2016-06-22 17:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
今年も第57回和歌山インターハイへの出場権を懸け、5月末の北海道予選から始まり、全9水域で熱戦が展開された。6/19(日)に全水域で終了し、全出場校が出揃ったのは、フェイスブック速報や前回の記事でもお知らせした通りである。
さて、選手及び関係者の皆様にとっては、他水域の動向が気になるところであろう。やはり選手自身の目標を達成するためには敵を知ることが最も重要であるからだ。

また水域予選のレギュレーションは、各水域の裁量に任されており、インターハイ本番(各種目各校一艇のみ)とは若干違う。そのことで様々なことも見えてくるものだ。その点を踏まえ、まずは東日本3水域から紹介することに致しましょう。



①【北海道水域】 ※5/27~29 江差港マリーナ

※小樽水産が全種目制覇!

※【出場校】
北海道1

毎年最初にインターハイ出場校が決まる北海道予選では、予定の⑥レースを全て消化し決着。例年、3校が3つの枠を分け合う事が続いたのだが、今年は小樽水産が見事3種目を独占する結果となった。



②【東北水域】  ※6/17~19 宮城・七ヶ浜町花渕小浜港

※宮古商業(岩手)が2年連続全種目制覇の快挙!
IMG_2955_convert_20160622123827.jpg
【男子420級・宮古商業VS宮古の熾烈なライバル争い】

※【出場校】
東北1
※女子FJにおいては、宮古商業が3位以内に2艇となった為、宮古までインターハイ進出。

震災の影響もあり、久しぶりの宮城開催となった東北大会。全種目各校最大2艇までのエントリーで実施。レース形態は、他水域で多く採用されているクラス別男女同時スタートではなく、インターハイ本番と同じ男女別のレースであった。

しかし2日目はまずまずの風域だったものの、初日・最終日は苦しいコンディションとなり、男子は3レース、女子は4レースでの決着となった。

レースは昨年に引き続き、宮古商業が2年連続全種目制覇の快挙を成し遂げた。また、ライバル校宮古も全種目通過し、さすがは今年の国体開催県である。特に今年の岩手勢は遠征を数多く組み、気合の入り方がまるで違うのが良くわかる。
IMG_2942_convert_20160622124326.jpg
【昨年インターハイ5位の加藤/向口ペア(宮古商業)】

この中で特に期待がかかるのは、男子420級で昨年2年生ながら5位入賞した加藤 卓/向口瑠袈(宮古商業)となるだろう。しかしこのチームを脅かしているのは、メキメキと力をつけている宮古の佐香将太/長澤 慶である。今回は加藤ペアが優勝したものの、力的にはほぼ同じとみて間違いないだろう。

男子FJで優勝した宮古商業の前川翔太/飛澤大樹は稲毛ウィークで英語が2回あったものの、トップフィニッシュもあり、上位を狙える力を持っている。同校2年連続のメダルに期待したい。

青森勢は、大湊が3種目通過、青森工業は安定の男子2種目通過、宮城勢は仙台第二が2年ぶりの出場、塩釜は女子1種目の結果となった。



③【関東水域】  ※6/10~12 茨城・霞ヶ浦ラクスマリーナ

※霞ヶ浦(茨城)が全種目完全制覇の快挙!
13407048_735139296588959_7746987881171613409_n.jpg
【関東大会FJ級スタートシーン】

※【出場校】
関東1
※男子FJ級において5位以内に逗子開成・磯辺が2艇となった為、慶應義塾・土浦日大までがインターハイ進出。

※昨年、2名の女子チャンピオンが出場するとあってか、注目が集まった関東大会は、茨城・霞ヶ浦で開催。エントリーは昨年同様、420級は各校1艇、FJ級は2艇ずつ、順風域で⑤レースを消化し、決着した。

レース展望は霞ヶ浦の全種目制覇となるのか?に注目が集まる。
13419086_735717436531145_5501485233290392523_n.jpg
【420級男子優勝・蜂須賀/岩田、女子優勝・宇田川/大橋のトップ争い】

昨年のインターハイ女子420級優勝・宇田川真乃/大橋未奈、FJ級優勝・仲 美南/鈴木せいらは、男子をも凌駕する走りで文句なしの2冠。そして男子420級の蜂須賀晋之介/岩田慧吾は、宇田川との接戦も多く、こちらも文句なしの優勝。残る一つは男子FJだった。若干力が劣ると思われた藤平拓海/岡田和也が3回のトップフィニッシュと大躍進。見事全種目優勝の快挙を成し遂げた。

ちなみに関東大会における全種目制覇は、ソロ・デュエット時代でもなく、さらに昔のスナイプ・FJ時代まで遡らなければならない。1980年に磯辺(千葉)が達成以来、36年ぶり2例目の快挙である。

また霞ヶ浦女子は今年のインターハイにおいて大記録(※女子種目2年連続完全優勝)に挑戦する。
2016-06-12+001+013_convert_20160622130327.jpg
【もはや敵は自分自身だけか?女子FJ級優勝の仲 美南/鈴木せいら(霞ヶ浦)】

この記録はインターハイヨット史上、未だ(女子では)達成されていない(※男子でもソロ・デュエット時代に中村学園三陽が達成した1例のみ)。しかも達成できる可能性が大であることから、注目せざるを得ないだろう。
13412883_735718313197724_7181323890715328285_n.jpg
【420ワールド代表の石井/盛田(磯辺)もインターハイ上位を狙える実力である】

他では磯辺が今年も全種目通過。特にこちらも宇田川と遜色ない走りを見せる女子420級の石井 茜/盛田冬華を筆頭に、FJでも上位進出は可能だろう。

その他男子では神奈川勢が若干苦戦したが、逗子開成・慶應義塾はそれぞれ2種目通過。昨年インターハイ初出場を果たした稲毛からは、千葉ジュニア出身の1年生スキッパー・谷 望/嶋田 渉が4位通過。

男子FJ級の末席は土浦日大が辛うじて手にし、女子420級は大島海洋国際と日本橋の熾烈な争いで大島に軍配が上がる。

とにかく霞ヶ浦の活躍が目立った関東大会であった。


※中日本編へ続く




関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://namachan70.blog.fc2.com/tb.php/320-f84a16f5