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2018-05-07 23:00 | カテゴリ:インカレ
※いよいよ決勝!

関東春季インカレは5/4~5/5に予選シリーズが実施され、各クラス7校が予選通過。昨年全日本出場した8校を合わせた計15校が決勝シリーズで激突する(5/12~13開催・6レース制)


※決勝進出校は以下の通りである
関東決勝
【赤字は両クラス出場校(計13校)】



※昨年を振り返る
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【昨年秋の第84回関東インカレ決勝】 ※この記事の写真は羽田氏撮影

昨年の関東勢は全日本総合4連覇を目指す早稲田大と、悲願の全日本制覇を目指した慶應義塾大の二強が中心となったが、結果はご存知の通り早稲田は4連覇は逃したものの準優勝、慶應は470級でクラス優勝と総合までは届かなかったが、両校共に強さは際立っていたといえるであろう。

さて今年はどうなっていくのか?今年も関東の全日本出場枠は8校であり、今シリーズで8位までに入ることが全日本出場へ向けての目安となり、非常に重要なシリーズなのではないだろうか?(※今大会も上位8校は秋インカレ予選免除のシード権が与えられる)

早速、昨年の全日本上位順からスキッパー陣の戦力分析を含め、解説することにしよう。



※今年も強い?
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【スナイプの出来が優勝への鍵なのか?早稲田スナイプチーム】

昨年、総合4連覇を目指した早稲田大は、実力的にみてもほぼ達成するだろうと思われたが、レース数の少なさや、珍しくBFDなどの英語が致命的となり、準優勝と涙を呑んだ。しかし全日本470では岡田奎樹、全日本スナイプでは永松 礼が史上初となる両全日本学生が制覇と偉大な記録を残したが、この2人が抜け、戦力が大幅ダウンと思いきや、既存勢力に加え、有望な新入生が多数入学してきたこともあり、心配するようなことはなさそうだ。

470級では、実質のリーダー格でもある田中美紗樹(3年・関西大第一)は安泰だが、2・3番艇のレギュラー争いが熾烈である。おそらく元津志緒(4年・長崎工業)、佐香将太(2年・宮古)、そして昨年の高校三冠・蜂須賀晋之介(1年・霞ヶ浦)、高校2年次にインターハイ優勝の西村宗至朗(1年・清風)が候補とみられるが、ここは思い切って蜂須賀・西村を起用してくるのではないだろうか?と私は見ている。

スナイプ級では主将の岩月大空(4年・碧南工業)、入江裕太(3年・逗子開成)、ルーキーで抜群の活躍をみせた松尾虎太郎(2年・光)で万全と思われたが、松尾が470のクルーに回るなど驚きの配置転換。ポイントゲッターだっただけに微妙に影響するのかもしれない。3番艇のレギュラー候補は谷川隆治(2年・稲毛)、そしてルーキーの尾道佳諭(1年・光)、小泉凱皇(1年・光)となるのか?まずは谷川を起用してくることだろう。

今年の早稲田も期待できる戦力ではあるが、1年生を起用した時にどうなるのか?がポイントである。またスナイプで苦戦するようなことがあれば、松尾を戻すようなことも考えなくてはならないのではないだろうか?

と若干の不安材料はあるものの、戦力が補強された同校は今年も中心であろう。


※戦力はまずまずだが・・・?
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【全日本クラス優勝は自信につながったか?慶應470チーム】

続いて昨年全日本総合3位(470級優勝・スナイプ級8位)の慶應義塾大だ。しかし470で初優勝したとはいえ、総合では早稲田を上回ることはできなかった。今年はどうなのか?

470級では斎藤文人が抜けただけで、ポイントゲッターの村瀬志綱(4年・塾高)、柳内航平(3年・塾高)は健在であり、3番艇を吉村彰人(3年・塾高)と高宮豪太(2年・塾高)で争うと見られる。まずはここでは勝たねばならないだろう。

しかしスナイプ級は完全総入れ替えとなり、レギュラー争いは松世拓也(4年・塾高)、岡 豪太(4年・公文国際)、玉山裕登(3年・名古屋)、加藤 卓(2年・宮古商業)となりそうだ。

戦力的にはまずまずだが、両クラス共に昨年の4年生クルーが優秀だっただけに、その点が強化されていないと苦戦してしまうのかもしれないというのが私の率直な感想である。


※逆転できるのか?
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【エヌドットのスピンが非常に目立つ日大470】

続いては昨年全日本総合6位(470級15位・スナイプ級2位)の日本大だ。

昨年の日大は関東でも早慶に大きく引き離され、春・秋共に関東総合4位とトップ3にも入れない不振に喘いた。しかし全日本ではスナイプが2位だったこともあり、辛うじて6位入賞と面目を保った。しかしながらレース数が少なかったとはいえ、470級では15位と史上ワースト記録となり、今年は果たして巻き返せるのか?

470級では奥村将文が抜けたのみであるが、レギュラー争いが熾烈である。女子インカレ上位の中山由紀美(4年・唐津西)、赤木恒平(3年・中村学園三陽)、そしてクルーからスキッパーに転向し、関東フリートレースで3位とブレイク中の宮野菜々(4年・磯辺)、そして昨年インターハイ3位のルーキー本多佑基(1年・中村学園三陽)この4名だ。また出場するかは不明だが、海外遠征帰りの高山大智(3年・星林)も控え、誰が出てきてもおかしくない。まずは中山・赤木・宮野が出場となるのか?

宮野の勢いやルーキー本多も期待でき、非常に楽しみなのだが、優勝を狙うとなれば高山の力も借りなくてはならないのかもしれない。

スナイプ級では好調の主将・村上義龍(4年・宇土)を筆頭に、最強女王・池田紅葉(4年・横浜創学館)、そして矢野伸一郎(3年・和歌山工業)とある意味戦力は整っており、優勝も可能な布陣だ。ポイントはきっちりまとまることができるのか?ではないのか。

両クラス共に勢いがつけば、早慶を上回ることはできるのではないだろうか?是非とも今年は期待したいと思う。


※スナイプは良いが・・・?
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【1年次から活躍!岸 祐花スナイプリーダー(中央大)】

続くのは昨年の全日本では総合7位(470級10位・スナイプ級5位)と惜しくも入賞を逃した中央大である。近年では両クラス共に戦力が充実した年だっただけに、悔いが残るシーズンであった。

470級では榊原隆太郎が抜けたのは相当痛い。今年も引き続きレギュラーの菅野 翔(4年・中村学園三陽)、榊原健人(3年・唐津西)がより頑張ることに加え、3番艇をどうするのか?である。クルーから転向した桑野絵里佳(2年・青山学院横浜英和)や、ルーキーの小西健治(1年・芦屋)の起用もあるのかもしれない。

470と比べ充実していのはスナイプ級だ。スキッパー陣は昨年と変わらず、団体戦に強い岸 祐花(4年・相模原)を筆頭に、山内健史(3年・磯辺)、高山颯太(2年・金井)となるだろう。昨年の関東でも2位、全日本では5位と力はある。こちらも日大同様に期待してみたい。


※昨年よりは・・・?
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【スナイプのレベルアップが課題の法政大】

続くのは昨年470級で久々の5位入賞した総合8位の法政大だ。昨年は470は好調だったものの、スナイプが大苦戦、ギリギリの全日本進出であった。

470級では永井涼介が抜けたのは痛いが、足立茉莉花(4年・別府青山)、赤嶺華歩(3年・別府青山)、そして3番艇は女子インカレでも見所があった伊藤七瑠(2年・磯辺)とスキッパーは全て女子となりそうだ。

スナイプ級では抜けた戦力はないが、佐藤 武(4年・磯辺)、佐藤春菜(3年・七里ガ浜)、そして工藤光太朗(2年・別府青山)の布陣となりそう。

470は女子スキッパー3艇でどこまで戦えるのか?は見所だし、スナイプも昨年よりは成長していることを期待したい。


※上位進出できるのか?
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【団体戦でも初優勝を狙う明海大470】

そして今年のオープニングレースである女子インカレで総合優勝した明海大である。昨年の全日本では総合10位(470級6位・スナイプ級13位)と振るわなかったが、今年はどうなるのか?

470級では昨年大ブレイクした関東個人戦優勝の楠瀬和旺(4年・唐津西)を筆頭に、女子イン優勝の鍋岡 薫(4年・羽咋工業)、そして昨年全日本女子3位の花井静亜(3年・海津明誠)となりそうだ。場合によっては隠し玉である昨年インターハイ優勝のルーキー長岡叶子(1年・高松商業)も控えている。作戦通りきっちり実行できれば、上位を脅かせる存在なのは間違いなさそうである。

スナイプ級では、女子インカレ優勝の花本菜美(4年・聖光)を筆頭に、戸井 洋(3年・誠恵)、小岩英恵(2年・海津明誠)となりそうだが、ルーキーの猪狩祐樹(1年・加茂水産)の出場もあるのか?

スナイプはさすがに上位を目指すのは苦しそうだが、470できっちり上位進出することが今シリーズの重要ポイントなのではないだろうか?


※470級に期待!
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【今年も全日本を目指す!西坂/水石ペア(東京大)】

そして昨年32年ぶりに両クラス全日本進出となった東京大だが、今年も全日本進出を狙っていることは間違いない。

470級では、レギュラー陣は昨年と変わりなく、西坂惇之(4年・渋谷教育学園渋谷)や、塚本将史(3年・逗子開成)、小野万優子(3年・西南学院)と今年も期待できそうだ。

しかし全て昨年4年生スキッパーだったスナイプは総入れ替えとなり、相当苦しいかもしれない。金澤亮磨(4年・安積)、高山元哲(4年・福岡)、吉武宗浩(2年・修猷館)となりそうだが、クルーの浅川雄基(4年・九段)が牽引すればシード権も見えてくることだろう。


※ここまで昨年両クラス全日本出場を果たした7校をご紹介したが、今年も全日本出場枠は8校であるからして、ボーダー付近は重要なのである。


※今年も苦しいか・・・
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【女子インカレでは上位である池田樹理(明治大)】

近年では両クラス全日本出場は当たり前だったが、2年連続で片クラス出場となってしまった明治大、その全日本でもスナイプ級19位とチーム状況は非常に苦しい。

スナイプ級では、朝倉史悠(3年・日大習志野)、女子インカレ上位の池田樹理(2年・東海大高輪台)は昨年と変わらないが、3番艇をどうするのか?であろう。ルーキーの川口莉子(1年・長崎工業)を起用するしかないのか?まずはシード権確保が目標であろう。

予選回りとなった470級はどうだろうか?小倉晴太(3年・磯辺)を筆頭に、武井翔太朗(2年・逗子開成)、斎藤大雅(3年・磯辺)の布陣でトップ通過となった。リコールがあったとはいえ1-2-3の着順もあったなど、実力は上位だ。まずはこちらもシードの確保が目標であろう。


※3年連続全日本出場を目指す!
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【強豪校に混じって2年連続全日本は立派 辻/畑ペア(千葉大)】

そして昨年2年連続470級で全日本進出した千葉大である。昨年活躍した辻 慧(4年・大和)、伊東 健(3年・土浦第一)に今年は田中日向子(4年・カリタス女子)が3番艇なのか?辻、伊東ともに決勝でも前を走れる力があり、今年も期待できそうである。春の段階ではどうなるのか?


※予選結果を踏まえ、上記校以外でシード権獲得の可能性があるのが、470級では学習院大、スナイプ級では復活を目指し戦力が整いつつある関東学院大や立教大あたりなのか?


※【結論】

※それでも・・・?

ここまで主要校の戦力を簡単に分析したが、2トップが抜けたとはいえ、早稲田が総合優勝候補の筆頭であることは間違いなさそうである。逆転候補はスナイプで圧倒できた場合の日大や、戦力的にはまずまずの慶應となるのではないのか?

クラス別にみれば、470級は早稲田・慶應・日大・法政・明海までがチャンスあり。そしてスナイプ級は混戦模様であり、早稲田・日大・中央・慶應までが争覇級であるか?

シード争いは470が特に激戦。中央・千葉・東大・明治・学習院までか?特に注目は明治が復活できるか?がポイント。スナイプ級では予選トップの関東学院がシード校を逆転できるのか?であろう。


※今シリーズはそれぞれのチームに特徴があり、見所満載である。非常に楽しみな決勝シリーズだ。選手諸君の健闘を祈る!


以上



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