2013-10-24 00:20 | カテゴリ:インカレ
◎【総合展望】
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【全日本インカレにおける3本の優勝旗 (※写真は『BEST WIND』より)】

外道無量院

現在、全日本インカレには3本の優勝旗がある。

470級・・・・・ヤマハ発動機提供
スナイプ級・・・日本スナイプ協会提供
総合・・・・・・全日本学連提供

の3本だ。

提供元の予算の関係からだろうが、「総合」の優勝旗がその他の2本に比べて一回り小さいのだ。

実は、1977年に現在の470級、スナイプ級、そして総合の3つの優勝制度になってからしばらくは「総合」の優勝旗は存在しなかった。

一方で今年、第80回を終えた関東インカレには、クラス別の優勝旗はなく、「総合」の優勝旗のみが持ち回りとして引き継がれている。

そうだよね?生ちゃん!

なまちゃん

はい、確かに私が3年生時(1991年)までは、総合優勝旗は存在しませんでした。

470級・・・・・ヤマハ発動機㈱(現在も一緒)
スナイプ級・・・読売新聞社(当時の大会後援)

の2本だったのです。

しかし4年生時(1992年)の琵琶湖全日本インカレでスナイプ旗が「日本スナイプ協会」より進呈され、読売さんの旗が総合優勝旗になりました。その時、皆さんがご存知の通り同志社大が完全優勝し、3本全部獲得した訳であります(あ~ぁ思い出したくない(笑))

でもいつの間にか読売さんも後援から外れたせいなのか、現在の総合優勝旗に変更されてますよね。いつ変更されたかは私はわかりません。

あと、現在の470とスナイプの2クラスになってからの全日本の「総合」はいつからなのか?ということですが、パンフレットなどでは1979(昭和54年)となっていることが多いのですが、様々な資料、当時を知るOBの話などを総合すると、正式には1977年(昭和52年)からが正解だと思います。ちなみに昨年琵琶湖大会のパンフレットは1977年からになっております。

外道無量院

なるほど、よく調べたね。しかし、今年のパンフの原稿では、また1979年(昭和54年)の七ヶ浜大会の広島大優勝からの表記になっている。

そこまで言うなら、実は私は1975年(昭和50年)の淡輪大会の時の「総合優勝」という小さなトロフィーを見たことがある。その大会の表彰式で実際に受け取った本人(当時の総合優勝校主将)から直接に見せて貰ったので間
違いない。現在はおそらく、その方の母校の艇庫・合宿所に置いてあると思うので、インカレ観戦の時にでも一緒に見に行こうか?

今となっては、「総合」が公式な表彰対象で無かった頃から、そういう評価自体は存在していたという証拠としては逆に貴重なものかもしれない。

なまちゃん

確かに非公式では総合は存在したらしいんですよ。1977年の前年1976年も無理やり某大学が総合優勝を表彰させたとの逸話が残っております。(※この話は当事者の話だけではなく、他大学の証人もおり真実であります)
でもそれ以前もあったんですね、それは初耳です。

んんん?といいますと、今度見に行くって事は西宮の大学ですね。

え~っと、1975年(昭和50年)の成績表をチェックしてみると・・・・。

な・なんと!470・3位、スナイプ・4位の関西学院じゃないですか!?

それは是非、見てみたいですね。

でも、総合優勝がいつからか?という「命題」の「解」がますます混沌としてきましたね(笑)

外道無量院

残念ながら今迄は、”Deed of Gift"(贈与証書)という観念が全く欠如している歴史感だったのだな。「合掌」しかないな。(笑)

まあ、終わってしまった過去の事は仕方ないので、未来に期待しよう。

さて、勿論その3つの「優勝」があるので、それぞれの大学が戦力に見合った「優勝」を目指すのは当然で自由であろうが、「学生スポーツ」として考えた場合、「総合」の優勝に対して一番価値のある評価をしなければならないと考えるのは私だけではあるまい。

スナイプ編で、ラグビーやアメフトのポジションに例えてみたが、さらに分かりやすい例えで言えば、470やスナイプに特化してクラス優勝のみを目指すという事は、箱根駅伝で言えば470級優勝=往路優勝、スナイプ級優勝=復路優勝みたいなもので、往復の総合タイムで勝って初めて「総合優勝」=箱根駅伝の王者だと思うからなのである。

勿論、往復10名の戦力に充分足りないチームは往路か復路の一方に有力選手を固め、「往路優勝」とか「復路優勝」を狙うのは一つの手だし、それなりの評価も得れる。しかし、箱根駅伝の場合、真の勝者は「総合優勝」であるとの評価に疑問を持つものはおるまい。

ところが、ヨットのインカレの場合はどうだろうか?

細かい事で恐縮だが、冒頭に触れたそれぞれの「優勝旗」の大きさを見た印象でも、やはり疑問が大きくならざる得ないのである。

ここは、分かりやすくするためにも「総合」の優勝旗は、甲子園で授与されるもののように、持って歩くのが辛いくらいの「大優勝旗」にでもしたらどうだろうか?

ところで生ちゃん、インターハイや国体で好評だった実況中継はインカレではやらないの?何と言っても、ココが一番盛り上がるでしょ!?

なまちゃん

それがですね~、選手やOBのみならず世間一般からの要求はたくさんあるんですが、肝心の全日本学連からは声も掛からないですよ!確かに、この大会が一番盛り上がる事は間違いないし、選手もOBも張り合いが出ると思うんですがねぇ・・・。

予算の関係が一番大きいのでしょうが、あまりお金を掛けずにやる方法だってあると思うんですが・・・。でもインカレの実況は是非やってみたいですねぇ~(笑)

外道無量院

資金に加え、マーケティング力や技術力の欠如だな。
またまた「合掌」。(笑)

まあ、ここに及んではさらに時間の問題もあるので、今年はあきらめるとして、来年の福岡大会以降に期待しよう。

さて、余談はこのくらいにして、それでは本題の今年の「総合」の優勝争いについての見解を述べてみよう。

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【昨年総合優勝の「同志社大」、両クラスとも強さが際立った文句なしの勝利!】

両クラス揃っての出場は15校のみであるので、「優勝予想」とすれば、一番易しそうだが、競馬でも多頭数立てのレースより小頭数立てのレースの予想が簡単ではないようにそういうものではない。だいたい、クラス別の順位は3艇の合計のみの評価でよいものの、総合となれば6艇の合計点を計算して予想しなければならないのだ。またまた、「ヨットと競馬を一緒にするな」との批判を浴びそうだが・・・・。

それでは、まず分かりやすくするために、この15校をA・B・Cの3つのグループに分けてみた。

Bグループ以下に評価した関係者からの批判・非難は承知の上だ。

また、グループ内の並びは、北から順番に並べただけで、けっして「評価順」ではないので、誤解無きように。

Aグループ
日本大、早稲田大、慶應義塾大、同志社大、関西学院大

Bグループ
明海大、横浜国大、関西大、甲南大、九州大

Cグループ
東北大、法政大、立命館大、岡山大、鹿屋体大

Aグループ内の順番付けであるが、470で単穴、スナイプで本命にした関西学院大が総合も本命だ。クラス別の評価は既に述べたので省略するが、スナイプでは悪くても3位以内は外さないだろうし、470にして
もどんなに悪くても5位以内は外しそうもない。

総合では不動の本命だろう。

対抗は穴狙いの批判は覚悟の上で早稲田とした。関東インカレでは両クラスで不調を極めたが、逆に悪いところを出しつくしてしまえば、選手個々の力から巻き返す力はあるとみたのだ。

「両クラス3位」なら、総合で「2位」以上は確保出来るか?関学が自滅して崩れたりすれば、優勝まであるかも知れない。これについて生ちゃんはどう感じている?

なまちゃん

まったく異論はございません(笑)関西学院がクラス優勝がなくても悲願の総合優勝は間違いなさそうですよね。ましては地元開催なのですから、圧倒的有利なはずです。

対抗以下は若干違いますが・・・

外道無量院

いやいや、私は余計なプレッシャーがかかるというだけでなく、「地元開催」が逆にハンディキャップに成る危険性も高いと考えている。

まあ、「審問」で遅くなる分には宿舎がすぐ目の前であるだけに不利にはならないだろうが、大会期間中の寝泊りが普段使っている合宿所になるだけに、OBや大学関係者他の来訪者も多かったりして遠征組の旅館のように夜になってもゆっくりと休養が取れない事も考えられるからだ。

例えば、宿舎にシャワーしかなければ、途中で近所の銭湯にでも連れて行って湯舟にゆっくりと浸からせて肉体的・精神的な疲労を取る事もしなければならないだろうし、レース経過がゲームプラン通りに上手く行かない場合などは、気分転換も兼ねて途中で外食に連れ出すなどの手を打つ必要もあるだろう。

他の競技の場合、指導陣はそういった選手への心身のケアを万全にやるものだが、ヨット部の場合はそういった「競技期間中の選手の扱い」が、全体的に時代遅れだと感じているので老婆心ながら敢えて書かせて頂いた。

もっと極端な例で言えば、1年生と言えどもレースに出場しているレギュラー選手が朝の3時から起きて炊事当番をしているなどは、「言語道断」だとおもわないか?

まさか、今でもそういう事をやっているチームはないだろうな?(笑)


さて、本題に戻ろう。

単穴は、昨年度の王者・同志社と一昨年の覇者・日大のどちらを取るか悩みに悩んだ。

結論は、4年生が一人も居ない日大よりも、久々に4年生が充実してのレギュラー争いが激しい同志社を上位に取った。来年も出場選手全員が残る日大は、順調なら1年待っていれば不動の本命だろうからな。

従って、Aグループ内で残った慶應義塾大が5番手という評価となる。昨年までに比して、全体的に今年は新戦力に頼る面が大きく、昨年までのような「試合巧者」振りを発揮し難いと読んだからだ。

残る6位入賞枠を争うのは、Bグループに挙げた5校のうちのどこかであろう。

クラス別の24チームに比して、総合は15チームのみなので思いきって印は一つに絞りたい。この中の順番付けは、正直、Aグループ以上に難しいのだが、470で優位に立てそうな九州大が一歩リードと読んだ。スナイプが爆発すれば明海大、両クラスのバランスで横浜国大、さらには地元開催が有利に働けば関西大、甲南大も差は少ないが・・・。

それでは結論に入ろう

※外道無量院の予想

◎・・・・・関西学院大
〇・・・・・早稲田大
▲・・・・・同志社大
△・・・・・日本大
△・・・・・慶應義塾大
△・・・・・九州大

生ちゃんは?

※なまちゃんの予想

◎・・・・・関西学院大
〇・・・・・日本大
▲・・・・・早稲田大
△・・・・・同志社大
△・・・・・慶應義塾大
△・・・・・九州大
注・・・・・明海大

はい、正直いってわかりません(笑)それくらい激戦・混戦になるように思います。実力も重要ですが、チーム全体の雰囲気が勝敗に左右されると・・・全日本インカレはそういう要素も大きいですからね。

その中でやはり関西学院は両クラスともエースがおり、ましては地元開催ならば有利と言わざるを得ないと思います。2番手以降はどこが来ても不思議ではないでしょう。勢いのある日大、実力十分の早稲田、昨年総合優勝の同志社までが候補となるでしょう。慶應もいつもの堅いレース運びだと思わぬ結果が・・・また、入賞候補として九大・明海には特に注目してみたいです。

最後に、そろそろ現地入りするチームが多くなると思いますが、また大型台風が近づいているのもあり、くれぐれも事故などに気をつけて頂き、本番では良いレースになることを願っております。

今回も外道さんありがとうございました。

外道無量院

こちらこそありがとう。

それでは参加選手各位の健闘と幸運を祈る。


合掌

外道無量院&なまちゃん共作


※第78回全日本インカレ特設サイト(関西学生ヨット連盟)



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