2015-07-26 11:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
※日本勢420ワールド史上初の快挙達成!

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【日本勢初の金メダル獲得の高山/中野ペア(左)と女子銅メダル獲得の田中/高野ペア】 ※写真はFf4500様より

7/17から7/25までワールドらしい長期日程で開催された『唐津420級世界選手権大会』は、さまざまな風域で全12レースを消化し閉幕となった。
この中で、OPENクラスでは「高山大智/中野翔太」(和歌山県立星林高校)が、見事逆転金メダル。女子クラスでは「田中美紗樹/高野芹奈」(和歌山県セーリング連盟(関西大第一))が、こちらも銅メダル獲得。さらにジュニア部門では、両者ともに金メダルと、日本勢の420級ワールド史上初の快挙となった。

各種目の入賞(8位まで)チームは以下の通りである。

※【420 World Championship OPEN】

①高山 大智/中野 翔太 (和歌山県立星林高校)  80点
②Wiley Rogers/Jack Parkin (アメリカ) 85点
③Calum Gregor/Hugo Christensson  (香港) 93点
④Vasillios Gourgiotis/Epameinondas Orestis Batsis (ギリシャ) 93点
⑤加藤 弘章/吉永 琢磨 (柳ヶ崎セーリングクラブ)  97点
⑥Will Logue/Bram Brakman  (アメリカ)101点
⑦Pedro Correa/Philipp Essle  (ブラジル) 106点
⑧Felipe Diniz/Ivan Aranguren (アルゼンチン) 107点

※【420 World Championship LADIES】

①Marta Garrido/María Jesus Dávila  (スペイン)  44点
②Charlotte Yven/Marine Riou  (フランス)  67点
③田中 美紗樹/高野 芹奈  (和歌山県セーリング連盟)  68.2点
④Nia Jerwood/Lisa Smith  (オーストラリア)  83点
⑤Sarah Norbury/Mari Davies  (イギリス) 83点
⑥Marina Lefort/Lara Granier  (フランス)  86.6点
⑦宇田川 真乃/齊藤 由莉 (霞ヶ浦高校)  88点
⑧Theres Dahnke/Birte Winkel  (ドイツ) – 96 pts

※【420 World Championship U17】

①Edoardo Ferraro/Francesco Orlando  (イタリア)  30点
②Aggelos Arvanitis/Theofanis Kanakaris (ギリシャ)  51点
③Carlos Balaguer/Ignacio Balaguer (スペイン)  63点
④Enrique Lujan/Pablo Lujan  (スペイン)  71点
⑤Andre Fiuza/Stephan Kunath (ブラジル) 78点
⑥Matthew Logue/ameron Giblin  (アメリカ) 99点
⑦Albert Torres/Antoni Massanet  (スペイン) 103点
⑧Albert Torres/Antoni Massanet (スペイン) 106点




日本セーリング・ユース界にとって実質420元年の記念すべきシーズンを日本で開催されたワールド唐津大会。この大会の日本勢過去最高位は岡田奎樹/宮口悠大(玄海セーリングクラブ)の10位と世界の厚い壁に阻まれてきた。正直、どこまで通用するのかもわからなかったが、高山/中野、田中/高野両ペアは伝説と言うべき、偉大な記録を作ったと言えるだろう。

高山、田中はOP時代にはワールドへ出場している実力派であるが、高校生となってからは和歌山を拠点に練習を積み、昨年の江の島インターハイでは両者とも準優勝。そして今回、世界を相手にオールラウンドの風域できっちり12レース実施された中での金メダル・銅メダルは価値ある立派な成績だ。また両者のクルー中野・高野は高校から始めたセイラーなのだ。

特に田中/高野については、高野家が和歌山に移り住むほどの徹底ぶりで、田中も高野宅で生活をし、和歌山から学校のある大阪へ通っているのである。「強くなるためにはどうしたら良いのか?」を追求した結論がこうなったのであろう。実際、練習環境・優秀なコーチ陣が在籍する和歌山は彼女達を大きく成長させたといっても過言ではないだろう。

また序盤首位で折り返すなど、大いに沸かせてくれた「加藤弘章/吉永琢磨」は5位入賞。女子でも予選では田中を上回っていた「宇田川真乃/齊藤由莉」も7位入賞と大健闘といえるのではないか?見せ場も十分にあったなど素晴らしいという他はない。

特に女子では(トップ選手層の)人材不足が囁かれている中で、田中・宇田川と世界で通用する選手が出てきたことは喜ばしいことだろう。

昨年もユースワールドで銅メダルを獲得した小泉維吹に続き、今回の420ワールドでも好成績を残せた日本勢は、世界でも十分通用することがわかり、選手のみならず指導者陣も自信になったのではないだろうか?今大会は日本セーリング界にとっても大きな収穫があったことだろう。また選手の皆さんもさらに精進し、是非オリンピックで活躍できる存在になって欲しいと心から願っている。


以上

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