2016-04-25 20:30 | カテゴリ:インカレ
4/16(土)に開幕した関東学生ヨット春季選手権大会は、女子インカレ・団体戦予選シリーズが終了し、いよいよ今週末(4/30~5/1)に注目の決勝となる。(決勝は最大6レース制・470級15校・スナイプ級14校で争われる)
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【いよいよ注目の春インカレ決勝!どのチームが総合優勝に輝くのか?】※五大戦・六大戦合同レースより 羽田氏撮影

昨年までの春インカレは、秋に開催される関東学生ヨット選手権(全日本予選)とは違い、予選シリーズにはシード権は存在しなかったが、今シーズンより導入されることになり、日程短縮にも大きく貢献することになった。

※【シード校】(第82回関東インカレの上位7校)

※【470級】           ※【スナイプ級】

①早稲田大学            ①早稲田大学
②日本大学             ②中央大学
③慶應義塾大学           ③慶應義塾大学
④中央大学             ④日本大学
⑤明海大学             ⑤明治大学
⑥法政大学             ⑥明海大学
⑦明治大学             ⑦法政大学

※【予選通過校】(4/23~24実施・通過順)

※【470級】           ※【スナイプ級】

①東京大学             ①東京大学
②学習院大学            ②関東学院大学
③千葉大学             ③横浜国立大学
④横浜国立大学           ④学習院大学
⑤立教大学             ⑤東京海洋大学
⑥駒澤大学             ⑥立教大学
⑦東京海洋大学           ⑦電気通信大学
⑧青山学院大学

以上が決勝進出。総合を争う両クラス出場校は12校となった。それでは決勝の行方はどうなるのか?展望に入ることにする。



昨年(平成27年度)を振り返ってみれば、春は慶應義塾大が一昨年の全日本王者・早稲田大を破り完全優勝。秋は早稲田大が巻き返し完全優勝。その勢いで全日本総合2連覇を達成し、王者の貫禄を見せ付けた。
さて、今年はどうなっていくのか?総合優勝を狙えるチームを中心に見ていくとしよう。

※2枚看板が抜けた今年は?
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【安定感抜群!永松/川上ペア(早稲田大)】

前述した通り、今年は2度目の全日本3連覇を狙う早稲田大は、昨年までチームを牽引してきた2枚看板・小泉颯作(470)・島本拓哉(スナイプ)が卒業し、どうなるのか?に注目だ。

470級では、スーパーエース・岡田奎樹(3年・唐津西)を中心に、市川夏未(4年・早大本庄)と昨年までのレギュラーに加え、元津志緒(2年・長崎工業)、そして話題のスーパールーキーの田中美紗樹(1年・関西大第一)が候補になる。
十分優勝を狙える布陣であることは間違いないのだが、気になるのは3月に負傷した岡田の状態だ。決勝までには間に合う模様だが、春インカレともあって出場を回避する可能性も否めない。となると市川・元津・田中と女子スキッパーでの戦いも予想される。

スナイプ級でも、平川竜也(4年・逗子開成)・永松 礼(3年・別府青山)と安定性抜群の2艇は健在であり、問題は3番艇となるだろう。候補としては現時点では岩月大空(2年・碧南工業)しかいないが、平川・永松が岩月を引き上げる状況になれば、昨年と同等に近い状況となるだろう。

※今シーズンは勝負の年!
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【全日本でのパーフェクトは見事!慶應スナイプチーム】

序文で述べた通り、昨年の春インカレで完全優勝した慶應義塾大は、悲願の全日本制覇までには届かなかったが、見せ場は多く、印象に残るシーズンであったことは間違いない。全体の戦力を見ても470の長堀友香が卒業したのみで、今年こそ全日本インカレ総合優勝を達成したい所だろう。

470級では、昨年の関東個人戦優勝の中嶋 颯(4年・塾高)、安定性抜群の樋口 舵(4年・塾高)、そして長堀の穴を埋めるのは多々羅友貴(4年・塾高)となるだろう。中嶋・樋口に関しては、レース経験も多く今さら言うことはないが、多々羅も3月の定期戦では上位を走っており、戦力的には十分だ。このレースでは他校を圧倒できるのか?に注目だろう。

スナイプ級は、間違いなく現在の関東では№1である・佐藤帆海(4年・塾高)を中心に、増田健吾(4年・塾高)、細沼豪太(4年・塾高)と昨年と変わらない布陣であり、実力的にも最上位だ。しかも昨年の全日本インカレではパーフェクトを達成しており、力がなければなかなかできないことだ。但し先日の定期戦では、佐藤を除いて調子がいま一つというのが気になったところだが・・・。

※復活なるか?
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【上昇ムードに乗り、春インカレ10年ぶりの総合優勝を飾れるのか?日本大】

昨年は早慶に全く歯が立たず、相性の良かった江の島での全日本インカレでも敗れるなど、もはや崖っぷち状況となってしまった日本大だが、今年は早慶に迫れるのか?に注目だろう。

470級のレギュラー候補としては、リーダー・玉山千登(4年・中村学園三陽)、今井拓也(3年・磯辺)の2枚看板は安泰だが、3番艇がはっきりしない。候補としては、新谷つむぎ(4年・横浜創学館)、奥村将文(3年・高松工芸)、スナイプから転向した井嶋博之(3年・霞ヶ浦)、赤木恒平(2年・中村学園三陽)この4名が候補か?

スナイプ級では、リーダー大井航平(4年・土浦日大)、中山由佳(4年・唐津西)、池田紅葉(2年・横浜創学館)の布陣は間違いないが、定期戦で好調だった植木武成(2年・磯辺)も出場する可能性は大だろう。

先日の定期戦では、各校ベストメンバーではなかったものの、両クラス共に優勝。女子インカレでも池田・中山がワンツーと練習の成果は出ている。先日の女子インカレ展望でも述べたが、今冬、様々な実績あるOB達が練習に駆けつけており、復権を懸け、今大会早慶を上回れるのかに注目である。

※シード校の現状は?

以上、早慶日関東3強の総合優勝争いになるのは濃厚だが、この3校に絡めるとしたら昨年春・秋ともに総合3位の中央大しかないだろう。470級では、平原みちる(4年・別府青山)・榊原隆太郎(3年・唐津西)・菅野 翔(2年・中村学園三陽)と上位を狙うには十分な戦力。スナイプ級でも福士倖也(4年・青森工業)を始め、女子インカレで活躍の岸 祐花(2年・相模原中等教育)、3番艇が少々力が劣るものの、総合上位に絡める可能性を秘めているのは間違いない。

残るシード校は明海大・明治大・法政大となるが、両クラス共にシードを守れるか?に注目が集まる。明海は両クラス共に安全圏とみるが、明治・法政は戦力的にみても、若干苦戦するかもしれない。そのシード校を脅かす存在となるのは、両クラス予選トップ通過の東京大となるだろう。今冬は王者・早稲田との合同練習によりレベルアップし、結果も明らかに出ている。特にスナイプ級ではシードを取れる可能性があると私は見ている。

※【結論】

※戦力・実績からみれば・・・?

戦力・実績から見れば、慶應義塾大が総合優勝に最も近いのは間違いないが、定期戦の状況からみれば、若干の不安材料はある。早稲田大は両クラス共に3番艇次第、日本大は、上昇ムードに乗れるかどうか?だろう。勝負は互角と私は見る。

中央大は、スナイプの3番艇次第で上位進出の可能性があり、明海・法政・明治はシードを守る戦いとなる。
さらには予選トップ通過の東京大が決勝でも力を出し切れるのか?に注目である。


選手皆さんの健闘をお祈りしております。


以上


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