2012-09-19 11:30 | カテゴリ:高校ヨット部はどこへ行く?
①~④までは、「高校ヨット部の運営の在り方について考えてきた」しかし、現場サイドで一番悩ますのは、『艇購入』の問題である。

◎あまりにも高い艇購入費用

以前、高校総体特集で指摘させて頂いたが、20年前に『FJ一本化』されたのは、スナイプの購入金額が高かったことにあった。しかし学連艇(大学の470・スナイプには明確な購入金額などの規定がある)とは違い、規定が曖昧で、結果的にはスナイプの金額を上回る結果となってしまった。

フルセットで150~200万とはあまりにも酷いだろう(当初の規定は70万前後だったはず・・・)。この金額ではなかなか学校に理解を求めるのは難しい。

2015年インターハイより国際420級が導入となるが、インターハイでは仮にチャーターだったとしても、各地区大会までは自艇で戦うしかない。結局は新艇を購入せざるを得ないのである。JSAFは各県連単位で中古艇を斡旋するような対策をとるようだが、各学校はそんな余裕はない。果たしてどうなってしまうのか?予測がつかない。

◎入門艇として『スナイプ級』を復活させるべき?

今回の『420』導入は、基本的には私も賛成である。(体が大きな子はFJでは不利なため)
しかし先日も述べた通り、高校からヨットを始める子もまだまだ多い。そこでスナイプ級の出番なのである。国体種目から消滅してもう15年だが、未だに根強い人気がある。それこそ老若男女を問わず、比較的安全であり、ヨットを学ぶには最も適した艇であるからだといえる。

もちろん高体連での導入はもう難しいとは思うが、もし420級が普及すればおそらくFJは衰退していくだろう。その時はまた『スナイプ』を思い出して欲しいのである。
JSAFももちろん同様だ。底辺層が充実してなければ、いくら正しい道筋でもメダリストは生まれない。国体でもエキシビジョンでもいいから「スナイプ」を復活すべきだと私は思うわけである。


※とにかくお金がかからないような施策を取らなければ、どんどん高校ヨット部はなくなってしまうだろう。JSAF・高体連はもっと議論を交わし、改善・発展するよう祈るばかりである。


つづく

関連記事
スポンサーサイト

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://namachan70.blog.fc2.com/tb.php/48-db22d6b9