2014-04-15 00:00 | カテゴリ:インカレ
◎【団体戦スナイプ級の展望と解説】
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【昨年、関東インカレ・スタート時の攻防】

※この記事すべての写真も「羽田 誠」氏(法政大OB)撮影

昨年のスナイプ関東勢は、春の段階では「早稲田」「日大」「明治」の活躍が目立っていたのだが、秋に入ると「明海大」が大きく成長し、全日本でクラス初優勝を成し遂げるなど、熱い攻防が繰り広げられた。

さて2014年のシーズンはどうなっていくのだろう?470と同様、スキッパー中心に各校分析することに致しましょう。

※今年の『日本大』は負けられない! ※関東優勝・全日本準優勝
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【今年度主将の「伊村 仁志」。スター軍団をまとめる重要なポジション!】

昨年の日大スナイプは関東インカレで圧勝したものの、全日本では明海大の後塵を拝する結果となり準優勝となったが、明海とは違い、レギュラースキッパーが全員が残り、他大学に比べれば圧倒的に強力であり、優勝候補筆頭であることは私が言うまでもないだろう。
昨年に引き続きレギュラースキッパーは、主将の「伊村 仁志」(4年・碧南)、一昨年の関東個人戦チャンピオン「井嶋 清芳」(4年・霞ヶ浦)、スナイプ女王「持田 由美子」(4年・磯辺)と実績からみてもスター揃い、まさに磐石の布陣である。

はっきり言って「勝って当たり前」の状況ではあるが、どんなレースをしてくれるか?どのような勝ち方をするか?が焦点だろう。

※スナイプでは圧倒的な戦力の「日大」。果たして日大を破るチームがあるだろうか?引き続き見ていくことにする。

※強力なルーキーの活躍に期待の『早稲田大』 ※関東5位・全日本5位
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【実質リーダー艇の「島本 拓哉」。今年の活躍にも期待がかかる】

昨年の春インカレでは、安定したレース運びで優勝した「早稲田大」。しかしその後思わぬ伸び悩みで結果を出せなかったのが少々残念だった。今年はなんとしても日大に迫りたい所だろう。というより、昨年の春インカレは優勝しているのだがら、優勝できる実力があるのは疑いようがない。
戦力としては、4年生唯一のスキッパーであった桐岡洋平が卒業したものの、エース「島本 拓哉」(3年・磯辺)、「平川 竜也」(2年・逗子開成)に加え、強力ルーキー「永松 礼」(1年・別府青山)の起用が濃厚だろう。

島本・平川の活躍は計算できるし、永松の力は「東京六大学戦」でも活躍したことから、3艇揃っているといっても良い。作戦次第といえるが、日大に対抗できる筆頭なのは間違いない。

※現時点では優勝争いとなると・・・?『明海大』 ※関東準優勝・全日本優勝

何度も申し上げている通り、昨年の全日本ではクラス優勝した「明海大」だが、昨年のメンバーは全員卒業し、完全なリセット状態である。
戦力としては「増井 健人」(4年・海津明誠)、「須藤 和帆」(4年・宇土)、「柴沼 拓也」(2年・霞ヶ浦)、ルーキー「橋本 杏奈」(1年・霞ヶ浦)の4名がレギュラー候補であろう。
しかし4名全員インカレのレース経験がないというのが、マイナスポイントか?トータル的にみても現段階での優勝争いは苦しいのかもしれないが、アッと驚く結果もあるのかもしれない不気味な存在でもある。

※優勝を狙えるのか?『慶應義塾大』 ※関東3位・全日本12位
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【昨年1年生ながら安定した活躍をみせた「佐藤 帆海」。すでにエースの風格がある】

昨年春の段階まで、苦しい戦いだった「慶應スナイプ」だが、関東個人戦・全日本個人戦では、リーダー加藤賢人を中心に躍進し期待された。残念ながら全日本インカレでは良い所なく終わってしまったが、メンバー的にみたら今年につながるシーズンだったのではないか?
今年の戦力としては、加藤賢人が卒業したものの、ルーキーとしては抜群の活躍をみせた「佐藤 帆海」(2年・塾高)を中心に、「阿部 七海」(3年・酒田西)、「大山 誠人」(3年・逗子開成)、「細沼 豪太」(2年・塾高)がレギュラー候補か?
昨年の傾向として悪くはなかったものの、爆発力に欠ける印象を受けたが、今年はどうなっていくのだろうか?

※今年はかなり苦しいか?『明治大』 ※関東4位・全日本7位

昨年は、強力なリーダー横田貴大の存在で期待された「明治」だったが、その横田や多田真帆が卒業し、昨年のレギュラーは「脇坂 尊」(3年・藤嶺学園鵠沼)のみと、かなり苦しい状況になってしまった。レギュラー陣は、脇坂を中心に「鈴木 将平」(4年・逗子開成)、「直井 滉耀」(2年・土浦日大)になると思われるが、「東京六大学戦」の内容をみても、昨年より相当苦しいのが実情だろう。シード権獲得ギリギリの戦いとなるだろう。

※春の段階では・・・・?『横浜国立大』 ※関東6位・全日本16位

昨年、経験者の「脇永 涼」(3年・湘南台)を中心に、横山滉介・小川理子の4年生スキッパー陣の活躍が印象的であり、大健闘だった「横浜国立大」。横山・小川は卒業したものの、脇永はまだ3年生であり、今年も躍進が期待される。
2・3番艇の候補としては、「須田 峻士」(4年・聖光学園)、「赤沢 恵太」(3年・横浜隼人)、「小坪 亮祐」(3年・豊南)あたりか?
しかし春の段階では、シード権を獲れるか?の状況であるが、脇永を中心に昨年と同様の活躍を期待してみたい楽しみな存在であることは間違いないだろう。

※上位は苦しいか?『法政大』 ※関東7位・全日本17位

昨年、リーダー角野吉宜を中心にまずまずの戦力ながらも、思いのほか苦戦してしまった「法政大」。その角野が卒業し、「香原 大樹」(4年・中村学園三陽)、「根本 彩加」(2年・磯辺)の昨年レギュラーに加え、ルーキー「國見 彩乃」(1年・聖心女子学園)の布陣が濃厚か?
現時点では、シード権は獲れる戦力ではあるものの、上位を目指す為には少々のレベルアップが必要なのも事実だろう。
今年はどのようなレースを見せるのか?

※シード権争いの候補は?

ここまで全日本進出した7校をみてきたが、シード争いの候補をさらに挙げてみると、昨年わずか2点で全日本を逃した「中央大」や主将・久我 淳を中心とする「関東学院大」辺りに期待か?

※【結論】

※「日大」「早稲田」の首位争いか?

◎日本大
○早稲田大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
△横浜国立大
注関東学院大

※「日大」が大本命も「早稲田」がどこまで迫れるかが焦点だろう。作戦次第では逆転の可能性があると思われる。
「慶應」は3番艇次第、「明海」「法政」は上位は難しいとみるが、シード権はまず取れることだろう。
残り2つのシード権を巡っては、「横浜国立」「中央」「関東学院」「明治」この4校の争いとなることだろう。

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※【総合・結論】
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【昨年『関東インカレ』優勝の「日本大」。春も優勝旗を死守できるのか?】

470・スナイプのトータルで争われる「総合」、関東インカレでは優勝旗が総合のみであり、もっとも重視されているのがお判り頂けると思う。各クラスの展望を基に印をつけてみたい。

※「日大」「早稲田」が互角の勝負!

◎早稲田大
○日本大
▲慶應義塾大
△明海大
△法政大
注横浜国立大・中央大

※両クラス上位の「日大」「早稲田」の総合優勝争いが濃厚であり、本来、「日大」が圧倒的優勢にみえるのだが、春は(なぜか?)8年優勝から遠ざかっており、その点が気がかりではある。

「早稲田」は今年度より「関口 功志」監督が就任し、初戦は優勝を飾りたい所であり、選手達もそう思っていることだろう。戦力的にも充実しており、勢い的に本命に推してみる。
両者ほぼ互角と見るが、それぞれ大きなミスをしないかどうか?がポイントになるだろう。

今回「慶應」がどこまで2強に迫れるかが注目だろう。優勝できる戦力はあり、その可能性は大である。ポイントは(両クラス共)どこかで「オールシングル」などの会心のレースができるか?ではないだろうか?

また現時点では未知数の「明海」は、スナイプがどこまでの力なのかが把握しにくいが、その活躍によっては3強の一角を崩せる可能性が十分にあるだろう。

法政・中央・横浜国立の3校が6位入賞争いとなりそうだが、それぞれスナイプがポイントとなるだろう。


※今年の学生レースを占う「関東春インカレ」 各校の健闘をお祈りし、展望の締めとする。

「頑張れ、学生セーラー!」



以上



※関東学生ヨット連盟HP


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