2014-04-14 12:00 | カテゴリ:インカレ
いよいよ関東春季インカレの「団体戦」の展望に入ることにする。新体制となり、各校どのようなレースを見せてくれるのか非常に楽しみである。

本題へ入る前に、昨年「全日本インカレ」出場校(関東勢)の成績を振り返っておくことにしよう
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【昨年秋開催「第80回関東インカレ」の攻防】  

※この記事の写真も「羽田 誠」氏(法政大OB)撮影

※西宮全日本インカレ関東勢成績

【470級】    【スナイプ級】    【総合】

③日本大      ①明海大      ②明海大
④明海大      ②日本大      ③日本大 
⑤早稲田大     ⑤早稲田大     ④早稲田大
⑧慶應義塾大    ⑦明治大      ⑨慶應義塾大
⑨中央大      ⑫慶應義塾大    ⑫横浜国立大
⑮横浜国立大    ⑯横浜国立大    ⑬法政大
⑰法政大      ⑰法政大

関東勢の総合優勝はならなったものの、スナイプ級で「明海大」が初優勝となった。昨年とレギュラー陣を比較し(スキッパー中心に)戦力分析したいと思います。

※注・さすがに春の段階では、各校のレギュラーは把握しきれていないのであくまでも「予想」ということでご容赦頂きたい。

◎【団体戦470級展望と解説】

※エース中村 睦宏を擁する『日本大』は必勝体制? ※関東優勝・全日本3位
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【全国をみてもトップクラスのエース「中村 睦宏」(日本大)】

昨年全日本団体戦では3位の「日大」。しかし春インカレに関しては(470・総合)8年間優勝から遠ざかっており、相性の悪い大会となってしまっている。関東ではトップクラスのエース「中村 睦宏」(4年・中村学園三陽)がチームを牽引する。1年時からレギュラースキッパーとして活躍し、経験も豊富である。戦力からみても、まずは関東では負けられないところだろう。
2・3番艇のレギュラー争いは非常に熾烈だが、「玉山 千登」(2年・中村学園三陽)・「中山 由佳」(2年・唐津西)・「神谷 圭祐」(3年・碧南)辺りが候補であろう。
この2・3番艇がどこまで活躍できるのか?が勝利へのポイントとなることだろう。

※強力ルーキーの加入で優勝を狙う『早稲田大』 ※関東準優勝・全日本5位
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【早稲田のエース「小泉 颯作」(早稲田大)。昨年も大活躍!】

昨年はリーダー山口祥世の活躍が目立った「早稲田」だが、全日本団体戦では5位と実力を発揮できなかったといえるだろう。山口祥が卒業したあとの戦力としては、470ジュニアワールドの権利を獲得したエース「小泉 颯作」(3年・光)、「山口 優」(4年・唐津西)に加え、強力ルーキー「岡田 奎樹」(1年・唐津西)の加入で、力的には昨年とほぼ同等と見て良いのかもしれない。
十分優勝候補の一角といっても良いだろう。

※今年の躍進に期待!『慶應義塾大』 ※関東3位・全日本8位
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【まだ2年生ながら実質慶應のエース「樋口 舵」(慶應義塾大)】

昨年の慶應470のチーム編成は、下級生中心のスキッパー陣であり、実力は十分にあったと思われたが、全日本では良い所なく終わり、若さがマイナスに働いた感じではあった。
今年の布陣も昨年に引き続き、エース格の「樋口 舵」(2年・塾高)・1年時よりレギュラースキッパーの「長堀 友香」(3年・青山学院)・「中嶋 颯」(2年・塾高)・樫本 真徳(4年・塾高)が候補になると思われる。
先月行われた東京六大学戦で早稲田とほぼ互角の勝負だったことから、優勝できるチャンスはあることだろう。

※この戦力で三強に迫れるのか?『明海大』 ※関東4位・全日本4位
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【今年も女子ペアがチームを牽引する「又村 あすか/又村 彩」(明海大)】

昨年、レギュラー6名すべて女性で挑んだ「明海大470」は全日本で4位と大健闘だったと言ってよいだろう。波田地由佳が卒業し、女子インカレでも紹介した「又村 あすか」(4年・大湊)・「林 優季」(2年・羽咋工業)に加え、昨年の春インカレでトップフィニッシュを飾るなど活躍した「鈴木 祐哉」(2年・海津明誠)の布陣で臨むことだろう。
エース格はいないのが日大・早稲田・慶應と違うところか?春の段階ではどこまで迫れるか?に注目である。

※国立大のエース『横浜国立大』は今年も上位を狙う! ※関東5位・全日本15位
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【やはりこの選手の加入は大きかった・・エース「須河内 健太」(横浜国立大)】

昨年「須河内 健太」(2年・逗子開成)の加入で、勢いづいた「横浜国立大」。須河内以上の活躍をみせた風間 光喜が卒業し、今年はどうなっていくのか?スキッパー陣はエース格の須河内に、昨年レギュラーの「加藤 祥太」(3年・福島)に加え、「立花 正輝」(2年・大森学園)・「金氣 太郎」(2年・甲南)あたりが候補ではないのか?
3番艇がポイントになると思われるが、エース中心に上位を狙えるのは間違いないだろう、ぜひ暴れてもらいたい。

※昨年のメンバーと同じの『法政大』 ※関東6位・全日本17位
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【昨年と同じメンバーなら今年は上位進出となるか?写真は「寒竹 要介」艇(法政大)】

昨年は下級生スキッパーで臨んだ「法政大」。今年のレギュラー陣は「寒竹 要介」(4年・中村学園三陽)・「徳田 修一」(3年・逗子開成)・「加瀬澤千帆里」(3年・磯辺)と変わらないだろう。
それぞれ上位進出できる力は持っている。それを発揮できれば三強の一角に絡める可能性があるのかもしれない。

※上位進出できるか?『中央大』 ※関東7位・全日本9位

昨年はまずまずの戦力ながらも、なんとか予選通過を果たした「中央大」だが、全日本ではまずまずの健闘だったことから、力は十分にあったといえることだろう。エース・高木 祐輔が卒業し、今年のレギュラースキッパーは、「向野 航平」(3年・逗子開成)・「平原 みちる」(2年・別府青山)に加え、期待のルーキー「榊原 龍太郎」(1年・唐津西)の起用が濃厚か?
可もなく不可もない感じの様相だが、上位進出するためには、思い切った作戦も必要かもしれない。

※非常に苦しいか?『明治大』 ※関東8位

昨年思わぬことで全日本進出を逃した「明治大470」。森 雄馬・成田 有沙が卒業し、昨年のレギュラーは坂 隼輔(3年・逗子開成)のみと非常に苦しい状況、候補としては「山出 宗輝」(4年・國學院久我山)やルーキー「鈴木 颯太」(1年・福岡第一)の起用が濃厚か?
いずれにせよ、シード権を獲れるか否かの苦しい戦いとなることだろう、まさに正念場である。

◎【結論】

※強力エースがいる三強が優勝争いの中心!

◎早稲田大
○日本大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
△中央大
△横浜国立大
△明治大

※早稲田・日大・慶應はそれぞれ強力エースの存在がおり、優勝争いの中心となるのはほぼ間違いないだろう。しかも総合的にみて互角である。
その中で、勢いが感じられる「早稲田」を優勝候補筆頭に指名!エース小泉を中心に、山口優・そして強力ルーキー岡田とバランス的にみても好印象である。
逆転候補は「日大」「慶應」ではあるが、エースがおりメンバーは揃っているものの、きっちりチームがまとまることができるか?がポイントであろう。

昨年の秋インカレと同様、4位以下は大混戦となることだろう。まったく予想がつかない、油断すると昨年同様の展開も十分にありえる。いずれにせよシード権争いは5校で争われ、激戦となるだろう。


以上

※関東学生ヨット連盟HP

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