2014-07-07 13:00 | カテゴリ:外道無量院(インカレ)
突然、大学ヨットご意見番の「外道無量院」氏よりメールが届いた。
何かと思ったら、ユース世代にとっては重要な進路の話である。最近では少子化の流れを受け、各大学ヨット部においてもセレクションの枠が広がり、ヨットを続けられる状況になったのは誠に喜ばしいことである。
大学ヨット部の体制で昔と大きく変わったのが、「外部コーチの存在」ではないのか?今や全日本インカレで活躍している大学では、積極的に採用されている。
進路を決定する重要なポイントとして参考にされたい(なま)
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【昨年の西宮全日本インカレより】


日本経済大
470片クラスながら、創部10年余りで全日本7勝と常勝軍団となった日経大は、モスクワ五輪470級代表の三船和馬監督(福大OB)が中心の体制。大学職員扱いでフルタイムのヘッドコーチ格だった岡村勝美(福大OB)は、昨年の春に退任。

明海大
磯辺高・検見川高を指導してインターハイ制覇の実績をもつ國府田由隆が監督に就任以来、並木淳(日大OB)などの日大OBを中心に外部コーチを積極採用してきた。現在、関東では唯一のフルタイム(大学職員扱い)のプロ・コーチで、ロス・ソウル五輪FD級代表の脇永達也(山口・聖光高~ホンダ~ニッポンチャレンジ他)が担当。ついに昨年の全日本インカレでスナイプ級優勝と成果出す。

早稲田大
モントリオール五輪470級、ソウル・アトランタ・バルセロナ五輪ソリング級代表の小松一憲(日体大~ヤマハ他)。要所要所でのテンポラリーコーチは現役選手時代の30年以上前から続く長い付き合い。ロンドン五輪後の昨年夏以降、5年振りに復活した。年間50~60日程度とテンポラリーな外部コーチとしては指導日多い。また、OBだが今年からロンドン五輪470級代表の原田龍之介がコーチ陣に加わった。

慶應義塾大
2007年に両クラスが関東インカレで落選した後は、脇永達也(前述)、佐竹美都子(同志社OG・アテネ五輪女子470級代表)、など積極的に外部コーチを採用してきた。2年ほど前からは上田真聖(福大OB)が担当。スナイプ級全日本チャンプ複数回のスナイパー。年間で30~40日程度か。
なお、上田は慶應のコーチを引き受ける前までは2年ほど関西大のコーチをしていた。

立教大
甲斐幸(佐渡高OB~ホンダ~後、ウルマンセイルズ・ジャパン主宰)。1979年470級世界チャンプ。
スナイプでも1980年代に西半球2位、ワールド3位。他、レーザー、470、スナイプ、そしてA級と国内全日本主要クラスタイトルは全て保持する天才セーラー。しかし、残念ながらご本人が2014年福岡マスターズワールドに出場の為?2年前には退任した模様。他にも堤智章(同志社大OB/元監督・470級世界チャンプ)も3年ほど前までコーチしていた。2名の470級世界チャンプが揃った豪華コーチ陣の時代もあったのだが……。

京都産業大
2年ほど前から高橋洸志(早稲田大学OB~豊田自動織機)が週末にコーチをしている。

関西学院大
8年前にアテネ五輪から帰った雜賀秀夫(日大OB)がヘッドコーチに就任。理不尽にも思える独特の指導法で弱小化したチームを短期間で強豪に仕上げた。この影響なのか関西水域では以降、外部コーチ招聘のブームとなるが、残念ながら当時の河野健二監督と時を同じくして3年前に退任。以降はOB陣のみによる指導に戻ったようだ。

甲南大
ロス五輪470級代表の山本悟(福大OB~京都大丸~ベンガルベイチャレンジ~ベネッセ他)。
全くのテンポラリーで年間で10~15日程度と指導日は少ないが、激戦水域で全日本インカレに両クラスを通したり、全日本女子インカレ準優勝、全日本ジュニアスナイプ優勝など成果は多い。実は、ここに限らず、ユースから五輪選手まで世話になった選手は多く、知る人ぞ知る本格派のプロ・コーチ。

和歌山大
バルセロナ・シドニー五輪レーザー級代表の鈴木國央(三重海星OB)。頻度や内容等詳細不明も主要大会では必ず見かける。他に2年前までは河野健二(関西学院大OB/元監督)が、教え子の市野直毅(関西学院大OB)のトレーニングに一緒して1年ほど指導していた。

近畿大
ロンドン五輪予選終了後から昨年まではアテネ五輪女子470代表の吉迫由香(同志社OG)。
寿退任で今年からはアテネ五輪470級銅メダリストの轟賢二郎(京産大OB~関自工・現トヨタ自動車東日本)。就任間もないが、結構な頻度で来ている模様。

大阪府大・金沢大・新潟大・東北大
忙しすぎるプロ・コーチ、高木克也(日大OB)。全盛期、五輪キャンペーンは国内段階で早々と脱落するも、国体や全日本にはめっぽう強かった。フットワークが軽く、全国どこにでも駆けつける。物販術にも長ける営業マン。

鹿屋体育大
アトランタ五輪レーザー級、シドニー五輪49er級日本代表の佐々木共之(関東学院高校OB~横浜市消防局)。関東<->鹿屋という遠距離なのでテンポラリーで年間20日間程度ではないか。

*内部(自らの出身大)ではありますが、上に挙げたコーチに匹敵する優秀な内部コーチ陣を有するのは?

日本大
アテネ五輪470級銅メダリストの関一人(日大OB~関東自動車工業・現トヨタ自動車東日本)。2年前ほど前から年間20~30日ほど指導。年々、指導する日は増えているように聞いている。また、時々は北京・ロンドン五輪女子470級代表の吉田愛(旧姓・近藤)も指導しているようだ。

同志社大
ご存知のように「うるさ型」の熱血OB多数。その中でも代表的なのは兵藤和行(同志社大OB~アトランタ五輪ソリング級代表~ニッポンチャレンジ他)だろう。

以上、ご参考まで。

合掌

外道無量院

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