2012-08-29 18:30 | カテゴリ:外道無量院(インカレ)
全12レース中の5レースだけではあったが、久々に全日本OPをじっくりと拝見させて頂いた。

2000年頃には900名程いたOP協会登録者選手が、数年前には300名ほどになり、それでも変らずに「140名で全日本」をやっているので至極当然な事ではあるが、一言で言うと、

「油っこい走り」

をする選手が、ほとんどいなくなりました!!

改めて指摘するまでもなく、各種国際大会の成績を見れば日本OPのレベルダウンは残念ながら明らかです。
しかし、これは「競争率」が全盛期の1/3に減ってしまえばある程度は仕方無い事。

私が気に入らないのは、

「OP選手が高校以降にヨットを継続できない」

という、このところ毎年恒例の「チマタの声」が、今年も全日本OPの記事掲載時に「J-Sailing」や「舵」はじめ多くのセーリングメディアに書かれ、何も考えない父兄が安易に同調する事だ。

実は体制側が「予算」を引っ張り出す為の手段・口実として利用されているとも知らず!!

だいたい、「JOCユースエリート」に、カタチだけ他競技の有名ユース選手(既に他競技ではロンドン五輪メダリスト輩出)と同等に名前を連ねたところで、その「エリート選手」が県の国体予選でコロッと負ける力しか無いのが「セーリング界ユース」の実態じゃないか!

この時期(ジュニア時代)には、「ヨットが大好き」な選手を育てあげ、実は「世界一恵まれている大学ヨット環境」が待ち構えている事に気付けば、ちょいとした工夫次第でナンとでもなるのだ。

特に、親から見ればOP時代の苦労に比べれば、対象は「半分大人」の高校生。

また、その上で選手に「上でやる気」さえあれば、これまでのOP時代の成績などはまったく気にする事は無い。

*高校ヨット=>大学ヨットしかり、でしょ!!

ちなみに、野球界やサッカー界で「活躍する世代」として話題の「1988年生まれ」の世代は、

「OP級全日本チャンピオン」を一人も出せませんでした。

しかし、この世代の多くのOP出身の選手たちが、高校、大学時代も熱心に取り組み続け、高・大学時代には下級生時代から活躍し、在学中にほとんどのタイトルを取り尽くした世代となりました。

2010年インカレ最終日
上の写真は、2010年蒲郡インカレの閉会式直前、自然発生的にその「1988年生まれ」(当時大学4年生)の「OP同期仲間」(1名が一浪での大学入学でOP世代としては一期先輩ではありますが)が集まって撮られた写真です。

*不覚にも、彼らがこんな写真を撮っていたとは、2年経ってから初めて知りました!!

写っている選手(前述の1名を除いて「2003年福岡全日本OP卒業生」の選手たち)

慶應義塾大学 河合龍太郎、小島朋之、国見優太
早稲田大学  古谷信玄、木内蓉子
関西学院大学 小栗拓也、増川美帆
中央大学   川添正浩、樋口美紗
日本経済大学 飯束潮吹
日本大学   長塚亜沙子
静岡大学   高橋友海

以上12名

「勝者」も「敗者」もまた「大学」も関係なく、みんな、何とも良い笑顔でしょ!?

今年の「葉山全日本OP卒業生」から、何人が大学卒業までヨットを続けてくれるのでしょうか?

一人でも多くの選手が、「7年後」の2019年の全日本インカレ最終日に笑顔で集合してくれる事を願ってやみません。

合掌


外道無量院
関連記事
スポンサーサイト