2014-06-24 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
インターハイ予選最後の考察は、中国・四国・九州の西日本編です。
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【こんなレースシーンになるのか?(昨年・江の島全日本FJより)】



⑦【中国水域】  (※通過数 男子7 女子3)

(男子)               (女子)
邑久    (岡山) (1) ⑤     光     (山口) (2) ①・③
光     (山口) (2) ①・②   聖光    (山口) (1) ②
聖光    (山口) (3) ③・④・⑥
大島商船高専(山口) (1) ⑦

(デュエット優勝)
男子  光   女子  光

※山口県勢がほぼ独占!

山口・光にある交流村ヨットハーバーで開催された「中国大会」。軽風域の中、⑤レースを消化し決着した。

【男子】

※超高校級セーラー「小泉 維吹/光森 慎之介」(光)が3連覇達成!
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【最後のインターハイで優勝を勝ち取ることができるのか?「小泉/光森」(光)】

1年次の七尾インターハイでいきなり3位入賞、また昨年の東京国体では圧勝劇を演じた「小泉/光森」が順当にソロ3連覇を果たした。420級でもISAFユースワールド日本代表であり、第一人者であることは皆さんもお判り頂けるであろう。
私が言うまでもなく、インターハイでは優勝候補筆頭であることは紛れも無い。優勝を勝ち取ることができるのだろうか?

広島セーリングスクール出身のルーキー「松尾/冨永」の1年生コンビが準優勝と活躍、小泉のオールトップを許さなかったのは評価できるだろう。松尾はOP時代にはヨーロッパ選手権・北米選手権に出場している有望株。彼ら次第ではデュエットも優勝候補となりうる強力な布陣であることは間違いない。

今年も聖光は3艇エントリーし、光ウィーク・鳥取選抜連続入賞の「鶴田/重本」が4位、「西田/桜井」が3位、「谷川/坂井」が6位と全艇インターハイ進出を決めた。昨年も3艇出場したものの成績は振るわず、今年は鶴田艇を中心に上位進出を狙っていきたい所だろう。

昨年のインターハイは惨敗したものの、今年に入って、光ウィーク準優勝・鳥取選抜3位と成長をみせた「山本/岡竹」(邑久)が5位でインターハイ出場を決めた。

最後の席は「久我/坂」(大島商船高専)が滑り込む。

【女子】

女子では、昨年の東京国体7位入賞の「藤井/内冨」(光)が優勝、鳥取選抜4位入賞の「花本/品川」(聖光)が準優勝、2年生コンビ「中村/森戸」(光)が3位と昨年のインターハイ経験した3チームが順当に通過した。光は2艇通過しており、十分デュエット上位候補となることであろう。

男女共に山口勢がほぼ占める結果となった。



⑧【四国水域】  (※通過数 男子4 女子4)

(男子)               (女子)
高松工芸  (香川) (3) ①・③・④ 高松商業  (香川) (2) ①・②
高松商業  (香川) (1) ②     高松第一  (香川) (1) ③
                    高松    (香川) (1) ④

(デュエット優勝)
男子 高松工芸  女子 高松商業

【男子】

※高松工芸が3艇通過!

香川勢のほとんどが出場した光ウィークでは高松商業勢が上位だったものの、この大会では「高松工芸」の「静/松本」が優勝、「入谷/青山」が3位、「佐藤/中條」が4位と見事3艇通過と成長をみせた。

光ウィーク8位、鳥取選抜5位の「稲毛/和良地」(高松商業)は準優勝となった。今年の高商男子は1艇のみとなったが、ビッグレースでの好成績は実力があるはずだ。本番でも期待できることであろう。

【女子】

※高松商業が1・2の完全優勝!

今まで四国女子はエントリー数に対して極端に通過数が少なかったが、今年は2つ増え4つの枠とチャンスが広がったと言えるだろう。
その中で昨年の唐津インターハイでソロ準優勝・デュエット3位となった「高松商業」は今年も気合いが入る。
「小田/田岡」が優勝、「石田/下河」が準優勝と今年も2艇進出を決めた。今年もデュエットでのメダルに期待がかかる。

3位には高松第一の「山口/蓮池」が入り、同校女子としては10年ぶりのインターハイ進出。最後の席には高松の「森/木村」が、こちらも女子としては21世紀初のインターハイ進出となった。



⑨【九州水域】  (※通過数 男子14 女子8 )

(男子)               (女子)
中村学園三陽(福岡) (3) ②・③・⑤ 西南学院  (福岡) (1) ⑧
修猷館   (福岡) (1) ⑬     唐津西   (佐賀) (1) ①
福岡第一  (福岡) (1) ⑧     長崎工業  (長崎) (2) ④・⑦
唐津西   (佐賀) (2) ④・⑥   別府青山  (大分) (3) ②・③・⑤
宇土    (熊本) (1) ⑪     錦江湾   (鹿児島)(1) ⑥
別府青山  (大分) (3) ①・⑦・⑭
宮崎海洋  (宮崎) (1) ⑩
日南振徳  (宮崎) (1) ⑫
鹿児島商業 (鹿児島)(1) ⑨

(デュエット優勝)
男子 中村学園三陽  女子 別府青山

※別府青山が初の男女6艇MAX通過!

福岡・小戸ヨットハーバーで開催された「九州大会」。強風域のロングコースで全⑦レースが実施され、素晴らしいレースとなった。昨年のインターハイでも九州勢は圧倒しており、要注目ではないだろうか?
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【九州大会男子のシーン。矢野、三陽勢、榊原、この5艇が実力的に抜けているのは、写真でも十分お判り頂けるであろう】

【男子】

※「矢野 航志/大野 将寿」(別府青山)がソロ3連覇達成!
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【今年は優勝候補の「矢野/大野」(別府青山)】

昨年デュエット3位に貢献した「矢野/大野」(別府青山)が九州大会3連覇を達成した。いくら地区大会といえども毎年レベルの高い九州での達成はまさにレジェンドである。しかし矢野は過去2回のインターハイでは力を出し切れていない悔しい思いをしている、今年こそは上位を狙って欲しい逸材である、いやできるはずだ。
尚、別府勢は「大平/藤並」が7位・「浜畑/山崎」は14位で3艇のインターハイ進出を決めた。

昨年の九州大会では、1艇しか通過できず大きく苦戦したものの、インターハイソロで劇的な優勝を飾った「中村学園三陽」。昨年の全日本FJ3位の「菅野/柴田」が準優勝・「赤木/北田」が3位・「藤野/緒方」が5位と強い三陽が帰ってきた。おそらく矢野に勝てなかったことは少々不本意だと北方監督は思っているだろうが、今年の強さは少なくともデュエット優勝候補となるのは間違いない。

昨年の地元インターハイでデュエット連覇を果たした「唐津西」。
昨年3番艇の役割を果たした「榊原/坂本」が4位通過と矢野・三陽勢と競り合えたのは大きな成長であろう。しかしながら優勝クルー「楠瀬/中山」は6位で通過したものの、上位5艇とは点数的にも離されており、3連覇を狙うためにはレベルアップすることが望まれるであろう。

以上が2艇以上通過であり、上記に挙げた6校が1艇ずつのインターハイ出場を決めた。

【女子】

※昨年のインターハイチャンプと国体チャンプの激突!
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【強風域の走りは定評がある「中山/姫野」(唐津西)】

昨年のインターハイチャンピオン「元津 志緒」(長崎工業)と国体チャンピオン「中山 由紀美」(唐津西)の争いが注目された九州大会女子であったが、「中山/姫野」が最終レースを残し優勝と圧倒!「元津/川崎」は4位に敗れ、九州大会3連覇はならなかった。しかし長崎工業は「濱本/松本」が苦戦しながらも7位で2艇通過となった。

昨年2年生メンバーながらインターハイデュエット6位入賞の「別府青山」は「足立/丸山」が準優勝、「赤嶺/三重野」が3位、「小泉/小松」が5位と3艇進出となった。昨年の経験を生かし、別府青山女子もデュエットの優勝戦線に絡んでくることは間違いないだろう。

3月の九州選抜3位の「二宮/下宮」(錦江湾)が6位通過、最後の椅子は、大激戦の中、「田中/岩田」(西南学院)がインターハイ進出となった。



全国9水域のインターハイ予選の結果を簡単に紹介させて頂いたが、

「本番はインターハイなのである。」

時間は1ヶ月少々と時間がないが、しっかり最終調整し、元気な姿を江の島で見せてほしいと私は強く思うのである。

この記事を掲載するに際し、情報をお寄せ頂いた全国8水域の特派員の皆様、この場を借りて御礼申し上げる次第であります。

『頑張れ、高校生セーラー!』


以上

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