2012-09-02 23:00 | カテゴリ:インカレ
愛知・海陽ヨットハーバーで開催されていた『全日本学生ヨット個人選手権』は、全レース風に恵まれ、予定されていた8レースすべて消化した。まさに全日本のタイトルに相応しい大会となった。
入賞者は以下の通りです。
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※全日本インカレ個人戦 最終成績

470級 参加46艇

① 土居/石井(日本経済大) 12点
② 今村/外薗(日本経済大) 13点
③ 岩下/磯崎(日本経済大) 41点
④ 山本/高瀬(日本経済大) 41点
⑤ 村田/東野(同志社大)  50点
⑥ 波多江/畑山(日本経済大)57点

スナイプ級 参加46艇

① 西村/中川(同志社大)  17点
② 加藤/櫛田(早稲田大)  20点
③ 横田/船橋(明治大)   25点
④ 若竹/末繁(関西学院大) 55点
⑤ 野瀬/杉原(同志社大)  65点
⑥ 鈴木/薄田(鹿屋体育大) 75点

シングルハンド級 参加12艇

① 元津大地(鹿屋体育大)  10点
② 山田佳明(香川大)    16点
③ 高橋友海(早稲田大)   21点

【470級総括】
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【連覇を果たした、土居・石井組(日本経済大)、来年は史上初の3連覇に挑戦】

まさに日本経済大オンパレードであった。出場の6艇中入賞がなんと5艇と他校を圧倒、なんか次元が違う感じではあった。昨日も述べたが、全チームそれぞれ鍛えられているのがわかる。特にマーク回航後のスピンアップの早さは特筆ものであった。また各チームのレースの組み立ても出来ており、当たり前のことではあるのだが、それをきっちり実践できているところが素晴らしい。昨日は4レースとスタミナを要求される所を全く乱れはなかった。

このままいけば琵琶湖全日本インカレもほぼ獲れるだろう。しかし不安がない訳ではない。微風時である。昨年の江の島インカレでも散々だったように、もう一度確認する必要があるだろう。
しかし優勝した土居艇、準優勝した今村艇、
これは学生ヨット界における名勝負といえる戦いであった。とにかくお見事!おめでとうと言いたい。

また女子チームの波多江・畑山組も6位入賞は立派、全日本女子インカレでも優勝候補となるであろう。

【スナイプ級総括】
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【西村・中川組(同志社大・右)と、加藤・櫛田組(早稲田大・左)フィニッシュ前の攻防】
※優勝した西村・中川組においては、ボートスピードが他艇より断然速かったのが一目瞭然だった。ただ一つ苦言を申し上げると、第4レースのペナルティー回転不足でのDSQ、これがなかったらおそらくDNC優勝だっただろう。
1つのつまらない失敗が最終レースのように苦しい戦いとなってしまうことがあるのである。
しかし同志社チームは他校より1歩抜けているのを感じた。団体戦も地元開催であるので、(他校より)一歩リードしてるといえるだろう。

※惜しくも準優勝だった加藤・櫛田組は審問に持ち込んでまでの勝利への執念、こういうのは久々にみたかもしれない。第①マーク3番手回航だったんだから、タックマッチに持ち込むまでもなかった向きもあるが、悔いを残したくないとの思いもあったのだろう。その勇気に拍手を送りたい。まさに名勝負であった。

・今回、観戦をしていくつかの感想を述べたい。

①体力の問題

我々の頃と違って、レース数が圧倒的に増えている。ここで重要なのは、やはり体力だ。昨日の7mの風域で4レースとまずまずハードな条件だった。やはり①基礎的な体力と、②乗り込みによる体力、これが重要だと思われる。
日経大チームはほとんど乱れがなく、他はミスを連発し、すぐ抜かれてしまう。
スナイプに於いても同様だ。滑り練習で中風域以上で最低1時間ハイクアウトできる体力がないとだめだと思う。
そうすることで競った時に「こいつには負けない!」などの根性も養われるだろう。(考えが古いかもしれないが・・・)

全日本まで時間はあまりないが、コース練習だけでなく、乗り込むのも良いのではないかと私は感じた。

②帆走指示書への軽視

初日のフィニッシュラインの間違いなどは、明らかに帆走指示書を読んでない証拠。毎回一緒ではないのである。
現在の文面では、
「~に置き換えて適用」とか「~を変更している」という記述が目立つ。
最初に挙げたことで負けてしまったではどうしようもないだろう。

『帆走指示書を読まない諸君はレースに臨む資格はない。』

③全日本学連への提言

この大会が開催されるまでに、予選会の成績がHPにアップされていたのは関東学連のみであった。もっと各水域の成績をアップすべきなのではないか?出場する選手にも重要なことだし、各大学OBは情報を知りたがってるのである。
『全日本インカレへの道』とでも題をつけ、掲載すれば良いだけなのである。それほど難しい話ではない。

最後に今回の運営は大変スムーズであり、ほとんど問題がなかったといえる。他水域もこれを見習って「安全かつ公正なレース」を目指して頂きたい。まさに素晴らしい大会であった。


※外道無量院氏の総括も後日アップ予定?でございます。


以上

なまちゃん

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