2016-05-08 01:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
春休みに続き、このゴールデンウィーク期間には高校生対象で多数のレースが開催されたものの、どの大会も前線通過の影響でレース成立が危ぶまれたが、白熱したレースが展開された。早速、各大会の結果をご覧頂くことにしよう。



①稲毛ウィーク(稲毛ヨットハーバー・5/3~5)
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【最終日はまずまずの風域で5レース実施した稲毛ウィーク】

※史上初!女子ペアによる両クラス制覇!

※【420級最終結果】(参加25艇)

※三冠女王がオリンピアンを撃破!

①宇田川 真乃/大橋 未奈 (霞ヶ浦)   5点(2-(3)-1-1-1)
②原田 龍之介/天貝 謙介 (早稲田大OB)6点(1-1-2-2-(3))
③加藤 卓 /向口 瑠袈  (宮古商業) 14点(3-4-3-4-(5))
④国見 樂 /小森 瑛祐  (逗子開成) 15点(6-2-(BFD)-5-2)
⑤高倉 嶺 /岡本 圭輔  (磯辺)   18点(5-(7)-6-3-4)
⑥石井 茜 /盛田 冬華  (磯辺)   21点(4-6-5-(7)-6)

※【FJ級最終結果】(参加39艇)

※大会史上初の女子ペア制覇!

①仲 美南 /鈴木 せいら (霞ヶ浦)   7点(3-2-1-(6)-1)
※FJ級ヨーロッパ選手権権利獲得!
②小木曽 涼/中野 龍太  (慶應義塾) 13点(6-3-3-1-(DSQ))
③足立 拓馬/多田 光伯  (逗子開成) 13点((8)-1-4-5-3)
④滝口 涼 /吉永 温   (磯辺)   17点(4-7-2-(8)-4)
⑤武井 翔太朗/石田 悠人 (逗子開成) 21点((24)-4-6-4-7)
⑥植木 武成/田中 千洸  (磯辺)   29点((11)-9-7-2-11)

※一昨年までは「東日本FJ」として定着し、昨年からは420級も加え、稲毛ウィークとしては2回目を迎えた今大会は、420級においてはロンドン五輪男子470級代表・原田龍之介氏が出場し、話題となった。
しかし大会は前線通過により、2日間ノーレースと非常に厳しい状況だったが、最終日にショートコースで5レースを消化し、決着した。

420級では、原田/天貝を高校生が上回れるのか?に注目が集まったが、昨年の女子三冠・宇田川/大橋ペア(霞ヶ浦)が、最終レースで逆転し優勝と殊勲の勝利だけでなく、女子ペアにおける制覇は、東日本FJ時代から見ても史上初の快挙である。
3位には昨年インターハイ5位の加藤/向口ペア(宮古商業)が入り、以上が入賞となった。

FJ級の優勝チームには「FJ級ヨーロッパ選手権」の権利がかかり、毎年注目されるのだが、このクラスにおいても昨年のインターハイチャンピオン・仲/鈴木ペア(霞ヶ浦)が、関東選抜に続き、男子を蹴散らし優勝。420級同様、女子ペアによる制覇は史上初の快挙とレベルの高さを見せつけた。
2位には小木曽/中野(慶應義塾)、3位には足立/多田(逗子開成)と関東選抜上位チームが順当に入賞した。



②Kaiyo Sailing Days(豊田自動織機 海陽ヨットハーバー)
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【平均風速10m/secは最高のコンディション】※愛知県ヨット連盟より

※【420級中部選手権】(参加19艇)

①持田 春樹/杉浦 涼斗  (碧南)   18点(1-1-3-(4)-4-3-4-2)
②河崎 聖 /永田 魁   (羽咋工業) 26点(4-5-4-5-1-1-(15)-6)
③馬渡 紗希/小林 真央  (富山県S連)32点(2-4-2-6-(RET)-9-6-3)
④柿本 麻衣/清水 絢佳  (碧南)   38点(9-3-11-3-3-(12)-5-4)
⑤谷口 龍帆/山本 虎太朗 (津工業)  39点(5-8-1-2-10-(UFD)-2-11)
⑥立岩 凌 /小笠原 巧  (蒲郡東)  40点(7-(12)-5-7-12-7-1-1)

※【FJ級中部選手権】(参加24艇)

①柴本 睦 /村田 優斗  (蒲郡東)  12点(1-1-1-1-3-(9)-3-2)
②加藤 文哉/伊井 健太郎 (熱海)   17点(3-2-2-(5)-2-3-1-4)
③鈴木 三史朗/西川 樹  (碧南)   29点(2-4-11-3-4-(12)-4-1)
④中村 璃希/瀬戸 隆広  (羽咋工業) 36点(6-7-3-4-5-6-(12)-5)
⑤杉本 凌我/鍋嶋 琉生  (熱海)   43点(9-5-4-13-1-1-(14)-10)
⑥秋野 峻平/川目 拓馬  (相良)   43点(4-6-5-(9)-9-8-8-3)

※他3大会は強風で全レース消化できなかったのに対し、この大会は平均10m/secと高校生にとっては、厳しいコンディションだったものの、全レース消化、実力差がはっきりと現れた結果となった。

420級では、持田・杉浦ペア(碧南)が圧勝。2位には、遠征してきた河崎/永田ペア(羽咋工業)、そして3位には女子ペアで健闘した馬渡/小林ペア(富山県セーリング連盟)がそれぞれ入賞した。

FJ級では、柴本/村田ペア(蒲郡東)が圧勝。2位には、加藤/伊井ペア(熱海)、3位には、鈴木/西川(碧南)がそれぞれ入賞した。

特に中部勢にとっては東海大会の前哨戦となった大会ではあったが、蒲郡東・熱海が男子で健闘したことや、ヨット部としては新鋭校である津工業も加わり、インターハイ予選は熾烈な争いを予感させる大会となった。



③第32回全国高校選抜(鳥取大会)(5/3~5・境港公共マリーナ)
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【境港も最終日のみ実施】 ※鳥取県セーリング連盟より

※【420級最終結果】 (参加14艇)

①泉  創/谷口 慎治   (愛媛県S連) 9点(3-4-2)
②小椋 一磨/山脇 亮輔  (鳥取県S連)10点(2-2-6)
③佐藤 亜海/西村 予里  (芦屋)   12点(4-3-5)
④續木 茄可/寺脇 夢紬美 (法隆寺国際)14点(5-5-4)
⑤永嶋 星太/伊藤 明洋  (大島商船) 22点(7-7-8)
⑥市川 悠斗/今津 雄登  (新居浜東) 24点(10-11-3)

※【FJ級最終結果】(参加16艇)

①伊藤 杏紗/松家 瑞歩  (芦屋)    3点(1-1-1)
②石田 亮輔/瀧川 勇駿  (芦屋)    7点(3-2-2)
③柴田 華音/中村 友香  (芦屋)   15点(6-4-5)
④林 豪也 /守田 昇馬  (聖光)   16点(7-6-3)
⑤河上 愛弓/岡村 保乃加 (芦屋)   16点(5-5-6)
⑥坂本 直紀/清原 光平  (芦屋)   20点(8-8-4)

※以前は近畿・四国・中国勢が出場していた同大会だったが、特に昨年から420級がインターハイで採用されてからは、JOC大会に参加チームが流れ、参加艇数も寂しくなってしまった。

420級では、来年の国体開催地である愛媛県の泉/谷口ペアが優勝。2位には地元勢の小椋/山脇ペア、3位にびわこウィーク女子最高位の佐藤/西村ペア(芦屋)がそれぞれ入った。

FJ級では、びわこウィーク同様、芦屋勢が上位独占し、伊藤/松家の女子ペア(芦屋)がオールトップの快走で優勝した。

※これは余計なお世話だが、JOCが420ワールドの最終選考会ともあって、残念ながらこの大会は日程の見直しが必要かと思われる。「高校選抜」の名称は、高体連他種目では春に実施されている(ヨット競技では実施されていない)のだが、正式に導入するのはどうだろうか?

本来は他競技同様、春休みに実施するのが望ましいが、既に多数の大会があり困難ではあるが、境港固定開催で実現するともっと盛り上がるのでは・・・



④JSAFジュニア・ユースセーリングチャンピオンシップ2016
(5/3~5 佐賀県ヨットハーバー)
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【ワールド最終選考会で残り枠を懸けて戦う!】※佐賀県セーリング連盟より

※【420級最終結果】 (参加45艇)

※殊勲の勝利!

①新谷 惟斗/金子 裕貴  (江の島ジュニア)20点(3-7-7-3)
②小村 凜平/石松 慶彦  (中村学園三陽) 24点(1-4-5-14)
③西村 宗至朗/平井 德輝 (清風)     25点(15-8-1-1)
④蜂須賀 晋之介/岩田 慧吾(霞ヶ浦)    26点(8-10-4-4)
⑤本多 佑基/桑野 晃輔  (中村学園三陽) 30点(7-2-11-10)
⑥玉山 義規/三浦 圭   (光)      42点(4-6-30-2)

※【FJ級最終結果】 (参加24艇)

※光ワンツー!

①尾道 佳諭/冨永 理貴  (光)      12点(6-1-2-3)
②小泉 凱皇/花田 将義  (光)      13点(2-2-4-5)
③堀上 いなさ/田渕 恭平 (香川県ヨ連)  18点(3-7-6-2)
④瀧川 佳都/鈴木 遼平  (香川県ヨ連)  25点(9-5-1-10)
⑤吉岡 迅斗/石橋 健太  (中村学園三陽) 27点(5-13-5-4)
⑥工藤 光大朗/小野田 怜央(別府青山)   33点(DNF-4-3-1)

※稲毛・境港同様、苦しいレース運営となってしまったが、初日に強風域で1レース、3日目の軽風域で3レース計4レースで決着した。

420級ではワールド最終選考会ともあって、45艇もの参加。レベル的に見てもインターハイ前哨戦ともなる戦いが繰り広げられた。
優勝候補筆頭・昨年の男子二冠・松尾/三浦匠(光)は、最終レースで失格し、9位に終わってしまう。

各艇出入りが激しい中で、安定したスコアでまとめ優勝したのは、新谷/金子ペア(江の島ジュニア)だった。東日本420では苦戦してしまったが、ここでの優勝は自信となったことだろう。2位には西日本420・九州選抜で準優勝の小村/石松ペア(中村学園三陽)、3位にはびわこウィーク・東日本420で優勝した西村/平井ペア(清風)がそれぞれ実力を発揮した。

※420ワールド権利獲得チーム一覧

【男子】
1尾道 佳諭/冨永 理貴  (光)  ※全日本選手権枠
2松尾 虎太郎/三浦  匠 (光)  ※西日本選手権枠
3西村 宗至朗/平井 徳輝 (清風) ※東日本選手権枠
4藤原 達人/長沢 潤一  (清風) ※ランキング枠
5新谷 惟斗/金子 裕貴  (江の島ジュニア)※JOC枠
6小村 凜平/石松 慶彦  (中村学園三陽) ※JOC枠
7蜂須賀 晋之介/岩田 慧吾(霞ヶ浦)    ※JOC枠

【女子】
1宇田川 真乃/大橋 未奈 (霞ヶ浦)    ※全日本選手権枠
2石井 茜/盛田 冬華   (磯辺)     ※東日本選手権枠
3上園田 明真海/ラミネス・イオナ・アラナ(別府翔青)   ※西日本選手権枠
4佐藤 亜海/西村 予里  (芦屋)     ※ランキング枠
5小林 真由/中野 希望  (邑久)     ※JOC枠
6白石 美結/山下 彩乃  (別府青山)   ※JOC枠
7伊藤 聖夏/桑野 絵里佳 (葉山町セーリング) ※JOC枠

※注・あくまでも成績上で判断、変更があったら訂正いたします。U-17枠は年齢が不明なので省略(男子3チーム・女子3チーム)

FJ級では光高ワンツーとレベルの高さを示す結果となった。既に420級でワールドの権利を獲得している尾道/冨永が優勝、小泉/花田が準優勝と、インターハイ男子2種目完全制覇を睨んでの結果だったのではないのか?


※1ヵ月後には、各地でインターハイ予選が開催される。選手の皆さんは体調に留意し、まずはインターハイ出場を目標に精進して頂きたい。


以上




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