2016-07-03 17:30 | カテゴリ:インカレ
※金メダリスト・岡田奎樹/岩井俊樹(早稲田大)が貫禄の優勝!

2週連続で開催された関東学生ヨット個人選手権大会は、今週は470級が全日本進出を懸けて争われ、良いコンディションだったものの、風速オーバーで僅か②レースでの決着となった。
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オープニングレースから大量BFDで続々と有力選手が脱落となる波乱のレースではあったが、470ジュニアワールド金メダリスト・岡田奎樹/岩井俊樹(早稲田大)が、冷静な判断と、世界一のスピードを見せつけ、見事優勝に輝いた。

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【まずは関東タイトルを奪取!岡田/岩井ペア(早稲田大)】

※全日本進出チームは以下の通りである。



※【関東学生ヨット個人選手権470級最終結果】 ※エントリー97艇

①岡田 奎樹/岩井 俊樹   (早稲田大)    3点(1-2)
②多田羅 友貴/鳥羽 雄太  (慶應義塾大)   5点(2-3)
③奥村 将文/木村 直矢   (日本大)     9点(3-6)
④市川 夏未/深田 龍介   (早稲田大)   14点(6-8)
⑤中山 由紀美/工藤 彩乃  (日本大)    22点(5-17)
⑥菅野 翔 /飯塚 悠樹   (中央大)    22点(10-12)
⑦永井 涼介/馬渡 凪沙   (法政大)    28点(4-25)
⑧花井 静亜/鈴木 真人   (明海大)    33点(11-22)
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⑨新谷 つむぎ/服部 勇輝  (日本大)    33点(18-15)
⑩角田 きあら/石和 正浩  (慶應義塾大)  37点(13-24)
⑪林 優季 /木村 沙耶佳  (明海大)    39点(7-32)
⑫角野 貴哉/檜垣 和希   (明治大)    44点(21-23)
⑬又村 優 /太田 貴弘   (明海大)    45点(12-33)
⑭谷 和磨 /中田 祐輔   (東京大)    52点(8-44)

※以上が全日本進出!

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【女子スキッパー最高位!市川/深田ペア(早稲田大)】



※【レース推移】

7/2(土) 天候・曇りのち晴れ  最高気温30℃

朝から靄がかかっていたものの、それが消えたと同時に風速が上がり、絶好のコンディションでレースは始まる。

ところが第①レースでは、潮も影響してかなかなかスタートすることができない。黒色旗が揚がっても効果は無く、5回のスタートシーケンスで40艇オーバーの失格・排除と大波乱のオープニングとなる。

その中で優勝候補筆頭であり、凱旋参戦となった金メダリスト・岡田/岩井(早稲田大)が、世界のスピードをみせつけ、ダントツのトップフィニッシュとなる。2位は好調の多々羅/鳥羽(慶應義塾大)、3位には金メダリストクルー艇・奥村/木村(日本大)が続いた。

第②レースはさらに吹き上がる中、今度は一回でスタートし、樋口/樫本(慶應義塾大)がトップフィニッシュ。岡田/岩井は2位、多々羅/鳥羽は3位となる。

さぁここからが本番と思いきや、風速がさらに上がり、残念ながら中止。翌日も厳しいコンディションとなってしまい、②レースでの決着となってしまった。


※冷静な判断が求められるビッグフリート

このレースのポイントとなったのはやはり第①レースのBFDの件が全てだったと思われる。黒色旗が揚がっているにもかかわらず、待っている位置があまりにも高すぎるのである。レベルの差も大きい為、最も注意しなければならないことなのに・・・。

一方、優勝した岡田艇はリスクを冒さず、決して無理はしていない ※下の写真
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【左の集団はほぼライン上。岡田艇は一番右であり、安全な位置で待っていることがわかる】

もちろんスピードに自信があるから、このようなことができるのだが、それにしても冷静だ。確かにヨットレースではリコールしたら何も意味がない。高校生の頃から彼のレースをみてきたが、まずリコールでの失格はない。これを徹底されているのがよくわかる。

今回、最初のスタートシーケンス以外は、スタートラインについては問題がなく、失格艇に同情の余地は無い。今後、団体戦へ向けても最も重要であり、猛省する必要があるだろう。

ちなみに学校別通過数をみれば、日大・明海の3艇が最高、早稲田・慶應が2艇ずつ、中央・法政・明治・東大が1艇ずつの進出となった。この中で女子スキッパーは市川夏未/深田隆介(早稲田大)の4位を始め計7チームと、通過数の半分を占める驚きの結果となった。女子ペアでの最高位は中山由紀美/工藤彩乃(日本大)の5位、そしてルーキースキッパーでは、花井静亜/鈴木賢人(明海大)が唯一の通過となった。


※あまりにも多すぎる関東個人戦

しかし毎年思うことだが、参加数が多いのが気になる。今回の470級でも100艇弱とレース運営にも限界があるのではないだろうか?レベル差も激しく、強風域でのレースも困難になってしまうのが現状である。やはり団体戦と同じく、予選・決勝方式にしたほうが良いと思われる。幸いコースはトラペゾイドなのだから可能であろう。

2日制なら、初日は予選・2日目は決勝と言う具合にできないだろうか?ディヴィジョン分けをどうするのか?などの課題もあるが、何かしらの対策を立てなくてはならない案件だと私は感じた。

※学生レース前半戦はこれを以って終了し、8月下旬の関東女子(全日本予選)まで間が開く。それぞれの目標を持ち、練習に励んで頂き、秋にはレベルアップした姿を見せて欲しい。


以上




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