2015-06-22 12:30 | カテゴリ:インカレ
全日本学生ヨット個人選手権大会の出場権を争う『関東学生ヨット個人選手権大会』は、まずは470級が実施されたものの、2日目の無風ノーレースの影響もあり、④レースでの決着となった。

※成績は以下の通りである。
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【カラフルなスピネーカーが江の島の風景をさらに引き立てる】

※【470級最終結果】 ・87艇エントリー
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【慶應の美男美女コンビがタイトルを奪取!「中嶋/武井」ペア(慶應義塾大)】

①中嶋 颯 /武井 裕子  (慶應義塾大)  13点(1-1-7-4)
②岡田 奎樹/岩井 俊樹  (早稲田大)   18点(9-6-2-1)
③樋口 舵 /成川 健一  (慶應義塾大)  28点(20-2-1-5)
④赤木 恒平/本吉 剛士  (日本大)    50点(17-3-13-17)
⑤鈴木 颯太/林 宏卓   (明治大)    53点(10-13-21-9)
⑥足立 茉莉花/田中 颯人 (法政大)    54点(3-33-3-15)
⑦小泉 颯作/深田 龍介  (早稲田大)   55点(6-31-11-7)
⑧向野 航平/宮口 悠大  (中央大)    55点(26-7-14-8)
※以上が入賞チーム
⑨林 優季 /木村 沙耶佳 (明海大)    58点(27-4-6-21)
⑩菅野 翔 /岡田 拓巳  (中央大)    58点(24-11-10-13)
⑪今井 拓也/木村 直矢  (日本大)    59点(12-8-19-20)
⑫元津 志緒/中島 捷人  (早稲田大)   66点(7-5-24-30)
⑬市川 夏未/永松 瀬羅  (早稲田大)   69点(21-17-9-22)
⑭坂 隼輔 /檜垣 和希  (明治大)    70点(37-22-8-3)

以上14チームが全日本進出!

※レース推移

87艇もの大フリートの個人戦の最大のポイントは「いかに第一線でスタートするか?」だろう。ほとんどのチームが順位に大きなバラツキがある中、中嶋/武井(慶應義塾大)が1-1の好調な滑り出し。2位にはスーパールーキー元津/中島(早稲田大)が7-5とまとめ、3位には優勝候補の一角、岡田/岩井(早稲田大)が9-6とまずまずの滑り出し。一方、優勝候補筆頭の小泉/深田(早稲田大)は6-31と大きく叩き、早くも苦しい戦いとなってしまう。

第3・4レースでも全体的に出入りが激しい中で、中嶋/武井は7-4とまとめ断定首位、また岡田/岩井も2-1の快走で追撃の構え。3位には第①レースで20位と叩いてしまったものの、その後2-1-5とまとめた樋口/成川(慶應義塾大)となる。

初日終了時点で、優勝争いは中嶋・岡田・樋口3艇となってしまう位、4位以降とは点数が離れてしまったのであった。

しかし、冒頭にも挙げた通り、2日目は無風ノーレース。初日順位での決着となった。

※大学別通過数は早稲田4艇、慶應・中央・日大・明治がそれぞれ2艇、明海・法政がそれぞれ1艇となった。

※初タイトルに輝いた「中嶋/武井」ペア(慶應義塾大)
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【関東個人戦470級ではおそらく2人目であろう女性チャンピオンクルーとなった「武井裕子」(慶應義塾大)】

本来、中嶋のクルーは武井ではないのだが、おそらく全日本大量進出を狙って若干のペア変更をしたと思われるが、ほとんどペアを組んだことがなく、このような成績となったことはむしろ本人達が驚いていることだろう。

中嶋は高校時、インターハイ予選で樋口舵・佐藤帆海が通過した中で、惜しくも通過できなかった苦い経験がある。しかし引退後、先を見据え早くも470級で練習するなど今日まで努力してきたのがようやく実を結んだと言えるだろうし、自信にも繋がったことだろう。
またクルーの武井は大学から始め、昨年の全日本女子インカレでは惜しくも準優勝だった悔しさから号泣してしまったが、この優勝を機に自信を持って今後のタイトル戦に臨めることであろう。今回のMVPを勝手に決めるとしたならば間違いなく彼女ではないのか?今後にも期待してみたい。

「優勝おめでとう!」

尚、同チームからは樋口/成川も3位で通過し、慶應勢の好調は維持しているといえるだろう。
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【3位通過の樋口/成川ペア(慶應義塾大)】

※王者・早稲田大は4艇の通過!
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【今回は惜しくも準優勝の岡田/岩井ペア(早稲田大)】

今回またしてもライバル慶應勢に優勝されてしまった「早稲田大」だが、それでも関東勢としては最大の4艇通過と強さをみせたといえるだろう。

優勝候補の一角、岡田/岩井は準優勝だったものの、追撃体制が整ってただけに若干のツキもなかったと言えるだろう。しかしながら全日本でも優勝候補に挙がるのは間違いないだろう。

優勝候補筆頭だった全日本チャンピオンの小泉/深田は、早くも脱落してしまったが7位通過となった。今回は理由はわからないが、クルーに深田を起用したのは経験させるためだったのか?もちろん小泉の目標は全日本2連覇を見据えているだろう。是非その偉業に挑戦してもらいたい。

いきなり第①・②レースで7-5と素晴らしいレースをみせたスーパールーキー元津/中島だったが、前半戦の貯金がものをいい12位通過を果たす。やはりインターハイ優勝の実績は只者でないことを改めて認識させてくれたと言っても過言ではないだろう。不得意な風域を克服できたなら、現在ナショナルチームで活躍している高校時の大先輩・山口祥世の域に近づけることだろう。

春の女子インカレでは優勝の市川/永松も13位ではあったが、通過を果たした。ただ彼女達にとっては不本意だったと思われるが、まずは通過できたのだから良しとしなければならないだろう。今後の練習次第ではさらに伸びる要素が多数あるチームではないのか?

※ルーキー勢が躍進!
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【女子スキッパー最高位!足立/田中ペア(法政大)】

昨年、通過したルーキースキッパーは、岡田奎樹(早稲田大)・榊原隆太郎(中央大)の2艇のみだったが、今年は4艇もの通過を果たす。

上位との差がある4位ではあったが赤木/本吉(日本大)、4年生クルーの本吉が赤木をリードしたのが好成績に繋がったか?また女子スキッパーでも最上位となった6位の足立/田中(法政大)は2回の3位をとるなど大健闘。また既に団体戦ではレギュラーの菅野/岡田(中央大)が10位通過、前述の元津/中島(早稲田大)が12位と躍進した。

この4人の共通点といえば、全員九州勢・さらには全員インターハイでそれぞれ優勝を勝ち取った優秀な選手達だ。今後のスター選手候補として順調に育って欲しいし、インカレ戦線を賑わせて頂きたいものである。

今週末はスナイプ級が実施される。


以上

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