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2018-06-25 11:00 | カテゴリ:インカレ
学生ヨット前半戦最後のビッグイベント関東学生ヨット個人選手権大会は、先週末は470級が開催。初日は苦しいコンディションで1レースも成立しなかったが、2日目はなんとか4レース成立し決着。
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【97艇のビッグフリートは圧巻!】

優勝は堅いレースを終始展開した日本大の赤木恒平/佐藤海志が見事優勝、同校4年ぶりの関東個人戦制覇であった。以下入賞チーム(6位)までと、全日本進出チーム(20位)は以下の通りである。



※【470級最終結果】 (97艇)
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【見事開花!優勝した赤木/佐藤ペア(日本大)】

①赤木 恒平/佐藤 海志  (日本大)   29点(11-10-6-2)
②田中 美紗樹/嶋田 篤哉 (早稲田大)  30.7点(8-7-RDG-7)
③鍋岡 薫 /戸井 瀬亜  (明海大)   31点(18-1-3-9)
④小倉 晴太/小柴 涼磨  (明治大)   42点(1-15-2-14)
⑤高宮 豪太/久保田 空  (慶應義塾大) 52点(4-22-13-13)
⑥菅野 翔 /岩田 慧吾  (中央大)   55点(2-20-21-12)
⑦宮野 菜々/服部 勇輝  (日本大)   58点(10-9-9-30)
⑧柳内 航平/武内 元彦  (慶應義塾大) 62.7点(3-28-RDG-16)
⑨元津 志緒/古橋 捷太  (早稲田大)  63点(29-3-24-7)
⑩榊原 健人/中村 海一  (中央大)   70点(6-5-37-22)
⑪蜂須賀 晋之介/吉村 大 (早稲田大)  79点(32-33-4-10)
⑫小泉 凱皇/上園田 明真海(早稲田大)  80点(33-4-12-31)
⑬西村 宗至朗/秦 和也  (早稲田大)  81点(14-13-31-23)
⑭千葉 康貴/青木 美優  (明海大)   81点(16-16-14-35)
⑮廣井 創 /山下 航輝  (東京海洋大) 84点(9-12-27-36)
⑯伊藤 七瑠/黒石 大陽  (法政大)   88点(21-19-36-11)
⑰西坂 惇之/天木 悠太  (東京大)   96点(30-14-46-6)
⑱村瀬 志綱/兼子 烈   (慶應義塾大) 97点(19-29-30-19)
⑲楠瀬 和旺/玉井 瑛士  (明海大)  105点(BFD-2-1-4)
⑳中山 由紀美/中村 大陽 (日本大)  113点(BFD-6-8-1)



※【レース推移&総括】
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【レース内容は楠瀬、中山が際立っていた。右端は優勝した赤木/佐藤】

ビッグフリートであることから状況判断が特に要求される関東個人戦。毎年のように言ってはいるのだが、リコールしたら全てが終わりなのにも関わらず、今年もオープニングレースから攻めるチームが多かった。

初日は正午前にレースができるコンディションとなり、レースは始まったものの、ゼネリコを繰り返すうちに風が弱まり、全く成立せずノーレース。3回目のシーケンスで黒色旗失格となったのが11艇。その中には二連覇を狙う楠瀬和旺/玉井瑛士(明海大)や、女子スキッパー優勝候補の中山由紀美/中村大陽(日本大)も含まれ、優勝どころかまさにマイナススタートといきなり波乱の幕開けとなる。

2日目は何レース成立できるかもポイントだったが、カットが入る第⑤レースまでは厳しい状況。攻めるのか?守るのか?それぞれ難しい判断を迫られる。北風が思ったより残り、午前2レース、午後は完全に晴れ、南の4m前後とまずまずのコンディションとなり2レース計4レース成立となる。

第②レースは風が徐々に弱くなっていく苦しいコンディション。ここでも40艇以上のDNFと波乱のレース。2レース終わった時点で6-5の11点で榊原/中村(中央大)が首位に立つ。

この2レース大量英語だったことから第③レースで勝負をかけるチームが目立ち、25艇がBFDレース排除。この中にはこちらも優勝を狙う田中/嶋田(早稲田大)も含まれ、優勝争いは全くわからなくなる。

第③レースを終了した時点で女子インカレ優勝の鍋岡/戸井(明海大)が首位、以下第①レースでトップフィニッシュとなった小倉/小柴が2位、日大2艇赤木/佐藤が3位、女子スキッパー宮野/服部が4位と優勝争いは実質この4艇に絞られた。

最終となった第④レース、マイナススタートとなった中山(日本大)と楠瀬(明海大)のトップ争い。その中に割って入ってきたのが3位の赤木/佐藤(日本大)であった。2位フィニッシュで優勝確定。正直言って派手なレースではない、堅いレースプランが勝利に繋がったといえるであろう。

赤木は強豪・中村学園三陽出身ではあるが、高校から始め成長した選手。4年前の江の島インターハイでは彼がいなかったら優勝はできなかったほどデュエット優勝に大きく貢献。しかし大学入学後はなかなか芽が出なかったが、本人の努力によりようやく大成したといえるのではないだろうか?
佐藤も大島海洋時代は特筆した成績は残していない。入学後はレベルの高さに戸惑いもあっただろうが、ここまで成長したのは立派だ。

2位には第③レースのBFDで出てなかったと認定された田中/嶋田(早稲田大)が入り、3位には惜しくも及ばなかった鍋岡/戸井(明海大)となった。

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【読まれてしまったのはある意味不運、準優勝の田中/嶋田ペア(早稲田大)】

各校別にみると、早稲田の5艇通過が最大。田中、元津の女子スキッパーは当然だが、ルーキー蜂須賀・西村・小泉3艇全部が通過も見事であった。やはり今年の1年生はレベルが高いことを証明した結果となった。

続くは明海・日大・慶應それぞれが3艇通過となる。明海は鍋岡/戸井を筆頭に、第4の男・千葉/青木、そして楠瀬/玉井も圧倒的な走りで通過を果たす。

日大は優勝した赤木/佐藤を始め、クルーから転向した宮野/服部が7位と健闘、BFDスタートとなった中山/中村も明海楠瀬同様、レベルの高いレースを見せ、ギリギリの通過と意地を見せた。

そしてある意味今シリーズキーマンであった慶應勢も3艇進出。本来の力を見せ始めた高宮/久保田が5位、BFD救済が認められた柳内/武内が8位、主将の村瀬/兼子が18位と今後にも期待できる内容であった。

中央は2艇通過、菅野/岩田が6位、榊原/中村は10位と途中までは優勝戦線に絡めたことから、心配された春インカレの状態よりは良くなったといえるであろう。

法政は下級生女子スキッパーの伊藤/黒石が見事通過、明治も好レースを見せ上昇中の小倉/小柴が通過、東大からも堅いレースだった西坂/天木が通過、そして上位校が占める中で東京海洋大の廣井/山下が大健闘、同校8年ぶりの全日本進出となった。


※470級では多少の波乱はあったものの、全日本進出は順当だったのに加え、女子スキッパーの強さ、早稲田ルーキー勢の活躍が目立っていたのではないのか?進出したチームそれぞれ期待の持てる選手ばかり、是非とも全日本では優勝できるよう精進して欲しい。


※今週末はスナイプ級が開催される。


以上


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