2013-08-02 15:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※引き続きpart③では「男女デュエット競技」の展望とまいります。
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【2007年唐津インターハイ・レース海面へ向かう各チーム】

part①の冒頭で述べた通り、インターハイではソロ競技が基本であり、デュエット競技とはソロにおいて各校上位2艇の合計得点で争われる為、別レースが存在するわけではない。しかし近年ではこのデュエット競技を重視している学校も多い為、エントリーを見れば各校の作戦がおおよそ判る場合もある。その辺りも深く解説してみたいと思う。

昨年の展望でも述べたが、2艇の平均順位で過去10年間の結果を計算してみると・・・・?

優勝ライン     平均順位   5.0以内
3位入賞ライン   平均順位  10.0以内
6位入賞ライン   平均順位  15.0~20.0以内

(例)ソロで2艇の順位が「3位」と「10」位だった場合、(3+10)÷2=6.5となり、3位以内となる可能性が高いことになる。

※レースの状況・得点状況により大きく変わる場合があるものの、大体この数値だと思って間違いないだろう。これを頭に入れながら解説をしていくことにしよう。

◎【男子デュエット競技展望】 ※2艇以上参加校数「21」

※昨年優勝した「唐津西」が地元開催で連覇なるか?
唐津西
【昨年デュエット優勝した「岡田」「榊原」両艇のマーク回航シーン】

昨年の七尾インターハイで、混戦模様の男子の中、デュエット優勝した「唐津西」。岡田 奎樹、榊原隆太郎両スキッパーは、2年生ながら制覇したのだから、今年も優勝候補筆頭であるのは、今さら言うまでもないだろう。ましては地元開催だ、圧倒的に優位である。

この強力な地元勢に対して、勝負を挑めるチームがあるのか?を中心に見ていくこととしよう。

※「別府青山」「福岡第一」が逆転候補の筆頭!

まずは九州大会で唐津西を破った「別府青山」、ソロでも矢野 航志、永松 礼両艇が上位進出の可能性が高いことから逆転候補の筆頭であろう。

さらに強豪の「福岡第一」も昨年は1艇のみでの参加だったことから今年はデュエットを積極的に狙っていきたい所だろう。鈴木 颯太、岩城 拓海両艇共に潜在的能力が高いことから、期待しても良いとみていい。

※ソロ優勝候補、小泉 維吹を擁する「光」は優勝を狙う!

ソロ優勝候補の一角、小泉艇がいるからにはデュエットも狙える状態なのは必然と言ってよい。昨年までは小泉のクルーは「有岡 翼」であり、インターハイではコンビを分けたことから、明らかにデュエット優勝を狙っているのは一目瞭然である。「加藤 弘道・有岡 翼」組の得点次第と言うところだが、優勝できる可能性はかなり大だと言っても過言ではない。

※おそらくこの4校が優勝争いとなるのは、ほぼ間違いないと思ってよいだろう~。これに続く上位入賞候補を挙げていくとしよう。

※デュエット入賞なら期待できる関東勢!
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【インターハイでもこのような衝撃的なシーンが観られるか?「慶應義塾」】

今年の関東勢は傑出しているチームがないのは当ブログでもお知らせした通りだが、「逗子開成」「慶應義塾」がそれぞれ3艇、「磯辺」が2艇通過であり、それぞれ各校・各艇が上位進出できる可能性は秘めている実力である。

特に慶應は3艇ほぼ力は同等であり、ソロでは入賞とはいかなくてもデュエットではメダルを狙える可能性は大いにありうる。「斎藤 文人・須田 壮」組、「伊藤 優希・久保 雄器」組が中心だったが、先日の全日本FJで「越川 智博・永井 雄太朗」組も4位入賞と2艇に追いついたと言えるであろう。

今年の逗子開成は、同県のライバル校慶應に遅れをとっている印象なのだが、先日の全日本FJで積極的なレースをみせていた。こちらも上位入賞できる力はあるとみてよいだろう。「山口 元気・田中 宏明」組、「松本 拓 ・澁谷 直樹」を中心に期待がかかる。

磯辺についても先日の全日本FJで準優勝した「今井 拓也・田中 颯人」組がようやく本領発揮か?また関東大会で優勝した「丹羽 巧・木村 隆」組と共に、インターハイで上位進出の可能性が高まったといえるのではないか?しかしこの2チームは安定性が鍵である。

※中部勢は2番艇がポイントか?

先日の全日本FJで4位入賞と実力をみせた「伊藤 翔哉・近藤 惠大」組(海津明誠)が中部勢の基準となる。またその伊藤を東海大会で破った「中村 俊平・石川 龍」組(半田)が中心だが、上位進出をするには2番艇がポイントになるか?

※その他の有力校は?

その他に有力校を挙げれば、「高松工芸」「高松商業」の四国勢、「宮古」の東北勢がソロでの上位進出の可能性が高いことから入賞のチャンスがあることだろう。

※【男子デュエット競技結論】

◎唐津西  (佐賀)
○光    (山口)
▲別府青山 (大分)
▲福岡第一 (福岡)
▲慶應義塾 (神奈川)
△逗子開成 (神奈川)
△高松工芸 (香川)
△磯辺   (千葉)
×宮古   (岩手)
×高松商業 (香川)
×海津明誠 (岐阜)
×半田   (愛知)

※地元開催でもある唐津勢が大本命なのは当然であるといえる。光、別府青山、福岡第一が逆転候補だといえるが、すべて2番艇がポイントになる。特にレース観戦のポイントとしては、いかに各校まとまって上位に入れるかに注目されると面白いだろう。


◎【女子デュエット競技の展望】 ※2艇以上参加校数「10」

男子は2艇以上参加校数が「21」なのに対し、女子は「10」と比較的6位入賞が狙いやすい「女子デュエット競技」だが、part②でも述べたとおり、女子は大混戦の可能性が高いことからデュエットにおいても、さらに激戦となることだろう。

※九州勢3校の優勝争いか?

過去5年のインターハイでデュエット競技優勝・準優勝2回ずつの圧倒的な成績を残している「長崎工業」だが、期待の「元津 志緒・後 可奈」組はもちろん「倉永 奈樹・濱本 郁」組もおり、九州大会でも優勝していることから総合的に優勝候補筆頭であるといえよう。実際先日の420ワールドでは「元津・濱本」のコンビで出場しており、それを分けたことから優勝を狙いにいっているのは明白だろう。

その長崎工業に九州大会でわずか1点差で敗れた「別府青山」だったが、2艇ともに安定した順位であり、上位が期待できると思って間違いないだろう。

さらに注目の地元「唐津西」だが、ソロでの要注目チーム「多田・熊丸」組の走り次第では、「中山・池内」組と合わせ、圧勝となりうる可能性は十分にある。

※その他の勢力はいかに?

ソロでの有力候補が存在する「宮古」「高松商業」は2番艇の出来次第で上位を脅かせる状況となるか?また昨年デュエット優勝した「羽咋工業」や「光」「海津明誠」などの有力校も2艇以上の参加となっているが、若干の力不足は否めないか?

※【女子デュエット競技結論】

◎長崎工業   (長崎)
○唐津西    (佐賀)
▲別府青山   (大分)
△高松商業   (香川)
△宮古     (岩手)
×海津明誠   (岐阜)
×光      (山口)
注:羽咋工業   (石川)

※九州勢3校の争いとみて間違いないだろう。あえて逆転の候補をあげれば高松商業・宮古か?混戦模様であることからソロでの優勝争いはできなくとも、2艇が上位進出すればメダルの獲得が現実的になることだろう。


3回にわたりインターハイ展望をしてきたが、選手の皆さんは全力を尽くして戦って頂きたい。また今年もUstream配信により実況中継される(誰が実況するんでしょうねぇ~?w)
是非、現地観戦できないOB/OG・父兄などの関係者の皆さんはネット中継を見て頂き、熱烈な応援をして欲しい。

大会期間中は天候や風に恵まれることを期待して展望を終わりとする。お付き合い誠にありがとうございました。


以上

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