2012-11-05 08:00 | カテゴリ:インカレ
◎地元・「同志社大学」が、8年ぶりの総合優勝!!
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第77回全日本インカレの最終日は、軽風のコンディションの中、2レースを実施。計9レースが成立し、470級は他を圧倒した『日本経済大』、スナイプ級と総合は、地元『同志社大』がそれぞれ獲得した。

※リミット時刻の13:30にホーンがなる、同志社勢の歓喜の叫びが琵琶湖に響き渡る・・・。見事8年ぶり8回目の総合優勝が確定。伝統校の意地をみせた。

明らかに力が違った。スナイプの走りはほぼ完璧、470においても中盤まで日経大に食らいつくなど健闘。立派な勝利であったといえるだろう。


◎470級は「日本経済大」が、7回目のクラス優勝!!
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470級は21世紀のスーパー集団「日本経済大」が2年ぶり7回目のクラス優勝を飾った。2度の「1・2・3フィニッシュ」を含め、文句のつけようがない「完勝」であった。

【最終成績】

〈470級〉

①日本経済大   432点 ※日経大は2年ぶり7回目のクラス優勝
②慶應義塾大   596点
③同志社大    663点
④関西学院大   669点
⑤関西大     767点
⑥日本大     831点

〈スナイプ級〉

①同志社大    370点 ※同志社大は6年ぶり9回目のクラス優勝
②関西学院大   550点
③関西大     560点
④立命館大    585点
⑤日本大     605点
⑥慶應義塾大   728点

〈総合〉

①同志社大    1033点 ※同志社大は8年ぶり8回目の総合優勝
②関西学院大   1219点
③慶應義塾大   1321点
④関西大     1327点
⑤日本大     1436点
⑥立命館大    1735点


【最終日レースダイジェスト】

《470級》

〈第⑧レース〉 9:25スタート 風向230度 風速4m/sec 距離1300m

順風域でのレース、関西大の2艇の女子スキッパー、「後藤艇」「濱田艇」がそれぞれ1・3位となるが、三番艇が続かない。
金沢大が最少失点で好調、優勝候補の一角であった早稲田はようやく意地をみせる。一方、首位の日経大はここでも40点に抑え、優勝が確定的となる。

〈第⑨レース〉 10:49スタート 風向230度 風速4m~1m/sec 距離1300m

三回目でスタート、このレース・「西内・小川」(慶應義塾)がトップ回航、「田中・平松」(九州大)が2番手回航、3番手は先ほも好調だった「濱田・西山」(関西大)が続く。

風速がだんだん落ちてくるが、トップグループだけブローが続く状態となってしまう。「西内艇」は見事トップフィニッシュ。この時点でほぼ無風の状態となり、後続はタイムリミットとの戦いとなる。

20分後、無情のリミットホーン、たった7艇しかフィニッシュできない事態となった。このレース、「慶應義塾」が唯一2艇フィニッシュで、「2位」に浮上する。

※リミット時刻の13:30まで待ちの状態が続く。しかしレースを実施される状態とならず、ノーレース。順位が確定し、終了した。


《スナイプ級》

〈第⑧レース〉 9:30スタート 風向230度 風速4m/sec 距離1300m

このレース、日大が34点と理想のポイントとなるが、同志社・関西学院も50点台と堅実。同志社のクラス優勝がほぼ確定のレースとなった。

〈第⑨レース〉 10:54スタート 風向230度 風速4m~1m/sec 距離1300m

470と同様、風速が落ちてくる。スナイプは2上でコース短縮となる。同志社エース・「西村艇」は引き続き好調、トップフィニッシュ。41点に抑え、優勝が確定。

コース短縮だったのでスナイプは17艇のDNFをだすに留まった。

※470と同様、リミット時刻となり、「同志社大」のクラス優勝で幕を閉じた。

◎レース講評

※今回、様々な風域のなかで「⑨レース」実施できたのは喜ばしいことだったが、レース運営にかなりの問題があった。

①レース運営の手際が悪い

まず、強風となった「初日」。良い風にも関わらず、30分の出艇遅れ、その他においてもレースが出来たのに、なかなか始まらない。
さらにレース間のインターバルも長すぎである。初日はそれもあって1レースしか実施できていない。(あの風なら3レースは出来たであろう)

また、スタートラインが毎回おかしいのは何故なのか?もっと意味不明なのは、最終日第⑧レースのアウターが極端に低いにも関わらず、第⑨レースも改善されていない。なにを考えているのか?

②「O旗」・「R旗」の活用が全くされていない

初日は明らかに「8ノット」を超える風域なのにも関わらず、「O旗」が掲揚されなかった。初めて上がったのは「第6レース」の①マークの出来事であった。

③レース中止なのか?コース短縮なのか?の判断が遅い

まずは初日「第②レース」の中止判断はどうなのか?最終④マークで中止の判断をしている。決して中止するような風速ではない。いくらどこでも中止できるとはいえ、フィニッシュ直前で中止とは、選手に大変失礼なのではないか?

さらに3日目、大量「DNF」を出した「第⑥レース」である。すでに②マークで風速は落ち、風向も大幅に変わっている。本来はこの時点で「ノーレース」ではないのか?百歩譲ったとして第③マークで「コース短縮」だろう。

④コース変更の活用がされていない

これだけ風が振れる海面なのだから、常に「チャーリー」のことは考えなくてはならないのではないか?水深も浅いのだし、いくらでもマークは変更できるのではないのか?

※主な不備をあげてはみたが、「レースオフィサー」がいるのにも関わらずこの運営はまさに「怠慢」と言わざるを得ないだろう。

「琵琶湖だから仕方ない」とか「学生のレースだからこんなもので良いだろう」とかの甘い考えがあるのではないか?
改善されないなら、今後、琵琶湖での「全日本インカレ」の開催は出来ないことになる。学連全体でJSAFの運営方針に基づき、統一しなければならないだろう。

◎「69条」の違反は警告で済むの?

某選手が、69条の違反で認めたにも関わらずなぜ「警告」で終わりなのか?状況は省略させていただくが、過去の事例をみても、警告で済む案件ではないのではないか?これはプロテスト委員会は文書にて公表する義務がある。


常に運営側は「学生はこのレースに全てを懸けている」ことを忘れてはならないのである。


そんなことを感じさせるシリーズだった。


最後に今回、総合・スナイプ優勝した、「同志社大」、470クラス優勝の「日本経済大」は明らかに力が違っていた。どこで開催されても優勝だったであろう。それだけは強調しておきたい。


来年は『西宮』で開催される。下級生諸君はさらに精進して頂き、熱いレースを見せて頂きたいと思います。


※「外道無量院」氏の総括も掲載予定であります。こちらもご期待ください。


以上




第77回全日本インカレ特設サイト


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