2015-06-23 00:30 | カテゴリ:インカレ
先週は470級で全日本進出チームが決定されたが、今週末はスナイプ級だ。同じく江の島ヨットハーバーを舞台に開催される。こちらも早速解説することに致しましょう。
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【春インカレは風に恵まれたが、梅雨時期の今シリーズは・・・?】



※【スナイプ級展望と解説】 (80艇エントリー・14艇全日本進出)

470級の87艇に負けない位の80艇がエントリーとなったスナイプ級。470級と同様、有力校・チームから見ていかねばならない。
ともなれば、当然ながら春インカレで優勝した『慶應義塾大』、準優勝の『早稲田大』となるだろう。

※引き続き好調の『慶應義塾大』
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【タイトルに手が届くのか?佐藤/松下ペア(慶應義塾大)】

春インカレでは、王者早稲田大に対し、一歩も引かぬ勝負をみせ、最終レースで逆転した慶應は8艇エントリー。この中で筆頭に挙げなくてはならないのは、やはり「佐藤帆海/松下航也」(3年・塾高/3年・塾高)となるだろう。1年次からレギュラーとして安定した成績には定評があり、まさに慶應スナイプのエースだ。昨年は5位、今シーズンも春インカレでは個人成績最高位、江の島スナイプでは第1・2回共に5位と好調である。同校で優勝に近いのは彼らであることは間違いないだろう。

続いては春インカレでも大活躍した「増田健吾/大山誠人」(3年・塾高/4年・逗子開成)となるだろう。江の島スナイプでも上位クラスであり、クルーの大山は高校時の恩師でもある内田伸一監督のクルーも時々しており、レース経験は豊富だ。今回は優勝争いに絡めるのかどうか?がポイントとなるだろう。

さらには昨年9位、春インカレ個人成績7位の「細沼豪太/片山拓哉」(3年・塾高/2年・逗子開成)は決して悪くはないものの、佐藤・増田と比べてしまうとややパンチに欠ける印象なのだが、江の島スナイプでは、同校スペシャルコーチ「上田真聖」とコンビを組み、さらなるレベルアップを図っている所である。今回はどのようなレースを見せるのか?

春の女子インカレでは見事優勝を飾った昨年13位の「阿部七海/ムルター・オーウェン」(4年・酒田西/4年・塾高)も挙げなくてはならないだろう。今年は残念ながら団体戦の出場はないが、個人戦では全日本進出を最低でも果たしておきたい所だろう。

※連覇を狙うエース島本拓哉を擁する『早稲田大』
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【関東連覇に挑戦!「島本/堀田」ペア(早稲田大)】

昨年は見事な走りで関東タイトルに輝いた「島本拓哉/堀田芽ノ世」(4年・磯辺/2年・早大学院)は、当然ながら今年は連覇に挑戦だ。3月に行われたスナイプワールド予選では準優勝と学生としては久しぶりの快挙。春インカレや江の島スナイプでは、まずまずの成績なものの、学生トップレベルにしてはやや物足りなさもあるのが最近の印象だ。今回は特に慶應勢には負けられない所なのではないだろうか?

団体戦レギュラーで昨年4位の「平川竜也/服部雄大」(3年・逗子開成/3年・早実)や、昨年6位の「永松 礼/花岡 航」(2年・別府青山/4年・洛北)も上位戦線で活躍しており、十分優勝候補だろう。しかし両艇はやや安定性に欠けるきらいがあり、その点がどうなるのか?

また女子インカレ戦線では上位の「高橋友海/清原 駿」(4年・桐蔭学園/3年・早大学院)も参戦。本来は島本のクルーである清原を高橋とコンビを組むことから彼女まで通過させたい思惑もあるのだろう。

※優勝争いに加わるのは・・・・?『日本大』
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【今年はスキッパーとなった昨年の全日本チャンピオンクルー大野/安藤ペア(日本大)】

ここ数年は優勝争いに複数艇が絡むなど、大いに目立っていた日本大だが、中心選手たちが卒業して迎えた今シーズン。春インカレでは3位だったものの、早慶にはほぼダブルスコアで離されるなど大きく後退。その後の江の島スナイプなどでもまだまだの印象。今回5艇エントリーした中で何艇通過できるのか?が現状だろう。

昨年の全日本チャンピオンクルー「大野雅貴/安藤 立」(4年・別府青山/3年・別府青山」を筆頭に、第一回江の島スナイプでは6位となった「佐々木学/大井航平」(4年・大島海洋国際/3年・土浦日大)、またスナイプへ転向し徐々に結果が出てきている「中山由佳/青木祐哉」(3年・唐津西/2年・土浦日大)、さらには今シーズン全く良いところがない「井嶋博之/冨田健三郎」(2年・霞ヶ浦/3年・土浦日大)に加え、期待のルーキー「池田紅葉/上田育美」(1年・横浜創学館/2年・宮古商業)がどこまで早慶を脅かすことができるのだろうか?

※上位進出のチャンスか?『中央大』
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【春インカレ個人成績6位の金谷/寺崎ペア(中央大)】

春インカレでは3位日大まで僅か7点差の4位となった「中央大」だが、オールシングルのレースがあったなど、今後に期待できる内容であったと言えるだろう。
5艇エントリーした中で、昨年7位・春インカレ個人成績6位の「金谷俊輝/寺崎 匠」(4年・逗子開成/3年・春日)を筆頭に、同9位の「福士倖也/千葉将貴」(3年・青森工業/2年・中大杉並)に加え、期待のルーキー「岸 祐花/岡田 祐樹」(1年・相模原中等教育/4年・逗子開成)とそれぞれ十分全日本進出圏内だろう。

※その他の勢力は?

春インカレでは5位の明海大からは「柴沼拓也/天野大志」(3年・霞ヶ浦/3年・富士北稜)や「杉浦良介/古坂信悟」(3年・碧南工業/3年・磯辺」や、同6位の明治大からは、昨年も11位で全日本進出し、春インカレではトップフィニッシュするシーンもあった「脇坂 尊/増田喜一」(4年・藤嶺学園鵠沼/3年・藤枝明誠)、さらにはギリギリの7位シード権獲得の法政大からは、女性コンビで同校を牽引した「根本彩加/石川紗葉子」(3年・磯辺/3年・磯辺)辺りまでが全日本進出圏内か?

※スナイプのルーキー勢は?
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【春女子インでいきなりの準優勝!岸/岡田ペア(中央大)】

470級に比べ、スナイプ級では圧倒的に出場しているルーキーが少ない。前述と被ってしまうが、女子インカレでも健闘したシングルハンド出身の国体チャンピオン「池田紅葉」(日本大)や「岸 祐花」(中央大)、またインターハイソロ6位・国体SS級準優勝などの実績がある法政大の「北林妙恵子」(1年・磯辺)の3選手しか見当たらない。470級ではルーキーが活躍したが、スナイプではどうなるだろうか?



※【結論】

※連覇なのかそれとも・・・?

◎佐藤 帆海/松下 航也   (慶應義塾大)
○島本 拓哉/堀田 芽ノ世  (早稲田大)
▲増田 健吾/大山 誠人   (慶應義塾大)
△永松 礼 /花岡 航    (早稲田大)
△平川 竜也/服部 雄大   (早稲田大)
△細沼 豪太/片山 拓哉   (慶應義塾大)
△金谷 俊輝/寺崎 匠    (中央大)
△佐々木 学/大井 航平   (日本大)
注中山 由佳/青木 祐哉(日本大)・阿部 七海/ムルターオーウェン(慶應義塾大)
特注池田 紅葉/上田 育美(日本大)・岸 祐花/岡田 祐樹(中央大)のルーキースキッパー勢

※普通に考えれば連覇を狙う島本と安定感抜群の佐藤との優勝争いが濃厚だろう。今回は近況でも好調を維持している佐藤を評価し、本命とさせて頂いた。また成長著しい増田にも期待の▲。上位に早慶チームがずらりと並んでしまったが、それだけ実力に差があると私は思っている。また注目しているのはスナイプへ転向して本来の力を発揮しつつある中山由佳や女子インカレチャンピオンの阿部七海の女性スキッパーがどこまで上位へ進出できるか?

470級ではルーキーが活躍したように、池田紅葉や岸 祐花あたりが全日本進出できるのかが見所である。


選手皆さんの健闘をお祈りしております!


以上








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