-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-08-10 00:45 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※【男子ソロ競技総括】
884234_4295d1123606446cba0fa5c3ee249f13_jpg_srz_729_485_85_22_0_50_1_20_0.jpg
【男子最終レースのスタートシーン(※この記事の写真は特設ページより)】

大会前の展望では、ユースワールド銅メダルを獲得した「小泉 維吹」(光)に対抗できるチームがあるのか?が唯一の注目点であった「男子ソロ競技」だったが、レース内容はどうだったのか?早速、振り返ってみることにしよう。

8/5(火) 最高気温34℃

台風12号から変わった温帯低気圧が日本海側に流れ、その影響により平均風速10m/secでシリーズが始まった。
「できる時になるべく多くのレースをやろう」とレース委員会は考え、この日は③レースを実施した。
強い風、さらには3mはあるかと思われる大きなうねりの中、優勝候補筆頭の「小泉 維吹/光森 慎之介」(光)が1・1・1と圧倒!
タイトル奪取へ向け、完璧なレースをみせた。
小泉に続いたのは、5月の唐津JOCで唯一小泉に土をつけた「高山 大智/中谷 勇斗」(星林)が2・7・2の11点。さらには、東北大会連覇の「金澤 淳/菅原 拓紀」(宮古)が4・2・12の18点で3位につける。

一方、優勝候補の一角「矢野 航志/大野 将寿」(別府青山)は、2度の二桁順位で9位スタート。また各大会で、破竹の勢いをみせていた「岩月 大空/酒井 幹人」(碧南工業)も経験したことの無いうねりに翻弄されたのか、7位スタートと早くも優勝戦線から脱落するなど、小泉のワンマンショーとなる状況の初日だった。

※初日第③レースまでの暫定

①小泉/光森  (光)      3点(1・1・1)
②高山/中谷  (星林)    11点(2・7・2)
③金澤/菅原  (宮古)    18点(4・2・12)
④菅野/柴田  (中村三陽)  19点(5・4・10)
⑤入江/長塚  (逗子開成)  21点(9・8・4)
⑥金田一/木下 (宮古商業)  27点(14・10・3)

8/6(水) 最高気温33℃

この日は、少しは風速が落ちるとみられていたが、それどころか昨日より強くなるハードなコンディションとなり、男子①レースのみ実施される。
暫定首位の「小泉/光森」は、5番手フィニッシュで首位を守る。暫定2位の「高山/中谷」も3番手フィニッシュと2位をキープ。3位に上がって来たのは1上でのケースで救済が認められ、平均点が与えられた地元期待の「入江/長塚」(逗子開成)が上がってくる。

※2日目第④レースまでの暫定順位

①小泉/光森  (光)      8点(1・1・1・5)
②高山/中谷  (星林)    14点(2・7・2・3)
③入江/長塚  (逗子開成)  28点(9・8・4・RDG)
④菅原/福士  (宮古)    29点(10・11・6・2)
⑤菅野/柴田  (中村三陽)  32点(5・4・10・13)
⑥岩月/酒井  (碧南工業)  33点(6・16・5・6)

※残りレース数などを考慮して、この時点で小泉が完全に抜け出し、対抗できるのは高山のみとの状況になる。

8/7(木) 最高気温33℃
この時点で女子②レースしか実施されていない影響で、男子はこの日も①レースのみ実施される。相変わらず平均10m/secの海況。レースが成立するとカット得点が発生する第⑤レースでは、暫定首位の小泉は快走し、4回目のトップフィニッシュ。暫定2位の高山は積極的なレースで勝負にでたもののあえなく沈、13位とカット得点となり、小泉の優勝がほぼ確定的となる。
また、カットが発生したことにより、第④・⑤レースで1・2とまとめた「藤野/緒方」(中村三陽)が一気に3位へ浮上する。

※3日目第⑤レースまでの暫定順位

①小泉/光森  (光)      4点(1・1・1・(5)・1)
②高山/中谷  (星林)    14点(2・7・2・3・(13))
③藤野/緒方  (中村三陽)  23点(17・3・(32)・1・2)
④菅野/柴田  (中村三陽)  25点(5・4・10・(13)・6)
⑤入江/長塚  (逗子開成)  28点(9・8・4・RDG・(53))
⑥菅原/福士  (宮古)    29点(10・11・6・2・(42))

※最終日は残り②レース実施予定となったが、最終予告リミットが11時であることから、残りは①レースと思うのが大勢の見方。

※8/8(金)最終第⑥レースダイジェスト 最高気温32℃

前日までの強風が嘘のように穏やかな海面となった最終日。予告時刻を30分早めたものの、東よりの風が安定せず、待ちの状態が続く。徐々に南へ回り、3m前後となったのが既に10:30。この時点で「小泉/光森」(光)の優勝が確定する。暫定2位の高山も余程のことがない限り準優勝が確定することになる。

10:40スタート  風向170° 風速3m/sec  上下距離1300m

レース委員会は時間的に残り①レースの中で、①マークまでの距離を大きく延ばす。最初から黒色旗の準備信号だったのもあってか、1回でスタート。上よりからスタートした中村三陽2艇「赤木/北田」・「菅野/柴田」が見事なコース取りで①マークを1・2で回航する。3番手は「鶴田/重本」(聖光)が続く。一方、暫定3位の「藤野/緒方」はスタートで大失敗し、後方となるなど、この時点でメダル獲得が遠のく。また、優勝を決めている小泉艇はスタートが良くなく、10番手前半で回航。
大過なく「赤木/北田」は会心のトップフィニッシュを決め、デュエット優勝に貢献する。
また菅野艇はデュエット優勝へ向け、宮古勢の動向を気にしながらのレース展開へ切り替え、鶴田艇に抜かれたものの3位フィニッシュでメダルを確定させた。

※以上が「レース推移」であったが、入賞チームの顔ぶれをみていくとしよう。



※文句なしのタイトル獲得!「小泉 維吹/光森 慎之介」ペア(光)
884234_71bd453489fd47fba8a7e453896da46b_jpg_srz_728_485_85_22_0_50_1_20_0.jpg

ポルトガルで開催されたユースワールドで銅メダルを獲得し、凱旋参加ともなった小泉 維吹。強風シリーズとなった今大会では、如何なくその実力を発揮し、⑥レース中④レースがトップフィニッシュと全く他を寄せ付けなかった。昨年の唐津大会でもこのコンビで優勝候補だったものの、5位と彼らにしてみれば惨敗、リベンジを果たしたことになる。
小泉はこの後、アジア大会に出場予定であり、是非金メダルを獲得して欲しいと思うのである。また間違いなく将来のオリンピック代表になれると思われる逸材であり、非常に楽しみである。インターハイ史上、記憶に残る選手となったのは間違いない。

素晴らしいレースであった、「優勝おめでとう!」


※果敢に攻めのレースをした「高山 大智/中谷 勇斗」ペア(星林)が準優勝!
884234_382bdd1b40774cceb12889fda172887a_jpg_srz_863_485_85_22_0_50_1_20_0.jpg

OPワールドに出場した経験がある高山は、5月唐津JOC420級で小泉を上回る成績を治め一気に注目チームに名乗りを挙げ、今大会みごと準優勝に輝いた。
普段420級が中心であることから、ほとんどFJに乗ってない状況でこの成績なのだから、やはりセンスは抜群であろう。小泉に勝負を積極的に挑む姿が随所に現れていた。
彼はまだ2年生。来年の地元和歌山インターハイでは420級の初代チャンピオンを狙ってくると思われる。今後の活躍にも期待だろう。


※ジュニア時代の庭で見事メダル獲得!「菅野 翔/柴田 桂佑」ペア(中村学園三陽)
884234_f8c8269f2b254c979860f4c7c4b904e7_jpg_srz_640_360_85_22_0_50_1_20_0.jpg

昨年は実力がありながら、九州大会で信じられない敗退となってしまった菅野。しかしながら江の島全日本FJで3位入賞と自信を取り戻す。
彼は神奈川県出身であり、江の島はジュニア時代の庭だったのだ。従ってこの大会に懸ける思いは人一倍強かったことだろう。その中でのメダル獲得、本当に見事であった。さらにデュエット優勝にもリーダー艇として大きく貢献。精神的にも大きく成長したと云えるであろう。


※惜しくもメダルへは届かず「矢野 航志/大野 将寿」ペア(別府青山)
884234_77a3665b5348474c9562df32a44f801a_jpg_srz_640_360_85_22_0_50_1_20_0.jpg

毎年激戦の九州大会ではレジェンドとなる3連覇を達成した矢野。しかしインターハイ本番となると何故か苦戦、今年はメダル獲得が有望視されていたが、第①・②レースで失敗。ただ中盤からは調子を取り戻し、4位まで浮上した。
本人は悔しい気持ちでいっぱいだとは思うが、ここまで挽回したのは評価に値するだろう。さらに高校ヨット部最大の部員を誇る同校の主将として牽引してきた経験は、必ずや今後につながっていく事だろう。


※東北大会連覇の「金澤 淳/菅原 拓紀」ペア(宮古)が5位入賞!
884234_1696824ca792428682b91c74041c12c3_jpg_srz_863_485_85_22_0_50_1_20_0.jpg

東北大会で2連覇を果たした「金澤/菅原」だったが、昨年は経験不足だったのか、上位に絡むことができなかった。
しかし今大会では序盤にはメダル戦線に絡むなど、大いに評価したいチームであった。ソロでのメダル獲得とはならなったが、デュエット準優勝に貢献したのは大きな自信となったことだろう。今回は実力がはっきりと判る強風シリーズだったのだから、それだけ厳しい練習をしてきたのは想像できるし、関係者から聞いた話でもその通りのことであった。非常に良いレースであった。

※実力者「岩月/酒井」ペア(碧南工業)は6位入賞!
884234_bf6fd42907814a5682359c30cbd5b11a_jpg_srz_640_360_85_22_0_50_1_20_0.jpg

各大会で全て優勝し、今大会で期待された「岩月/酒井」ペアだったが、経験したことのないうねりに翻弄されてしまい、6位入賞に留まった。ただこのチームは高校から始め、ここまでの成績を残せたのだから大したものである。インターハイでは納得できる結果を出せなかったと本人達は感じているとは思うが、これだけの成績を出せたことを誇りに国体ではリベンジを果たしてもらいたいと思うのである。


※女子ソロへ続く



※【男子最終成績表】
IMG_convert_20140814100454.jpg

関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://namachan70.blog.fc2.com/tb.php/239-5c868007
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。