2013-09-25 05:00 | カテゴリ:インカレ
※【470級総括】
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大会展望では、「山口 祥世・谷口 柚香」組(早稲田大)の2連覇なるか?とお伝えしたが、実際はどうだったのであろうか?レース毎に振り返ってみることとしよう。

初日(9/21)、開会式が行われた後の、第1レース。トップフィニッシュを決めたのは「後藤・岡崎」(関西大)だった。優勝候補筆頭の「山口祥・谷口柚」(早稲田大)は第①マークでは遅れたものの、最終的には後藤艇に迫る勢いで2番手フィニッシュ。さらに「豊田・原」(同志社大)も序盤遅れたものの3番手フィニッシュとなり、有力チームが順当に上位となる。

直後の第②レースでは、2上でトップ回航の「神木・奥田」(甲南大)がトップフィニッシュ。「豊田・原」(同志社大)が2番手フィニッシュとなったが、第1レースでトップだった「後藤・岡崎」(関西大)、2番手の「山口祥・谷口柚」(早稲田大)は第①マークで8・9番手と若干遅れる。しかし山口祥は4番手まで上がってきたものの、後藤は6番手までしか上がってこれない。初日から、「豊田」「山口祥」「後藤」この3艇による、高校時代からのライバル対決の様相となる。

2日目(9/22)はなかなか風が吹いてこなかったが、正午前にスタート、しかし第1マークまでに急激に風速が落ちノーレース。「AP-H」が展開され、待ちの状態が続く。しかしようやく風も安定し、第3レースが始まった。

第①マークでは「若林・新谷」(日本大)、「後藤・岡崎」(関西大)、「山口祥・谷口柚」(早稲田大)の順に回航するものの、2上では若林-山口祥-後藤の順に回航。ところがここから第④マークまでが、(結果的に)今シリーズ最大の山場を迎える。回航直後の即ジャイブで、山口祥艇は若林艇を逆転、そのままマークしながら推移するが、風も弱まってくると同時に、後藤艇が仕掛ける、しかし山口祥艇は後藤艇をマークせず、若林艇を選択。これが裏目に出る。その結果後藤艇は、ブローと潮流をうまく利用したコース取りでスターボードタックからルームを取ることに成功、そのままフィニッシュとなる。さらに大きく遅れていた「豊田・原」(同志社)は若林艇をも捕らえ、3番手まで浮上する。

※第③レースまでの暫定順位

①後藤 沙織・岡崎 文音  (関西大)    8点(1・6・1)
②山口 祥世・谷口 柚香  (早稲田大)   8点(2・4・2)
③豊田 華世・原 あやみ  (同志社大)   8点(3・2・3)

3艇が同点、最終日の熱い戦いが期待されたが、風速は上がってこない、従ってノーレース。タイを解き、上記の順位となりシリーズを終えた。

※以上が470級のレース推移であったが、入賞チームを見ていくこととしよう。


※関西大初の全日本タイトルをもたらした『後藤 沙織・岡崎 文音』組(関西大)
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昨年5位入賞した彼女達であったが、見事全日本のタイトルを獲得。これは関西大の歴史を見ても初の快挙となった。今年、関西大勢は各レースの成績から見ても一時の勢いが感じられず、正直女子インカレでもどうなのか?いう状況であったが、スタートは1・2を争う積極性があり、なんとしても勝ちたいという執念は感じ取れた。
そこには2つの思いがあったのだと私は解釈している。まず一つ目は、高校生時代に惜敗した「山口祥」に勝つこと、二つ目は2011年に同校は部内問題から部活動謹慎となり、姉・沙季が出場できなかった悔しさの分までその思いを晴らしたと言えるだろう。
同点だったものの、2回のトップフィニッシュがあり、文句なしの優勝といえるのではないか?

「優勝おめでとう!」


※連覇はならず、『山口 祥世・谷口 柚香』組(早稲田大)
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連覇濃厚と思われていた「山口・谷口」組は、連覇達成はならなかったが、「負けてなお強し!」とのレース内容ではあったように思う。①マークでは、苦戦しながらも必ず大きく上がってくるのはいつもの強さであったし、若干ツキが無かっただけだと私はそう感じた。
この悔しさは関東インカレ・全日本インカレに必ず繋がるはずだ。彼女なら必ずやってくれるはずだ、大いに期待している。


※実力はみせつけた『豊田 華世・原 あやみ』組(同志社大)
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豊田は同志社大のレギュラースキッパーであり、今回も優勝候補の一角であったが同点3位となった。山口祥と同様、序盤遅れることが多かったものの、大きく順位を上げることができるのは実力がある証拠だろう。優勝はできなかったが、全日本インカレでも大いに期待できることだろう。


※超軽量コンビの『若林 友世・新谷 つむぎ』組(日本大)が4位入賞!
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元々ジュニア時代からの実績が抜群だった「若林」だが、今回もセンスが抜群なのは随所にみられる場面が多かった。「1上選手権なら間違いなく優勝?」と冗談を言いたくなる位、良いレースはみせてくれた。しかしフリーで抜かれる場面が多く、4位入賞に留まった。しかし、彼女はまだ2年生、来年は積極的にこのタイトルを獲りにいって欲しいと私は願っている。彼女はそれだけの実力があるのは間違いないのだから・・・


※トップフィニッシュがあるなど健闘!『神木 蘭・奥田 菜月』(甲南大)が5位入賞!
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先週、関西インカレで久々の両クラス全日本通過を果たし、その勢いで臨んだ彼女達だったが、見事5位入賞を果たした。トップフィニッシュもあり、全日本へ向けて大いにアピールできたことであるだろう。昨年もスナイプで準優勝と着実に力をつけている同校の今後に期待である。


※ルーキースキッパーの中では最上位『山本 佑莉・畑山 絵里』組(日本経済大)が6位入賞!
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注目のルーキースキッパー勢の中で最上位だった「山本・畑山」組。山本は昨年のインターハイでは20位の選手であり、正直レース経験もあまりなかった中で入賞できたのは立派である。おそらく畑山のリードがあったからだと私にはそう思えた。
おそらく来年は脅威になることは間違いないだろう、注目している。


※スナイプ・総合へ続く



※470最終成績リンク

http://www.ayf.jp/wp-content/uploads/2013/09/2013_joshiinn470_0923.pdf


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