2013-05-18 12:00 | カテゴリ:高校ヨット部探訪記
今年2013年の国体は「東京都」で開催されるが、東京の高校ヨット部といえば?と言ってもなかなかピンとこない方も多いのではないだろうか?
現在、東京都で活動している高校は「3校」あるが、その中で非常に変わった特徴を持つ『東京都立大島海洋国際高等学校セーリング部』を紹介していきたいと思います。
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※「伊豆大島」といえば、海に囲まれた素晴らしい環境である。こんな場所でヨットができるとは非常に羨ましい

①歴史

学校の歴史は70年を超えているのだが、現在の流れに際し学科を再編して現在の校名になったのが2006年である。
当初は「マリン部」が存在し、どちらかというとレジャー感覚の部活であったが、現監督「網谷 宗彦」教諭が就任し、同教諭の方針により、本格的なセーリング活動に変革させた。それが始まりである。

網谷教諭の熱意により、東京都ヨット連盟一部関係者の心を動かし、その方々が指導された結果、2008年埼玉インターハイ(若洲開催)において地元開催枠ではあったが、初出場を果たす。さらに2011年にはついに女子が自力でインターハイ権利を獲得。国体出場も3度果たしている。まさにこれからといった感じの部であるといえよう。

②監督・コーチ
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【ミーティング中の網谷監督・宮内コーチ(奥の2人)】

監督  網谷 宗彦(教諭)

網谷教諭は大学時代は体育会野球部に所属していた。従って遊び感覚の部活が気に入らず現在の体制にした熱意ある人物である。

コーチ 宮内 梨沙(講師)

宮内は、同高卒であり、セーリング部の第2期生でもある。国体出場の実績もあり、生徒たちのお姉さん的な立場な人物といえるだろう。


③都立では珍しい『全寮制』の学校

変わった特徴としては、都立では珍しい「全寮制」の学校、しかも生徒数の7割が島外からというのも非常に驚きである。従って親元から離れているため自立心が強く、前向きな考えを持っている生徒が多い。

④練習環境・練習時間・その他

・当然、伊豆大島なのだから周りは海。毎日練習できる環境である(実際積極的に海へは出ている)
年に数回「帰省期間」(長期休暇とは別に)もあり、その時は「若洲ヨット訓練所」でも練習を実施している。

・大学進学においても、「日大」「明海大」への実績があり、現在インカレなどで活躍中である。この子達が積極的にコーチするような時がくればさらに変わることであろう。

※しかし、身近にセーリング技術を教える指導者がいないのが、同校の悩みであることだろう。その課題をクリアできたなら間違いなく将来は強豪校に成長できる。その為には「東京都ヨット連盟」のバックアップもより必要になってくることであろう。熱心な網谷監督や、やる気ある生徒の為にも、是非ご一考頂きたいものである。

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【海洋高校ならではの大型救助艇「みはら」。今年の東京国体でも使用されることであろう】

◎大島海洋国際高校セーリング部HP
http://www.osima-kaiyokokusai-h.metro.tokyo.jp/club/sailing/index.html

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