2012-10-08 03:00 | カテゴリ:国体
※第67回ぎふ清流国体セーリング競技は最終日を迎え、残りの女子4種目1レースずつ消化し幕を閉じた。

注目の『天皇杯』は、少年種目で準完全優勝を始め、ほとんどの種目でポイントを獲得した『佐賀県』が2年ぶり12回目の獲得となり、『皇后杯』は地元開催『岐阜県』が辛くも逃げ切り、開催県の責任を果たした。

※残りの種目の結果は以下の通りである。
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【④成年女子セーリングスピリッツ級】
蜷芽ソォ・胆convert_20121008042931 (1)

(最終結果)
①吉迫・大熊 (岡山) 7(1-1-1-2-3-2)
②宮川・栗栖 (和歌山)12(7-2-4-3-2-1)
③伊藤・渡邊 (岐阜) 19(9-3-2-1-10-4)
④内冨・矢野 (山口) 20(5-5-5-4-1-4-8)
⑤後藤・安部 (大分) 31(2-11-12-7-4-6)
⑥重・宮崎  (佐賀) 32(3-9-10-13-7-3)
⑦高橋・田村 (広島) 38(4-7-19-5-12-10)
⑧矢口・板倉 (神奈川)40(18-8-3-9-11-9)

※吉迫・大熊組(岡山)が最終レースを残し、優勝を決めたのにも関わらず、出場したのは立派である。準優勝の宮川・栗栖組(和歌山)も後半は健闘したのは特筆ものであろう。開催県のプレッシャーがかかっていた、伊藤・渡邊組(岐阜)も責任を果たしたと言えるだろう。


【⑤成年女子シーホッパーSR級】
冨部1

(最終成績)
①冨部 柚三子 (東京) 12(9-1-2-4-4-1)           
②多田 桃子   (和歌山)14(3-6-3-1-5-2)
③原田 小夜子 (長崎) 21(5-10-1-3-3-9)
④佐藤 麻衣子 (福岡) 21(21-5-7-5-1-3)
⑤谷内 志緒里 (石川) 21(2-3-4-7-7-5)
⑥松苗 幸希   (北海道)22(1-7-8-2-11-4)
⑦土居 愛実   (神奈川)28(6-4-6-6-10-6)
⑧藤井 あゆ美 (福井) 39(13-2-10-11-8-8)

※前日トップに立った、冨部 柚三子選手(東京)が最終レースもトップフィニッシュで優勝を飾った。しかも並み居る強豪を破っての勝利、お見事であった。


【⑨少年女子セーリングスピリッツ級】
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【オールラウンドな風域で優勝した、平岡・西尾組(鳥取)】

(最終成績)
①平岡・西尾 (鳥取)  17 (10-2-2-5-3-5)
②中山・真鍋 (佐賀)  26 (1-11-1-11-OCS-2)
③安田・近藤 (岐阜)  29 (14-1-3-2-OCS-9)
④力石・瀬川 (兵庫)  29 (4-3-4-DSQ-12-7)
⑤根本・木村 (千葉)  31 (7-4-7-7-OCS-6)
⑥仲山・仲山 (山口) 32 (8-13-6-4-OCS-1)   
⑦平原・永松 (大分) 36 (12-9-17-6-5-4)
⑧國見・大島 (東京)  37 (6-OCS-10-8-2-11)

※今回最も荒れた種目は少年女子SS級なのではないだろうか?第5レースで有力選手が大量リコール。その中で最も安定した成績だった平岡・西尾組(鳥取)が優勝した。彼女達はインターハイには出場していない。だが、得意の強風レースで強豪チームを圧倒。さらに風速が落ちたレースでも固くまとめ、フロックでないことを証明した。
ちなみに平岡選手のお母様も国体優勝の実績があり、親子2代での快挙となった。

インターハイ連覇の中山・眞鍋組(佐賀)は、珍しく安定しないレースが続いたが、最終的には準優勝。精神的にも強いところをみせた。

開催県チーム、安田・近藤組(岐阜)は、見事3位となり、インターハイの雪辱を晴らしたと言えよう。


【⑩少年女子シーホッパーSR級】
多田1
【文句なしの圧勝!連覇を達成した、多田 緑選手(佐賀)】

(最終成績)
①多田 緑   (佐賀)    6 (2-1-1-1-2-1)
②村山 仁美 (東京)   10 (1-3-2-2-OCS-2)
③神谷 花実 (静岡)   18 (3-2-3-3-7-9)
④岸 祐花   (神奈川)  25 (4-4-6-5-12-6)
⑤鄭 愛梨   (兵庫)   30 (5-9-5-11-1-10)
⑥近藤 かんな(北海道) 33 (7-7-11-4-4-12)
⑦土屋 渚   (愛知)   35 (12-5-4-6-18-8)
⑧林 優季   (石川)   39 (13-14-10-8-5-3)

※多田選手(佐賀)が準パーフェクトでの優勝。文句のつけようがない勝利であろう。しかし、佐賀県の少年部門は準完全優勝の成績。 素晴らしいとしか言いようがない。


【天皇杯成績】     【皇后杯成績】

①佐賀県 102点    ①岐阜県  54点
②岐阜県 80点     ②佐賀県  48点
③山口県 63点     ③和歌山県 38点


※岐阜国体を終えての感想

①レース運営について

風にも恵まれ、全レース消化とまではいかなかったものの、総じて成功と言える大会であったといえるのではないか?

最も印象深いのは少年女子SS級の第5レース大量リコールを読み切ったのは評価に値する。普通ならゼネリコにする場合が多いと思われるが、それは間違いである。読める場合は読み切らなければならない。それを実行したのは立派だ。まさに『公正』なレースであった。

しかし、やはり第③マークで他艇種との混戦が問題となっていた。これは開催県の責任でなく、来年の東京国体へ向けての課題でもあるのではないか?

②天皇杯を獲得した佐賀県について

12回目の天皇杯を獲得した佐賀県は本当に立派である。しかしこれについては色々考えさせられる側面もある。これだけ強いのは、ジュニアからの育成がうまく機能しているからに他ならない。現在では金銭的な問題もあるかと思うが、他県でも(佐賀県のシステムを)取り入れなければならないだろう。JSAFも全面的に都道府県連を積極的にバックアップしていかなければならない案件である。

③国体はチャンピオンシップを目指すのか?それともセーリングは普及なのか?

数年後には五輪種目に準じて艇種変更が行われるもののと思われるが、これはこれで良い。のだが、セーリングにおいては会員数が随分減っている。その対策として『スナイプ級の復活』を議論して頂きたい。安全性・レース戦術の側面からみても必要な艇種だし・また国体種目から外れてから15年も経つのに未だに根強い人気がある。エキシビジョンでもよし、何らかの形で復活させれば、セーリングに戻ってくる人材も増えるし、また国体自体もさらに盛り上がるものと確信している。


来年は東京で開催される。大都会東京でいかにセーリング競技を知ってもらうかが絶好のチャンスだと私は思う。その為の国民体育大会であってほしい。

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