2013-09-19 22:30 | カテゴリ:国体
2020年夏季オリンピックが東京に決まり、日本中が沸きかえっている今日この頃であるが、日本での国民的スポーツ祭典と言えば『国民体育大会』だ。今年は首都「東京」での開催となり、セーリング競技は江東区にある「若洲海浜公園ヨット訓練所」を舞台に9/29~10/2の日程で開催される。(※9/28は開会式・トライアルレース)
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【群馬国体開催時(1983年)と比べ、大きく風景も変わった「東京ベイエリア」。東京ディズニーランド、東京スカイツリーなどの観光名所も海上からはっきりとご覧頂ける。※昨年のプレ国体より】

この場所での国体開催は「群馬・あかぎ国体」(昭和58年・1983)以来、2回目の開催となる。また、オリンピックセーリング競技もこの場所での開催予定(※ハーバーは新設)となることから、各方面から注目を浴びるのは間違いないだろう。

成年・少年合わせて全10種目・各6レースで熱戦が展開される。多種目であるので、簡単に展望することにしよう。
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【東京国体イメージキャラクター「ゆりーと」。都鳥・ゆりかもめがモデル】


①【成年男子470級】

※「土居 一斗・磯崎 哲也」(福岡)の連覇なるか?
土井
【昨年、並みいる強豪を破り優勝した「土居 一斗艇」(福岡)】

オリンピック種目であり、同国体の花形種目でもある「470級」。昨年、学生ながら優勝の快挙を成し遂げた「土居 一斗」(福岡・日本経済大)。今年はナショナルチーム入りし、ますます意気が上がる。しかし、アテネオリンピック男子470級メダリスト「関 一人」をはじめ、若手・ベテランを含め強豪揃いであり、さすがはオリンピック種目である。昨年同様、熱戦が期待される。

◎土居 一斗・磯崎 哲也 (福岡・日本経済大)
○原田 龍之介・田口 西 (長崎・アビーム・コンサルティング㈱/長崎自動車㈱)
▲飯束 潮吹・八山 慎司 (東京・㈱エスピー・ネットワーク)
△市野 直毅・大矢 勇輝 (和歌山・和歌山セーリングC/桐蔭高等学校教)
△関 一人 ・古谷 信玄 (神奈川・トヨタ自動車東日本㈱/YCC)
△牟田口 駿・宮崎 達也 (佐賀・法政大/佐賀県ヨットハーバー)
△中村 公俊・山近 宏  (山口・山口県スポーツ交流村/日鐵住金溶接工業㈱)
△澤村 和慶・土井 航平 (広島・九州旅客鉄道㈱/富士通㈱)


②【成年男子国体シングルハンダー級】

※シングルハンドのスペシャリスト「永井 久規」(愛知)の連覇なるか?
永井
【昨年、接戦の末に競り勝った「永井 久規」(愛知)】

昨年、デッドヒートを制し優勝した「永井 久規」が今年も登場。その永井に惜敗した「南里 研二」(佐賀)もリベンジに燃える。さらに、ナショナルチーム経験者の「安田 真之介」もエントリーしており、この強力なメンバーに対し、地元東京の「城 航太」がどう挑んでいくのか?しかも、昨年出場した入賞者もズラリと揃っている、こちらも激戦となりそうだ。

◎南里 研二  (佐賀・わたみ家)
○永井 久規  (愛知・豊田合成㈱)
▲安田 真之介 (京都・宮津高校教諭)
△城 航太   (東京・㈱エス・ピー・エヌ)
△齋藤 大輔  (秋田・美浜㈱)
△谷口 斉謙  (和歌山・島精機製作所㈱)
△前田 博志  (広島・マツダ㈱)
△杉山 武靖  (静岡・静岡ガス㈱) 


③【成年男子国体ウインドサーフィン級】

※ナショナルチーム実力者同士の対決?

2013年ナショナルチームの「倉持 大也」(東京)が地元開催において優勝を狙う。これに対し、ロンドン五輪代表「富澤 慎」(新潟)が意地をみせるか?さらに学生チャンピオンであり、ナショナルチームの「板庇 雄馬」(滋賀)や同ナショナルチームの「尾川 潤」(和歌山)にも期待がかかり、高レベルでの優勝争いとなることだろう。

◎倉持 大也  (東京・関東学院大学)
○富澤 慎   (新潟・トヨタ自動車東日本㈱)
▲板庇 雄馬  (滋賀・立命館大学)
△尾川 潤   (和歌山・㈱島精機製作所)
△寒河江 聡志 (山形・パナソニックシステムネットワークス㈱)
△黒石 勇次  (大分・北杵築郵便局)
△鳥取 雅嗣  (山口・㈱大野石油店)
△山﨑 大輔  (神奈川・横浜市南消防署)
△市川 和典  (静岡・ヤマハ発動機㈱)


④【成年女子セーリングスピリッツ級】

※昨年の続きなのか?

昨年、「吉迫 由香」艇(現姓・河合・2004アテネオリンピック女子470級代表)の強さが目立った同クラス。その彼女は結婚し、今年は大阪から出場する。さらに昨年準優勝の「宮川 惠子・栗栖 佐和」(和歌山)を中心に、有力学連現役・OG、さらにオリンピックメダリスト「重 由美子」さんも出場、今年も熱い戦いとなることだろう。

◎宮川 惠子・栗栖 佐和  (和歌山・和歌山S.C/和歌山県セーリング連盟)
○松下 結 ・田中 瑞紀  (長崎・㈱ベネッセホ-ルディングス)
▲重 由美子・宮崎 歩美  (佐賀・佐賀県ヨットハーバー/㈱九州電力)
▲河合 由香・山下 かおり (大阪・主婦)
△渡邉 絵美・松永 貴美  (岐阜・共立ビジネスサービス㈱/㈱大垣共立銀行)
△内冨 明渚・高橋 美晴  (山口・安田女子大学/山口県体育協会)
△持田 由美子・高橋 舞  (千葉・日本大学/㈱ガルフネット)
△若林 友世・古屋 綾乃  (神奈川・日本大学/麻布大学)
△平岡 沙希・西尾 知美  (鳥取・日本経済大学/米子工業高専)
△村山 仁美・久保 咲花  (東京・立教大学)


⑤【成年女子国体ウインドサーフィン級】

※オリンピック経験者同士の熾烈なバトルか?

5年連続ナショナルチームの実力者であり、2012ロンドン五輪RS-X級代表「須長 由季」(東京)が地元開催において期待が大いにかかる。北京五輪RS-X級代表で、昨年準優勝の「小菅 寧子」(新潟)も健在であり、五輪経験者同士の熾烈なバトルとなることだろう。

◎須長 由季  (東京・㈱ミキハウス)
○小菅 寧子  (新潟・柏崎体育協会)  
▲伊勢田 愛  (滋賀・パイレーツハーバー)
△堀川 智江  (神奈川・金澤運輸)
△錬石 恵子  (埼玉・富士フイルム㈱)
△三石 真衣  (千葉・TEARS)
△小島 真理子 (和歌山・和歌山県教育庁)
△川端 貴美可 (熊本・宇土市立花園小(教))


⑥【成年女子シーホッパー級SR】

※地元開催で「冨部 柚三子」(東京)の連覇達成なるか?
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【昨年、激戦を制した「冨部 柚三子」(東京)地元開催で連覇を狙う】

昨年優勝した「冨部 柚三子」が地元開催で連覇の期待がかかる。これに対し、昨年入賞の「谷内 志緒里」(石川)や「松苗 幸希」(北海道)がどこまで対抗できるのか?がポイントである。


◎冨部 柚三子  (東京・㈱J.F.P)
○松苗 幸希   (北海道・㈱ガルフネット)
▲谷内 志緒里  (石川・金澤文苑堂)
△藤井 あゆ美  (福井・福井総合病院)
△中山 由佳   (佐賀・日本大学)
△石川 智香   (千葉・放送大学)
△後藤 沙織   (大分・関西大学)
△河原 由佳   (三重・共栄火災海上保険㈱)
△高橋 香    (和歌山・センゴクベンダー㈱)


⑦【少年男子セーリングスピリッツ級】

※大激戦だった唐津インターハイの続きか?
岡田
【連覇を狙う「岡田・宮口」(佐賀)だが、ライバルも多数おり、どうなるのか?】

今回、2020年オリンピックが東京に決定したことで、最も注目されるのは少年部門である。今年も注目すべきチームが目白押しであり期待される。インターハイでは苦戦してしまったが、このクラス昨年優勝の超高校級セーラー「岡田 奎樹・宮口 悠大」(佐賀)、準優勝の「小泉 維吹・有岡 翼」(山口)の2強に加え、全日本FJ・インターハイ優勝の「渡辺 駿・梶野 智弘」(福岡)が3冠達成なるか?がポイントとなるだろう。


◎岡田 奎樹・宮口 悠大  (佐賀・唐津西)
○渡辺 駿 ・梶野 智弘  (福岡・中村学園三陽)
▲小泉 維吹・有岡 翼   (山口・光)
△永松 礼 ・林 宏卓   (大分・別府青山)
△今井 拓也・田中 颯人  (千葉・磯辺)
△伊藤 翔哉・近藤 惠大  (岐阜・海津明誠)
△杉山 航一朗・中山 真  (静岡・清水東/相良)
△伊藤 優希・須田 壮   (神奈川・慶應義塾)


⑧【少年男子シーホッパー級SR】

※樋口 碧(佐賀)の2連覇なるか?
樋口
【OP時代から活躍していた「樋口 碧」、連覇を狙う】

昨年高校1年生ながらこのクラスを優勝、レーザーラジアルユースランキングNO.1の実力者「樋口 碧」(佐賀)、当然ながら連覇の期待がかかる。それに対し「北村 勇一朗」(静岡)、「菅野 翔」(福岡)がどこまで対抗できるかがポイントである。


◎樋口 碧    (佐賀・唐津西)
○北村 勇一朗   (静岡・聖隷クリストファー)
▲菅野 翔    (福岡・中村学園三陽)
△平岡 哲磨    (鳥取・米子工業高専)
△矢野 航志    (大分・別府青山)
△玉山 裕登    (愛知・名古屋)
△西尾 勇輝    (和歌山・桐蔭)
△槇原 豪    (広島・広島)


⑨【少年女子セーリングスピリッツ級】

※高体連組とユース組どちらが制覇するのか?

インターハイの続きであることには違いないが、国体では艇種が変わる。特に女子ではユース組にも有力選手がおり、正真正銘の頂上決戦となるこのクラス。インターハイ優勝の「元津 志緒・濱本 郁」(長崎)、準優勝の「山下 万理・島本 明季」(香川)、ユース組からは実力上位の「深沢 瑛里・馬渡 凪沙」(神奈川)、この3艇が優勝候補筆頭であろう。


◎深沢 瑛里・馬渡 凪沙  (神奈川・函嶺白百合学園/七里ガ浜)
○山下 万理・島本 明季  (香川・高松商業)
▲元津 志緒・濱本 郁   (長崎・長崎工業)
△村瀬 海里・石川 満里奈 (広島・比治山女子/広島なぎさ)
△橋本 杏奈・齋藤 由莉  (茨城・霞ヶ浦)
△林 佳奈 ・大島 由衣  (東京・日本工業大学駒場/成城学園)
△土屋 百茄・梅野 美月  (福岡・都築学園福岡第一)
△中山 由紀美・池内 仁美 (佐賀・唐津西)


⑩【少年女子シーホッパー級SR】

※多田 緑(佐賀)の3連覇なるか?
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【3連覇を狙う「多田 緑」(佐賀)】

昨年も圧倒的な力で2連覇を果たした「多田 緑」(佐賀)が中心。力は圧倒的に抜けており3連覇濃厚だろう。以下は混戦である。

◎多田 緑   (佐賀・唐津西)
○矢野 紗也   (愛知・碧南工業)
▲佐藤 梨加   (和歌山・星林)
△遠藤 紅葉   (神奈川・横浜創学館)
△中桐 皐月   (香川・高松商業)
△西本 海月   (広島・呉三津田)
△鄭 愛梨   (兵庫・芦屋国際中等教育)
△安藤 夏海   (東京・東京横浜独逸学園)


※以上簡単ではあるが展望させて頂いた。今大会は東京オリンピック開催決定記念国体として注目される。また私自身も今回「実況・解説」として参加させて頂く。当大会を盛り上げるためにも、全力で選手の皆さんを応援する所存である。


以上

※スポーツ祭東京HP(組み合わせ表にエントリーが掲載されています)
http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/kyogi/kokutai/sailing.html

※ネット中継のリンクは、後日バナーを貼らせて頂きます。


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