2013-07-22 07:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
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江の島で開催されていた「全日本FJ」は、3日間の日程で、若干風は弱めだったものの、全8レースを消化し全日程を終えた。(※写真は高宮 元人さんより提供)

まずは結果から・・・

※【最終成績】 ※55艇参加・6位まで入賞

①渡辺 駿・永田 季哉  (中村学園三陽) 
24点(2・3・4・(DSQ)・1・2・6・6)
②今井 拓也・田中 颯人  (磯辺)     
28点(4・(9)・2・6・6・7・2・1)
③菅野 翔・弦巻 千馬  (中村学園三陽) 
40点(10・4・6・8・2・(12)・7・3)
④伊藤 翔哉・近藤 惠大  (海津明誠)   
46点(1・11・(14)・2・12・4・4・12)
⑤越川 智博・永井 裕太朗 (慶應義塾)   
48点(5・2・12・11・(24)・10・1・7)
⑥岩城 拓海・高橋 敦史  (福岡第一)   
54点(14・(20)・1・7・10・13・5・4)
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⑦橋本 杏奈・齊藤 由莉  (霞ヶ浦)    58点 ※女子チーム最高成績

※入賞チームの皆さまおめでとうございます。引き続き、総括にまいります。

※【大会総括】

※見事故郷で雪辱を晴らした「渡辺 駿・永田 季哉」組が優勝!
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【終始この大会のシリーズリーダーであった「渡辺・永田」組(中村学園三陽)】

唐津インターハイの前哨戦として実施された大会となったが、優勝したのは「渡辺・永田」組(中村学園三陽)であった。第4レースで失格にはなったものの、他チームが続々とスコアを崩す中で実に安定した順位の推移で見事栄冠を手中にした。
展望でも若干触れたが、このチームは実力がありながら、九州インターハイ予選では通過することができず、涙を呑んだ。しかしその悔しさをここで晴らしたのは実に立派である。スキッパーの渡辺君は神奈川県出身であり、ジュニア時代はこの海面で練習していたことから、自信もあったか?
しかしこのチームがインターハイに出場しないのは非常に残念ではあるのだが、国体は出場するとのことであるので、是非そちらで頑張って頂きたい。

「優勝おめでとう!」

※関東勢では最高位「今井・田中」組(磯辺)が準優勝!
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【ビッグレースには強い?「今井・田中」組、今井は昨年国体7位の実力者】

今回、優勝した渡辺艇に一番迫っていたのは、このチームであった。第4レースで渡辺艇にプロテストをかけ、失格にさせ、優勝の可能性を追い求めたのは評価に値するだろう。レース内容としては、最終レースのトップを含む唯一のオールシングルと立派な成績だった。トップフィニッシュの時は、上下1400mと最長コースであったが、ダントツトップだった鈴木艇を捕らえた。このようなレースができるならインターハイでも期待できるだろう。

※「菅野・弦巻」組(中村学園三陽)もインターハイ予選の雪辱を晴らす!
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【元々の実力はあった「菅野・弦巻」組が3位入賞】

3位入賞となった「菅野・弦巻」組だが、このチームも渡辺艇と同様、インターハイ予選で涙を呑んだチームであった。しかしこの重要な大会できっちりとその実力は示すことができたであろう。普通ならインターハイに出れないとなれば、モチベーションも下がるのが普通であると思うのだが、こういう精神的な面も中村三陽の強さであるのだろう。そのような意味でも3位入賞は立派である。

※中部FJ覇者「伊藤・近藤」組(海津明誠)が4位入賞!
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【中部FJ優勝の実力者「伊藤・近藤」組は如何なく実力を発揮した】

中部FJ優勝・東海インターハイ予選で準優勝している同チームだが、オープニングレースでのトップフィニッシュを含め4位入賞とその実力を示した。ただし順位がトップ目か10番台前半の成績推移であり、安定性がインターハイへ向けての課題か?

※慶應勢の中で唯一入賞を果たした「越川・永井」組
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【大健闘!5位入賞の「越川・永井」組】

このチームは慶應勢の中で3番艇という存在だったのだが、3月関東選抜からみれば大きく成長したのは事実であろう。このビッグレースでトップフィニッシュを含めた成績を残せたのは、かなり自信に繋がったのではないか?
慶應勢は今大会レギュラー3艇がそれぞれトップフィニッシュがあったなど、インターハイへ向けて楽しみになってきたと言えるだろう。

※スキッパーとしても入賞した「岩城・高橋」組(福岡第一)
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【1年時はクルーで入賞している「岩城・高橋」組】

これまではどちらかといえばクルーでの実績が主であった岩城拓海だったが、序盤は出遅れたものの、徐々に調子を上げ入賞を果たした。今回優勝候補の一角だったチームメイトの鈴木颯太の不振があったが、次回のインターハイまでには修正すれば、デュエットでの好成績が濃厚であろう。

※以上が入賞チームの寸評であったが、やはり九州勢の強さが目立つ結果となった。女子チームの中では「橋本・齋藤」組(霞ヶ浦)が惜しくも7位だったが、インターハイでの上位進出できる実力は示せただろう。

※【運営総括】
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【来年のインターハイの海上本部となる?「かもめ」】

今回の運営は「ゲート設定あり」「ロングコースあり」と多彩な中で、高校生にとっては良い経験ができたのではないのか?また微妙なコンディションながら、全8レースを消化できたのは喜ばしいことであった。
今回、神奈川県連が全面バックアップ体制した中で、チームワークも抜群であった。来年の江の島インターハイでも良いレースが期待できることであろうと私は感じた。

※【最後に・・・】

今回、インターハイ予選を通過できなかったチームが優勝・3位と活躍したが、これは何かを考えさせられる側面もある。その大会がどうだったのかは「インターハイ予選の考察」でも少々触れたが、劣悪な条件だったと誰しも言ってた。ヨットは自然を相手にするスポーツだから言い訳はできないかもしれないが、最低でも選手がある程度納得する条件でレースをすべきではないのだろうか?こんなことが続けばヨットなんか馬鹿らしくてやってられないという選手もでてくるだろう。
昔に比べたら全体的に良くなったとは思うが、レース運営側は「常に選手側の気持ちに立って運営されること」を期待したい。

次回はいよいよ「唐津インターハイ」だ。今回のレースを見た限りでは熱戦が期待できるのは確実であり、私も非常に楽しみである。

選手の皆さん、暑い中お疲れ様でした~


以上




※レースダイジェストは「続きを読む」からどうぞ

※最終成績リンク

http://2013alljpnfj.jimdo.com/result/



※レースダイジェスト

※コース1はトライアングル+上下―フィニッシュ
 コース2は上下2回(下はゲートマーク)―フィニッシュ

7/19(金) 天候・晴れ 最高気温 30℃

【第①レース】 13:35スタート 風向240度  風速4m/sec 上下距離1000m コース①
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【第①レーストップフィニッシュの「伊藤 翔哉・近藤 惠大」組(海津明誠)】

一回目でスタート(リコール艇あり)。スタートは若干上有利だったが、ブローの状況によりなんともいえない状況。その中で、スタートも良くコースも完璧だった「伊藤・近藤」(海津明誠)がトップ回航、2番手は少し離れて「渡辺・永田」(中村三陽)、3番手「松本・澁谷」(逗子開成)、4番手「鈴木・二神」(福岡第一)、5番手「永島・江頭」(逗子開成)と続く。

伊藤艇はどんどん後続を離し、余裕のトップフィニッシュ。2番手はそのまま渡辺艇、3番手は鈴木艇の順でフィニッシュとなるが、好順位で推移していた、松本、永島の逗子開成勢2艇は残念ながらリコール。
  
【第②レース】 14:43スタート 風向230→200度 風速3~5m/sec 上下距離1200m コース②
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【第②レーストップフィニッシュの「伊藤 優希・久保 雄器」組(慶應義塾)】

この第②レースのコースは③マークがゲートとなっており、高校生にとっては初の体験だったか?

第①レースより風速が落ちている状況のなかでレース開始、スタート前から風向が左に振る兆候があり、完全に下有利、上スタート即タックはほぼ死亡状態となる。
さらに左海面は強めのブローが入り、210度近くまで振ってきた。その中で、「妙川・後川」(宮古商業、女子チーム)がトップ回航、2番手は「清水・大幡」(海津明誠)、3・4・5番手は「伊藤・久保」「越川・永井」「野田・松世」の慶應勢が続く。
しかしゲートマークが勝負の分かれ目となる。伊藤、越川の慶應勢は左マークを使い左海面に展開したのが功を奏し、一気に1・2体制となり、そのままフィニッシュ。
3・4番手は順位を上げた渡辺艇、菅野艇の中村三陽勢、5番手も順位を上げた「丹羽・木村」(磯辺)となる。

7/20(土) 天候・晴れ  最高気温 28℃

【第③レース】 10:20スタート 風向90度 風速4m/sec 上下距離900m コース②
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【第③レーストップフィニッシュの「岩城 拓海・高橋 敦史」組(福岡第一)】

朝から東の風ながら安定している。しかし①マーク付近は岸よりの設定の為、振れ幅が大きい。その中で①ー③マークでは、昨日暫定トップの「渡辺・永田」組(中村三陽)、女子チーム「橋本・齋藤」組(霞ヶ浦)、「岩城・高橋」組(福岡第一)の順に回航。2上で岩城艇が逆転、そのままフィニッシュ、2番手は①マーク5番手回航だった「今井・田中」組(磯辺)が大きく順位を上げる。橋本艇は3番手、渡辺艇は4番手フィニッシュ。

【第④レース】 12:40スタート 風向90度 風速2m/sec 上下距離800m コース①
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【第④レーストップフィニッシュの「斎藤 文人・須田 壮」組(慶應義塾)】

一度レース中止となった後のこのレース、風速が弱まり、南に振れる兆候、中村三陽の「赤木・北田」組が①マークをトップで回航したが、②マークで「斎藤・須田」組(慶應義塾)が逆転し、そのまま守りきってトップフィニッシュ。2番手は2上で順位を上げた「伊藤・近藤」組(海津明誠)、3番手は好位置をキープした「伊藤・久保」組(慶應義塾)となる。首位の渡辺艇は2上で大きく順位を落とした(※プロテストで失格)

【第⑤レース】 14:54スタート 風向220度 風速3m/sec 上下距離800m コース②
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【第⑤レーストップフィニッシュの「渡辺 駿・永田 季哉」組(中村学園三陽)】

ようやく南よりの風に変わったが、風速は上がってこない。さらにこのレースが成立するとカットが入る重要なレースであることからゼネリコが続く。4回目でスタート、星林の「山田・戸田」組が①マークトップ回航したが、ゲートマークでは「菅野・緒方」組(中村三陽)が逆転するものの、②上では、さらに「渡辺・永田」組(中村三陽)が逆転、最後までトップを守る。2番手は山田艇、3番手は菅野艇の順となる。

※2日目の首位も渡辺艇が守ったものの、第4レースで失格した為、大きな順位は許されない状況である。

7/21(日) 天候・晴れ  最高気温 28℃

【第⑥レース】 10:10スタート 風向180→200度 風速3m/sec 上下距離900m コース②
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【第⑥レーストップフィニッシュの「堀 久太朗・中畑 光貴」組(星林)】

朝から南よりの風で安定はしているものの、意外と振れ幅は大きい。さらに風速がもう少し欲しいという所か?
その中で①マークより「堀・中畑」組(星林)が終始リード、2番手は大きく順位を上げてきた首位の「渡辺・永田」組(中村三陽)、3番手も順位を上げてきた「藤野・副島」組(中村三陽)となる。

※第⑥レースまでの総合順位(カット除く)

①渡辺・永田   12点
②今井・田中   25点
③伊藤・近藤   30点
④菅野・緒方   30点

【第⑦レース】 11:25スタート 風向200度 風速4m/sec 上下距離1200m コース①
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【第⑦レーストップフィニッシュの「越川 智博・永井 裕太朗」組(慶應義塾)】

ようやく風速が上がってきた。若干長めのコースでレース実施。①マークから「越川・永井」組(慶應義塾)が会心の走り、終始トップを守る。2番手は1上より大きく順位を上げてきた「今井・田中」組(磯辺)、3番手は「橋本・齋藤」組(霞ヶ浦)となった。首位の渡辺艇は6番手フィニッシュと今井艇と若干差が縮まるものの、堅実。

※第⑦レースまでの総合順位

①渡辺・永田  (中村三陽)  18点
②今井・田中  (磯辺)    27点
③伊藤・近藤  (海津明誠)  34点
④菅野・緒方  (中村三陽)  37点
⑤越川・永井  (慶應義塾)  41点
⑥橋本・齋藤  (霞ヶ浦)   48点

※余程のことがない限り渡辺艇が優勝だが、今井が迫ってきた。

【第⑧レース】 12:45スタート 風向200度 風速5m/sec 上下距離1400m コース①
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【最終レースのトップフィニッシュは「今井 拓也・田中 颯人」組(磯辺)】

風速も上がってきた最終レース、コースも今レガッタ最長の設定。①マークから「鈴木・二神」組(福岡第一)がダントツトップ回航をするものの、「今井・田中」組(磯辺)が徐々に迫り最終的には逆転。注目は「渡辺・永田」組(中村三陽)の動向だったが、①マークから堅実のセーリング、若干順位は落としたものの、6番手フィニッシュで優勝を決めた。

※第31回全日本FJ最終成績
全日本FJ
全日本FJ2
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