが、微風域は少々苦しいか?
ただここで勝ったら本物だろう。間違いなく全国戦線でも通用する、思いっきり力を試す絶好の機会だろう。

◎今年も順調な『慶應義塾勢』、クレーバーな走りを見せられるのか?

昨年活躍した先輩達の意志を受け継ぎ、今年も好調の「慶應勢」。「関東選抜」では、惜しくも準優勝だった「斉藤 文人・須田 壮」、5位の「伊藤 優希・久保 雄器」、9位の「越川 智博・永井 雄太朗」に加えて、先日「ユース・ワールド選考会」に出場した「太中 賢・出口 廣智」、さらに今年入学した有望な注目選手も存在する。そうOPで活躍した「高宮 豪太」「柳内 航平」(共に江ノ島Jr出身)もデビューする。いろいろな意味でも楽しみな存在ではある。

◎女性ながら優勝を狙う『橋本 杏奈・齊藤 由莉』(霞ヶ浦)
DSC_1066_convert_20130430040139.jpg
先日の関東選抜では、予想通りの活躍を見せた女性スキッパー「橋本 杏奈」だが、新一年生の加入でさらに意気が上がる。クルーの齊藤は「北海道・室蘭Jr」出身者の経験者であり、高校でもヨットをやりたいとの思いから、同校を選択。やる気もあり、体格においても将来性を感じる逸材ではある。走りには問題はないだろうが、コンビネ-ションがどこまで合っているかがポイントとなるのではないか?

◎ここからが勝負か?『逗子開成』

昨年のインターハイで、(内田監督となってからは)初のメダルを獲得した「逗子開成」。その活躍の反動が今年は若干あるのか?と心配はしたが、「関東選抜」では「松本 拓・澁谷 直樹」が4位入賞し、今年も健在であることをアピールしたが、問題はそれに続けるチームが上位進出できるのかどうか?である。レギュラー争いも熾烈であり、これからが勝負という感じか?

◎上位進出はできる状態にはなってきた?『土浦日大』

関東選抜で6位入賞と健闘した「青木 祐哉・本井 凛太郎」は引き続き好調か?前回は若干フロック的な感じではあったようにも見えたのだが、今回も入賞できれば本物だろう。一方前回大会で振るわなかった「横手 亮太・仲澤 源樹」も雪辱を晴らす絶好の機会、期待してみることにしよう。

◎地元の意地にかけて負けられない?『磯辺』
004_convert_20130430040217.jpg
前回大会では序盤まずまずの滑り出しではあったのだが「丹羽 巧・木村 隆」が7位、期待されていた「今井 拓也・田中 颯人」が8位と地元勢としては悔しい結果となってしまったが、課題はスタートか?良い時は必ず上位でフィニッシュしていたことから、そこが改善されていればかなり変わるであろう。

◎東北勢の実力は如何に?

関東勢以外からは東北勢数校が参加するが、全く読めない状態ではある。しかし昨年の実績から見るとやはり苦しい状況には変わりないか?


※【結論】

◎ 井嶋 博之・高橋 舞(HIKセーリングクラブ)
○ 斎藤 文人・須田 壮(慶應義塾)
▲ 沼崎 圭太・木村 直矢(霞ヶ浦)
▲ 橋本 杏奈・齊藤 由莉(霞ヶ浦)
△ 松本 拓・澁谷 直樹(逗子開成)
△ 太中 賢・出口 廣智(慶應義塾)
△ 丹羽 巧・木村 隆(磯辺)
× 伊藤 優希・久保 雄器(慶應義塾)
× 青木 祐哉・本井 凛太郎(土浦日大)
× 今井 拓也・田中 颯人(磯辺)
注 横手 亮太・仲澤 源樹(土浦日大)

特注 高宮 豪太、柳内 航平の慶應ルーキー勢

※「井嶋」の首位は揺るがない。昨年の実績+優秀美人クルーの「高橋」なら超鉄板だろう。対抗には「沼崎」ではなく「斎藤」を指名。強風なら沼崎には敵わないだろうが、その他は同等、いや上と見て良いのかも知れない。

・「沼崎」は井嶋を意識したレースになってしまうと惨敗の可能性もある。プレッシャーもかかるだろう、そういう意味で今回は印を下げた。

・女子NO.1の「橋本」は、クルーとのコンビネーションがうまくいけばさらに上位の可能性があるだろう。

・上位候補の穴としてはは「松本」「太中」あたりに期待がかかる。

△印・×印は、ほぼレベル的には変わらない。誰が上位に来てもおかしくないだろう。


※覇権もさることながら、今大会で『関東勢の正確なレベルがわかってしまう』重要なレースとなることだろう。「井嶋」に勝つか、負けたとしても迫れるレースをしないと「インターハイ」では通用しないと思ってよい。

かなり厳しいことを言ってしまったが、それだけ選手の皆さんには頑張ることを私は望んでいるのである。

選手全員の安全と健闘をお祈り致します。


以上


※大会特設サイト(千葉県セーリング連盟)
http://sports.geocities.jp/chiba_saf/event201301.htm

関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://namachan70.blog.fc2.com/tb.php/127-ec5f65a5