2012-09-23 20:00 | カテゴリ:インカレ
全日本インカレシリーズ第二弾、『全日本女子インカレ』は各クラスとも8レースを消化し幕を閉じた。

全シリーズを通して、軽~順風のコンディションとなり、順位が目まぐるしく入れ替わる大混戦。まさに全日本のタイトルに相応しい大会となった。
今大会最大の注目、関西学院大学が「史上初の総合3連覇」なるか?であったが、見事達成!女子インカレの歴史に輝かしい記録が残ることとなった。

◎【国際470級結果】※参加艇数32

①山口 祥世・谷口 柚香(早稲田大)  27点 ※早稲田大は初優勝
②濱田 華帆・西山 宏美(関西大)   33点
③松下 結 ・中川 千晶(関西学院大) 36点
④波多江 慶・畑山 絵理(日本経済大) 49点
⑤後藤 沙織・納庄 千尋(関西大)   50点
⑥平野 真未・牟田 絢未(鹿屋体育大) 67点

◎【国際スナイプ級結果】※参加艇数35

①樫原 梨乃・末繁 まゆ(関西学院大) 53点 ※関西学院は2年ぶり4回目の優勝
②善本 万理子・梅田 茜(甲南大)   56点
③藤井 裕美・沖 朱理 (関西大)   58点
④山口 優 ・杉井 葉月(早稲田大)  66点
⑤持田 由美子・町田 望(日本大)   74点
⑥田中 瑞紀・土田 紗華(関西大)   75点

◎【総合】

①関西学院大学  89点 ※関西学院は3年連続3回目の優勝
②関西大学    92点
③早稲田大学   94点
④甲南大学    127点 
⑤日本大学    147点
⑥明海大学    173点


※470級入賞チーム・レース講評

【山口・谷口組(早稲田大)念願のタイトル獲得!】
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関東では敵なしの山口・谷口組だったが、ついに全日本のタイトルを獲得した。順風までのボートスピードは一番であり、2位と一点差で迎えた最終レースもプレッシャーに打ち勝ち、見事トップフィニッシュで優勝に華をそえた。
両者とも3年生であり、来年も優勝候補となるであろう。ただ問題は強風域である。この辺りを改善されれば、本インカレでもさらに活躍できるであろう。

【濱田・西山組(関西大)惜しくも準優勝】
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最終日まで優勝争いに加わっていた濱田・西山組、オールシングルでまとめていたのは彼女達だけではあったが、トップフィニッシュがないなど、山口組を追い詰めるまでには至らなかった。しかし昨年関西大勢は謹慎で出場できなかったが、「よくやった!」と私は言いたい。それだけ価値のある準優勝なのである。濱田は最後となったが、来年は後輩達がリベンジを果たしてくれるはずである。

【松下・中川組(関西学院大)、連覇はならず】
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連覇に向けてリードしていた松下組だったが、最終決戦において失敗してしまった。しかもチャーリー後の風の振れ戻りで、挽回の機会を失ってしまったツキのない感はあった。
しかし総合3連覇に大きく貢献したのは紛れもない事実だろう。この快挙の裏には彼女達の活躍があったことは後輩たちに語り継がれていくはずである。

【波多江・畑山組(日本経済大)、惨敗】
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絶対本命視されていた波多江組ではあったが、軽風で大苦戦。2日目でトップ2回を取るなど挽回はしたが、彼女たちにしてみれば「惨敗」の言葉が当てはまると思う。
しかし、中風域以上でのあのスピード、テクニックなどは「さすが日経」というレベルの違う走りではあった。

【後藤・納庄組(関西大)、5位入賞】
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初日のレースで出遅れてしまった後藤組、気持ちが空回りしてしまったか?しかし2日目以降は安定したレースで入賞を果たした。昨年、出場できなかったお姉様の分まで戦ったと思われるが、まだ来年もある。是非リベンジを果たしてもらいたい。

【平野・牟田組(鹿屋体育大)、6位入賞】
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全シリーズを通して順位は安定していたが、上位進出の数が少なく、6位入賞に留まった。しかし九州勢は波多江組と彼女達の2艇参加あったが、両者共に入賞。レベルが高いことを改めて感じさせたシリーズだった。



※入賞チームの皆さんおめでとうございます。続いてスナイプ級にまいります。


※470級最終成績
2012全日本女子470





 


※【470級ダイジェスト・第4~7レース】
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昨日は南のシフティーな軽風コンディションだったが、今日は北風の5~7mとなり、レースは始まった。

・絶対本命、波多江・畑山(日本経済大)はこの風ならレベルの違いを見せつけ第④・⑤レースと連続トップフィニッシュ。しかし風速が落ちた第⑥・⑦レースで失敗、総合5位と点数的に優勝が厳しい状況となる。

・初日トップに立った、スーパールーキー若林・長谷川(日大)は、第④レースで不得意な風域ながら5番手フィニッシュと優勝に向かって好調だったが、第⑤レースのスタート時のケースで失格。優勝戦線から脱落する。

・一方で、初日悲願の初制覇に向けて2位発進した、山口祥・谷口(早稲田)だったが、第④レースで2桁順位だったものの、第⑤~⑦レースを2・1・2とまとめ、1点差の総合トップに立つ。

・昨年のチャンピオン、松下・中川(関西学院)もすべて5番手以内と高いレベルで順位をまとめ、山口艇とは1点差の2位で最終日を迎えることとなった。

・初日3位の濱田・西山(関大)は、オールシングルでまとめ、山口艇と5点差の3位と優勝戦線に留まる。

※残り1レースを残して、山口祥・松下・濱田、この3チームが優勝をかけて臨むことになる。

9/23 第⑧レース 10:15スタート・風向70度・風速3m/sec 距離1500m

50~90度の大きな振れ幅があり、レースはスタート。
山口艇が絶好のスタート、1上でトップ回航、2番手波多江艇、3番手濱田艇となる。松下艇は大きく遅れる。

第3マークまでに風は90度まで振れる。従って、チャーリー実施。しかしトップの山口艇が回航して数分後にまた風が70度に振れ戻る。つまりほぼポートロングの一本コースとなり、山口艇には有利な展開、そのまま後続を引き離しトップフィニッシュ、文句なしの優勝であった。濱田組は波多江艇を抜き2位フィニッシュ、不運にも順位を上げることができなかった松下艇を逆転し、準優勝。松下艇は3位となり、全レースを終了した。


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