2013-08-24 21:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※今大会を振り返る
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今年の高校ヨット日本一を決める熱き大会は、全レース安定した風に恵まれ、チャンピオンシップに相応しい大会となったことは喜ばしい限りではあったが、いくつかの問題があった。

①レース運営について

レース運営については、第2レースでのスタート直後の中止(リコール艇ありでスタートさせたものの読みきれず)によるエラーがあったものの、こまめなマーク変更もしっかり行い、良いレース運営だったのではないのか?

しかし、最終レースのブラック掲揚におけるゼネリコ後の対応に若干問題があったか?18艇の排除の為、本部船に掲示したはずだが、3艇が再スタートし「DNE」となってしまった。他の15艇は認知していたのだから理由にならないが、若干、再度の予告信号まで短すぎたのではないか?と感じるのである。ただしこの時リミット時刻の11時が迫っていたことが運営側を焦らせたようだ、その証拠に女子のレースは予告を早め、最初から準備信号にブラックを掲揚したのだから・・・。
ただしこの件に関しては運営側を責めることはできない。昨年も申し上げたが、リミット時刻が早すぎるのだ。これは高体連側の問題が関わってくるのである。


②高体連の様々な規制の問題

初日、午前中風が弱く、午後からのレースとなったが、第①レース終了後に何故かハーバーバック。これにより良い風にもかかわらず、女子の第②レースが行われなかったのは何故なのか?理由としては熱中症を防止する為だとか・・・この他にも決められた時間に昼食をとらなくてはならない・・・とか、様々な規制があったのは事実である。
しかし翌日の2日目に女子は③レース実施したわけだから、よっぽどこちらの方が危険である。特にインターハイヨットは夏に実施される為、予定レースが消化できない場合が多い。したがって臨機応変に対応しなければならないのではないのか?(2日目以降は改善されたが・・・)

さらに運営の件でも最終予告リミット時刻の11時は早すぎる。閉会式が15時半だったのだから、様々な事情を考慮(審問や閉会式準備など)したとしても、12時がリミットでも良いだろう(昨年も11時に中止となり、その30分後に良い風が吹いてきた。さらに各チーム、閉会式までの時間を持て余していた)

今回、全レース消化できたからいいようなものの、今後の課題といえるのではないか?

③2015年からのインターハイについて

昨年の七尾インターハイ開会式で「国際420級」導入との発表があり、その運用については今回決定し、発表された。(※10年間の和歌山での定点開催は昨年決定している)

※3年間、男女共に「420」「FJ」1艇ずつで実施されるようである。

結局は我々の時代(スナイプ・FJ)に逆戻りということになった。各都道府県高体連の意見を基に決定したようだが、ただでさえ競技人口が少ないのに、各校レースに出場できる人数が減ってしまうのは如何なものか?一応、3年間ということなのでまた変更になると思われるが、私の意見としては420級と併せ、シングルハンドの導入が望ましいのではないのか?420・2艇、シングルハンド2艇なら現在の人数と同じになる。インターハイ予選でもシングルを導入している水域もあり、また幸い国体でも導入されており、各都道府県は所持しているのだから比較的簡単に移行できると思われる。
ヨット人口を多くする為にも、底辺部分である高校生の競技人口は重要である。是非徹底議論をして頂きたいと思う次第である。

④ネット中継について
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【今回メイン解説を務めた「梅田 美保」(旧姓・諸井)さん、彼女は唐津西ヨット部一期生であり、インターハイ・国体・全日本女子スナイプなどの優勝が11回ある名選手。非常に判りやすい解説だったのでは?】

昨年に引き続き、ネット中継が実現し、好評だったといえるだろう。昨年と違った所は、TVのスポーツ中継と一緒だったことである。唐津ケーブルテレビの製作により、メイン実況、解説付きとオリンピック以外では初めてだったのではないか?
皆さんもご存知の通り、私も海上解説として参加させていただいた(あまり出番はなかったが・・・笑)

やはりこのような中継があると盛り上がれるし、是非今後も続けていただきたいと切に願う。さらに、今回このような中継に私も参加させて頂いたことに対し、大会関係者に御礼を申し上げたい。

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【今回、私と一緒に実況を共にした唐津ケーブルテレビ・アナウンサーの「柳 真衣」さん(左)と「溝田 佳織」さん(右)】

⑤最後に

今回のレースも昨年同様見ごたえがあり、とても良いレースだったように思う。やはり高校生が全力で戦う姿は美しい~。
もうすでに来年へ向けての戦いは始まっているのである。下級生は精進し、この素晴らしい晴れ舞台に出場されることを切に願い、総括の締めとしたいと思う。


※来年のインターハイは「南関東総体」と題し、ヨット競技は「江の島」で開催される。さらに21年続いた現行競技システムとしては最後の大会となる。


『江の島でまた会おう!』



以上


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