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2018-04-20 09:00 | カテゴリ:インカレ
いよいよ学生ヨット界も2018年シーズン到来!既に同志社ウィークを皮切りに、九州インカレでは新人戦が開催されている。関東でも今シーズンを占う重要シリーズである関東学生ヨット春季選手権が開催される。(女子インカレ4/28~29、団体戦予選5/5~6、団体戦決勝5/13~14)

この大会の特徴としては、既に新年度となっているために、即戦力となる1年生も出場できる為、いわゆる新人戦ではない。各校の戦力状況がはっきりとわかってしまうのである。果たして今年はどうなっていくのか?が非常に興味深い。

まずはオープニングレースとなる女子インカレを見ていきたいと思う。毎年申し上げているが、女子も団体戦で活躍している選手が多く、決して無視の出来ないシリーズなのである。※団体戦は予選が終了したら掲載させて頂く。



※【女子インカレ展望と解説】

※昨年2017年シーズンを振り返る
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【昨年の第26回全日本女子インカレスタートシーン】※この記事全ての写真は羽田氏より

昨年の女子インカレ戦線を簡単に振り返ってみると、春・秋・全日本3大会いずれも日本大が総合優勝を飾り、2016年関東春から6連勝中とリーダー校として君臨している。特にスナイプは圧倒的な強さであり、他大学が日大を破るにはここを強化しないと総合優勝までは厳しいと言わざるを得ない状況となっている。今年はどうなっていくのか?順を追って解説していくことにする。



※【470級展望と解説】 (26艇出場予定)

春から470級のエントリーが26チームと例年に比べたら非常に多いのは喜ばしい限りである。しかも昨年は全日本タイトルを獲得した村瀬海里/皆川綾菜(慶應義塾大・卒業)以外は下級生の活躍が目立ち、まさに激戦必至である。

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【このコンビは1年生秋以来!中山/宮野ペア(日本大)】

昨年の秋に念願のタイトルを獲得した日本大の中山由紀美/宮野菜々(4年・唐津西/4年・磯辺)は、全日本タイトルまでは辿りつかなかったが、3大会とも入賞と実に安定している。本人達も優勝以外は考えていないだろう。

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【昨年春優勝の赤嶺華歩(法政大)】

続いては昨年春インカレで法政大としては12年ぶりの制覇となった赤嶺華歩/盛田冬華(3年・別府青山/2年・磯辺)と、足立茉莉花/伊藤七瑠(4年・別府青山/2年・磯辺)の2チーム体制で挑む。両者共に昨年の全日本では入賞と飛躍、最終レースではワンツーフィニッシュと派手な所も魅せた。特に赤嶺ペアはコンビネーション的にも期待でき、昨年の春に続く優勝となるのか?

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【安定性が優勝へのポイントか?鍋岡/戸井ペア(明海大)】

全日本では僅かな差で2年連続総合準優勝と涙を呑んだ明海大は、規定最大数の3艇で挑む。その中で昨年の全日本で3位入賞と飛躍した花井静亜(3年・海津明誠)は、新戦力のラミレス・アラナ・イオナ(1年・別府翔青)とペアを組み、昨年の春では連続トップフィニッシュを果たした鍋岡 薫/戸井瀬亜(4年・羽咋工業/4年・相良)両者共に爆発力はあり、悲願の初優勝を狙う。

※以上の優勝争いが濃厚と思いきや、ついに!というべきか、女子学生界で実力最上位の選手が本格参戦する。

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【全日本女子470のタイトルホルダーでもある田中美紗樹(早稲田大)】

現在学生ヨット界のリーダーである早稲田大からは、田中美紗樹/清水詩絵(3年・関西大第一/2年・早大本庄)と元津志緒/上園田明真海(4年・長崎工業/1年・別府翔青)2艇が出場予定である。特に人数不足でなかなか出場できなかった田中は、1年次から団体戦で活躍しているのはご存知の通りであり、先日の関東470フリートレースで男子を押しのけ学生最上位とますますパワーアップ。元津は昨年まで女子インカレではスナイプで出場していたが、ようやくこのクラスに回れることになった。但し、両者共に問題があるとすればコンビネーションだろう。そこがクリアできたならば圧倒的な強さを見せることだろう。

最後に昨年団体戦で話題になった東京大からは小野万優子/水石さおり(3年・西南学院/4年・筑波大附属)が出場。昨年女子インカレでは振るわなかったが、全日本インカレを経験できたことは大きいだろう。今年は女子インカレでも上位を狙っていきたい所である。

※【470級結論】

普通に考えたら実績上位の田中/清水(早稲田大)が優勝候補筆頭である。しかしながらコンビネーション的にみれば、中山/宮野(日本大)、赤嶺/盛田(法政大)、花井/ラミネス・鍋岡/戸井(明海大)が対抗勢力となるだろう。


※【470級エントリー表】
470春

※昨年の全日本女子同様、独自に作成させて頂いた。ご協力頂いた皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。




※【スナイプ級展望と解説】 (18艇出場予定)

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【6連勝コンビが分かれて勝負!池田紅葉と林佳奈(日本大)】

冒頭に述べた通り、最強女王として君臨しているのは日本大の池田紅葉(4年・横浜創学館)である。昨年までは、林 佳奈(3年・日本工業大駒場)とのコンビで6連勝を達成。今年もこのコンビでいくと思いきや、林がスキッパーで出場することになり、昨年までとは少し様子が違う。おそらく今後の団体戦を考えてこうなったのだろう。両者共にクルーはルーキーであり、この辺りがレースにどう影響するのか?がポイントである。池田紅は岡村保乃加(1年・芦屋)、林は鈴木せいら(1年・霞ヶ浦)とのコンビで勝負する。池田は7連勝がかかるのは当然だが、林がどこまで勝負できるのか?も非常に楽しみである。

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【逆転候補の筆頭!岸/荒木ペア(中央大)】

昨年、実力上位なのは間違いないが、どうしても池田紅に勝てないのは、中央大の岸 祐花/荒木陽菜(4年・相模原/2年・唐津東)と明海大の花本菜美/仁杉衣里(4年・聖光/4年・熱海)この2チームである。現在の関東では間違いなく池田を含めて三強の位置づけなのは間違いあるまい。岸ペアは昨年の反省から間違いなくコンビネーションを強化してくるだろうし、花本ペアはコンビを組んで長い。両者共に池田/林のペアが分かれた今回は絶好のチャンスであろう。

続く勢力としては、昨年ルーキーイヤーで全日本4位入賞と健闘した明治大の池田樹理/川口莉子(2年・東海大高輪台/1年・長崎工業)と、同大会5位入賞の北林妙恵子/新田そら(4年・磯辺/1年・高田学苑高田)となるだろう。さらなる上位を狙っていきたいところだが、共にクルーはルーキーであり、優勝となると少々苦しいか?

また昨年秋に6位入賞と健闘した立教大の若泉帆風/柴崎里彩(3年・鎌倉/4年・横須賀学院)や、女子インカレでも総合を狙う早稲田大の仲 美南/松岡嶺実(2年・霞ヶ浦/4年・國學院久我山)も上位進出を目指す。


※【スナイプ級結論】

春の段階では池田紅・岸・花本三強の争いとなりそうだが、上記に述べたとおり、今回は少々事情が異なる。激戦と申し上げることにしておこう。注目は林である。元々スキッパー出身でもあり、ここまでクルーとしての修行も積んできた。こういう選手は必ず走るのではないだろうか?と私は思うのである。


※【スナイプ級エントリー表】
無題





※【総合は・・・?】

各クラス上位一艇ずつの合計得点で争われる総合争いは、これまでに述べたことを総合すると日本大明海大の争いとなりそうである。しかし日大が優勢か?
また法政大や注目の早稲田大はスナイプの戦績次第では総合優勝も可能であろう。


※2018年度最初の学生公式レースは熱い戦いになりそうである。是非とも頑張ってほしい。


以上




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