2015-04-24 11:00 | カテゴリ:インカレ
関東春季インカレシリーズは第一弾の女子インカレも終わり、いよいよ明日から団体戦の予選シリーズが始まろうとしている。果たして今年はどうなっていくのだろうか?
まずは予選ブロック表をご覧頂きたい。
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※予選ブロック表

【Aブロック】(4/25・5/2開催)

(両クラス)
学習院大・慶應義塾大・東京大・東京工業大・中央大日本大・防衛大・明海大早稲田大
(470・スナイプ片クラスのみ)
神奈川大・千葉大・横浜市立大

【Bブロック】(4/26・5/3開催)

(両クラス)
駒沢大・芝浦工業大・成蹊大・東京海洋大・法政大明治大・横浜国立大・立教大
(470・スナイプ片クラス)
上智大・専修大・東京経済大・電気通信大・関東学院大

赤字の大学は昨年の全日本出場校



と、抽選の結果とはいえ、驚いたのはAブロックに強豪校がずらりと揃い、予選から決勝さながらの状況であり、目が離せない。例年通り、各ブロックから470級8校・スナイプ級7校が決勝シリーズ(5/4~5/5開催)へ進出する。

※昨年の関東勢は私が言うまでもないが、「早稲田大学」が史上3校目の両クラス完全優勝の偉業を達成し、大きな話題となったが、今年の関東水域はどうなのか?
早速、全日本上位校から戦力分析を簡単ではあるが、スキッパー中心にしてみたいと思う(※ある程度予想も含まれますのでご了承下さい)

①【早稲田大学】 ※総合優勝(470級優勝・スナイプ級優勝)
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【昨年の羽田氏の№1ショット!早稲田470級パーフェクトのシーン】

昨年の強風域のレースを緻密なレースプランで完全優勝した早稲田は、今年も連覇を狙う。各クラスのレギュラースキッパーを挙げてみると?

470
小泉颯作(4年・光)・岡田奎樹(2年・唐津西)・市川夏未(3年・早大本庄)
スナイプ
島本拓哉(4年・磯辺)・平川竜也(3年・逗子開成)・永松礼(2年・別府青山)

と、470で山口優が卒業したのみで、全日本連覇へ向け、今年も関東をリードしていくことだろう。ただ問題は、470において山口優の抜けた3番艇スキッパーを誰にするのか?である。先日の女子インで優勝した市川が結果を出し有力か?またはルーキーの一昨年インターハイ優勝の元津志緒(1年・長崎工業)や中部FJなどで優勝した岩月大空(1年・碧南工業)の選択肢もあるが、予選の状況により決定していくことであろう。
3番艇が誰になろうとも、全日本個人戦優勝の小泉・国体優勝の岡田の強力な1・2番艇がそれぞれバックアップできる力はあり、磐石だろう。

スナイプにおいても先日、蒲郡で開催されたスナイプワールド予選で島本艇が準優勝の快挙、平川・永松と全くメンバーが変わらず、この大会でもどのような強いレースを見せてくれるのか?に注目してみたい。

②【慶應義塾大学】 ※総合3位(470級3位・スナイプ級3位)
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【今年の慶應は一味違う??気合十分!】

昨年の全日本前までは、早稲田・日大にはなかなか及ばなかった状況だったが、全日本では日大より上の総合3位と健闘した慶應。今年度より槐島実監督(2000年全日本スナイプ優勝)が再登板し、悲願の総合優勝を狙っていける状況であろう。レギュラー候補を挙げてみると?

470
長堀友香(4年・青山学院)・樋口舵(3年・塾高)・中嶋颯(3年・塾高)
スナイプ
佐藤帆海(3年・塾高)・細沼豪太(3年・塾高)・増田健吾(3年・塾高)・阿部七海(4年・酒田西)

両クラス共に昨年とほぼ変わらないメンバーではあるが、スナイプでは増田が急成長。先日の定期戦(5大戦・6大戦合同開催)で大活躍。昨年までのレギュラーで、女子インチャンピオン阿部七海(4年・酒田西)を温存できる豪華な体制なのである。ここも予選の状況によりレギュラーを決定していくのだろうが、今年の慶應は良きライバル早稲田を目標に、かなりの練習を積んでいると聞いている。5大戦・6大戦で早稲田を撃破。さらに女子インカレでも総合初優勝と破竹の勢いであり、結果も出ていると言えるだろう。

今年は早稲田の独壇場かと思われた関東だが、慶應がどこまで迫れるのかにも注目である。

③【日本大学】 ※総合4位(470級4位・スナイプ級7位)

昨年はメンバー的にも勝負の年であった日大だったが、総合4位に留まった。その主力メンバーはほとんど卒業し、今年は苦しいシーズンとなることだろう。今大会のレギュラー候補を挙げてみると?

470
神谷圭祐(4年・碧南)・新谷つむぎ(3年・横浜創学館)・今井拓也(2年・磯辺)
スナイプ
大野雅貴(4年・別府青山)・佐々木学(4年・大島海洋国際)・井嶋博之(2年・霞ヶ浦)・中山由佳(3年・唐津西)

だろう。470に関しては昨年までのレギュラー玉山千登(3年・中村三陽)が腰痛の悪化により(今大会は)出場できないのがなんとも痛い。神谷や新谷もレース経験はしたものの、いま一つの印象。実際、上記メンバーで出場した5大戦では最下位と信じがたい状況。正直今大会では、このメンバーでどこまでやれるのか?であろう。

一方、スナイプでもインカレレース経験が浅く、レギュラースキッパーがはっきりしない。上記の4名が予選の状況により決定するだろうが、5大戦においても早慶に遠く及ばなかったなど、こちらも苦しい。ただ470級に比べ、レギュラースキッパー候補が多く、優勝の可能性がないわけではない印象だ。
関東では常勝の日大ではあったが、さすがにこのままでは終わるまい。是非、意地をみせて欲しい。

④【明海大学】 ※総合7位(470級8位・スナイプ級5位)

昨年の明海は、ある程度力があった470級で英語を連発し入賞を逃し、苦しいと思われていたスナイプ級で健闘の5位入賞と全く以って不思議な状況となってしまった。結果総合7位と入賞をも逃す悔しい結果となってしまった。今年はどうなるだろうか?レギュラースキッパー候補を挙げてみると?

470
鈴木祐哉(3年・海津明誠)・林優季(3年・羽咋工業)・又村優(2年・大湊)・楠瀬和旺(1年・唐津西)
スナイプ
柴沼拓也(3年・霞ヶ浦)・杉浦良介(3年・碧南工業)・橋本杏奈(2年・霞ヶ浦)・花本菜美(1年・聖光)

470においては、又村あすかが卒業したのみで、昨年とほぼ同じ戦力。いやルーキーで一昨年のインターハイデュエット優勝メンバー楠瀬が加わりどうなるかだろう。昨年も関東インカレでは早稲田に迫る走りを見せていたのだから、今年も期待できるのではないだろうか?

スナイプにおいては4年生2人が抜け、470に比べ戦力が落ちるのは致し方ないだろう。ただ昨年も一昨年もそうだったが、全日本までにはきっちり仕上げ、伸びてくるのが最近の明海スナイプだろう。春は勝負にならないかもしれないが、レースで成長していくことだろう。

⑤【中央大学】 ※総合8位(470級9位・スナイプ級8位)

470
向野航平(4年・逗子開成)・榊原隆太郎(2年・唐津西)・菅野翔(1年・中村学園三陽)・平原みちる(3年・別府青山)
スナイプ
金谷俊輝(4年・逗子開成)・福士倖也(3年・青森工業)・岸祐花(1年・相模原中等教育学校)

昨年、3年ぶりに両クラス出場となった中央だが、470級でその原動力となったのは榊原だろう。さらにはインターハイソロ3位・デュエット優勝メンバー菅野翔が加わったことで戦力的にもアップしたことだろう。あとは積極的に早慶に勝負を挑めるのか?だけではないだろうか?

スナイプにおいても2艇のメンバーは変わらず、3番艇には女子イン準優勝ルーキー岸祐花が有力であろう。470同様期待が持てるメンバーなのではないか?

⑥【明治大学】 ※総合9位(470級12位・スナイプ級10位)

470
坂隼輔(4年・逗子開成)・角野貴哉(4年・逗子開成)・鈴木颯太(2年・福岡第一)
スナイプ
脇坂尊(4年・藤嶺学園鵠沼)・直井滉耀(3年・土浦日大)・近藤かんな(3年・登別明日)

470級においては昨年と同様のスキッパー陣であり、今年はどこまで上位を脅かせる存在になれるのか?

スナイプ級においては、関東では健闘しており、脇坂・直井が今年も牽引していくのだろうが、問題は3番艇。現時点では近藤を起用するしかないのか?この3番艇を引き上げる状況でなければ、相当苦しいだろう。

⑦【法政大学】 ※総合15位(470級16位・スナイプ級15位)

470
加瀬澤千帆里(4年・磯辺)・永井涼介(2年・別府青山)・佐藤武(1年・磯辺)
スナイプ
徳田修一(4年・逗子開成)・根本彩加(3年・磯辺)・北林妙恵子(1年・磯辺)

昨年はあわや両クラス共に予選落ちか?と思われたほど苦しいシーズンとなった法政だが470級では女子インで健闘した加瀬澤が中心、スナイプ級では昨年まで470だった徳田をコンバートしなければならないほど、苦しい状況なのは明白である。だが現時点では苦しいのだろうが、女子インで優勝できそうだったほど意地を見せられたのは、潜在能力がある証か?

⑧【その他のシード候補校】

昨年の関東は7校揃って両クラス全日本出場と、中堅校としては苦しい状況となってしまった。しかしながら今年の全日本開催は『江の島』であり、⑧枠に増える。その候補もあげていかなくてはなるまい。

470級では、昨年惜しくも涙を呑んだ「千葉大」辺りが有力候補か?森田暁洋(4年・鎌倉)、笹谷志緒音(4年・膳所)を中心に期待がかかる。
スナイプ級では「横浜国立大」が脇永涼(4年・湘南台)が牽引できればこちらも有力か?ただ両クラスにも共通する点だが、戦力的にはどこも似たりよったりでチャンスはある。優勝争いと同様、シード権争いも注目して頂きたい。


※【結論】


※『早慶の一騎打ち!』以上!


いつもの印はどうしたんだ?と思われた読者の皆さんは多いだろうが、春インカレではこのようにしか書きようがない。ただ、やはり注目は慶應であろう。5大・6大戦の勢いのままに早稲田を上回れるのか?その一点である。

今年も各校、全日本優勝、また出場を目指して精進して頂きたい。


以上









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