2016-07-07 19:30 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
少し間が開いてしまいましたが、最後は西日本編となります。



⑦【中国水域】 ※6/17~19 広島・観音マリーナ

※光(山口)が、男子種目パーフェクトスコアで完全制覇!
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【最終日は表彰式のみと、順調にレースが消化された中国大会】

※【出場校】
中国2

中国インターハイ予選は、広島・観音マリーナで開催。各種目各校1艇エントリーで争われた。男女同時スタートではあるが、他水域とは違い、スコアのつけ方も男女一緒としているのが特徴である。レースの方は、最大限のレース消化を目的とし、初日からレース数を決めずに実施した結果、最終日を待たずに予定の⑦レースを消化し、決着した。

今年の注目は、女子が霞ヶ浦(茨城)なら、男子は間違いなく光(山口)となるのは、読者の皆さまも十分ご承知のことだろう。

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【連覇へ挑戦する、420級優勝の松尾/三浦ペア(光)】

男子420級では、昨年2年生ながらインターハイ・国体二冠をを果たした松尾虎太郎/三浦 匠が登場し、カットレースを除きパーフェクト制覇と圧倒。今年の420ワールドやユースワールドにも出場が決定しており、ユース界の第一人者だ。もちろん今年のインターハイでも優勝候補筆頭なのは間違いなく、連覇へ挑戦する。

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【インターハイでは起用方法をどうするのか?尾道・小泉・冨永(光)】

男子FJ級でも、昨年インターハイ4位入賞の尾道佳諭と小泉凱皇は交代で出場、クルーは冨永理貴固定で、こちらもパーフェクトと圧倒。尾道は普段420に乗り、ランキングトップであり、もちろん420級ワールドへの出場も決まっている。

5月の唐津JOCでは、インターハイを見据え、尾道・小泉両者はFJ級で出場しており、見事ワンツーと他を圧倒している。
どちらを出場させても力はあり、こちらも優勝候補筆頭となるであろう。男子種目完全優勝は視野に入っており、要注目である。

420級男子は、2位米子工業高専は2年連続の出場、3位の広島商船高専は2011年秋田大会以来5年ぶり、4位には邑久が入り、それぞれインターハイ出場を決めた。

FJ級男子2位は邑久が入り、昨年男子全滅から復活し、最後の席は昨年のFJ級チャンピオン・聖光が滑り込んだ。

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【熾烈な争いを制した女子420級優勝の池淵/福田ペア(境)】

女子420級は熾烈な優勝争いが繰り広げられる。420級ワールド出場予定の小林真由/中野希望(邑久)と昨年9位の池淵砂紀/福田ゆい(境)が全くの同点で、トップフィニッシュがあった池淵に軍配が上がる。
両者共に松尾に次ぐスコアであり、レベルの高さが覗える。

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【2年連続出場で上位を狙う!入江/堀口ペア(邑久)】

女子FJ級は、昨年もインターハイ出場している入江美帆/堀口詩織(邑久)が、男女合わせても男子光に続く2位のスコアで優勝し、インターハイ進出を決めた。

従って邑久は全種目で出場となり、昨年の1種目から大きく躍進した。また女子についてもこの3艇は、十分に上位を狙える力は持っている。果たして本番ではどうなるのか?



⑧【四国水域】 ※6/18~19 高松市立ヨット競技場

※高松商業(香川)が全種目通過!
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【全種目通過!四国のリーダー格である高松商業チーム】

※【出場校】
四国2

四国インターハイ予選は、例年通り高松市立ヨット競技場で開催され、全種目各校一艇のエントリーで軽風域ながら予定の全⑥レースを消化し、決着した。

全体からみてみると高松商業(香川)が全種目インターハイを決めた。各種目見てみると、男子420級では高商3年生ペア・石井是壮/野口大輔が優勝と思いきや、高松工芸の2年生ペア・松本 諒/山田開斗が5レースのトップフィニッシュと圧倒し、優勝を飾る。

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【シングルハンドの経験を生かし上位進出となるのか?420級優勝の長岡/森ペア】 ※写真はTAK様より

女子420級では、これまでシングルで活動してきた高商の2年生コンビ・長岡叶子/森 七海と昨年のインターハイを経験している高松工芸の3年生コンビ・福家里沙/黒川愛弓との優勝争いとなったが、長岡が上回り優勝となった。

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【男子FJ級優勝の瀧川/鈴木ペア(高松商業)】 ※写真はTAK様より

男子FJ級では、各種大会で上位にランクしていた瀧川佳都/鈴木遼平(高松商業)が、前半苦戦し、優勝争いも入賞争いも4校で大混戦となるも、後半戦は瀧川ペアが全てトップで優勝となり、2位には前半戦リードしていた森 裕司/松岡誠輝(高松工芸)を破り優勝となった。

女子FJ級では、光ウィークワンツーを決めた森井 愛/大丸琴美(高松商業)と、森ゆり奈/石田真子(高松)のライバル対決となるも、森ペアが5回のトップフィニッシュと圧倒し優勝した。

昨年のインターハイでは高商女子が420級4位入賞・FJ級準優勝と活躍。今年の特徴は、地元ジュニア出身の選手が台頭してきたことか?

軽風域では抜群の実績を残している香川勢は、決して侮れない。果たしてどうなるのか?



⑨【九州水域】 ※6/10~12 鹿児島・平川ヨットハウス

※女子種目で宮崎県勢九州大会初制覇!
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【風が弱かった今年の九州大会】  ※大分県高体連様より

※【出場校】
九州2
※男子420級において、中村三陽が2艇以上となった為、鹿児島商業までインターハイ進出!

本題へ入る前に、4/14を始め、多くの被害を出した熊本地震に関して、お見舞いを申し上げる次第である。東日本大震災の時と比べ、津波による被害はなかったものの、我々が思っている以上に(建物などが)被害を受けていると聞いていた。

この状況の中で、九州大会には出場してきたことについては、敬意を表する次第である。

その九州大会は、鹿児島・平川ヨットハウスで実施された。今年の九州は、420級を各校2艇・FJ級を各校1艇のエントリーに変更。しかしながら風に恵まれず、各種目④レースでの決着となった。

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【先輩を上回り優勝した・本多/桑野ペア(中村学園三陽)】

男子420級は、各種大会で上位独占してきた強豪・中村学園三陽(福岡)が圧倒。今大会では、本多佑基/桑野晃輔が、エース格の小村凛平/石松慶彦を破り、九州大会制覇となった。

三陽は言わずと知れたインターハイ最多優勝を誇るチームであり、昨年も420級で準優勝と2003年から13年間続いている3位以内メダル獲得の大記録は継続中だ。ただ優勝に関しては2年連続で逃すことはこの13年間なかったのである。しかし優勝する為には、強力なライバルがいるのも事実であり、まさに正念場なのか?

3位には別府青山の岩下メナード/緒方晃太郎、4位は九州選抜優勝の西澤秀人/丸尾直大(修猷館)が順当に上位独占し、本番でも期待の3チームである。

以下、日南振徳・宮崎海洋・唐津西・鹿児島商業までインターハイ進出となった。


男子FJ級では、九州選抜優勝の工藤光大朗/小野田怜央(別府青山)が、吉岡迅斗/石橋健太(中村学園三陽)を破り、優勝に輝く。工藤ペアはJOCでも健闘しており、本番でも期待がかかる。

以下、鹿児島商業・宮崎海洋・日南振徳・修猷館・別府翔青となり、それぞれインターハイ進出を決めた。

女子420級では、別府勢が中心になるかと思われたが、それを上回ったのは、鈴木身祐希/門川亜朱茄(日南振徳)であり、同校初の九州大会優勝の金字塔を打ち立てる。

準優勝には唐津西のルーキー・中山由菜/鶴田希生が入る。中山は、当ブログでも紹介してきた通り、中山四姉妹の末っ子なのである。次女・由佳はインターハイソロ連覇、三女・由紀美は国体SS級連覇と実績を残し、由菜もこれに続けるのか?が楽しみである。

そして、別府青山・別府翔青までが、インターハイ進出となった。

最後に女子FJ級では、九州選抜優勝の井戸美幸/長尾芽依(宮崎海洋)がオールトップと力の差を見せつけ快勝し、420の日南振徳同様、同校初の九州大会優勝となった。

以下、長崎工業は2年ぶりの進出、そして別府青山・別府翔青がそれぞれインターハイ進出となった。

全体をみれば、別府青山が全種目通過。同校は以前にも申し上げた通り、他二校との合併により別府翔青となったが、青山としては最後のインターハイとなる。また翔青は3種目通過。この生徒達はもちろん1・2年生であり、新校名としては初のインターハイ進出となった。

これまで長きに渡り、インターハイを牽引してきた九州勢だが、昨年は14年ぶりに優勝チームを輩出することができなかった。果たして今年は流れを取り戻すことができるのだろうか?

※この9地区の代表に加え、開催県推薦で男子420級・FJ級・女子FJ級の3種目で和歌山工業が、女子420級で星林が出場することになったことを付け加えておく。


※簡単ではあるが、各水域の動向をお伝えしてきたが、有力チームはお判り頂けたのではないのだろうか?尚、インターハイ前には注目のイタリア420級ワールドが開催される。今年も昨年同様、日本勢が活躍できるのか?が楽しみであり、私も応援している。

既に暑い日々が続いているが、選手皆さんは体調に十分留意し、インターハイ本番は元気な姿を見せて欲しい。


以上







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