2013-12-06 15:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
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2013年も残すところ僅かとなったが、高校生セーラーはこの寒い中、来年に向けて更なるレベルアップの為、練習に励んでいることであろう。そんな中で、神奈川県連主催の恒例レース「ジュニア・ユースクリスマスカップ」が12/21~22の日程で「江の島ヨットハーバー」を舞台に開催される。
このレースは今回、10周年記念大会となるが、「OP」「レーザーラジアル・4.7」などのジュニア・ユース種目を始め、「FJ級」のインターハイ種目も存在する。尚、この大会は「韓国・京畿道ヨット協会」との親善大会も兼ねている。

特にFJ級は、来年のインターハイが江の島で開催されることから、45艇ものエントリー。北は北海道から、関東勢はもちろん、碧南セーリングクラブ(碧南、碧南工業)や蒲郡東の愛知県勢、KGセーリングクラブ(関西学院、啓明学院)の兵庫県勢も参加予定であり、熱戦が期待される。

エントリーをみると注目選手が目白押しであり、来年へ向けての重要な一戦となる大会であるのは間違いないだろう。早速、(FJ級のみ)展望をしてみることにしましょう。

◎【FJ級展望】 ※45チーム出場・全7レース実施予定

※今年のインターハイ・国体で活躍したチームに注目!
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【唐津インターハイ最終レーストップフィニッシュの「岩月・酒井」ペア】

今年の唐津インターハイ男子はハイレベルな戦いであり、トップ10はほとんど3年生スキッパーであったが、その中で「岩月 大空・酒井 幹人」(碧南工業・2年)が9位と健闘。後半戦になるにつれ調子を上げ、第5レースでは1上トップ回航や、最終レースではトップフィニッシュを飾るなど、レース内容、経験値などなら今大会のシリーズリーダーとなるのはほぼ間違いないだろう。

KGセーリングからは「己斐 健太郎・松森 玲」(関西学院高等部・2年)も上位候補に挙げなくてはならないだろう。インターハイでは振るわなかったものの、先日開催された「近畿高校新人戦」で失格がなければ優勝だったことから、セーリング技術では上位とみても良いのかもしれない。しかし、英語が目立つことからその点が若干のマイナスポイントではある。

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【東京国体SS級準優勝の「北林・宮野」ペア。両者それぞれの母親は、な・なんと!インターハイチャンピオンなのである】

今年の東京国体でSS級準優勝を飾った「北林 妙恵子・宮野 菜々」(磯辺・2年)は、好成績を残し、1年生も多数いることから、来年へ向けてコンビを分けることになったようだ。今回は宮野が(他大会に出場の為)出場しないのは何とも残念ではあるが、北林が、1年生クルー小林 果帆とのコンビでどこまで上位進出できるかが非常に楽しみである。

すでに高校ヨットは卒業となったが、今年の関東大会ソロ優勝・インターハイデュエット4位入賞に貢献した「丹羽 巧」(3年)も出場、別宮 香子(1年)とのコンビであることから、クルーにレース経験させることが主な目的であろう。しかしながら3年生の意地をみせて優勝となるのか?

※迎え撃つ関東勢の新チームはどうなのか?
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【関東選抜優勝の「村瀬・石和」ペア(慶應義塾)。同校は来年へ向けてのレギュラー争いが熾烈である】

各校、新体制となってからの最初のレースは先月の「山中湖関東選抜」だったが、混戦であり、現時点での傑出したチームはなかったと言えるだろう。しかしながら慶應勢が出場した5艇全てが見所あるレースは見せてくれた。今回は4艇エントリーでチーム編成が(選抜時と)若干違うが、優勝した「村瀬 志綱・松世 拓也」(2年)をはじめ、3位の「野田 直希・石和 正浩」(2年)、5位の「柳内 航平・久保田 空」(1年)、入賞は逃したものの見せ場は作った「稲垣 怜生・小泉 一裕」(2年)、それぞれが上位入賞できる可能性を秘めているだろう。

逗子開成からは同点準優勝だった「入江 裕太・長塚 正一郎」(1年・2年)も上位進出を狙う。1年生スキッパーながら大健闘だったことから、要注目のチームではあるだろう。他にも7艇エントリーと充実しており、上位進出できるチームがさらにでることを期待しよう。

磯辺は関東選抜では不参加となったが、(丹羽艇を含め)8艇のエントリー。今回のチーム編成を見る限り有力男子チームは、1年生女子と出場予定であることから、大会経験させることが主であることが明らかなことから、参考程度とさせて頂こう。「植木 武成」(2年)が上位候補の筆頭である。

※ジュニア卒業生もFJ級でデビュー!
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【唐津インターハイで4位入賞クルー「齋藤 由莉」(霞ヶ浦)のトップフィニッシュシーン】

今大会で話題のジュニア卒業生がエントリーしている。霞ヶ浦高に入学予定の「宇田川 真乃」(横浜ジュニア出身)なのだ。宇田川は今年のイタリアOPワールド女子唯一の代表として活躍した。
FJに乗り始めて日が浅いので、どこまで通用するか?なのだが、宇田川のクルーは、唐津インターハイでソロ4位入賞の「齋藤 由莉」(1年)であることから、期待のチームであることは間違いないだろう。

◎【結論】

◎岩月 大空・酒井 幹人  (碧南セーリング)
○丹羽 巧 ・別宮 香子  (磯辺)
▲北林 妙恵子・小林 果帆 (磯辺)
△己斐 健太郎・松森 玲  (KGセーリング)
△村瀬 志綱・松世 拓也  (慶應義塾)
△入江 裕太・長塚 正一郎 (逗子開成)
注・村瀬以外の慶應勢
特注・宇田川 真乃・齋藤 由莉 (霞ヶ浦)

※インターハイで良い走りをみせた岩月艇が実力的には上位であることから迷わず本命。以下は混戦となることだろう。

この時期、FJ級の大会で45艇エントリーとは驚きである。選手の皆さんは、自分の力を試す絶好のチャンスではないのか?寒さを吹き飛ばすほどの熱いレースをみせて頂きたい。

各チームの安全と健闘をお祈りする。


以上


※クリスマスカップ特設サイト


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