2017-06-23 02:00 | カテゴリ:インカレ
関東春インカレが終了から約1ヶ月余、学生セイラーはここからが本番だ。全日本学生ヨット個人選手権(8/10~13、愛知・豊田自動織機海陽ヨットハーバー)の出場権がかかる関東学生ヨット個人選手権大会が、江の島ヨットハーバーにおいて、6/24~25は470級、7/1~2にはスナイプ級がそれぞれ開催される。(最大8レース制)

今年の関東個人戦のタイトルはどのチームに輝くか?簡単に展望していくことにする。

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【昨年の関東個人選手権より。今年も86艇のビッグフリートで開催】



※全日本進出数改正!

本題へ入る前に、今年から全日本学生ヨット選手権大会(団体戦)の水域枠数が変更されることはお伝えしたが、この個人選手権でも改正となり、関東でも従来の14枠から18枠とチャンスは広がった。具体的な話は全日本時に述べることにするが、増えたことについては喜ばしい限りである。

早速、展望をしてみることにしよう。



※関東学生ヨット個人選手権過去5年の優勝チーム一覧
関東個人戦過去5年の優勝チーム

※過去5年の優勝チームだが、実力あるチームが順当に勝っている印象である。直近5年では山口祥世が女子スキッパーとしては初の制覇や、一昨年には武井裕子が優勝しているが、大学から始めて頂点に上り詰めた。



※【470級展望】(86艇エントリー)

※連覇なるのか?
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【まずはきっちり連覇か?岡田/秦ペア(早稲田大)】

昨年の470級は、僅か2レースで決着と消化不良気味のレースではあったが、優勝したのは、早稲田大の岡田奎樹/岩井俊樹(4年・唐津西/4年・早大学院)が、個人戦初タイトルを手にした。岡田はもう私が言うまでもなく、学生ヨット界のエース、いや日本セーリング界のホープと言っても過言ではないだろう。しかし数々の記録を持つ岡田でも、何故かこの学生個人戦のタイトルだけは縁がなかったが、最終学年の今年こそは学生全日本優勝を目指しているに違いない。まずはこの大会で連覇できるのかに注目だ。今年のクルーは秦 和也(2年・早大学院)である。

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【春インカレ個人成績トップの楠瀬/玉井ペア(明海大)】

続くのは春インカレで驚くべき走りを見せ、個人トップの成績だった明海大の楠瀬和旺/玉井瑛士(3年・唐津西/3年・磯辺)は、団体戦3位に押し上げた活躍は見事であった。ここでも上位進出できるかによって真価が問われる。どうなるのか?

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【中央のエース榊原隆/岩田ペア(中央大)】

その楠瀬に続いたのは、中央大の榊原隆太郎/岩田慧吾(4年・唐津西/1年・霞ヶ浦)であった。榊原は1年次に全日本でいきなり6位入賞と活躍したが、2・3年次は無念の予選落ち、最終学年ではルーキー岩田と上位を目指す。春インカレの時にも述べたが、早稲田の岡田とは地元インターハイでのデュエット優勝メンバーであり、その時のクルーは前出の楠瀬とさすがに負けたくはないだろう。

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【2年生で早くもエース格の柳内艇(慶應義塾大)】

春インカレでは、早稲田に惜敗となってしまった慶應義塾大だが、スキッパー総入れ替えでここまでやれたのは立派ではなかったのか?同校の470級は7艇エントリーであり、毎年の傾向として多数の全日本進出を目指し、チーム編成を変えてくるのが特徴だ。春インカレ個人成績5位の柳内航平/倉内凱吾(2年・塾高/1年・塾高)を筆頭に、吉村彰人/出口廣智(2年・塾高/4年塾高)、村瀬志綱/武内元彦(3年・塾高/3年・塾高)、斎藤文人/江頭英翔(4年・塾高/4年・逗子開成)、村瀬海里/樫本達真(4年・比治山女子/2年・塾高)、そしてルーキー高宮豪太/久保田空(1年・塾高/2年・塾高)も登場し、ペアを見る限りバランスは取れているように見える。何艇通過できるのか?

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【昨年から最も成長した永井/盛田ペア(法政大)】

昨年辺りから上位戦線で活躍し、春インカレでも個人成績6位と結果を出したのが法政大の永井涼介/盛田冬華(4年・別府青山/1年・磯辺)のペアだ。エースらしく成績も上位で安定しており、混戦模様になれば、さらなる上位も可能であろう。

そして春インカレでは不本意な成績で終わった日本大はどうなのか?昨年関東勢最高位の5位入賞・奥村将文/服部勇輝(4年・高松工芸/2年・土浦日大)は意地をみせなければならないだろう。日大のエントリーは全部で7艇であり、チームとしても何艇通過できるのか?が見所となるであろう。

※女子スキッパー勢は?
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【昨年の全日本女子470級優勝の田中/岩井ペア(早稲田大)】

昨年は関東から7艇もの女子スキッパーが全日本進出となったが、今年はどうだろう。まず筆頭に挙げなくてはならないのが、春インカレ個人成績3位・早稲田大の田中美紗樹/岩井俊樹(2年・関西大第一/4年・早大学院)となるだろう。田中は昨年の全日本インカレでもルーキーながら同校の総合優勝に大きく貢献。仮に女子スキッパーが優勝するとしたら彼女しかありえないであろう。クルーの岩井は昨年の優勝者であり、可能性は十分にある。4年前の山口祥世以来の快挙となるのか?

その他では春インカレ優勝、法政大の赤嶺華歩/馬渡凪沙(2年・別府青山/4年・七里ガ浜)、足立茉莉花/田中颯人(3年・別府青山/4年・磯辺)、女子ペアで挑む日本大の中山由紀美/工藤彩乃(3年・唐津西/2年・芦屋)や、明海大の又村 優/青木美優(4年・大湊/1年・磯辺)辺りに期待したい。

上位校は何艇全日本進出できるのか?にも注目だが、春インカレ8位の千葉大や9位の東京大からも進出できるのか?に注目だろう。

※【結論】

改めて言うまでもまいが、連覇を目指す、岡田/秦(早稲田大)が中心なのは当然だが、破るとしたら上位校のエースが中心となるだろう。つまり榊原隆(中央)、永井(法政)、楠瀬(明海)、奥村(日大)、柳内(慶應)あたりか?

そして田中美(早稲田)がどこまで優勝戦線に絡めるのかにも注目だろう。


以上

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