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2014-07-22 11:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
いよいよ江の島インターハイの展望も最後になりました。今年で最後となる「男女デュエット」です。
男女共にラストタイトルの栄冠はどこに輝くのか?早速解説することにしよう。

デュエット競技は、各校ソロ上位2艇の得点で順位が決定される為、チームレースではなく、あくまでもソロ競技の延長線上と思って頂きたい。また1艇での参加に関しては、もう1艇DNCの得点となる為(出走艇数+1)、覇権争いは実質2艇以上の参加校に絞られる。さて、過去5年はどうだったのか?ひとまず表をご覧頂くとしよう。

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※皆さんもお判りの通り、この表は過去5年の、優勝・3位メダル圏内・6位入賞圏内の数値をまとめたものである。
平均値をみれば男女共にほぼ同じ数値となっているのが興味深い。しかしここ2年は数値が大きくなっており、混戦だったのがお判り頂けるだろう。この数値を頭に入れて頂き、本題へ入るとしよう。



※【男子デュエット展望】

昨年、唐津インターハイ男子の優勝争いはインターハイ史上に残る名勝負であったが、今年はどうなるのだろうか?
2艇以上の通過校は北から挙げていくと、青森工業・宮古・宮古商業・磯辺・慶應義塾・逗子開成・羽咋工業・海津明誠・関西学院・星林・光・聖光・高松工芸・中村三陽・唐津西・別府青山、以上16校である。
有力校を中心に解説する。

※創部20周年記念のインターハイで優勝数更新を狙う『中村学園三陽』(福岡)
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【徹底してまとまってレースをするのが三陽の特徴であろう】

昨年の三陽と言えば、1艇しか通過できず、10年連続デュエット3位以内の大記録が途絶えてしまったが、ソロでは劇的な優勝を飾ったのは記憶に新しいだろう。
今年の九州大会では強いレースで3艇通過。別府青山の矢野に負けはしたものの、(3艇とも)ほぼ互角の勝負であったことから、今年は優勝候補の筆頭であることは間違いないだろう。
ソロ・デュエット時代を牽引してきた同校は、さらなる金字塔を打ち立てることができるのか?

※デュエット3連覇を狙う『唐津西』(佐賀)
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【三陽(オレンジ)と競り合う唐津2艇(白・水色)、安定した成績なら3連覇も可能!?】

昨年の地元インターハイでは逆転のデュエット連覇を果たした「唐津西」(佐賀)。連覇の中心メンバーであった岡田奎樹や榊原隆太郎は卒業し、3連覇の偉業は後輩達に託されることになった。
榊原(隆)の弟で、昨年3番艇で出場した「榊原 健人」(2年)と、昨年は榊原(隆)のクルーで今年はスキッパーでチャレンジの「楠瀬 和旺」(3年)の2艇で挑戦だが、力自体は昨年より落ちることは致し方ないか?しかし2艇とも上位へ進出できる可能性は十分にあり、3連覇も夢ではないだろう。果たしてどうなるのか?

※ソロ優勝候補の2校は?

ソロ優勝候補、小泉 維吹を擁する「光」(山口)と、矢野 航志を擁する「別府青山」(大分)は、もちろんデュエットでも有利になることは確かである。しかし優勝するためには、2番艇の動向が重要だ。光はルーキー松尾虎太郎がどこまで上位進出となるのか?がポイント。
また別府青山については、2・3番艇の力的に優勝となると若干苦しいのかもしれないが、メダル圏内なら十分に可能であろう。

※若干有利となる3艇通過校は?

今年の男子は例年に比べ、3艇通過したチームが特に多く、2艇以上参加16校のうち11校が3艇での参加なのだ。デュエット順位は上位2艇の得点カウントだが、2艇より3艇の方が若干有利であることは当然であるといえよう。先ほど中村三陽・別府青山を挙げたが、その他の勢力を見ていくとしよう。

近畿大会優勝の「星林」(和歌山)は、リーダー艇「山田 祐杜」(3年)や、2番艇の元OPワールドセーラー「高山 大智」(2年)が中心となり、上位進出は濃厚だろう。
また、近畿大会準優勝の「関西学院」(兵庫)も3艇での参加となり、鳥取選抜優勝など実力があるリーダー艇「己斐 健太郎」(3年)を中心に、こちらも十分上位候補である。

東北大会で1・2・3を決めた「宮古」(岩手)は、リーダー艇「金澤 淳」(3年)を中心に上位進出を狙える状況にはあるだろうが、やはり2・3番艇がポイントか?

昨年8位の「海津明誠」(岐阜)や、9位の「高松工芸」(香川)は両校ともに平均的ではあるが、入賞に届くかどうか?

※地元開催で気合いが入る関東勢!
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【機は熟した!創部65年の「慶應義塾」は初のメダルを獲得できるのか?】

2年連続デュエット入賞を果たし、関東大会でも連覇を果たした「慶應義塾」(神奈川)。今年も入賞できる実力は十分にあるのだが、果たして目標のメダルまで届くのかどうか?ソロ優勝の「村瀬 志綱」が中心になるが、ポイントは2・3番艇だろう。元OPワールドセーラー「高宮 豪太」の起用方法によっては、さらに情勢が変化することは間違いないだろう。
同校初のメダル獲得となるか?

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【JPN-1はFJの歴史を語っているようなもの、2年ぶりのメダルを狙う「逗子開成」】

4年連続3艇通過した「逗子開成」(神奈川)だが、昨年はあと一歩で入賞を逃した悔しさを晴らしたい所だろう。東日本FJ優勝の「入江 裕太」が上位候補であり、計算はできるものの、問題は2・3番艇。果たしてリーダー艇がどこまで牽引できるのか?

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【東日本FJ・関東大会の反省を生かせばメダルも夢ではない「磯辺」】

今年は初の3艇通過となった「磯辺」(千葉)だが、ここも東日本FJ・関東大会連続準優勝の「植木 武成」を筆頭に、結果は出てないが「佐藤 武」「久保田 大介」も同等の力があり、いかに力を出し切れるか?だけだろう。

関東3校は関東大会でも僅差の戦いであったことから、同等の力があり、期待できると見て間違いないだろう。

※【結論】

※中村三陽が圧倒的有利!

◎中村学園三陽   (福岡)
○星林       (和歌山)
▲光        (山口)
▲慶應義塾     (神奈川)
△唐津西      (佐賀)
△別府青山     (大分)
△逗子開成     (神奈川)
△海津明誠     (岐阜)
△関西学院     (兵庫)
△宮古       (岩手)
特注 磯辺     (千葉)

※3艇共、高いレベルにある中村三陽が優勝となる公算が高い。対抗としては2艇が揃っているとみて星林を指名。
ソロ優勝候補筆頭チームが存在する・光は、小泉が圧勝し、松尾がシングルに絡むようなレースが条件。地元勢は若干有利と見て、慶應の順につけさせて頂いた。
唐津西以下4校は全て2番艇がポイントと見て△
男子で一番の要注目は磯辺、全艇が力を出し切れれば、メダルどころか、それ以上の可能性まであると私は見ている。



※【女子デュエット展望】

昨年の女子デュエットは、宮古・宮古商業の1・2となった訳だが、今年はソロでも混戦模様であることから、当然デュエットでも激戦となることだろう。
2艇以上通過校を北から挙げると、宮古・宮古商業・霞ヶ浦・羽咋工業・海津明誠・碧南・光・高松商業・長崎工業・別府青山、以上10校である。
男子同様有力校を解説するとしよう。

※優勝に近いチームはどこなのか?

デュエットの予想をする上で、ソロ上位候補校を挙げていくことが当然といえるのだが、今年の優勝候補上位校は1艇のみでの参加が多く、デュエットで上位になるのがほぼ不可能である。従って、まずは上記の10校で2艇揃っているところを挙げてみよう。
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【今年は優勝候補筆頭!海津明誠(岐阜)】

東海大会優勝の「海津明誠」(岐阜)は昨年も2年生中心のメンバーで5位入賞を果たした。今年も3艇通過しており、同等の力がある東海3強の2艇「伊藤 有希」「山下 夏澄」両スキッパーが上位進出の可能性があることから、優勝候補の一角と見て間違いない。7年ぶりのデュエット優勝となるのか?

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【2年生ながら良いレースをみせる「赤嶺/三重野」ペア(別府青山)】

九州大会優勝の「別府青山」(大分)も海津と同様に、昨年は2年生中心のメンバーで6位入賞。昨年出場した「足立 茉莉花」「小泉 志織」両3年生スキッパーに加え、2年生スキッパー「赤嶺 華歩」と充実の布陣である。5年ぶりのデュエット優勝となるのか?

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【宮古は、昨年のインターハイを経験した「長谷川/大川」ペアを中心に連覇を狙う】

昨年の優勝校「宮古」(岩手)はどうなのか?
優勝メンバーの3番艇「長谷川 碧/大川 七海」は、予選ではチームを分けたが、結局は元に戻したようだ。東北大会では「川戸 望里」(3年)が優勝したことから、長谷川と同等の力がついたとみての判断なのだろう。東北大会では1・2を決め、強力なライバル宮古商業に勝利し、デュエット連覇も見えてきたのか?

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【昨年の全日本FJでもトップを走るシーンが・・「妙川/後川」ペア(宮古商)】

昨年の準優勝校「宮古商業」(岩手)はどうだろう?
2番艇として出場し、デュエット準優勝に大きく貢献した「妙川 沙玖良/後川 歩美」(3年)は、ソロでは12位だったものの、要所要所で良いレースを見せ、私も非常に記憶に残るチームであった。
また昨年出場はなかったが、東北大会3位の「鳥居 郁海/鳥居 雪乃」も、県大会では宮古勢を上回って優勝するなど力はほぼ同等とみて良いのではないか?デュエット初優勝を狙う。

2校ともに抜けてるポイントはないものの、昨年の経験を生かし、上位進出は濃厚か?

※2番艇がポイントのチーム

ソロ連覇を狙う元津 志緒を擁する「長崎工業」(長崎)はどうなのか?
元津については計算できることは確かだが、問題は2番艇だろう。本番での2番艇は2年生チームであることから、デュエット優勝を狙うのはさすがに苦しい。ただ絶対的なリーダー艇がいることから、作戦次第では大きく情勢が変化することは間違いない。3年ぶりの優勝を狙う。

似たような2艇のチームは、ソロ上位が期待される藤井 渚を擁する「光」(山口)や、内藤 風香を擁する「碧南」(愛知)も、明らかに2番艇がポイントなのは間違いないだろう。

実際、過去5年の成績をみれば、ソロ優勝がなくともデュエット優勝はできるとの結論が出ている。いかに2番艇の存在が成績を大きく左右することがお判り頂けるのではないだろうか?

※平均的な2艇のチームは?
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【今年は入賞を狙う、羽咋工業!(写真は、矢田 奈津美艇)】

昨年は2年生スキッパー中心で挑んだ「羽咋工業」(石川)だが、7位と入賞には届かなかった。今年も「矢田 奈津美」「鍋岡 薫」両スキッパーが上位進出を狙う。遠征も積極的にしており、びわこウィーク・中部FJの成績を見る限り、上位とまではいかないものの、力は平均的である。力を出し切れれば十分入賞圏内となることだろう。

昨年はデュエットでも3位とメダルを獲得した「高松商業」(香川)だが、「小田 恵巳」「下河 実咲」両艇は初めてのインターハイ出場ではあるものの、光ウィーク・鳥取選抜でもまずまずの成績。昨年のソロ準優勝山下万理までの力ではないものの、羽咋と同様、平均的なチームである。

※ルーキースキッパー2艇の実力はいかに?

関東大会でルーキースキッパー2艇ながら、1・2の完全優勝を果たした「霞ヶ浦」(茨城)。今回、ここが一番怖い存在である。「宇田川 真乃」は、OPワールドセーラーの看板を引っさげ、各大会での活躍はもうご存知であろう。また「仲 美南」も着々と実力をつけており、非常に楽しみな布陣だ。両者共に神奈川県出身であり、江の島での海面も慣れていることから、その点もプラスに働くであろう。どのような結果となるだろうか?

※【結論】

※「海津明誠」「別府青山」との一騎打ち!

◎海津明誠    (岐阜)
○別府青山    (大分)
▲宮古      (岩手)
▲宮古商業    (岩手)
△長崎工業    (長崎)
△光       (山口)
△碧南      (愛知)
△羽咋工業    (石川)
△高松商業    (香川)
特注 霞ヶ浦   (茨城)

※2艇共に上位進出濃厚な海津明誠と別府青山が優勢だが、2艇を比べてみると海津が上と見て本命。別府が逆転筆頭、昨年優勝・準優勝の宮古、宮古商業にもチャンスは十分にあることだろう。
以下、どのチームも甲乙つけがたく、僅差の争いとなることだろう。



長々と解説してきたが、今年はレギュレーションが変わる前のインターハイとあって、各校この大会に懸ける思いは一層強くなっていることだろう。その重要なレースがセーリングのメッカでもある「江の島」で開催されることは、非常に喜ばしいことであるし、舞台は整ったと言えるだろう。
選手の皆さんは、全力を出し切るのはもちろん、楽しんでレースをして頂きたいと思う。

※尚、今年のレースもネット中継が予定されている。こちらからも是非応援して頂きたいと思う、乞うご期待!

『頑張れ、高校生セーラー!』


以上


※江の島インターハイ実施要項

※江の島インターハイ特設サイト

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