2012-10-18 17:00 | カテゴリ:インカレ
びわこ5

※琵琶湖でインカレが開催されるのは72回大会以来5年ぶりだが、その大会はどうだったであろう?一応、振り返っておくことにする。何かが見えてくるかもしれない。

【470級】

※有力チームは、前年の覇者・福岡経済大(現日経大)、原田龍之介を始め圧倒的な戦力を有する早稲田、地元同志社・立命館・京産大、創部70周年記念に優勝旗を飾ると公言した関西学院大、この争いとみられていた。

11/2
〈第①レース〉10:17スタート  風向220度  風速2m

ようやく最初のレースが始まったが、風は弱い。早速波乱の大会の様相となるが、エース市野を擁する「関西学院」が(4・7・8)のオールシングルでトップに立つ。2番手は(3・12・13)とまとめた早稲田がつける。
しかしその他は、BFDも多かったが、フィニッシュできたのは34艇と多数のDNF艇をだす早くも波乱のレースとなる。

①関西学院大   19点
②早稲田大    28点
③京都産業大   84点
④同志社大    92点
⑤福岡大     97点
⑥中央大    100点

〈第②レース〉13:47スタート  風向40度  風速3m

風が北寄りに変わりレースはスタート、前日DSQで7位発進と連覇に黄色信号となった「福岡経済大」が23点にまとめ息を吹き返す。「早稲田」も27点にまとめたかにみえたが、新郷艇がDSQ。一方、初日首位に立った「関西学院」は3番艇が良くなかったものの、62点に抑え、首位をキープをする。

(②レース目までの累計)

①関西学院大   81点(19・62)
②早稲田大   113点(28・85)
③福岡経済大  128点(105・23)
④福岡大    154点(97・77)
⑤同志社大   161点(92・69)
⑥中央大    169点(100・69)

〈第③レース〉 15:33スタート 風向60度  風速3m

レガッタ成立数「3」レース目となる重要なこのレース、「早稲田」が原田艇の連続トップフィニッシュを始め、24点と爆発、さらに入賞圏外だった「立命館」も36点と順位を上げてくる。「関西学院」も43点に抑え、早稲田と13点差の首位をキープ。「福岡経済大」は冨岡艇が痛恨のBFD。またしても連覇に黄色信号が灯る。

(③レースまでの累計)

①関西学院大  124点(19・62・43)
②早稲田大   137点(28・85・24)
③立命館大   220点(111・73・36)
④福岡経済大  227点(105・23・99)
⑤京都産業大  230点(84・88・58)
⑥同志社大   234点(92・69・73)

11/3 

〈第④レース〉 13:45スタート 風向30度  風速3m

なかなか良い風に恵まれない。ようやく午後になってからスタート、このレース地元「同志社」・「立命館」が意地をみせる。首位まで13点と迫った「早稲田」だったが、村山艇が痛恨のBFD。一方、「関西学院」は87点と叩いてしまうが、早稲田のミスに助けられた形となる。

(第④レースまでの累計)

①関西学院大  211点(19・62・43・87)
②早稲田大   240点(28・85・24・103)
③立命館大   254点(111・73・36・34)
④同志社大   266点(92・69・73・32)
⑤福岡経済大  267点(105・23・90・40)
⑥京都産業大  334点(84・88・58・104)

※11/4はレースはスタートするものの途中で無風となり、ノーレース。したがって④レース決着。「関西学院」の優勝で幕を閉じる。


【スナイプ級】

※有力チームとしては、スーパースター・神谷航路を始め3艇が揃う「早稲田」が大本命。地元・同志社・立命館・京産大・日大・関西学院までが注目だった。しかし・・・

11/2

〈第①レース〉 10:29スタート 風向220度 風速 1m

470も大量のDNFを出すレースとなってしまったが、スナイプもそれをも上回る、大量のDNF。15艇しかフィニッシュできない大波乱。その中で、全艇フィニッシュできた「立命館」が首位に立つ。それ以外は早くも爆弾を抱えることになった。

①立命館大    26点
②京都産業大   80点
③日本大     88点
④福岡大     91点
⑤早稲田大   147点
⑥関西学院大  153点 

〈第②レース〉 13:59スタート 風向40度  風速 3m

このレース、オールシングルで爆発したのは「明治」だった。「京産大」も27点と好スコア、首位に踊り出る。一方、大本命「早稲田」は、全艇10番台だったものの、大きく順位を上げることができない。
首位の「立命館」は松本艇がBFD、3番艇も叩いてしまい、順位を落としてしまう。

(第②レースまでの累計)

①京都産業大  107点(80・27)
②日本大    143点(88・55)
③立命館大   152点(26・126)
④早稲田大   191点(147・44)
⑤関西大    192点(154・48)
⑥同志社大   199点(156・43)

〈第③レース〉 15:45スタート  風向60度 風速 6m

※あまりにも大きい①レース目の得点、いかにそれを縮められるのか?がポイントとなっている。風速が上がったこのレース、立命館が32点・明治が37点・日大が39点とリードする。一方、首位の京産大は69点を叩き、2位日大に6点差まで迫られる。同志社は3番艇が大きく叩き、早稲田も82点と優勝戦線から徐々に後退となる。

(第③レースまでの累計)

①京都産業大  176点(80・27・69)
②日本大    182点(88・55・39)
③立命館大   184点(26・126・32)
④早稲田大   273点(147・44・82)
⑤同志社大   274点(156・43・75)
⑥明治大    278点(219・22・37)

※第一グループと第二グループにわかれたといって良い。明治の追い上げが特筆ものである。


11/3
〈第④レース〉 13:57スタート  風向30度 風速 1m

やっとレースが始まったと思いきや、またしても微風の神経戦。その中で首位の「京産大」は28点にまとめる。一方、日大は78点・立命館は松本艇がまたしてもBFD。京産大が他を引き離したレースであった。
明治大は29点と3レース連続の好スコアで4位浮上となる。

(第④レースまでの累計)

①京都産業大  204点(80・27・69・28)
②日本大    260点(88・55・39・78)
③立命館大   288点(26・126・32・104)
④明治大    307点(219・22・37・29)
⑤同志社大   310点(156・43・75・36)
⑥早稲田大   363点(147・44・82・90)

※470と同様、翌日はノーレース、「京都産業大」の優勝で幕を閉じる。


【総合】

◎京産大が僅か4点差で6年ぶり2回目の総合優勝を飾った。

①京都産業大学  538点(334⑥+204①)
②立命館大学   542点(254③+288③)
③同志社大学   576点(266④+310⑤)
④早稲田大学   603点(240②+363⑥)
⑤日本大学    682点(422⑨+260②)
⑥関西学院大学  711点(211①+500⑪)

以上が5年前のレースであったが、なかなか風に恵まれないレースとなったが、私は以下の事を感じた。


①超微風でもレースを実施

第一レースは、スタートからトップフィニッシュまでの時間がなんと「2時間」もかかっている。通常なら中止してもおかしくない状況でレースを実施してしまうようである。
しかし、今回は1レース「1時間」のターゲットタイムを設定している。どのような運営をするかは注目だが、あまりにも風がないとレガッタ成立にも影響してしまうので、「コース短縮」の可能性を考えなくてはならないだろう。

②いかに英語を叩かないか?

毎年、英語の少ないチームがインカレを制するのが通例となっているが、①でも述べた関連から、タイムリミットに気をつけなければならないのは当然だが、『OCSやBFD』などは絶対してはならないといえる。(DSQも当然)

タイムリミットは運にも左右される側面もあるので仕方ないにしても、つまらないミスをしないことが優勝を左右するのではないか?

③初日がポイントか?

クラス優勝を果たした関西学院、京産大は初日首位に立ち、優位にレースを進めている。今回も最大「10レース」とはなってはいるが、そこまで期待はできないだろう。それも頭に入れて戦わなくてはならないとはいえる。

④エースはいなくとも優勝はできる。

スコア的には波乱の大会だったが、やはりインカレの必勝パターンである、『シングル・10番台・20番台』それぞれ1艇ずつで1レース平均『50点』以内で抑えられるかにかかってるといえるだろう。いかにチームレースに徹することができるか?が重要になる。エースは必要ないのである。


※まず今回も、風に恵まれることはないと思われるので、参考になるかはわからないが、以上の事項を頭に入れて戦って頂きたい。


※インカレ特集は次回で最後になります。外道無量院氏との展望と解説です。どうぞご期待ください。





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