2015-08-22 19:15 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
今年より、大きく変革した『和歌山インターハイ』は、風には恵まれなかったものの、4種目・7レースを全て消化し、無事閉幕した。
今年のインターハイでも裏では様々な試みがあったこともあり、大成功だったのではないだろうか?順を追って紹介するとしよう。
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①レース運営について

和歌山国体を控えているのもあり、一層気合いが入っていた「発着水路部」は、山口慶一氏と坂本 亘氏・和歌山国体でのA海面・B海面両責任者ダブル体制で運営。
大きなミスも無く、問題もなかったように思える。JSAF運営の基本事項を忠実に守り、軽風・振れ回った難しいコンディションながら奮闘していた。特に最終レースのリミット時刻ギリギリに予告信号を発し、スタートさせたことは見事であり、素晴らしかったのではないだろうか?

毎月最低でも1回は、同じスタッフで(小さなレースを)レース運営をしていたとのことで、これには頭が下がる思いである。是非国体でも好レースを演出して頂きたいと願っている。

②高体連ヨット専門部の大きな変化

今大会から新たに変化したことを箇条書きで述べることにする。

・監視艇(各校レスキュー)の導入
・最終日・最終予告時刻を12時と1時間延長

昨年の江の島インターハイで強風レースだったことから、各校のレスキューに協力依頼し、成功したのは記憶に新しいだろう。この事例を今年から監視艇(援助は一切出来ないが)との名目で正式導入したのは良かったのではないだろうか?

さらにはいつも問題となっている最終日の最終予告時刻についても、1時間遅らせたのも大きく変わった点だ。昨年までなら11時がリミットであるからして、昨年のままだったら霞ヶ浦女子完全制覇の偉業はなかったともいえるだろう。

③ネット中継について
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【川井アナウンサーがカメラを持ちながら実況中継】

今年もネット中継が実現され、会場にこなくても(ヨットレースが解る方なら)状況は把握できただろう。それを紹介することにする。

・スマホでヨットレース
・回航順位速報
・インハイ.TVによる実況中継

一つ目の「スマホでヨットレース」は6年前の和歌山大会で試験的に導入され、今大会は全艇に搭載し、関係者に好評であった。
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【ブリーフィング時に配布されるGPSを各艇に搭載することを義務付け。中身はスマートフォン】

さらに2つ目には回航順位速報も非常に速く、これも素晴らしかったのではないだろうか?
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【予めプログラミングされ、学校名・セール番号を入力したツールを利用し、即時に回航速報、1マークとフィニッシュのみではあったが、これで十分だろう】

そして3つ目は「実況中継」である。今年は、昨年のプレ国体でも実況担当したWBS和歌山放送の川井淳史アナウンサーが務めた。特に最終日の出艇待ちの時間を利用し、各校応援合戦を演出するなど、選手たちを盛り立てていたのもさすがはプロの仕事だろう。昨年の胡散臭い私の実況より(あたりまえだが)全然良い。川井氏は高校野球和歌山予選の実況や、インターハイ総合開会式のアナウンス指導を行うなど、今大会一番貢献したのではないだろうか?

この3点セットは機能し、非常に解りやすく、監視艇を含め高校生に対しても指導しやすくなったともいえるのではないだろうか?

※こうなれば私も和歌山へ行く必要はなくなると感じた(完全に敗北宣言w)

④総合成績も表彰すべきなのでは?

今年から3年間は、団体戦として定着したデュエット競技はなくなり、いわば(艇数は少なくなったものの)ソロ競技のみとなり、これも一応団体戦扱いではあるのだが、実質個人競技に近い。

そこで非公式ではあるのだが、420・FJ両クラス出場しているチームを対象に「団体総合」として表彰すべきではないのだろうか?22年間もデュエット競技が続き、定着したことで、なんとなく物足りないと思ったのは私だけではないだろう。
実際、大分新聞では別府青山女子が団体総合3位との報道もしていた。元々インターハイは学校対抗前提なのだから、これくらい導入しても良いのではないだろうか?

⑤インターハイヨット競技特設サイトを作成すべきでは?

これに関しては現在も実施されていない案件である。残念ながら正式成績表もアップされず、その点は非常に残念だった。毎年持ち回りであったのもあり、管理が難しかったと思われるが、今年から10年間は同一場所の開催である。是非実行すべきでは?

※④と⑤に関しては、高体連ヨット専門部関係者に直接進言したことを付け加えておく。


それにしても今年のインターハイヨットも話題満載であり、6回に分けて掲載しなければならないほど豊富であった。快挙となる記録も誕生した。それだけ選手の皆さんは全力を出し切ったと思うし、それを演出した運営サイドも素晴らしかったといえるのではないだろうか?

来年からも高校生セイラー最大の祭典であるからして、良いことはどんどん導入して頂きたいと私にはそう感じた。

また下級生諸君は「和歌山」を合言葉により一層精進し、出場できることを私は祈るばかりである。



以上

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