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2016-08-18 14:00 | カテゴリ:インターハイ・FJ・420
展望でも申し上げた通り、昨年56回大会において優勝したのは、3種目において2年生スキッパーによるものだった。従って今大会は、必然的に「連覇」のキーワードが注目されたのは間違いない。
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【男子420級第②マークの攻防】

まず男子420級では、ディフェンディングチャンピオン・松尾/三浦(光)ペアを中心に、レースを支配するかと誰もが思ったのだが・・・。

早速簡単ではあるが、レース推移をご覧頂くとしよう。



①【男子420級総括】

※【レース推移】

8/13(土)  天候・晴れ  最高気温34℃

2レース実施された初日は、シーブリーズ4m/sec前後とまずまずの風域でレースは始まるも、微妙に振れる風向が意外にも難しく、各艇出入りが激しい結果となる。

第①レースでは、チャンピオン・松尾/三浦(光)が連覇へ向け、トップフィニッシュと好スタートを見せ、地元近畿のエース・西村/平井(清風)、本多/桑野(中村学園三陽)のワールド出場組が順当な滑り出しとなった。

第②レースでは、第①レースでは失敗したものの、東北のエース・佐香/長澤(宮古)が終始レースを支配、松尾艇が続いていたものの、最終マークで西村艇が交わしてしまう意外な展開となる。

※【初日第②レースまでの暫定】

①松尾/三浦  (光)     4点(1-3)
②西村/平井  (清風)    4点(2-2)
③本多/桑野  (中村三陽) 12点(3-9)
④河崎/永田  (羽咋工業) 13点(7(PTP)-6)
⑤松本/山田  (高松工芸) 14点(10-4)
⑥加藤/向口  (宮古商業) 14点(9-5)
⑦蜂須賀/岩田 (霞ヶ浦)  14点(7-7)

※点数をご覧いただければ分かるとおり、早くも松尾・西村が抜け出しつつある初日であった。

8/14(日)   天候・晴れ  最高気温33℃

この日の午前中は3m/secの弱い風、午後は昨日同様4m/sec前後の風域でレース実施。昨日同様、各チームスコアメイクに苦しむ中、実力上位チームは完全に抜けだす。

第③レースでは、チャンピオン松尾艇が2度目のトップフィニッシュ、本多艇・西村艇がこれに続いた。

第④レースでは、松尾艇が苦しい展開の中、西村艇がトップフィニッシュとなり、暫定首位に立つ。本多艇がこれに続き3位をキープ。

※【2日目第④レースまでの暫定】

西村/平井 (清風)    8点(1-2-3-1)
松尾/三浦 (光)     9点(1-3-1-4)
本多/桑野 (中村三陽) 16点(3-9-2-2)
松本/山田 (高松工芸) 27点(10-4-7-6)
蜂須賀/岩田(霞ヶ浦)  41点(7-7-20-7)
吉安/石崎 (海津明誠) 42点(17-10-6-9)

※早くも優勝争いは3チームに絞られる。

8/15(月)   天候・晴れ  最高気温36℃

この日は午前中は風が弱く、午後からのレースとなる。カットが入る重要な第⑤レースでは、暫定首位の西村/平井(清風)の勢いは止まらない。連続のトップフィニッシュでさらに勢いづく。一方、チャンピオン松尾は最悪のレースとなり、カット後3点差に広がる。また3位本多/桑野も最悪のレースで20位フィニッシュと、優勝戦線から脱落してしまう。

続く第⑥レースでも、首位西村艇は圧巻の走りを見せ、3連続トップフィニッシュと松尾艇に引導を渡す会心のレース。松尾は①マーク3番手から順位を下げ、5番手フィニッシュとなり、最終日を待たずに優勝が確定してしまう。

松尾の準優勝もこの時点でほぼ確定。3位には初日海上計測で失格してしまった佐香/長澤(宮古)が粘りの走りで浮上し、三陽と同点となる。

※【3日目第⑥レースまでの暫定】

西村/平井  (清風)   7点(2-2-(3)-1-1-1)
松尾/三浦  (光)   14点(1-3-1-4-(7)-5)
佐香/長澤  (宮古)  20点((RET)-1-4-10-2-3)
本多/桑野  (中村三陽)20点(3-9-2-2-(21)-4)
蜂須賀/岩田 (霞ヶ浦) 27点(7-7-(20)-7-4-2)
加藤/向口  (宮古商業)34点(9-5-(24)-5-8-7)

8/16(火)   天候・晴れ  最高気温33℃

最終日のコンディションも若干心配されたものの、朝からまずまずの風速となり。最終レースは始まる。1・2位はほぼ確定したため、注目は3位のメダル争いとなる。

第①マークでは、宮古10番手・三陽12番手と接戦。しかし2上の攻防で宮古・佐香艇は順位を上げてくる。しかし三陽・本多艇は上がってこれず、そのまま決着。3位銅メダルは宮古・佐香艇、4位は4位フィニッシュした霞ヶ浦・蜂須賀艇が逆転、そして5位に三陽・本多艇、6位には2位フィニッシュで宮古商業を逆転した高松工芸の松本艇がそれぞれ入り、レースは終了した。


※大本命が敗れる意外な展開となったが、入賞チームの顔ぶれと寸評を述べるとしよう。



※連覇を阻止!西村宗至朗/平井徳輝ペア(清風)
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【殊勲の大勝利!西村/平井ペア(清風)】

今季絶好調だったとはいえ、ここまでやってくれるとは・・・。私もそうだったが、会場にいた関係者は驚いた位、素晴らしいレースを見せていた。

勝利へのポイントは、第②レースだったのではないだろうか?最終上下で、先行していた松尾艇を抜いて先着したのだ。これにより本人達は大きな自信となり、勢いづいたのだ。1上はほぼ5位以内、フィニッシュは全て3位以内とチャンピオン相手に堂々たる勝利だ。

OPワールド出場の経験がある西村は、強豪が多数いたとはいえ、昨年の近畿大会での敗退はさぞ悔しかったに違いないだろう。練習もほぼ週一回と限られた中で、工夫しながらの練習。その後、和歌山国体で入賞。今年に入ってからは、びわ湖ウィーク・霞ヶ浦東日本420と連覇。特に霞ヶ浦でのレースは私もみており「何故インターハイに出場できなかったのか?」と思う位、レースの組み立ても抜群だった。またOBであり北京五輪代表の松永鉄也氏に指導を受けているのもレベルアップした大きな要因だろう。

来年は、もちろん連覇の期待や、最終レースのみ出場した実力者・藤原達人/長沢潤一がFJ級に出場するのが条件だが、男子完全優勝の夢も膨らむ。来年に向けても精進して頂きたいと私は思う。

※優勝おめでとう!



※連覇はならず・・・松尾虎太郎/三浦 匠ペア(光)
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【敗れてなお強し!松尾/三浦ペア(光)】

昨年は2年生ながらワールドチャンピオン高山大智をインターハイ・国体で破った松尾/三浦ペア。それだけの実力があれば誰もが連覇達成と思ったことだろう。前半戦はトップフィニッシュが2回あったなど、調子は決して悪くはなかったと思う。
ただ、第⑤・⑥レースは順位を落とすなど、王者であっても難しかったのもあるのか?

連覇はならなかったものの、現在のユース界では実力№1なのには変わりがない。420級初代チャンピオンのプライドをかけ、続く岩手国体では連覇を目指して欲しい。



※粘りの走りでメダル獲得!佐香将太/長澤 慶ペア(宮古)
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【粘ってメダル獲得!佐香/長澤ペア(宮古】

初日、海上計測の影響で失格となり、苦しいスタートとなった佐香/長澤ペア。その後のレースでは第④レースの10位を除き5位以内と実力を見せつけ、最終レースを残しついに3位へ浮上する。メダルがかかった最終レースも6位と同点だった三陽を抑え、見事なメダル獲得だった。

例年、あまり遠征しない同校だったのだが、今年は岩手国体が宮古で開催されるのもあり、積極的に遠征していた。12月の葉山全日本では、強豪ひしめく中、10位と健闘。続く3月霞ヶ浦東日本ではこちらも5位入賞と着々と実力をつけていた。これなら厳しい指導で有名な駒井コーチの指導を受ける彼らなら必ず上位進出できるだろうと私は思っていた。

特に420級の上位はほとんどジュニア経験者で占められている中、高校から始めた彼らのメダル獲得は賞賛に値する。まさに厳しい練習の成果なのではないだろうか?

地元国体もこのチームが出場することになるだろう。ほとんどのチームは宮古でレース経験がなく、必ずや上位進出してくるのは間違いない。



※昨年より大幅アップ!蜂須賀晋之介/岩田慧吾ペア(霞ヶ浦)
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【あと一歩!蜂須賀/岩田ペア(霞ヶ浦)】

OPワールド経験者でもある蜂須賀は、昨年は1年生で出場したが惨敗。その後厳しい練習を積み、今年は大幅アップの4位入賞を果たした。ただ序盤のレースで上位に絡むことがなかったことから、メダル獲得の可能性が遠かったのも否めない。やや物足りなかったのも事実だろう。実力はあるのだから、あとは集中力の問題だけだろう。この点が改善されれば、優勝も可能だと私は思う。



※悔しい5位入賞・・・本多佑基/桑野晃輔ペア(中村学園三陽)
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【来年に期待!本多/桑野ペア(中村学園三陽)】

九州大会では同校エースである小村を破り、優勝したこのペアは、420レギュラーの座を射止め、終始メダル圏内の走りをみせていたが、カットが入る第⑤レースではまさかの大叩き。続く第⑥レースでは宮古に追いつかれてしまい、最終レースでも全く順位を上げられず、悔しい結果となってしまった。
しかしながら実力上位であることはアピールできたことだろう。スキッパーの本多はまだ2年生。必ずや来年は優勝戦線に絡んでくることだろう。期待している。



※逆転6位入賞!松本 諒/山田開斗ペア(高松工芸)
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【2年生ペアの入賞は見事!松本/山田ペア(高松工芸)】

2年生ながら四国大会で優勝。正直、上位との差はあったが、まずまずのスコアにまとめ、7位で迎えた最終レースでは、2位フィニッシュとなり、逆転で入賞を果たした。
ここ数年、香川勢はジュニア出身セイラーが台頭しつつあるが、彼らは高校から始めた選手だと聞いている。だとしたらこの強豪揃いの中での入賞は素晴らしいという他はない。練習も充実している環境ならば、来年はメダル獲得の期待は膨らむだろう。是非とも頑張って欲しい。




※以上ではあるが、今年の男子420級の顔ぶれをみてみると、10位までに5名もの下級生スキッパーだった。来年はさらに熾烈な争いとなること間違いなしである。


※男子FJ級へ続く

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