2016-09-04 17:00 | カテゴリ:インカレ
学生全日本戦線第一弾である全日本学生ヨット個人選手権大会は、新西宮ヨットハーバーで開催され、様々な風域の中、⑦レースで決着。

470級は、同志社大の渡辺 駿/三好 雅・上野翔太ペアが、スナイプ級は慶應義塾大の細沼豪太/畠 広樹ペアがそれぞれ優勝。シングルハンドレガッタは北村勇一朗(関東学院大)が2回目の優勝となった。

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【470級のスタートシーン】※兵庫県セーリング連盟より

尚、この大会にはMVPが設けられており、470・スナイプ両者の得点を比較し、上回った方が受賞となる。従って470級優勝の渡辺 駿(同志社大)が、MVP(関山賞)に輝いた。

※入賞チームは以下の通りである。



※【470級最終結果】(47艇)

※大本命を撃破!
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【高校に続き、学生でも個人タイトルゲット!渡辺/三好ペア(同志社大)】※兵庫県セーリング連盟より

①渡辺 駿 /三好 雅  (同志社大)  28点(2-3-6-4-10-(28)-3)
      /上野 翔太
②平野 匠 /高柳 彬  (日本経済大) 32点(1-8-4-7-3-9-(34))
③山本 一徹/甲斐 晋平 (関西学院大) 37点(6-7-9-8-(32)-5-2)
④矢野 航志/寺内 孝明 (同志社大)  40点(12-1-3-3-(14)-12-9)
⑤奥村 将文/木村 直矢 (日本大)   42点(9-2-5-13-(34)-2-11)
⑥二井谷 和平/渡邊 光 (金沢大)   46点(3-10-8-15-4-6-(44))

※今シリーズ最も注目され、優勝候補筆頭の岡田奎樹/岩井俊樹(早稲田大)は、初日3レースで首位発進したものの、2日目は、第⑤レースにおける日経大・平野艇とのケースで失格となり、7位に終わってしまう。

難解な風であり、出入りも激しい中、優勝したのは同志社大の渡辺 駿/三好 雅・上野翔太ペア。準優勝は九州のエース・平野/高柳(日本経済大)、3位は地元期待の山本/甲斐(関西学院大)が入る。

そして4位は矢野/寺内(同志社大)、5位には奥村/木村(日本大)と実力あるチームが上位を占め、6位入賞にはジュニア・ユースセイラー出身の二井谷/渡邊(金沢大)が入った。

※優勝した渡辺は藤沢市青少年S.C―中村学園三陽高出身であり、高校時代は、2013年全日本FJ優勝・直後の唐津インターハイでも前述の岡田を始め、強力なライバル達を圧倒し、文句なしの優勝。しかしこのインターハイ優勝には裏話があり(※詳しくは唐津インターハイの記事でもご覧下さい)、多大なプレッシャーの中での制覇であったことを想い出した。

彼はこの優勝で精神的にも大きく成長し、同志社大入学後も1年次よりレギュラーとして活躍、昨年は6位入賞、そして今年はまたしても強力なライバルを破っての優勝だ。同僚の矢野も4位入賞・女子スキッパーの平野若菜も10位と健闘し、団体戦へ向けても大きなアピールとなったことは間違いないだろう。



※【スナイプ級級最終結果】(47艇)

※慶應第3の男が全日本制覇!
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【混戦を制した細沼/畠ペア(慶應義塾大)】※兵庫県セーリング連盟より

①細沼 豪太/畠 広樹  (慶應義塾大) 33点(4-2-12-10-2-3-(25))
②髙山 達矢/加﨑 健太朗(九州大)   36点(2-13-3-13-1-(17)-4)
③増田 健吾/片山 拓哉 (慶應義塾大) 39点(9-4-7-(29)-14-2-3)
④柴沼 拓也/天野 大志 (明海大)   41点(11-7-2-1-(UFD)-18-2)
⑤藤野 流星/北原 洋  (同志社大)  42点(17-10-(9DSQ)-4-4-6-1)
⑥佐藤 帆海/関口 舜一 (慶應義塾大) 43点(5-6-4-(14)-13-8-7)

※470以上に混戦となったスナイプ級では、前評判通り慶應義塾大から優勝チームを輩出する結果となる。しかしながら優勝したのは、優勝候補筆頭の佐藤・増田ではなく、同校では3番艇格である細沼豪太/畠 広樹であった。いくら3番艇といえども、全国的にみればトップクラスであり、調子に乗った時の勢いは、佐藤・増田をも凌駕する走りではあった。

慶應勢は増田/片山が3位、佐藤/関口が6位と団体戦レギュラー3艇が全て入賞と強烈にアピールしたことは間違いないだろう。

尚、慶應スナイプの個人戦制覇は、個人戦独立以降(1995年~)は初めてであり、さらに遡ると1990年江の島大会・伊藤宏樹/石黒克司以来26年ぶりの栄冠となった。

旧帝大勢としては、23年ぶりの制覇(1993年・大阪大・沖 俊宏/神保正暢)に期待していた高山/加崎(九州大)が惜しくも準優勝、4位には好調の柴沼/天野(明海大)、また5位にはスナイプ転向後間もない実力者・藤野/北原(同志社大)が、それぞれ入った。


※この大会が終わると全日本女子、そして東北・九州以外の地区で団体戦予選と続き、蒲郡全日本インカレへと続く。特に団体戦において現時点ではどこが勝つかは全く予想できない位混戦であることは、この個人戦ではっきりした。

今後どうなっていくのか?11月が楽しみでならない。


以上

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