2012-08-06 00:10 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
◎女子ソロ競技総括

※【中山・眞鍋(唐津西)組、横綱相撲でIH2連覇達成!!】

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全く死角が見当たらなかった・・・・まさに王者のセーリングで中​山艇が連覇の偉業を達成した。ライバルが続々脱落していく中で、​堅実なセーリング。中山本人も「連覇するという強い気持ちで大会​に臨んだ」と答えてくれた。カットレースを意識せず、常に全力で​戦ったのが圧勝した要因であろうと私は思う。素直におめでとう!​と言いたい。
これからも世界に挑戦できる逸材であるのは間違いない。頑張って​ほしいものである。

※【仲山姉妹(光)組、見事準優勝!!】

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全日本FJで女子ながら5位入賞を果たした仲山姉妹、序盤はらし​くなかったが、連続トップフィニッシュを果たすなど追い上げたが​、準優勝が一杯だった。しかしボートスピードが良く、コース取り​が堅実、国体でも活躍することだろう。

※【林・浜谷(羽咋工業)組、見事メダル獲得!】

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正直、私はノーマークであった地元勢、練習でも様々な選手より速​いとの情報を得ていた。しかもなかなか使えなかった右海面をピン​ポイントで使い大きく順位を上げるなど、地元の利を生かした素晴​らしいセーリングだったといえよう。

※【力石・瀬川(啓明学院)組、4位に敗れる】

力石
優勝候補ではあったが、2レース目での失格により歯車が狂ってし​まった力石組、しかし諦めずここまで上がってきたのはさすがとい​うしかない。
国体ではリベンジを果たしてくれることであろう。

※【薮内・関(高松商業)組、5位入賞】

薮内
「微風の高松・潮に強い高松」と予想時私は言ったが、順風までな​らその実力をいかんなく発揮した薮内組。強風レースで失敗がなけ​ればメダルは取れただろう。しかし十分健闘したといえるだろう。

※【花島・堀井(羽咋工業)組、地元勢の責任を果たす】

花島
第6レースでリコールしてしまったものの、積極的なレースで見事​入賞した花島艇。強風レースでは若干振るわなかったものの、2番​艇としての、また地元勢の責任は果たした。

以上女子ソロ入賞者の寸評でした。続いてデュエット総括。 


◎女子デュエット総括

※男子は大激戦であったが、女子はどうだったのでしょう?これも​数値をご覧ください。

①羽咋工業(3・6) 平均4.5
②長崎工業(7・8) 平均7.5
③唐津西 (1・17)平均9.0
④光   (2・28)平均15.0
⑤磯辺  (9・19)平均14.0
⑥啓明学院(4・25)平均14.5

女子は例年の平均値であったが、入賞争いは激戦だったと云えよう​。

※【羽咋工業、見事な地元初V!!】

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羽咋工業が地元の利を生かし、見事優勝した。実況中継していた元​監督の岩城氏がトップを取った際に、言葉に詰まった時があるなど​、まさに感動的な初優勝となった。

※【長崎工業、安定の準優勝!!】

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ここ6年間で優勝2回、準優勝4回と強豪校となった長崎工業、準​優勝には終わったが、1年生の元津組はまだまだ残る。多少レース​展開にムラはあったが、2艇ともソロ7・8位と堅実、安定性を身​につければ来年は優勝は固いと思う。

※【唐津西、W優勝はならず!】

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圧倒的な力を見せ優勝した、中山由佳艇だったが、池内姉妹の調子​が上がらなかった。由佳の妹由紀美・池内妹仁美も残る。この経験を生かして全種目優勝の偉業に挑戦​してもらいたい。

※【光、デュエットでは苦戦!】
仲山姉妹はもちろん計算はできたが、問題は2・3番艇であった。​元々伝統校であり、強い九州勢とは距離も近い。合同練習などをしてもっともっと強くなっ​てもらいたい。

※【磯辺はかろうじて入賞!】
毎年、ほぼ3艇出場と有利なはずだが、正直苦戦していると思う。​昔の磯辺女子はこんなもんじゃなかった・・・・。
練習不足からくる不振だと私は考える。学校の目の前にハーバーが​あるのに何ででしょうね・・・・・。

※【啓明学院もなんとか入賞!】
力石艇は力通りだったが、2番艇の沢田が実力を発揮できなかった​と思う。しかし、今のKGセーリングクラブの体制ならいくらでも​チャンスは来ることであろう~。


◎その他総括


・レース運営について

今回のレースは観客に「魅せるレース」をテーマに運営されていた​。そして様々な試みがあった。
・パンフレットに各校紹介を写真で掲載。
・Ustreamによる実況中継。
・ツイッターによる回航順位の速報
・フィニッシュラインをハーバー前に設置。


特に実況中継は評判が良く、ヨットがわからない方でも理解できる​解説だったとおっしゃってる方が沢山いらっしゃいました。岩城氏​の人情味あふれる実況にも酔いしれました。

風にも恵まれたが、残念な面もあった。

・第②マークが毎回ゆるかった。
・右海面を使えない設定となってしまった。
・最終レースの予告信号のリミット、11時では早すぎた。せめて​正午じゃなかったのか?
・レースを行おうとする努力は認めるが、リミットが近かったので​、I旗などでスタートさせるべきではなかったのか?それができない​のなら予告信号は発するべきではなかったかと・・・・。

※とはいうものの、大成功といえる大会だったであろう。

しかしこの会場はヨットレースに適してる場所だと思った。宿泊施​設も充実してるし、今後是非「全日本FJ」や「全日本インカレ」を開催して頂きたい。

その他としては、高体連などに言いたいことは山ほどあるのだが、キリがない​のでやめておく(笑)

今年は春より様々なレースを観てきたが、どれも素晴らしいレース​ばかりであった。我々をも熱くさせるレースをしてくれた選手諸君​に感謝したい。

『本当にありがとう!!』

今年は、下級生で活躍したチームが多かった。来年も大激戦となる​だろう。

また来年は唐津で??お会いしましょう~!!


以上


※【女子全レースダイジェスト】

8/2(木) 天候・晴れ  気温33℃

【第1レース】 12:10スタート 風向100度 風速4m/​sec 距離1200m

男子と同様ではあるが、いかに最初に左のブローに乗せるかがポイ​ント。中山艇が圧倒的なスピードで他を圧倒する。第①マークでは​ダントツのトップ、続いて薮内・関(高松商業)、力石艇、花島艇​、古野・松森(長崎工業)、林・浜谷(羽咋工業)となる。

しかし大きな順位変動はなく、中山艇は後続を大きく引き離し貫禄​のフィニッシュ。続いて薮内艇、力石艇、花島艇、古野艇、林艇と​なる。全日本FJ5位の仲山姉妹(光)は8位と若干の出遅れ。

【第2レース】 14:37スタート 風向100度 風速8m/​sec 距離1200m

このレースも海況はほぼ変わらない。ポイントは先程と同じ状況と​いえよう。

スタートは池内姉妹(唐津西)が絶好のスタート、最初に左ブロー​を掴む。先程の中山艇と同様、素晴らしいスピードでトップ回航。​続いて久保田・佐々木(宮古商業)、平原艇、中山艇、紺野・石川​(磯辺)、力石艇となる。
②上までで中山艇が2番手まで上がり、唐津西1.2体制となる。​そのままフィニッシュ。
3.4番手も佐々木艇、平原艇と熾烈なデットヒート、佐々木艇に​軍配が上がる。平原艇が4番手、相澤・中畑(塩釜)が大きく順位​を上げ5位、紺野組は6位となった。

※優勝候補の力石艇は審問で失格となり、一歩後退。

8/3(金) 天候・晴れ  気温33℃

【第3レース】 11:32スタート 風向100度 風速3m/​sec 距離800m

スタートは若干下有利、まずは元津・平野(長崎工業)が抜け出す​。2,3番手は地元勢、林・浜谷、花島・堀井(ともに羽咋工業)​が第①マークを回航。
4番手は樋口・加藤(碧南)、5番手は橋本・大宮(霞ヶ浦)、6​番手は中山・眞鍋(唐津西)と続く。
2上で林艇は元津艇を逆転、そのままフィニッシュ。3番手は花島​艇、4番手は橋本艇、5番手は仲山姉妹(光)が上がってくる。
一方、優勝候補の平原・永松(別府青山)が24位と低調、前日D​SQとなった力石・瀬川(啓明学院)も18位と優勝戦線からさら​に後退となった。

【第4レース】 14:42スタート 風向100度 風速5m/​sec 距離1000m

海面が若干A海面側に寄る。スタートは下有利だとは思われたが、​かなり風向の振れがあり、微妙な様子。
その中でまたしても林艇がトップ回航、2番手は古野・松森(長崎​工業)、3番手力石艇、4番手薮内艇、5番手は渡邉・小林(立命​館)がそれにつづく。

中山艇は手堅く8位回航。平原・仲山両艇は遅れる。

大きな順位変動はなくそのままフィニッシュを迎える。林艇が見事​なトップフィニッシュ、2番手は上がった力石艇、3番手 古野艇​、、4番手薮内艇、5番手渡邉艇となった。

※4レースまでの総合順位

①中山・眞鍋(唐津西) 17点
②林・浜谷(羽咋工業) 25点
③花島・堀井(羽咋工業)29点
④薮内・関(高松商業) 34点
⑤仲山・仲山(光)   34点
⑥橋本・大宮(霞ヶ浦) 38点

※中山艇は堅実、地元勢が躍進!後半戦に入る。

8/4(土) 天候・晴れ  気温33℃

【第5レース】 13:45スタート 風向100度 風速5m/​sec 距離1000m

全く風向が変わらない。第①マークでは薮内・関(高松商業)がト​ップ回航、2番手は前半一息だった仲山姉妹(光)、3番手は王者​中山・眞鍋(唐津西)、4番手は前半出遅れていた古野・松森(長​崎工業)、5番手は東海王者安田・近藤(海津明誠)と続く。

昨日大躍進の地元勢、花島・堀井は7番手、林・浜谷は15番手と​出遅れる。

2上で仲山姉妹が逆転、2番手薮内艇、3番手は順位を上げた近畿​王者渡邉・小林(立命館)、4番手中山艇、5番手古野艇と続く。

ところが、地元の林艇は時折みせる右ブローで大きく順位を上げ、​7番手回航、花島艇は9番手となる。

仲山姉妹は見事今シリーズ初のトップフィニッシュ、2番手は中山​艇が順位を上げ、3番手は薮内艇、4番手は渡邉艇、5番手は林艇​がここまで順位を上げる。

【第6レース】 15:57スタート 風向100度 風速4m ​距離1000m

先ほどより風速が落ちる。またしても実力者仲山姉妹がトップ回航​、2番手は地元の花島艇、3番手は中山艇、4番手は山本・尾副(​邑久)5番手は力石艇と続く。

地元の林艇はまたしても出遅れる。

仲山姉妹は貫禄あるセーリングで連続トップフィニッシュ、2番手​は花島艇、3番手中山艇、4番手力石艇、5番手根本・木村(磯辺​)の順となる。

林艇は順位は上げたが12番手が一杯。花島艇は2番手フィニッシ​ュだったが、痛恨のOCS・・・・

※第⑥レース終了までの総合順位

①中山・眞鍋(唐津西)  14(8)
②仲山・仲山(光)    22(14)
③林・浜谷(羽咋工業)  25(16)
④力石・瀬川(啓明学院) 36(42)
⑤薮内・関(高松商業)  36(21)
⑥花島・堀井(羽咋工業) 37(42)

最終レースを残して、中山・眞鍋(唐津西)組が連覇確定!焦点は​メダル・入賞争いに絞られる。

8/5(日) 天候・晴れ  気温 33℃

男子と同様出艇はさせたが、早々とリミット時刻となり、ノーレー​ス。全日程を終えた。


※女子最終成績
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